帚木蓬生のレビュー一覧

  • エンブリオ 下

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    医学ぜんぜんわからんけどおもしろかった 善し悪しはわからんけど あくなき探究心はすごい
    終わり方がすごくよかった!

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    2011年11月03日
  • エンブリオ 上

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    医学ぜんぜんわからんけどおもしろかった 善し悪しはわからんけど あくなき探究心はすごい
    終わり方がすごくよかった!

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    2011年11月03日
  • ヒトラーの防具(上)

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    第二次世界大戦のドイツを舞台にした歴史小説。物語は戦後に日本からヒトラーに送られた剣道の防具を廃校になった大学の資料室にて発見することから始まる。当時のドイツがいかにして戦争に深入りしていく様を丁寧な描写で淡々と進めていく。派手な戦争シーンや外交上の緊迫感を緻密に書き綴っているわけでもなく歴史上も大物がメインででてもいないがなぜか引き込まれていく。この作者の作風なのかもしれない。上巻は破竹の勢いで勝ち進むドイツがパリを占領し日独伊の三国同盟を結ぶまで。下巻も楽しみだ。

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    2011年10月26日
  • エンブリオ 下

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    ネタバレ

    色んなものを犠牲&実験として使用する。。
    でも、医療のためと。。。結構傲慢かつナルシストな感じ。

    でも私は好きです。

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    2011年10月10日
  • エンブリオ 上

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    ネタバレ

    最初の部分で、かなりグロイです。
    犠牲にするものがすごい。
    胎児って。。。女性は引く人多そうな内容だと思いました。

    でも、次どうなるの?と下巻を買いに行きました。

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    2011年10月10日
  • 聖灰の暗号(上)

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    キリスト教の異端とされたカタリ派について、長い間秘匿されてきた古文書をフランスで発見した日本人歴史学者、彼とその古文書をめぐるミステリー。
    宗教にも、フランスの地理にもなじみがないけれど、ローマ教会とカタリ派との攻防が、現在の歴史学者や教会にも生きていて、まるで自分がこの古文書を発見したかのようにスリリング。人名や地名を追いかけるのはずいぶん大変だったけれど。
    さらに「閉鎖病棟」のイメージの強い作家の作品であることにもびっくり。

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    2011年10月05日
  • インターセックス

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    久しぶりに手にした帚木さんです。
    『エンブリオ』の続編ですが、それを読んだのが6年前ですから、内容はほとんど覚えてなくて、ただ天才医師・岸川とリゾートのようなサンビーチ病院だけは強く印象に残っていました。
    帚木さんらしいヒューマニズムに溢れた作品ですが、やや冗長な感じがあります。それはこの物語に2つの軸を持たせた為だと思います。軸の一つが半陰陽(=インターセックス)に対する医学的偏見、もう一つは岸川と病院をめぐる連続殺人事件です。ただ、著者が描きたかったのは前者で、後者は物語の形を作る道具だてに過ぎない感じがします。
    インターセックスを巡るエピソードは秀逸で心を揺るがせます。また、その関連で綴

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    2016年07月30日
  • 三たびの海峡

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    ネタバレ

    戦前の日本の行った朝鮮人強制連行・労働・虐待に対して癒えることのない悲しみを描く。戦後、倭奴として受け入れられることがないと知りながら朝鮮に渡り、愛する人のために朝鮮人なりきろうとした「千鶴」の姿にかすかな救いを見る思いがする。しかし、「三たびの海峡」を渡り、なぜこのような結末にしたのか、それだけが残念でならない。これではそれまでの悲しみが違う形になってしまう。

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    2012年05月12日
  • 国銅(下)

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    祈るような気持ちで読み終わった。 大仏を見に行って、こういう人たちが作ったのだということを思い出したい。

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    2011年09月22日
  • 国銅(上)

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    奈良の大仏を作った人たちの話。
    奈良の大仏の銅は長門からはるばる掘り出されて運ばれてきた。
    それだけでもすごい物語だ。

    掘り出された銅は船に載せられ、その船は人の力で漕ぐ。
    そして集められた大量の銅をまた溶かす。
    課役という半強制労働で各地から何万という人が集められ
    大仏作りに加わった。

    現代に例えたらどんな感じだろうか。
    各地区で10人が徴兵され、連絡の一切取れない辺境に行かされて、
    任期は3年なのか、5年なのか、
    それともそこで死ぬことになるのか、それすらわからない。
    言葉だって、今で考えたら外国語なみに通じないのではないか。

    今、歩いて行くことは到底できないから、
    せめて鈍行に乗っ

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    2011年09月21日
  • 三たびの海峡

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    三たびの海峡 箒木逢生 ☆☆☆☆
    名言
    ①天が崩れ落ちても抜け出す穴があり、虎に追われても生き延びる道がある。
    ②事業を成功させるには商才が必要。商才の中身は熱意と誠意。
    明治から戦後まで続く韓国支配の側面を炭鉱強制労働で描かれた名作である。千鶴が帰国した理由は今ひとつだったが、みたびの海峡で日本を目指した本当の理由には読み応え充分である。

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    2012年07月29日
  • 聖灰の暗号(下)

