あらすじ
《これは、みんなでつくる本です。お金はいただきません。
自由に持ち帰って、あなたの好きなお話を書いてください。
書き上げたらまた、本棚にもどしておいてください。
だれかがきっと、そのつづきを書くでしょう。》
本をひらくと、とびらのページに、そう書かれていた。
──だれにも話せないことを心にかかえていた伊藤みなみは、
「お話」として、書いておくことならできるかもしれない、
もしかしたら雄大が見つけてくれるかもしれない?と
ブックカフェの本棚でみつけた白い本に最初の一行を書いた。
ちょうど一年前の、なかよしでむじゃきだった四人組のお話から、
えんぴつを握りなおして、伊藤みなみを変身させて。
感情タグBEST3
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小学校卒業間際に引越しをしたみなみ。友達のいない中学校、馴染めない部活、どんよりしているのはそれだけが原因じゃない。思い出したくない過去を振り切りながら、仲間のいるかつての街を訪れた。そこで出会ったのは、中身の真っ白な白い本。「あなたの好きなお話を書いてください」本にはそう書いてあって……。
『空に向かって走れ!』のリレーメンバー、愛理、雄大、晴樹、みなみの4人のその後を描いたお話
Posted by ブクログ
5.6年。再読。スポーツのおはなしリレーを読んでから、見ると感動が一入。走るのが大好きだったみなみが走らなくなった⁉︎社会的な恐怖によって…みなみが離れ離れ。それでも炎チーム4人の絆は消えない。そして気持ちの良い青春を感じさせます。
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心に傷を負った親友のために、仲間3人が自分に精一杯出来ることをして救う物語。
潰れてしまいそうな人を救えるのは、人との繋がりなんだと思えたあたたかいストーリー。
根本解決が出来なくても、物理的に傍に居られなくても守る・救う「何か」はできる…じーんときました
Posted by ブクログ
つい最近、この本の前作となる「空に向かって走れ!」を読んだばかりで、その後だと知らずに読み始めて驚いた。
前作の4人が成長し、まるでリレーのように進む話に、お互いを想い合う気持ちに、心が暖かくなった。こんな仲間に出逢いたかったな。
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お母さんの会社は社長さんだけがまともで、それ以外はダメだな。こんな会社で働くお母さんは大変だろうな。
子供が良い友達に恵まれていたから良かった。
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児童書。
無邪気だった子供から、邪気に触れ少しづつ変化していく中学生の戸惑ったり悩んだりする気持ちが、子供の目線で書かれていて良かった。
子供が中学生くらいになったら勧めたい。
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事情があって、誰にも告げずに転校したみなみちゃんと、前の学校の3人の物語。
4人それぞれの視点で語られながら、真相が明らかになっていく。見返しを読んで、"その"ツールだけかと思ったけど、そうじゃないのがすごく良かったです。
お互いへの気持ちも少しずつ記されている感じで、だんだんみんなを知ることができて楽しかった。
中学生の物語だし、中学生におすすめしたいから、表紙をもう少し大人っぽくしてほしかったな〜...
勧める側の腕が問われる
Posted by ブクログ
「スポーツのおはなしリレー 空に向かって走れ!」のメンバーのその後。
みんなおとなになったね…
うっひょー!!
ええやん!!
「炎チーム」サイッコー!!
…てな感じですっ
いいなぁ…