無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
大阪出張中、梅田阪神の書店にて装丁が素敵でつい手に取ってしまった一冊。
ちょうど人生に絶望を感じていた時期に出会えたことを感謝してしまうほど、私にもう一度生きていく力を与えてくれたフレーズがたくさん詰まっている。
これからの人生の中で躓きそうになったとき、
必ずこの本を開いて立ち上がるパワーをもらうような気がする。
遊牧民と泥棒猫の話もとても良かった。
ぐいぐいと読み手を惹きこむ力、そして心地良いリズムを感じた。
ぜひポプラ社で大人向けの絵本として世に送り出してほしい。
「奪うことよりも与えることのほうが、ずっと楽しいんだよ。奪えば奪うほど、奪った者は不幸になっていく。与えれば与えるほど、与えた者は幸福になれるんだ」
「嘘と真実は表裏一体。
信じれば、嘘でもほんとのことになる」
与えて欲しかったら、まずは自分が相手に与えていかないと。
Posted by ブクログ
施設で出会った一組の男女が大人にであって再会し、別れ、
再びつながりの糸をたどる物語り。
心の扉を相手に向けて開けたと思えても、
じつはその中には鍵のかかった小さな扉があったり。
人は簡単に「自己開示」というけれど、開け方がわからない、
そもそもどうすることが「開ける」ことなのか分からなかったりする。
そんな自分に気づいていながらも、どうしようもなくて、
一人でいること、誰にも束縛されず孤独でいることを「自由」とよんで
自分の内側に鍵をかけてしまう。
なんだかアラシの気持ちが良く分かる気がしました。。
そんなアラシが二人をモチーフに書いた「泥棒猫と遊牧民」は
心の悲鳴が聞こえてきそうなほど悲しく感じられます。
それでも最後は二人を繋ぐ「魂の粒子」がとても輝いて、
目に見えるようで、とても羨ましかったです。
ムシの知らせとも違う、そんなつながりを感じられたら素敵だろうなぁ、と
現実をみてちょっと切なくなってしまいますが、
読後感はすばらしく温かいものでした。
心の鍵の開け方を知らなくて、
それでもその内側にあるものを相手に届けたくて。
もがきながらも、それを相手に知られたくなくて。
人がつながることの美しさを、きれいに伝えてくれます。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
試し読み
小説・文芸