あらすじ
幼なじみの鏡子とさやかは、鏡子の元恋人・耕太を巻き込むささいな諍いをきっかけに絶縁。互いに別々の道を歩み始める。鏡子はニューヨークでジャズピアニストに、さやかは岡山でシングルマザーに、耕太は東京でカメラマンに。歳を重ね人生の曲がり角を迎えた3人は、予想だにしなかった形で再び交わり合うことになり――。まだなにかを諦めるほど歳を取ったわけではない。しかし、無防備に新たな一歩を踏み出すほどの若さはない。微妙な年齢を迎えそれぞれの場所で立ちすくむ者たちは、秘めた情熱と葛藤を抱え、どこに向かうのか。
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Posted by ブクログ
作者のあとがきにこれはお仕事小説です、と書かれていたが私は違うと思う。
確かに仕事についてなかなかいいこといいますね、と思うこともあるが。
19年前に別れた男女がひょんなことから巡り会って、今度こそ結ばれるという話。
なるほど、と思う。歳月が過ぎ、見方や感じ方が多少変わったとしても、1人の人間として歩めるけど2人でもいいと思える時。
そんな恋愛がしてみたいと思うのだ。
Posted by ブクログ
ニューヨーク在住の作家による恋愛小説。という先入観があるからか、アメリカで仕事を持って生活している人らしい自立感と、様々な想いはありながらも前に進んでいく意欲といったものが強く感じられる本だった。感覚的でキレイな話。この筆者の本一冊目。もっと読んでみたい。
Posted by ブクログ
出来事と感情が同時にかかれているタイプ。
心の中に思ってる人を一途に追いかけるっていうのはみんな同じだけど年齢とか立場によって追い掛け方も追い掛けられる限度も違うっていうのを教えられた感じ。
フワーっとした感じが結構苦手、、
Posted by ブクログ
一人の男のために、離れ離れになってしまった二人の女が、20年ぶりに連絡を取り合うことになる。
長い長い初恋物語なんだけれど、登場人物たちに魅力を感じなかった…