小手鞠るいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
児童書やティーン向け小説での印象が強い著者の、大人向けのラブストーリーは初めて読んだ。
私には主人公の感情に寄り添うこともできなかったし、主人公もそれは望んでないのだと思った。
今が幸せでも苦しんだ過去は傷跡として残る。PTSD等でも生き残った幸せの中で苦しむ。罪悪感とは違うのかもしれないが、恋愛の苦しみもトラウマとなってしまうのかと感じる。小説の最後まで、彼女は幸せで、そして苦しみを抱えている。それは矛盾しない。
以下印象深い台詞を引用。
「なぜなら、すべては感情だからだ。感情には、白黒は付けられない。つまり、感情はジャッジできない。そういうことだ」
「知らなくてもいいことは、知らない -
Posted by ブクログ
小手毬るいさんのサイエンス童話ですね。
絵は、サトウユカさん。
「おはなしサイエンス」シリーズの一冊です。
『鉱物・宝石の科学』のお話です。
理科=科学のおどろきや感動を、物語をとおして伝え、「科学する心」を育むシリーズです!
巻末に「おはなしサイエンス ひとくちメモ」で、少〜中学校でまなぶ理科の内容との関連を解説されています。
小手毬るいさんの、ロマンとファンタジーを交えた、外国の男の子とアメリカの日本人のおばあちゃんとアメリカ人のおじいちゃんがいる女の子のたのしい、「鉱物・宝石」のお話です。
興味を引き立てる物語に、サイエンスの楽しさが伝わりますね(=^・^=) -
Posted by ブクログ
小手毬るいさんの童話ですね。
絵は、たかすかずみさん。
ここは、森のなかにある「モニカのケーキ屋さん」。パティシエのモニカさんと、おとうとのノエルくんはまいにち、おいしいケーキや、タルトや、クッキーや、ブラウニーを焼いているのです。
さて、ふたりは、きょうはいったい、なにをつくっているのでしょうか。
森の仲間たちのための、バースデーケーキを作って、みんなでお祝いをします!
ふんわりとした、やさしさとぬくもりを感じるたかすかずみさんの絵が、お話を飾ります。
心温まる、ほのぼのとしたお話と、美味しそうなスイーツで、嬉しくなりますね(=^・^=) -
Posted by ブクログ
文章について書くことについて、読書からの質問のメールに答えるかたちで、具体的アドバイスが書かれている。中高生向けだが、とても分かりやすいし、著者なりの文章哲学を感じた。
小説を書く際に、小説の設計図と地図をつくることが挙げられている。
設計図とは、その小説の具体的な舞台や登場人物、時代、主人公、仕事、事件、文体などあらゆる細部に及ぶこと。
地図とは、あらすじのことで、すじ道をつけて書くこと。
ことばを理解するというのは、理解=体験と想像と書かれていることが特に印象に残った。たとえ実際に体験していなくても想像することができれば、それはエッセイや小説の原動力になり得て、想像力は体験に匹敵する力 -
Posted by ブクログ
猫と共に生きる女性の話。
独身でも猫と家さえあれば、彼女は幸福で、そのほかには何もいらないという。
世間一般では幸せと呼ばれる色々。
でもその幸せは誰にとっても平等に幸せかといわれるとそうではない。
守りたい価値観があって、好きな生き方があって、拠り所にしているものがある。
そんなものたちに、普遍的な幸せは敵わない。
幸せは排他的なようでいて、暮らしがそんな幸せを遠ざけていたり。相性が悪いね。
私にもそんなものがある。
それを失うくらいなら、世間一般のいう幸せはいらない。
誰にも理解されないだろうから、誰にもいわないけど。誰にも奪われたくないし。
とはいえ、さすがに主人公ほど、仕事中もか -
Posted by ブクログ
岩井圭也さんの「あなたの書店で1万円使わせてください 」という企画で知った作品。
(BUNKITSU TOKYO行きたい…!)
「今読みたい!」と手に取った。
なぜかって、フィギュアスケートペアの物語なんです✧*。
天才フィギュアスケーターの佐藤可南子はスランプでリンクを離れていたが、中三の夏に純子コーチの目に止まり、シングルからペアに転向し二歳上の渡良瀬流と出会う。
「ガラスの森」「はだしで海へ」の2作品が合本し復刊されたのですね。
あとがきで知った復刊にまつわるエピソードもすごく素敵でしたし、小手鞠るいさんの交友関係がとてもすごかったです('ロ'('ロ