小手鞠るいのレビュー一覧

  • 空と海のであう場所

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    「好きな人のために、空っぽの器になりなさい。そうすれば、その人とずっと、死ぬまで、愛し合っていける。最初から中身がぎっしり詰まった器には、もうそれ以上、何も入らないでしょう?心の中に愛がぎっしり詰まった状態だと、本人も相手も苦しくなってしまうの。絵を描く時には、最初からたくさん色のついた紙じゃなくて、まっ白な紙を選ぶでしょう?愛も、それと同じなのよ。白いところがあるから、それは絵になるの。器も同じ、中が空洞だから、使い物になるの。」

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    2013年09月21日
  • 野菜畑で見る夢は

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    短編集。でも読み進むうちあれ?と思う。これはかぼちゃ、いんげんまめ、とうもろこしのスリーシスターズのように、絡み合って伸びていく物語なのだということに気づいた。3人の女性の、愛する人への想いが、野菜を通じて語られていく。分量は書いてないけど、具体的なレシピの記述が、とてもおいしそう。作ってみたくなる料理もたくさんあった。野菜、料理好きにはとても楽しい。物語はとても清らかで、でも女性の意思の強さやかわいらしさ、いじらしさが出ていてとても好感が持てる。きっと、作者のお人柄なのでしょう。

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    2014年12月23日
  • お菓子の本の旅

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    なんてかわいい本!なんて素敵な本!
    この本にとても愛情がわきました。

    ちいさな子から、おとなまで。みんなに読んで欲しい素敵な本です。

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    2013年05月13日
  • お菓子の本の旅

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    ネタバレ

    松倉さんのイラストつながりで読んだ本。

    中学生時代からのハルカとジュン 二人の視点から書いてある話。

    世界に一つの手書きのレシピ本 『お菓子の本』
    ハルカの亡くなったお母さんが書いたもので
    そこに書かれているレシピが みんなを幸せにしたり
    元気づけたりして。

    ハルカが失くしたと思ったら ジュンが持っていて
    いつか返そうと思いながら
    旅をして レシピを追加していく。


    最後は 偶然のめぐりあわせで 本が戻り、
    いろんな国の言葉で出版されることになって。
    本の旅は続いていくんとー。

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    2012年12月01日
  • ありえない恋

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    親友の父親、松川を好きになってしまった女子大生、理名。しかし、松川はメールのやり取りをきっかけに、まだ見ぬ恋愛小説家、まりもに恋してしまった。まりもは二度と会うことができない元恋人。真人をわすれられずにいる。真人はその頃・・・。叶わぬ恋、一目ぼれの恋。八人の男女が織りなす六つの恋物語。

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    2012年11月23日
  • ありえない恋

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    巻末にファンレター掲載☆7番目はこの私のファンレター❤小手鞠先生の恋愛本は、若草物語のような雰囲気もある、綺麗なストーリーで、秋にはピッタリな1冊になることでしょう。

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    2012年10月04日
  • 海薔薇

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    とにかく描写がきれい。好きでした。
    終わり方がなかなか素敵。

    備前焼とか見たことないのに、どういうものか想像できたし、ぜひ実際にみたいと思った。
    この年代の方の恋愛観に触れられてよかったなぁと思えた。

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    2012年09月26日
  • シーツとシーツのあいだ

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    全てのお話に「迷える子猫」という名のバーが登場する短編集。バーテンダーの人柄から、ハッピーエンドを期待するが、そうでもないところが残念。笑うセールスマンを思い出してしまった。さらっと読めるところは◎

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    2012年08月07日
  • 空と海のであう場所

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    ネコ好きにはたまりません。あまり感情移入できずに読んでいましたが、ネコが登場してからいつの間にか物語に引き込まれてしまいました。

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    2012年07月29日
  • 欲しいのは、あなただけ

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    ただ、そばにいたい、理屈じゃなくいたい。そんな恋愛が苦しくて引き込まれた。現実的な彼の考え方を越える、ほんとにただ、そばにいたい気持ち。その時間だけでも激しく幸せなところが。。。切ないなぁと。

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    2012年07月18日
  • シーツとシーツのあいだ

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    男と女の狂気の物語。

    カクテルをテーマとして繰り広げられる短編集。
    毎回「まいごの子猫」という不思議なバーが登場し
    その人の願いをかなえるカクテルをバーテンが出してくれる。

    久々の小手鞠るい、よかったな。

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    2012年07月08日
  • あなたとわたしの物語

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    【存在の耐えられない軽さ】
    【25th hour】
    【フォロー・ミー】…
    作中に出てくる映画は気になるものが多くて、観たい映画が増えました。

    コレはジャケ買いした一冊。
    短編のオムニバス作だけど、どの話も一つのホテルの20階のティールームで繋がってて、そうゆうのって、好き。
    ほぼ不倫の話でちょっと嫌だったけど、まぁ、純だったのかしら?
    何度か泣きそうになっし、好きな方だとおもいます。

    作者さんの他の作品も読んでみたいな~

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    2012年06月20日
  • 早春恋小路上ル

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    自伝なのか、小説なのか、それとも、エッセイなのか。
    小手鞠るいさんの人生訓とおぼしきものが垣間みれて、面白かった。

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    2012年05月14日
  • 海薔薇

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    徹司と波奈子の一年に一度だけの逢瀬を巡る大人の恋物語.備前焼,ニューヨーク,さらにコスタリカ.個々のプロットが巧みに絡みあう素晴らしい物語だ.

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    2012年04月12日
  • 海薔薇

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    一年に1日だけの逢瀬。村上春樹の作品にもそんな話がありましたね。不倫の話なのだが、お互いが自立していてドロドロと干渉することはなく、潔さを感じる。作品中に出てくる料理が美味しそうだったな。

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    2012年02月11日
  • 海薔薇

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    ネタバレ

     思うに、四十代からの恋愛とは――――情熱でもなく、欲望でもなく、すなわち、感情でもなく、肉体でもなく、これまで双方が積み重ねてきた時間をかけて、するもの。
     それらすべてをかけて、軽く、決して重くならないように、生きてきた歴史のすべてをかけて、するもの。

     around40、around50の恋もいいかも...たとえそれが不倫と呼ばれるものであったとしても。

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    2012年01月22日
  • 海薔薇

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    この方の恋のお話は、どこかしら現実離れしていて、
    どうも苦手だったのですが、(途中リタイヤすることあり)
    今作は違っていました。
    海外在住の小手毬さんらしく、世界を跨いだ恋。
    しかも、40代半ばから始まる恋愛って、
    かなり無理がありそうな設定ですが、
    大人だから持てる優しさや、理性の壁が
    同世代だけに、理解できました。

    本当の大人の恋のお話です。

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    2012年01月18日
  • 猫の形をした幸福

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    猫を飼っている人には堪らないと思う。
    堪らない、喜びと痛み。

    胸の中にいつも居る。いつまでも居る。

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    2012年01月07日
  • 海薔薇

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    同級生との不倫。紆余曲折あっても幸せになれるなら誰も不倫で苦労しないんじゃないか、と帯を見て思う。登場人物達は自分勝手だけど、媚を売っているわけでもない。比較的肯定しやすいかも。

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    2012年01月06日
  • 好き、だからこそ(新潮文庫)

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    主人公が最初に惚れ込んだ男の描写。

    そういえば、こういう男、「欲しいのは、あなただけ」にもいたなあ。
    それと同じく、その後の男についても・・・。極端といえば、極端。

    でも、最後の場面はとても切実。
    こういう切なさをうまく伝える文体って、なかなかないと思う。

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    2011年11月26日