小手鞠るいのレビュー一覧

  • 君が笑えば

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    一人の男のために、離れ離れになってしまった二人の女が、20年ぶりに連絡を取り合うことになる。
    長い長い初恋物語なんだけれど、登場人物たちに魅力を感じなかった…

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    2015年07月01日
  • 君が笑えば

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    芸術家の信念みたいなものってやはり必要。
    由美の好きな人を追いかけて地球の果てまではちょっと理解し難いかな。今時な子?!
    コウタの荒廃した生活は共感できず。

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    2015年06月25日
  • 思春期

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    ネタバレ

    劣等感やしっとなど負の感情にどっぷり浸かる女子中学生のはなし

    未来は明るい
    若いって素晴らしい
    希望をもとう

    そんな言葉に違和感を感じる10代が共感できそうな本

    好きなもの・ことがあると人生たのしいって
    そうだね~

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    2015年05月15日
  • 思春期

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    かわいいわけでも、勉強ができるわけでもない、早生まれのため、4月生まれの同級生に比べればすべてに劣っている(ように感じる)わたし。
    友だちと呼べる人もいない、夢も希望もない、生きていく意味なんて見いだせない。
    そんな今を生きるわたしへ。
    思春期には誰しもが思い、大人になり、老年期へと進むにつれ、また同じ思いにかられる…

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    2015年05月13日
  • 欲しいのは、あなただけ

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    ほしいのは、あなただけ。
    そのひとと一緒にいたいがために、そのひとの仕事まで憎む、狂気じみたそのおもい。

    共感することはできないかな。
    それでも一気に読めました。

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    2015年03月01日
  • お菓子の本の旅

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    小手鞠さんって誰だったか…
    表紙ちょっとこわいんだけど(かわいいんだけど)なかなかよかった

    お菓子の本とそれをめぐる男の子と女の子のお話

    なんでふたりは再会できなかったのかって
    夏休み海外行ってたからか
    他の店員さんじゃたしかになにもいえないよなぁ

    男の子のお母さんが経験もないのに(興味もなかった)1ヶ月習っただけでお店をひらいてひとが感動するようなお菓子を作っちゃうことが疑問

    そんな簡単にできるもんなのか
    熱意でなんとかなったのか
    センスや才能があったのか
    なんなのか…

    学生でバイトの男の子がパン作りってそんな暇あるのか…
    って早起きすればいいのか
    学業との両立…

    なんかすごいどうでもいい細かいことが気になってしまった

    でもいいはなしだった

    高学年~中学生向きかな
    お菓子やパン作りたくなる

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    2015年02月21日
  • 望月青果店

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    ネタバレ

    娘と母親というのは、ぶつかりあうものなのかな
    娘が若いときは、母も若いしね
    ただ、鈴子の母親への気持ちや態度、言葉が
    どうしてもわがままに思えてしまい
    あまり楽しい気持ちにもなれず
    55歳にもなった鈴子という人が
    なんだか幼稚に思えてしまうわたしの心が狭いのかな
    いろいろな葛藤や問題があったのはわかるのだけど
    読んでいてあまりいい気持ちがしなかったのが本心
    父親がいてくれるから成り立つ親子関係、
    優しく穏やかな夫がいるから保てる気持ち
    そんな風に意地悪く思ってしまった部分もあり

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    2015年01月21日
  • 望月青果店

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    鈴子と母親が私と母の関係にとこどころかぶり、読んでいて苦しくもなる。そして鈴子の言動にもイライラ…最後は明るい終わりだけれど…
    私もいつか鈴子や小手毬さんのように母親のことを笑って「しょうがないか」という風になれるのだろうか…

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    2014年11月26日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    最近お気に入りの中田永一さん、宮下奈都さん、宮木あや子さん等の作品が含まれた短篇集だったため、迷わず手に取りました。

    やはり中田永一さんはおもしろかった!
    朱野帰子さんの作品は初めてでしたが、他の作品も読んでみたいと感じました。

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    2014年10月13日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    タイトル通り、本にまつわる短編のアンソロジー。
    中田永一の作品が読みたかったのと、他の作家が著作を読んだことのない名前ばかりだったので、新規開拓のため読みました。
    表紙のイラストを見るに若い読者がターゲットかと思いましたが、話のキーとなる本は二次創作の同人誌から戦争に関わるものや官能小説まであり、全体として不思議な一冊。
    お目当ての中田永一「メアリー・スーを殺して」に関しては、メアリースーという言葉は知っていましたので、オタク趣味で中高生の時分そういった部活に所属こそしなかったものの周囲に部員の友人がたくさんいた自分としては、なんかもう胃が痛かったです。創作活動は簡単なことじゃないぞという内容を十代でデビューした著者が書いたんだから、なんだかな、という感じ。あと乙一の描く女子は何故「実は美人」ばかりなんだろう。わざとやっているんだろうけど、メアリースーそのもの。男子は等身大に見えるキャラクターが多いのに。まさか、女の子は誰だって本当は可愛いのよ、という考えの持ち主なのか?男子の実態は女である私には想像するしかない部分も大きいので、等身大と感じるのが間違いなだけなのかもしれない。
    他の作品に関しては、言葉選びや運びが面白かった小手鞠るい「ページの角の折れた本」、言い回しは好みではないが頭の中にはっきり風景の浮かぶ描写とストーリーが良かった小路幸也「ラバーズブック」、キャラクターが立っていて爽快な宮木あや子「校閲ガール」が気に入りました。それぞれ他の著作も読んでみようと思う。「校閲ガール」は連作短編集になる予定とあるので既に出ているのかな。

