泉鏡花のレビュー一覧
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本書には「高野聖」「黒壁」の2作品が、収録されています。現代語訳なので、内容が頭に入りやすいです。泉鏡花の師匠は、尾崎紅葉。紅葉に最初読んでもらった作品が「鏡花水月」という題だったので、泉鏡花というペンネームになったとのこと。
作品掲載後の解説も良かったです。
「高野聖」
旅の僧侶から、“私”が話を聞く形で語られる。道すがら、蛇や蛭に出会い、気持ち悪いことこの上なし。さらに行くと、美しい婦人と蛙に似た男に出会う。谷川での婦人と僧侶のやりとりが、怪し過ぎてドキドキもの。この僧侶、婦人に心惹かれるも、婦人の正体を知ると......
「黒壁」
“丑の刻詣り”男に裏切られた婦人の恐ろしさ。
続い -
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表紙や作者の紹介ページで使われるイラストがとても美しい。適度に服装、髪型は本人の雰囲気を残しつつ、完璧に美化されていてイラストレーターの腕の良さにたまげる。
文豪たちの最後の作品を集めた本で、まとめて読むとその文豪らしさがよく感じられて良い。
芥川の「歯車」 私も偏頭痛持ちだからこの現象(閃輝暗点)よくわかる!と共感するとともに、精神病になりやすい家系の人なんじゃないかと邪推してしまった。
太宰の「グッド・バイ」 女性関係の華やかな作者の理想の別れ方を描こうとして、結末までいかなかったのは収集つかなかったのかな、と思った。
梶井「のんきな患者」 若い頃から結核を患ってたから、今回の主人公 -
Posted by ブクログ
泉鏡花の『外科室』に魅力を感じ、それならばと『高野聖』も手に取ってみました。
こちらも面白い。
原文・文語体ですが、読みにくさが却って一層話を怪しくしています。
ミステリーではないですが読み終えてから、思わず読み返しました。
旅先で出会った、二人の僧侶が、道中暇なればと世間話を交わします。
昼に開いた弁当をきっかけにやあやあと行先を伴にします。一晩宿に泊まり、片方の旅僧が話を始めます。
飛騨から信州へ。山を超えようと、途中分かれ道に当たる。先を歩く薬売りが旧道を選び「こちらが正しい」というも、どうにも怪しい廃れた様子。そのまま別れてもよかったが、やはり気になり追いかけます。途中に蛇は出る -
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絵だけの評価。内容は何となく理解するも意味が?ストーリーは分かるが理解できない??流れはわかるが文章がわからない?今なんで夫人の気持ちも外科医の執刀も分かるのに、理解できてないと思うのかわからない状態におちいっている。
難しい文章に惑わされているのか、内容を理解したつもりでいて本当はもっと深い内容なのか??レビューみて理解したつもりになっているのか。
昨日、ドラマの番宣で出演した芦田愛菜さんと西島秀俊さんのバラエティー番組で芦田愛菜さんのお店に電話交渉しているのを観て受け答えや店員の気遣い、すごくハッキリと最後をにごすことなく話す姿を観て大人顔負けの発言や教養が溢れ出ている日本の誇る令和の女優 -
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夜叉ヶ池には龍神が封じ込められている。自由を求める龍神は、遠い昔に人と約定を交わした。麓の鐘を必ず日に三度、撞き鳴らすこと。一度でも忘れたら、夜叉ヶ池から津波が起こり、村も里も水底に沈むであろう。
文学士で僧の山沢学円は越前琴弾谷で旧友の萩原晃に再会する。晃は、妻の百合と共に鐘楼守をしていた。
夜叉ヶ池の主•白雪は、白山千蛇ヶ池の主が思い人で、会いたくてたまらない。
"義理も仁義も心得て、長生きしたくば勝手におし。…生命のために恋は棄てない"
しかし、家を留守にした晃を慕い歌う百合の子守唄を聞いて約定を思い出す。
折しも旱魃続きの夏。村の人々は、夜叉ヶ池の雨乞いに、村 -
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巡査がやたらに (良い意味で) キザすぎて、鳥肌がたつ。「同じく妻。」と書いた職質手帳の一ページを破りとってお孝に渡す場面とか、ゆりかもめで読みながら一人で鳥肌ぶわーってなった。残念なのはゆりかもめの始発が新橋で、最近まで日本橋と新橋をごっちゃにしていた自分のいい加減さ。
しかしあれはどこの方言なのか、どうでもよいがとても気になった。西日本だろうということしかわからん。少なくとも作者の出身地である北陸の言葉ではなかった。
泉鏡花の作品は本当に「序盤の」敷居が高い。大概の小説は、何となしに読んでいても表層だけは少なくとも理解できるのに、泉鏡花の作品は表層すら理解できない。何度同じところを読み返