【感想・ネタバレ】泣くほどの恋じゃないのレビュー

あらすじ

夜が怖い。あの人のいない夜が怖い。
だから――わたしは書き続ける、
彼とわたしの優しくて残酷な物語を。

塾の教え子の父親と関係をもった凪子。
会えない寂しさを埋めるように
彼女は彼への想いを筆に載せる。
この手紙は、
彼とわたしが愛し合った確かな証。
いつかふたりの物語を書きたい。
夢に手が届きそうになったまさにその時――
なぜ、こんなことが起こったのか。

それは赦されざる恋か。
どうしても忘れられない人がいる、すべての読者に贈る恋愛小説の不朽の名作が
待望の文庫化!

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Posted by ブクログ

読んでいる最中も、読後も声を上げて泣いてしまった。胸が苦しくて、今すぐ好きな人に会いたくなった。会いたい人に永遠に会えるわけではない。凪子の気持ちを思うと、どれだけ涙を流しても泣き足りない気がした。本当に優しくて残酷な物語だと思った。

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2025年05月20日

Posted by ブクログ

初めて読んだ作家さん。ひょんなきっかけから読み始めたものの、不倫を描いた内容に少し抵抗もあったり。けど、面白いんだけど、なんか、なんと言えばいいのか分からないモヤモヤ感が…残りながら本編を読み終え、あとがきに書かれた「優しくて、残酷な物語を」を目にして納得。そう、モヤモヤは残酷な物語だからか、と妙にスッキリして本を閉じました。また機会があれば小手鞠さんの作品を読みたいと思います。

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2023年06月02日

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