小手鞠るいのレビュー一覧

  • 早春恋小路上ル

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    岡山から京都へ上洛した女の子のおはなし。

    高校生の時、あんな発想をしたなんてそれがまた面白い。
    社会人になってからの生き様が面白かった。でも、
    人の人生は何が起きるか分からないから、人生って言うんだな
    と改めて分かりました。

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    2010年04月10日
  • 早春恋小路上ル

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    何だろうな、感想を持ちにくい本。

    同じ世代じゃないからかな、
    青春ものとして、さほど興味をかきたてられるものじゃないし、
    小説にしちゃったら、おもしろくなったのかもしれないけど
    私小説として書きたかったみたいだし。

    上司がよく
    「私、食べる人、あなた、作る人」っていうコマーシャルがあってねとか、
    「15の春は泣かせない」って言った知事がいてね、とか言っていて、
    なんだかこの本をみると、その上司を思い出しそう。
    もうすぐ退職だけど、いろいろ教えてもらったな。

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    2010年02月22日
  • 私を見つけて

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    『空と海のであう場所』で小手鞠さんの作品を好きになった。
    期待を胸に本作を読み始めたのだけれど、登場人物の境遇などには全く共感できなかった。
    でも随所に印象的な言葉がちりばめられていて、いろんな気づきがあった。

    恋愛には国境はないという論があるけれど、私はそう思えないタイプ。

    もともとの価値観のズレを埋めるのは、とても大変な作業なのでは。
    同じ国籍の相手との関係をうまく構築するのすら難しいのに。

    「結婚ってなんだろう?」とずっと考えてきた、今年。
    その答えがp127にあって、胸の中でひっかかっていたものがとれたような気がした。

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    2010年01月29日
  • 空と海のであう場所

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    本屋でタイトル買いした一冊。

    過去に深い傷をもつアラシと木葉(このは)
    幼い頃、施設で出会い、離れ、二十歳で再会し
    すぐに同棲。
    深い愛情で結ばれてはいても、自由と孤独を愛する
    アラシについていけない木葉。
    愛すれば愛するほど、束縛してしまう気持ちをどうして
    いいかわからなくなり、結局は自分のもとを去っていってしまった
    アラシ。

    そんな二人が 大人になって また出逢うことに・・・・

    自分が書いた物語に イラストレーターである木葉に挿絵を依頼する
    アラシ。
    その物語が二人を繫ぐ糸になる。

    物語自体は優しくていい感じだけど、亡くなった姉の子供の話は
    なくてもよかったような気がする。
    結末は

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    2010年01月07日
  • あなたとわたしの物語

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    ◆あらすじ◆
    「あなたにあげられるものはすべて、あげる。わたしは決して、出し惜しみはしない」女は言う。
    「彼女の躰と僕の躰が別々なのはおかしい。絶えられない。一つになりたい」男が熱望する。
    新宿のホテルを舞台に恋が錯綜する。
    働く女、人妻、アーティストなど、心に傷を負いながら、恋に向き合い、欲望に忠実に生きる女性たち。

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    2009年10月12日
  • 欲しいのは、あなただけ

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    会話の京都弁?に慣れず、読みにくかった。特に前半。
    ここまで人を愛したことがないから共感できなかった。

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    2009年10月04日
  • 私を見つけて

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    国境、男女、人種、老若、優劣、たくさんの境はきっと自分たちで作ってしまっていると感じました。
    私もそういう境目に囚われないで生きたいです。

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    2009年10月04日
  • 私を見つけて

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    あの場所から、ずいぶん遠くまできてしまった。


    5編から成る短編集。すべて、日本人の女性とアメリカ人の男性の話。

    小手鞠さんの作品は、恋愛観が凄くすきなんだけど。
    長編の方が私の好みに合う。
    この短編集も、相変わらず柔らかい言葉でつづられてはいるけど、なんとなく違和感を感じてしまう。

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    2009年10月04日
  • 欲しいのは、あなただけ

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    強引なひとと優しいひと。
    両極端なようで何処か似てるふたつの恋。

    あたし個人としては、強引なひとに魅かれるかもめちゃんの方が分かるかもしれない。

    どちらもハッピーエンドにはならないけど、いつか「あー好きだったなー」って思い出せる恋なんだと思う。

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    2009年10月04日
  • 空と海のであう場所

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    とても好きな写真家・市橋織江さんの写真が表紙に使われていて、さらには解説まで‥それが理由で購入。
    アイルランドがでてくるところがまたよい。とても読みやすく印象的な一冊でした。

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    2009年10月04日