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    2014年10月04日
  • 早春恋小路上ル

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    乙女の春は、六畳と四畳半の修学院荘別館で始まった。京都を舞台に、恋に仕事に、泣き、笑う!オトナになる切なさを描いた青春小説。(BOOKデータベース)

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    2014年09月29日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    本をテーマとしたアンソロジー。

    それぞれ「本」「読書」に対するアプローチが様々なので、飽きずに楽しんで読みました。

    中田永一「メアリー・スーを殺して」は、オタク趣味の少女が二次創作小説を書くようになるが、いわゆる『メアリー・スー』(ファンが二次創作の中に登場させた自己投影したキャラクターのこと)に悩まされ・・・という話。
    小説を書くことで現実と向き合った結果、小説から離れてしまった少女が、世界を広げていったその先でまた小説と出会うという、本好きにはたまらない素敵なお話でした。

    小路幸也「ラバーズ・ブック」はノスタルジックな雰囲気が印象的。
    この世界観でもっと続きを読んでみたい。

    宮下奈都「旅立ちの日に」は短いけれど好感の持てる話だったし、
    原田マハ「砂に埋れたル・コルビュジェ」も整理されていない感情を
    うまく表現している、センスが感じられるお話でした。

    他の作品を読んでみたい作家が増えてしまうので、アンソロジーは困ります。

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    2014年09月29日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    二作目の「栞は夢を見る」はSFっぽいけれど、この作品は現実的でどの話もあり得そうで面白かった(^^)ほとんど読んだことのある作家さんだったので読みやすかった!一番好きなのは宮下奈都さんの「旅立ちの日に」かな♪「校閲ガール」も読みたい本の一冊です(^^)

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    2014年09月01日
  • 欲しいのは、あなただけ

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    こんなに好きで、こんなに落ち着いて、こんなに相性もよくて、こんなにこんなに…と思うのは、きっとずっと一緒にいられない相手だからなんだろうな
    男らしい人も優しいひとも、そうだからね
    ずっと一緒にいられる人と普通の恋愛&結婚がしたい

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    2014年03月15日
  • 永遠

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    ネタバレ

    憧れである親友の前で、そして親友の恋人に、壊されたいと願う主人公•由樹。
    同じ女の視点で見ると、地味でパッとしない印象を掲げているのに反して、なかなか強かな人間だと思う。

    一冊を通して、純粋無垢を貫こうとする由樹の、けれどそうではない姿が生々しい。
    政治家の狡賢い性質を孕んでいる惇や真山が「らしく」振る舞うことよりもなお、本当はタチが悪い人物だと思う。

    由樹が求めていたものは、何だったのか。
    相手がいると知りながら、自ら踏み込まない「良い子」な恋愛に一喜一憂し。
    自分の友人が恋人と付き合っていると知りながら、彼女もまたかつて自分を壊した人を求めていることに気付き。
    そうして、清算を試みる。

    何との?

    由樹が壊されることへの魅力に抗えず、そうして壊された自分がまた新たな魅力を得て生きてゆく姿を、否定は出来ない。

    最終的に、彼女が求めたものは光なのだろうか、闇なのだろうか。

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    2014年01月26日
  • お菓子の本の旅

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    表紙があまりにもかわいらしかったので手にとる。

    手作りの一冊のお菓子の本が
    ひとりの少女、ひとりの少年の背中を押す。

    本をなくしてしまったところで、ああ、そっちに話が繋がるのかあ、とは
    思ったのだけれど、
    まさかそこまで時間がかかるとは。

    にしてもやはりおいしいものは人を幸せにするなあ。
    思わずそのレシピのものをつくりたくなってしまう。

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    2013年12月05日
  • あなたにつながる記憶のすべて

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    友達というほど近しくはないけれど、人生の様々な場面で出会い、その後会うことのない人たちを想う短編集。
    どの短編からも死の香りが漂うけれど、暗く悲しい物語ではない。
    一期一会、出会いに感謝する私小説。

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    2013年11月13日
  • お菓子の本の旅

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    ネタバレ

    どのお菓子も、文章だけでもとっても美味しそう。
    再現した写真や映像で見てみたい!
    ほのぼのとした中学生の物語かと思いきや、
    最後の最後は世界規模での恋の話に繋がるところが、小手鞠さんの小説らしいなと思った。

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    2013年07月17日
  • 猫の形をした幸福

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    この作家の表現はいつも関心させられる。表現力が豊さすぎる。
    結婚と猫。猫の一生が家庭での幸福につながっている、単純
    なストーリーなのに。  小手鞠に脱帽である。


    《本文より》
     心地よく私の体に染み通ってくるような、関西の言葉を話す人だった。

     未知男は泣いていた。その泣き声が山を越え海を越え、大陸を越えて、わたしの耳まで響いてきた。

     その瞬間、猫の魂が体から抜けて、どこかに飛んでいくのがわかった。
     それは、助走なしでダイニングテーブルの上に跳ね上がっていた、若か  りし頃の跳躍を思わせる軽やかな旅立ちだった。

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    2013年06月14日
  • 猫の形をした幸福

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    号泣しました。読まなければよかった。
    喪失がどんな感情をもたらすのか。想像すらしたくなかった。
    どんなに愛し合っていても悲しみは共有できない。1人で抱えていくしかない、ということ。

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    2013年04月20日