歌行燈・高野聖

歌行燈・高野聖

作者名 :
通常価格 473円 (430円+税)
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作品内容

飛騨天生(あもう)峠、高野の旅僧は道に迷った薬売りを救おうとあとを追う。蛇や山蛭の棲む山路をやっと切りぬけて辿りついた峠の孤家(ひとつや)で、僧は匂うばかりの妖艶な美女にもてなされるが……彼女は淫心を抱いて近づく男を畜生に変えてしまう妖怪であった。幽谷に非現実境を展開する『高野聖』ほか、豊かな語彙、独特の旋律で綴る浪漫の名作『歌行燈』『女客』『国貞えがく』『売色鴨南蛮』を収める。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2013年06月21日
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

歌行燈・高野聖 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2014年08月21日

    瞼(まぶた)に颯(さっ)と薄紅(うすくれない)。

    CMのコピーのような文章がさらっと出てくる。でも嫌味でなく自然。自由自在な言葉使いにノックアウトされました。天才肌の人なんでしょう。カメラのカット割を考えたかのような場面の切り替わりが印象的。

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    Posted by ブクログ 2014年07月22日

    個性的な温泉の気分です。一回漬かって気持ちいいと、何度でも漬かりたくなる。
    独特の言葉遣いと節回し。これは、洋楽のウタ物を、言葉の意味だけではなくて、音やリズムでも愉しむ感覚に似ています。の、ような気がします。
    一方で。
    成程、こういう日本語の使い方は、確実に江戸時代や中世からの日本語を、現代に架け...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月10日

    明治期は、近代化が急速に進む中で、変わりつつある世界を肯定的に捉えるところと、否定的に捉えるところがあり、泉鏡花のこれら短編小説には、それが、女性観、恋愛観、義などのテーマとして描かれている。

    「歌行燈」では、芸に対する真摯な姿勢、義理人情、そして内面の強さがうまく描かれていて、それらは人間の美し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年11月15日

    『歌行燈』が素晴らしい。
    解説にもある通り、映画的であり能楽的。2つのストーリーを同時展開しながら、徐々に急迫な調を帯びつつ、クライマックスに向けてストーリーを統合しながら盛り上げていく、その演出力とリズム感。
    文章自体のリズム感、というか詩的表現力(言葉遣い)も素晴らしい。
    一言でいえば、センスが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月08日

    折々再読します。あらすじを知っていても読みたくなるのは、幻想世界への誘いが強烈だからでしょう。イマジネーションに身を委ねると、ひりつく暑さの中での匂い立つような淫蕩さが五感を刺激します。これぞエロチズムです。

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    Posted by ブクログ 2012年12月22日

    この新潮社版収められている全ての短編がすばらしい。ことに「女客」が好き。舞台は家の2階。明治時代。お互いに我が身の不運を感じながらも生きている書生と、乳飲み子を抱えた親戚の女。火ばちで手をあぶりながら身の上話をするふたり。階下の子の泣き声にはっと現実に帰る。

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    Posted by ブクログ 2011年04月14日

    さすがとしか言いようのない筆力。

    「歌行燈」は鏡花の芸能への知識の豊富さと、その知識を作品に散りばめる巧みさが際立つ一作です。
    プロットが些か複雑ですが、「草迷宮」よりはましかと。

    「高野聖」は言うまでもなく、傑作。森のシーンの迫力ある描写が個人的に好きです。謎を残したまま寸断されたように終わる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年04月03日

    同じ日本語とは思えません。
    本文がルビだらけである(笑)
    っていうか、「古典の授業か!」と言いたくなるくらい、一つ一つ文を読んで味わうのに苦労する。
    文句を垂れつつも、面白いので本から手が離せないのも事実。

    泉鏡花先生の豊かな語彙力や、独特の旋律にはひたすら感服。
    個人的に「高野聖」が一番好きです...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月06日

    初めての泉鏡花、めちゃくちゃ良かったです。全体的に構成力が凄いと感じました。高野聖は語りが多層化していて、読み進めて気がついたら幻想世界に踏み込んでいます。また、歌行燈では複数ある物語が、少しずつ重なっていき、最後のシーンで一体になる構成は読み進める手が止まらなくなるほど面白いです。文語体や時代背景...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月26日

    以前、高野聖を読んだことがある。
    それ以外には、三尺角。
    それくらいのお付き合いしかない文豪。

    高野聖は、蛭の林や山家でのことは記憶に残っていたが…。
    こんなに本編に入るまでの語りが長かったっけ?
    まずここに驚いた。

    そう考えてみれば、どれも独特な語りのリズムを持つ。
    たらたらと雫が滴るように文...続きを読む

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