あらすじ
なかよしだった犬のマリンに会いたいぼくは、すなはまでふしぎな足あとをたどるうちに、絵本屋さんを見つけます。くじらの絵本をえらぶと、しろねこさんの読みきかせで絵本の中へ。空とぶくじらにのって向かった思い出の海で、まっていたのは……。
ボローニャ国際児童図書賞受賞作家が「夢の絵本屋さん」を凝縮した物語を、人気イラストレーターが魅力的に描き出すシリーズ、待望の2作目。本の中にひろがる海を舞台に、大切な犬を亡くした主人公の哀しみが癒える過程を、透明感豊かな美しい色彩であたたかく描きます。読みきかせにも最適。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2024/07/08
亡くなっちゃった犬のマリンに会えて良かった。
前も、パタンって閉じたら、遠い遠い国の人に会えたのが、居なくなった。確か。
Posted by ブクログ
まほうの絵本屋さん第2弾
今回の絵はえがしらみちこさん
柔らかいタッチの絵
絵本屋さんは、白猫の「うみねこブックス」
海が大好きな男の子と飼い犬マリン
マリンが天国にいってから1年後、まほうの絵本屋さんをみつけて
マリンが好きだった海の絵本を読んでもらいます。
くじらに乗って大好きなマリンと海の中へ
海の中の絵がとっても好き
Posted by ブクログ
小手鞠るいさんの絵本ですね。
絵は、えがしらみちこさん(1978年、福岡県生まれ)
絵本作家。
『まほうの絵本屋さん』シリーズです。
ぼくたちは、夏にうまれた。
マリンもぼくも、うみがだいすきだった。
ぼくらはいつもいっしょに、すなはまであそんだ。
おひるねをしたり、かくれんぼをしたり、
かけっこをしたりした。
マリンが天国へいってしまった日、
ぼくはひとりでいつまでも、
空と海をみつめていた。
あれから、一年がすぎた。
貝がらをひろいあつめて、
家にかえろうとしたとき、
ふしぎな足あとをみつけた。
たどっていくとーー
わあっ! 絵本屋さんだ!
「よいこそ、うみねこブックスへ」
しろねこさんが、お店のなかを
あんないしてくれた。
「きみのえらんだ絵本を、よんであげましょう」
「しろねこさん、ぼく、この本がいいな」
タイトルは『ようこそ海へ』ーー
マリンのだいすきだった海の絵本だ。
しろねこさんの案内で、本の世界でマリンに出逢います。素敵なファンタジーですね。
えがしらみちこさんの淡い水彩画のほのぼのとした美しく絵が、お話を浮かび上がらせてくれます。
いいですね~♪ 案内役がしろねこ、と云うのが素晴らしいです。
小手鞠るいさんのメルヘンの世界は、心がほんわりとした温かくなります。子どもたちの成長をやさしく包み込むようですね(=^ェ^=)
Posted by ブクログ
ぼくと、ペットの犬のマリン。マリンは天国に旅立ったけど、不思議な絵本屋さんで、マリンの好きだった絵本を読むと…想い出や夢が交錯するような展開と、綺麗な絵が合っていて、爽やかな読み応えのある絵本でした。