小手鞠るいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本屋でタイトル買いした一冊。
過去に深い傷をもつアラシと木葉(このは)
幼い頃、施設で出会い、離れ、二十歳で再会し
すぐに同棲。
深い愛情で結ばれてはいても、自由と孤独を愛する
アラシについていけない木葉。
愛すれば愛するほど、束縛してしまう気持ちをどうして
いいかわからなくなり、結局は自分のもとを去っていってしまった
アラシ。
そんな二人が 大人になって また出逢うことに・・・・
自分が書いた物語に イラストレーターである木葉に挿絵を依頼する
アラシ。
その物語が二人を繫ぐ糸になる。
物語自体は優しくていい感じだけど、亡くなった姉の子供の話は
なくてもよかったような気がする。
結末は