小手鞠るいのレビュー一覧

  • 永遠

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    主人公の19歳の初体験からの20年間。
    りっぱな仕事と政治家の愛人を持ち、
    充実した日々を過ごしていた主人公。
    過去と現在の『永遠』が動き出す。。。

    今まで読んだ作風とは明らかに違ったな~。
    サスペンスタッチのるいさんは初めてでしたが、
    たまには良いかも。
    (実際は、いつものフワッとした作風が好きです)
    後半、高潔で孤高の政治家であるはずの、
    愛人の正体は先に読めてしまったけれど、
    それでも、読み進めたいという衝動は止まらなかった。
    一気読み!

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    2016年04月22日
  • 思春期

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    「感情」が少しずつ明確になってゆく過程が痛々しさを伴って描かれている。
    この時代を過ぎれば、多くのひとたちが「希望」のしっぽに近づくのだろう。
    過ぎてしまった日々。

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    2016年02月07日
  • 思春期

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    国語以外の勉強が苦手で、ちょっと内向的な少女の一人称で語られる中学生の心。あまり時代を感じさせるような描写はないが、ケータイもPCもなく、両親の学歴などから考えても昭和の話かな、という感じ。
    しかし、今の中学生にも届く物語だと思う。
    性への関心や恋とは違う憧れや体の変化に対する感覚などが、きちんと描かれているところに好感を持った。
    下品にならず、それでいて実感は伴っている。
    中学生女子に薦めたい。

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    2015年12月23日
  • 望月青果店

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    主人公の女性は、全盲の夫とアメリカで暮らしています。母の具合が良くないと聞き、日本へ行く事にしますが、折悪く記録的な大雪で街から出る事ができません。停電も発生しやる事もなくぼんやりと過ごす彼女の脳裏には母との不毛な言い争いや、一時恋と感じた男性との忘れがたい一時の事でした。

    親と子の関係性についての本です。愛憎入り乱れて顔も見たくないと思いながら、やはり心の拠り所にしてしまう。恋や愛なんてものにかまけている時には特に疎ましく感じるものです。

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    2015年11月24日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    8人の語り手による短編集。
    本を通して見た世界はこんなにも多く、こんなにも刺激的。
    広がる世界の面白さを、あなたに。

    『メアリー・スーを殺して』
    メアリー・スーとは聞きなれない言葉だった。
    一体それは誰?
    この人物は、二次創作における、書き手の願望を一身に背負った自己愛の塊というべき人物。
    つまり、イタいキャラクターであり、ご都合主義的な登場人物ということらしい。
    ありがちな設定だ。
    プロの作家なら、それらを上手く操れるのだろうが、残念ながら多くの書き手はそうではない。
    自分の妄想とありがちな設定と底の浅さが露見する、書いている本人だけが満足できるという代物。
    このことに気づいた主人公、如月

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    2015年11月22日
  • 望月青果店

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    一番話をするし、一番頼りにしているのに、たま~にすごく嫌だと思うのが母。この話を読んでいてなんとなく共感してしまうところがありました。

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    2015年11月14日
  • また明日会いましょう ~ホテル・リリーガーデンの五日間~

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    ドラマのような娯楽小説。
    働くってなんだろう。やめたくないような仕事がしたいなぁ
    とか思いつつ、明日仕事休もうと思っている

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    2015年09月13日
  • 好き、だからこそ(新潮文庫)

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    好き、だからこそ許せないことがある。好き、だからこそ言えない秘密がある。好き、だからこそ誰かを不幸に陥れたとしても手に入れたい愛がある。好き、という気持ちは理屈では説明できないと言われるけれども、そこにこそ人間らしさが秘められているのかもしれない。しかし、もう一方で人間は生きて行かなければならない。誰かから手を差し伸べられることで、生を繋いで行くことができる。その時に生まれる情は、好き、ということと同じなのだろうか?小手鞠るいさんの世界に登場する女性たちは、いつも健気で自分自身の感情に正直に生きてゆく。

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    2015年09月13日
  • 望月青果店

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    母と娘には不思議と確執がある。
    母を受け入れられない娘と娘についうるさく憎まれ口を叩いてしまう母。
    互いにわかっているけど、なんとなく歩み寄れない二人。
    でも、やはり母娘なのだと思う。
    ふと自分と重ね合わせてしまう瞬間があった。

    2015.9.6

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    2015年09月06日
  • 永遠

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    政治家の愛人として過ごす由樹。
    そこには過去の想いがあった。
    運命はいたずらに、時として思わぬ展開に導く力を持っているのだ。
    恋愛は優しく甘く、儚くも切なく、そして激しく怖く移り変わるものなんだなと思う。

