小手鞠るいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレおはなしSDGS 平和と公正をすべての人に
あらゆる場所で暴力死をへらす
子供の虐待・搾取・人身売買なくす
法律にも続く解決を全ての人が公平な司法利用
武器の取引を減、奪われた財産を戻す組織的犯罪なくす
(日本政府も財産を奪う=税金)
汚職・賄賂を無くす
説明責任を果たす公共機関の発展
様々な立ち場の人を代表する形で物事が決められる
国際かんの問題解決機関への開発途上国参加促進
法的身分証明を持つ国にする
情報への公共アクセスの確保(基本歴自由の保障)
開発途上国紛争を解決する国際機関
持続可能な開発の為差別のない法律政策を実施 -
Posted by ブクログ
ネタバレ田中栄一の作品「メアリー・スーを殺して」。
所謂オタク女子という人物が小説を書いていて、ある人の言葉を切欠に現実と関わる。
関わる先は大きくなっていく一方、メアリー・スーは?
そう、メアリー・スー=中二病となっているが自らが生み出したキャラだ。
作中のメインヒロインを理想の女性として置き、それに自分を投影していく。
彼女の作品の中に必ず出てくる彼女の理想が、メアリー・スー。
没頭していた時代に同じくそれらに没頭していた友人が、少し離れた時間に現れて「あなたの作品が読みたい」と。
久々に訪れた母校、そこで転寝をした彼女の前に現れたメアリー・スー。
キーボードを動かし始める動作で物語は終わる。 -
Posted by ブクログ
児童書。
中学生の女の子が主人公。
SNSいじめにより不登校に。
家族が心配し、気持ちを切り替えるために1人でハワイへホームステイする。
亡くなったパパの実家。パパの母親の家。
使い終えたらドアは開けたまま。
沈黙せずありがとうを言葉にする。
植物を育てるのは心を育てること。庭を通して花たちを通して天地とつながれる。庭を整えることは心を整えること。
曽祖母の話、ハワイにはルーツがある。
言葉は使わないためにもある。深い。
真珠湾での戦争。自分の祖国が今いる土地を攻撃してくる恐ろしさ。
ハイディと暮らしていて、だんだんマナがしっかりしていくのを感じる。
「西の魔女が死んだ」的な感じ。
光がさすラ -
Posted by ブクログ
小説で1番多く書かれているテーマは恋や愛だと思う。
それはやっぱり人間の動物としての本能で、人生において避けて通れない上に難関な問題だからなんだろう。
他の生き物はより優れた遺伝子を遺すために相手を選ぶが、人間は不思議なものでそうとは限らない。そのへんが難しくさせてしまうのかな。
本書はひっそりと帽子屋を営むつぐみと、間もなく死を迎える編集者の洋司、そして洋司が読んでいる原稿の中にいる夫を持ちながらも他の男性に惹かれてしまった由貴子の3人の視点でそれぞれの愛の物語が紡がれる。
なんだか平凡な恋愛小説だなと読み始めたが、中盤からミステリ要素が出てきてから、ああこれは単純に愛って素晴らしいでしょ -
Posted by ブクログ
中田永一(乙一)の作品が収録されていること、そして本にまつわる話のアンソロジーということで購入。
しかし、朱野帰子「初めて本をつくるあなたがすべきこと」と沢木まひろ「時田風音の受難」以外はすべて『ダ・ヴィンチ』に掲載されたものだった。
『ダ・ヴィンチ』に掲載される作品は結構クセがあるので苦手だ。
案の定、この短編集も特徴的というか・・・。
中田永一「メアリー・スーを殺して」
おもしろかった。しかし、終盤にかけておもしろさが加速していくような他の乙一の作品と比べると、ややしりすぼみしている。
あと、主人公の内面の話だと思ってたら外に向き始めたことにもやや違和感があった。
「メアリー・スー」と