小手鞠るいのレビュー一覧

  • 女性失格

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    小手鞠さんの小説は初めてで、予備知識もなくびくびくしながら読む。

    感想を書くのが難しいけれど…『人間失格』は男性目線だが、この本は、確かに女性版の人間失格になっていると思った。太宰治を読んだときの、絡みつくような感覚にも似ている。
    葉湖に共感できないという感想もあるようだったが(作者は別に共感されたいと思ってはいないだろうが)、女性なら、多かれ少なかれ同じような感覚はあるのではないかと感じた。そうでもないのだろうか?

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    2023年01月29日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    タイトル通り、一冊の本、もっと言うと、主人公たちにとっての大事な「一冊目の本」との出会い、一冊の本で繋がる人間関係、なんかが軸にあるアンソロジー。さすがは「ダ・ヴィンチ編集」といった感じ。すでに知ってる話もあったが、原田マハ「砂に埋もれたル・コルビュジエ」・小路幸也「ラバーズブック」がお気に入り。その本に出会った時に置かれている自分の状況によってその本に抱く感情は当然変わってくるが、自分にとって運命の一冊とはなんだろうか?

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    2023年01月14日
  • ごはん食べにおいでよ

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    オープンしたカフェの話かと思っていたが。。。
    あら、違った。

    違ったことに気づくまでは、少し混乱。

    しかし。。美味しそうなご飯達だなー。。
    オープンしたカフェのパンも食べてみたい。

    きちんと引き継がれる物。
    引き継いだ者も、引き継がれた者も、幸せだな。。と思う。

    お昼ご飯を食べずに読んだのを後悔中。
    さて。。焼き飯でも作るか(笑)

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    2023年01月12日
  • 乱れる海よ

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    作者の小手鞠さんが50年の想いのがこもった作品。お話し悲しいな。あの時代に生きた人々の思いが伝わる。でもたくさんの人々が亡くなるテロは、悲しい。テロがテロを生むのはやりきれない思いでいっぱい。

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    2022年11月08日
  • ラストは初めから決まっていた

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    小手鞠るいさんの恋愛小説といえば、「エンキョリレンアイ」のイメージが強かったので、この作品はそれに比べるとあっさりした感じで物足りなかったです。
    さらさらと流れるような展開。
    私はトキオがひどい男すぎて嫌でした。この人との話がメインではないのでいいのだけど、因果応報で何か報いがあればいいのに、こんな男、と思いました。

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    2022年11月03日
  • 乱れる海よ

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    ネタバレ

    2022/10/25リクエスト 1

    1972年5月30日、イスラエルのテルアビブ空港で乱射テロ事件が起こる。
    起こしたのは3人の日本の若者たちだった。

    京都大学の渡良瀬千尋は、大学入学後、セツルメント活動、肉体労働に打ち込む。セツルメント活動とは、ボランティアの一種で、持てる者、富める者が持たざる者、貧しいものと共に行動、生活をすること。
    学力、学歴がない親から生まれたこどもはやはり学力が致命的に低い。親が働き詰めで、それでも大した給料を得られないから、こどもどころではない。貧困、学力低下、就職差別、底辺の仕事にしかつけない、こどもも同じ道をたどる…
    悪循環を断ち切るため、こどもたちが生ま

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    2022年11月17日
  • ラストは初めから決まっていた

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    大学の小説講座を取った2人のラブストーリー♡
    創作した小説のテーマが「恋愛」。恋愛小説が現実になっていきます。

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    2022年10月22日
  • ラストは初めから決まっていた

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    詩吟じゃないの、呻吟。
    意味は、苦しんで、呻くこと。
    うんうん唸ること。
    小説家の仕事は、ほとんどこれだけに終始すると言っても、過言ではない。
    しかも、できあがった作品には、呻吟のあとを、ほんの少しでも残してはいけないの。
    苦しんで、苦しんで、その苦しみが透明になるくらいに苦しむの。
    だけど、読者にはその苦しみは見えてはいけない。
    見えてしまったら、それは失敗作よ。
    むしろ、楽しんで、笑いながら、らくらくと書いているように見えていなくちゃだめなの。

    言葉はね、生き物なの。
    使い方によっては美しくもなるし、醜くもなる。
    マジとか、チョーとか、めっちゃとか、エグいとか、ヤバいとか、そういう言葉が

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    2022年08月20日
  • ごはん食べにおいでよ

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    とあるレストランの店主が、中学時代を振り返るお話。菜食主義者である彼の、料理や食材との向き合い方、人や動物との関わり方が描かれていく。食べ物も動物も自然環境も愛するということは、言葉にすると壮大な理想かもしれないけれど、中学生からでもできることはたくさんあると気付かされた。
    あまり中学生らしくない発想や言葉遣いは、文学好きゆえか。本書は、本を読むことも食べることも好きな人にとっては、最上のご馳走になるに違いない。

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    2022年08月18日
  • 恋するからだ

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    多分10年以上前に購入して、やっと読んだ。
    書いていることは一概に綺麗なことばかりではないけど、キラキラしてて表現がきれい。
    それは、翔平が言うようにアユがいつも前向きで、絶対に「できない」とか「良くない」とか、否定的なことを言わないからなのかもしれない。
    これからのアユに、素敵な恋人があらわれますように。