    2015.7.22

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    2015年07月22日
  • 君が笑えば

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    一人の男のために、離れ離れになってしまった二人の女が、20年ぶりに連絡を取り合うことになる。
    長い長い初恋物語なんだけれど、登場人物たちに魅力を感じなかった…

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    2015年07月01日
  • 君が笑えば

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    芸術家の信念みたいなものってやはり必要。
    由美の好きな人を追いかけて地球の果てまではちょっと理解し難いかな。今時な子?!
    コウタの荒廃した生活は共感できず。

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    2015年06月25日
  • 思春期

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    ネタバレ

    劣等感やしっとなど負の感情にどっぷり浸かる女子中学生のはなし

    未来は明るい
    若いって素晴らしい
    希望をもとう

    そんな言葉に違和感を感じる10代が共感できそうな本

    好きなもの・ことがあると人生たのしいって
    そうだね~

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    2015年05月15日
  • 思春期

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    かわいいわけでも、勉強ができるわけでもない、早生まれのため、4月生まれの同級生に比べればすべてに劣っている(ように感じる)わたし。
    友だちと呼べる人もいない、夢も希望もない、生きていく意味なんて見いだせない。
    そんな今を生きるわたしへ。
    思春期には誰しもが思い、大人になり、老年期へと進むにつれ、また同じ思いにかられる…

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    2015年05月13日
  • 欲しいのは、あなただけ

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    ほしいのは、あなただけ。
    そのひとと一緒にいたいがために、そのひとの仕事まで憎む、狂気じみたそのおもい。

    共感することはできないかな。
    それでも一気に読めました。

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    2015年03月01日
  • お菓子の本の旅

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    小手鞠さんって誰だったか…
    表紙ちょっとこわいんだけど(かわいいんだけど)なかなかよかった

    お菓子の本とそれをめぐる男の子と女の子のお話

    なんでふたりは再会できなかったのかって
    夏休み海外行ってたからか
    他の店員さんじゃたしかになにもいえないよなぁ

    男の子のお母さんが経験もないのに(興味もなかった)1ヶ月習っただけでお店をひらいてひとが感動するようなお菓子を作っちゃうことが疑問

    そんな簡単にできるもんなのか
    熱意でなんとかなったのか
    センスや才能があったのか
    なんなのか…

    学生でバイトの男の子がパン作りってそんな暇あるのか…
    って早起きすればいいのか
    学業との両立…

    なんかすごいど

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    2015年02月21日
  • 望月青果店

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    ネタバレ

    娘と母親というのは、ぶつかりあうものなのかな
    娘が若いときは、母も若いしね
    ただ、鈴子の母親への気持ちや態度、言葉が
    どうしてもわがままに思えてしまい
    あまり楽しい気持ちにもなれず
    55歳にもなった鈴子という人が
    なんだか幼稚に思えてしまうわたしの心が狭いのかな
    いろいろな葛藤や問題があったのはわかるのだけど
    読んでいてあまりいい気持ちがしなかったのが本心
    父親がいてくれるから成り立つ親子関係、
    優しく穏やかな夫がいるから保てる気持ち
    そんな風に意地悪く思ってしまった部分もあり

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    2015年01月21日
  • 望月青果店

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    鈴子と母親が私と母の関係にとこどころかぶり、読んでいて苦しくもなる。そして鈴子の言動にもイライラ…最後は明るい終わりだけれど…
    私もいつか鈴子や小手毬さんのように母親のことを笑って「しょうがないか」という風になれるのだろうか…

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    2014年11月26日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    最近お気に入りの中田永一さん、宮下奈都さん、宮木あや子さん等の作品が含まれた短篇集だったため、迷わず手に取りました。

    やはり中田永一さんはおもしろかった!
    朱野帰子さんの作品は初めてでしたが、他の作品も読んでみたいと感じました。

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    2014年10月13日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    タイトル通り、本にまつわる短編のアンソロジー。
    中田永一の作品が読みたかったのと、他の作家が著作を読んだことのない名前ばかりだったので、新規開拓のため読みました。
    表紙のイラストを見るに若い読者がターゲットかと思いましたが、話のキーとなる本は二次創作の同人誌から戦争に関わるものや官能小説まであり、全体として不思議な一冊。
    お目当ての中田永一「メアリー・スーを殺して」に関しては、メアリースーという言葉は知っていましたので、オタク趣味で中高生の時分そういった部活に所属こそしなかったものの周囲に部員の友人がたくさんいた自分としては、なんかもう胃が痛かったです。創作活動は簡単なことじゃないぞという内容

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    2014年10月04日