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Posted by ブクログ
上司のおすすめで、貸してもらって読んだ。
10人のお医者さんが出てくる短編集。
最初の2作品までは、うーん、いまいち印象に残らないかもしれない…と思いながら読んだが、3つ目の「雨に濡れて」(乳がんと闘いながら医者を続ける内科医の女性のお話)から印象が変わった。
物語の展開や起伏は少ないが、しみじみと良いお医者さんの良いお話だなあと感じられる。あとがきに記載の通り、名医でも悪医でもない「普通の名医」のお話。
「顔」(顔の真ん中に穴が空いた女性のお話)と「アヒルおばさん」(腟内異物を10年以上放置した女性のお話)は、テーマが衝撃的過ぎて、印象に残った。
Posted by ブクログ
十編を収めた短編集。
いずれも老若男女の「良医」が主人公・花が必ず登場するもので、どれもものすごく大きな起伏があるという話ではないけれど、なんだかじんわりよかったなと思わせられた。
現役精神科医である作者によると、メディアなどで大きく名医だと取り沙汰される医者よりも、日の当たらないところに良医はいるのだと、それを伝えたかったのだと。
たしかに作中に出てくる医師たちは、患者をよく見て、患者との関わりを常に模索している人たちが多かったな。
1話目は個人的に導入が入りづらいなあと感じだけど、どの話も全体的にどこか印象に残る。
あらすじには紹介されてない話だけど、藤籠、顔、アヒルおばさんという話が好きかな。
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