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    2022年07月26日
  • ラストは初めから決まっていた

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    大学生のかわいい恋愛小説。
    夏の特別講習で小説を書くことにチャレンジしており、その話の間には言葉を扱う人ならではの名言、金言がたくさん散りばめられている。

    ティーンズや読書入門に適した印象。

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    2022年05月06日
  • ラストは初めから決まっていた

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    【あらすじ】
    大学生の堂島ことりは、恋愛小説を書くという夏季講座を受け、つい最近失恋した自らの体験話を書く。元彼の知り合いである熊野涼介とペアになり、お互いの小説を読み進めるうちに、失恋の真実と涼介の思いが明らかになっていって、、。

    【感想】
    小説の世界と現実の描写が2人とも同時に進んでいくのが新鮮で面白かった。
    展開が速い!
    恋愛小説の書き方が散りばめられていて面白い。

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    2022年04月10日
  • 放課後の文章教室

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    小手毬るいさんが、投稿者の文章の書き方の悩みに答えてくれる本。小説かと思ってたけど違った!が、これはこれでためになるし、興味深い本だった。

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    2022年03月15日
  • 私たちの望むものは

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    小手鞠さんの作品はやっぱり難しいなあと実感。
    こういった方の作品が面白いと思えたらきっと私は大人になれてるんだろうなと思う。

    「人の一生は、まるで蜘蛛の巣のように、細い糸と糸で丹念に編み込まれたものであるということ。
    美しいけど、壊れやすい。
    獲物が引っかかれば穴もあくし、修繕してもまた壊れてしまう。
    それでも人は、死ぬまでせっせと編み続けるのでしょう。」ー本文よりー

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    2021年12月03日
  • 午前3時に電話して

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    タイトルからすると翻訳の恋愛小説みたいな感じだけど、友情の物語。これの前日譚となる本が出ているようなのでそちらも読んでみたい。

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    2021年12月02日
  • 望月青果店

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    小手鞠さんの恋愛小説と思って読み始めたけど、母と娘、家族の話だった。アメリカの田舎暮らし、若い日の激しい恋愛などは小手鞠さんらしい。

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    2021年11月18日
  • おはなしSDGs 平和と公正をすべての人に 平和の女神さまへ 平和ってなんですか?

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    ネタバレ

    おはなしSDGS 平和と公正をすべての人に

    あらゆる場所で暴力死をへらす
    子供の虐待・搾取・人身売買なくす
    法律にも続く解決を全ての人が公平な司法利用
    武器の取引を減、奪われた財産を戻す組織的犯罪なくす
    (日本政府も財産を奪う=税金)
    汚職・賄賂を無くす
    説明責任を果たす公共機関の発展
    様々な立ち場の人を代表する形で物事が決められる
    国際かんの問題解決機関への開発途上国参加促進
    法的身分証明を持つ国にする
    情報への公共アクセスの確保(基本歴自由の保障)
    開発途上国紛争を解決する国際機関
    持続可能な開発の為差別のない法律政策を実施

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    2021年11月07日
  • 私たちの望むものは

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    シングルマザーの母親の年の離れた妹、ハルちゃん。ニューヨークで一人で暮らしていたが、突然亡くなり、日本に住む甥である夏彦の元に遺灰の引取主として連絡が入る。小説家を目指し、ボーイフレンドは不倫で結ばれることはなかった。夏彦は、ニューヨークのアパートを片付けながら、ハルちゃんを思う。

    ニューヨークの部屋を片付ける夏彦と、ハルちゃんの書き残したものが、交互に進む。
    ハルちゃんの思いが、静かに伝わる。

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    2021年09月19日
  • 庭

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    最近小手鞠るいさんの作品が続いている。

    つい最近読んだ「サステナブルビーチ」に続いてのハワイ舞台のお話。

    社会問題にからませるのは小手鞠るいさんのこだわりなのかと思うけど、ちょっと飽きてきた。

    居場所

    私自身「ここは私の居場所じゃない」と思ったり、「ここが私の居場所だ」と思ったけど時が経つに連れてそうじゃなくなったりを繰り返していて、今いるところもあんまり居心地良くなくなってきて、コロナが収まったら飛び出したい気持ち。

    いつになったら「居場所」が見つかるかなあ。

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    2021年09月12日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    田中栄一の作品「メアリー・スーを殺して」。

    所謂オタク女子という人物が小説を書いていて、ある人の言葉を切欠に現実と関わる。
    関わる先は大きくなっていく一方、メアリー・スーは?
    そう、メアリー・スー=中二病となっているが自らが生み出したキャラだ。
    作中のメインヒロインを理想の女性として置き、それに自分を投影していく。
    彼女の作品の中に必ず出てくる彼女の理想が、メアリー・スー。
    没頭していた時代に同じくそれらに没頭していた友人が、少し離れた時間に現れて「あなたの作品が読みたい」と。
    久々に訪れた母校、そこで転寝をした彼女の前に現れたメアリー・スー。

    キーボードを動かし始める動作で物語は終わる。

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    2021年09月11日