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Posted by ブクログ
初めてこの人の本読んだけど、この人すごい!と思った。
痴呆老人、介護士の客観目、安楽死。
日本がこれから直面する問題であろう題材をミステリー仕立てに仕上げられている。
最初の語りあたりは、正直気怠くて、ずっと最後まてこんな調子かなあ。。だったらこの本海外小説並みに分厚いし、途中で挫折しようかなと思ってたんだけど、途中からドンドン面白くなっていって引き込まれていった。
直近未来に痴呆になる可能性がある親を持つ私には、小説の話だけとはいかず、かなり学びの感覚で読んでいった。
それにしても、登場人物の看護士の着眼点は見事としかいいようがない。
途中涙あり、笑いあり、驚きあり、で読み終わったらなんともいいようがない充実感に満たされた。
もしかしたら、中年の私だからこの本に感動したのかな(*^^*)
ま、でも年齢層関係なしにぜひいろんな方に読んでもらいたい一冊だと思ったよ。
この人の本はこれ以外にも評価が高かったので
今度読んでみよっと!
Posted by ブクログ
痴呆になりつつある数人の老人の描写から始まる。この人のようになるのかあの人のようになるのか……。それぞれの理由で痴呆病棟に入院になる。
次は病院での様子を看護婦の目で教えてくれる。家族にとっての毎日は身内であるゆえの辛さや苦しさがあるのだと思える。仕事としてのほうが冷静に対応できるのかも知れない。痴呆になった人はもう人ではないのか?動く屍なのか?他人に迷惑をかけるなら早く死んだほうがいいのか?割り切れる回答は無いのかもしれないけれど、痴呆になっても生きていることを許していける社会だといいなと思う。
安楽死を、死なせることを医者が選ぶのではなく自然に、命の火が消えるのがいいな。ぽっくり逝きたいと言う気持ちもある。病院で沢山の管につながれて生かされるのはいやかもしれない。
見えてきた生の終わりを考える時期にきたと最近良く思う。
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