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    神をあがめる集団といえども、どうしてこうもおろかなんだろう。
    人間は何故、組織となるとこうも愚かな行いを繰り返す生き物なのか。
    人間、一人ひとりと話せばまともであるのに、組織に属した集団となると、どこまでも狭い了見で止まること無く突き進んでしまう。

    救いを求めて生み出されたであろう宗教のもとには必ず犠牲が伴うというのは、所詮は人間が産み出したものだからなのか。

    途中何度も何度もハラハラして気が気ではなかった。
    最後まで主人公を助ける、山に住むエリックの描写を読んでいる間、自然のままに暮らしている、敬愛する彫師さんの姿が思い浮かんだ。

    またもや良作でした。
    帚木作品大好きです。

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    2011年10月10日
  • 聖灰の暗号(上)

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    オキシタン語、カタリ派、ローマ教会が派遣した十字軍の目的とは。
    キリスト教に関する知らなかった深く悲しい歴史。
    七百年越しに悲痛な思いを届けた修道師、それを受け止めた日本人歴史学者、数奇な運命のもとに彼と巡り会い支えるカタリ派ゆかりの人々。

    落ち着け、まだ上巻だ。先は長いぞ。

    やっぱ帚木センセ、最高だヨ。

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    2011年07月07日
  • エンブリオ 上

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    ネタバレ

    医学はどこまで進んでるんだろう・・・
    エンブリオを読んでやっと「インターセックス」の変死事件の謎がわかったよ。要するに企業スパイに絡んだ事件だったのね。

    しかし、今回のエピソードはあまりにすごくて、思いっきり倫理に抵触する内容ばかりだろうな。男性の妊娠とか胎児の臓器培養とか。こわいこわい。
    確かに必要としている人はいるわけで。。。
    倫理的には大問題だけど、どの患者さんも満足してる様子を見ると複雑。
    臓器を求めて海外へ行く人たちもたくさんいるわけで。日本国内で何とかならないかと思うのはわかるなぁ。

    表はすばらしい医師、裏の顔はかなりダークな主人公ですが、なんとなく憎めない。

    一番びっくりし

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    2011年06月03日
  • 千日紅の恋人

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    胸がとても熱くなるすごく良い作品でした。
    帚木蓬生さんの作品は本当に大好きです。

    タイトルやテーマが重い作品が多い中、本著はとてもさわやかな作品で、でも、しっかりと人間をしっかりと素敵に描く作風は健在で、初めて帚木作品にふれる人に良いかもしれません。

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    2011年05月23日
  • 安楽病棟

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    痴呆老人たちの病院でのエピソードを、城野看護婦さんの目を通して描いています。城野看護婦さんは、その看護の状況を、担当の医師に報告しているという設定。
    痴呆老人たちの、それぞれの生きてきた人生も語ってくれるので、一人ひとりの状況が身近に感じられ、その中で一人ずつ亡くなっていく時、ひどく悲しくなる。
    痴呆老人は、人として生きていると言えるのか…自分の事が分からなくなってまで、オムツをしてまで生きる事に、意味はあるのか…
    これから自分にも否応無く迫ってくる老いについて、考えさせられる。

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    2011年02月01日
  • アフリカの瞳

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    アフリカの蹄を読んでいないのですが読みました。南アフリカ、そしてはびこるエイズの現実。。何も分からずに死にいく人々。何もならないけど、それでも村の診療所で孤軍奮闘する医師。大国のエゴ。当事者の意識の欠落。どこかで起きている現実に、目の前のことから一歩ずつと思います。生きるということは力強くあること。

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    2011年07月18日
  • 受精

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    恋人を交通事故で亡くした女性が、死んだ恋人の子供を身ごもる為に、ブラジルの高級病院へ旅立つことに。何やら胡散臭さがプンプンするところを、同乗の飛行機で友人になった同じような境遇の韓国人女性、日本語で意志疎通できる日系二世の産婦人科医達が手を組んで陰謀が見えてくる・・・、

    全700ページという大作で、ブラジルというお国柄、風土、食べ物、、、といったあたり、自分も含めて一般人にはほとんど知られていないであろう情報も満載。このあたりをじっくり楽しむのか、ストーリーには関係無しとして読み飛ばしてしまうかで、評点の分かれるところ。

    陰謀の内容については、巻半ばあたりから、30年ほど前に読んだ、アイラ

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    2010年11月21日
  • 国銅(下)

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    国人は大仏の完成をみる。そして帰郷の許可が…。
    だが、その過程で失ったものも。
    大仏を造り、そして故郷に戻り、彼が得たもの、失ったものは?
    最後は涙なしでは読めませんでした。
    国人の歩みは、ちょっと歯がゆいところがあるのですが、それもまた彼の良さで、歯がゆく感じてしまう私の考え方が間違いなのかもしれません。
    素直に聞き、学ぶ…それが大事なんですよね。

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    2010年11月15日
  • 国銅(上)

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    奈良旅行をきっかけに読み始めました。
    この時代を描いた小説は珍しいのではないでしょうか…。
    国人という青年を通して見た都、人間、そして仏の教え。
    まっすぐで、一生懸命な国人は周囲の人をも優しくする。
    彼のその生き方は、多くの人を揺り動かす。
    厳しい生活や苦役の中でも、この話が苦しくなりすぎないのはそんな人の優しさを見ることができるからかもしれない。

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    2010年11月14日