小手鞠るいのレビュー一覧

  • 情事と事情
    2022/06/12予約 6

    途中からわからなくなり、相関図を書いた。

    フリーライターの彩江子と大学時代の同級生である愛里紗。装丁家の愛里沙の趣味は料理とガーデニング。
    彩江子は、あくせく仕事するライターで、どちらかといえば女性問題などを扱う。ガチガチの仕事女だがある時、写真家アシスタントの修と...続きを読む
  • 情事と事情
    欲望のままに生きる女と男。私は好きです。だらしない生き方に乾杯!
    その対局に位置する女としての彩江子。だからこそのこの報われない描かれ方なんだな、と思う。徐々に愛里紗の不穏さが増していく感じ、いいです。まさかのラストにゾクっときた。怖かった〜
  • 私たちの望むものは
    “恋愛小説が嫌いという人に限って、恋愛への欲望が実は深い”。

    そうなのかもしれない。

    偶然でもいい
    必然でもいい
    目標でもいい
    野望でもいい
    これしかない
    これだけができる
    これだけが好きだ
    そう思えることをひとつだけ見つけられたら
    一生を通してそれを追求する


    私は一生かけて英語を好きでい...続きを読む
  • ラストは初めから決まっていた
    大学の授業で書いている恋をテーマに小説に、現実がリンクしていく。
    途中からドキドキが加速していき、一気に読み進めた。
    純愛ものは久しぶりに読んだけど、やっぱりいいなと思った。
  • ラストは初めから決まっていた
    小鳥と熊の互いの小説がパラレル?リンク?したあたりから一気に読んでしまった。主人公たちより20年ちょっと歳を重ねている私でもキュンとしてしまう展開と文体に酔いました。
    一人の作者が小鳥と熊のそれぞれの小説を書き分けていて、それぞれの思いや性格や視点、人生までをもありありと感じられたのがスゴイなと。呻...続きを読む
  • 午前3時に電話して
    事情があって、誰にも告げずに転校したみなみちゃんと、前の学校の3人の物語。

    4人それぞれの視点で語られながら、真相が明らかになっていく。見返しを読んで、"その"ツールだけかと思ったけど、そうじゃないのがすごく良かったです。
    お互いへの気持ちも少しずつ記されている感じで、だんだんみんなを知ることがで...続きを読む
  • 庭

    読み始めた時、「学校で嫌なことがあり不登校になっても、経済的にも環境的にも恵まれた子の話か」と、半ば「一般的に当てはまらない嫌悪感」すら感じた。でも、読み進めると どんどん心が洗われる。これはハワイの力か! すごく良かった! マナの成長や変化やハワイの魅力。 確かに 不登校から立ち直る話としてはイレ...続きを読む
  • はじめての赤毛のアン アイスクリームのピクニック
    0m29d
    モンゴメリの赤毛のアン。
    子どもには是非読んで欲しい作品です。
    乳児にはまだ長い物語だったけど、ぼんやり聞いてくれたように思う。
    挿絵も綺麗でハイジのようだった。
    自然いっぱいの絵をみてくれたかな。
  • 幸福の一部である不幸を抱いて
    読んでいるうちにどんどん引き込まれていった。幸福の中に不幸があるからその幸福は幸福として成り立っているのか。恋愛って人の数だけ色んな形があってそれぞれに色んな思いが交錯していって、恋愛ほど単純で難しいものってないのかもしれない。
  • 野菜畑で見る夢は
    すごく読みやすい。
    3人の女性達の恋のお話なのに1つに繋がる。
    色んな野菜に詳しくなれちゃう。
    そして料理がメチャクチャ美味しそう。
    花憐ちゃんの畑の授業や宿題が楽しそうで羨ましい。
    読み終えた後は温かい気持ちになれる。
  • 午前3時に電話して
    内容的には、登場人物の子供にとって深刻に感じるところもあるんだろうなあと思いますが、全体を通して、ほのぼのとしていて、好きでした。

  • 少女は森からやってきた
    本の世界に入り込む主人公が、外の世界に気づくお話。
    主人公とエリカの関係性が懐かしくも羨ましくもあります。文章から伝わる優しさに幸せな気持ちになりました。
  • ある晴れた夏の朝
    2019年課題図書中学生

    アメリカの高校生が行った原爆肯定派と否定派による公開討論会の様子が発表者の一人であるメイの回想により語られる。

    原爆投下、戦争、人種差別などについて知識が深められるだけでなく、自分たちで調べ、堂々と発表する姿が日本の中高生にも影響を与えてくれることを期待したい。

    平和...続きを読む
  • お菓子の本の旅
    本が人の人生に影響を与える時とは。本書で登場する『お菓子の本』は、世界中を旅しながら、多くの人の人生に影響し始めます。本一冊から広がる物語に、読み終わる前から感動しっぱなしでした。
  • 午前3時に電話して
    「スポーツのおはなしリレー 空に向かって走れ!」のメンバーのその後。
    みんなおとなになったね…
    うっひょー!!
    ええやん!!
    「炎チーム」サイッコー!!

    …てな感じですっ
    いいなぁ…
  • 放課後の文章教室
    書くことは、自分自身に向き合うこと。一生続くこと。書くことが好きだけど、文字でスッキリ気持ちを書き出すことには日々苦戦中。切磋琢磨、日々精進しまーす
  • 炎の来歴
    北川が平和運動家のレターナ・ヴァイスと文通を続ける過程を、メーデー事件を皮切りに当時の世相を織り込みながら綴っていく物語だが、北川の思いが迸り出てきて楽しめた.ヴァイスの焼身自殺で文通は終わったが、圧巻は鈴本教授の誘いでベトナム戦争の最中に現地を訪問する件だ.文通の甲斐あって通訳として参加した北川....続きを読む
  • 放課後の文章教室
    作者の文章との向き合い方が真剣で好感が持てた。経験と想像する力が大切、ことばは受け取り方が個々で違う、が印象に残った。
  • 本をめぐる物語 一冊の扉
    本の話だから、まあ予想がつくけど、と侮っていたら、結構いけた。凸凹はあるが。今まで読んだことのなかった作家のものが新鮮でよかった。この作家、読んでみようかという気にさせる。
    中田永一「メアリー・スーを殺して」この小説自体がメアリー・スーぽいがなあ。
    宮下奈都「旅立ちの日に」期待したけどねえ。手抜き。...続きを読む
  • ラストは初めから決まっていた
    読み進めていくにつれて、
    あれこれって…
    ってなっていった本。

    こんなことあるの!?
    とかちょっとだけ羨ましくて
    イライラした笑

    読んでよかった!