【感想・ネタバレ】少女は森からやってきたのレビュー

あらすじ

小学6年生の美幸は、みんなと一緒に行動することが苦手で、いつも本ばかり読んでいた。仲良しの友だちもいないし、特にほしいとも思わない。本の中には友だちがいて、その友だちは人を傷つけたり、悪口をいったり、いじめたりしないから……。ある日、美幸のクラスに、アメリカの小学校から転校してきた少女、エリカがやってきた。エリカは、森に囲まれた小さな村で暮らしていたが、両親の離婚によってお母さんと一緒に日本で暮らすことになった。数日後、漢字が苦手なエリカと、算数が苦手な美幸は、自習の時間にこっそりプリントを交換して、お互いのプリントを終わらせることに成功。髪の毛の色も、得意な科目も、性格も、生まれた場所もちがう二人だったが、その日を境に距離が縮まっていく。美幸は、「新しい発見」というテーマの作文に、エリカのことを書くことを決めた。美幸にとって、新しい発見はエリカという友だちだった。ところが……。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

本の世界に入り込む主人公が、外の世界に気づくお話。
主人公とエリカの関係性が懐かしくも羨ましくもあります。文章から伝わる優しさに幸せな気持ちになりました。

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2021年08月24日

Posted by ブクログ

主人公の美幸のような少女はきっとたくさんいると思う。自分と違うものを受け入れて、違う視点から世界を見つめることで見える世界は変わる。

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2021年09月09日

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