泉鏡花のレビュー一覧

  • 明治深刻悲惨小説集

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    現代語訳みたいなラジオ聞いて原話読んでみたくてがんばったけど
    なんで・・・?ってゆうくらい最後に救いのないの小説集?なのかな。

    『なんだったんだろう』と思うものが多くて一回読んだだけじゃ、どういう心情とか話の深さがあまり理解できてないかも。。
    ラストに趣を置くものじゃないのかもしれない..。
    時代の文章からかなかなか読みづらい。

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    2023年11月15日
  • 龍潭譚/白鬼女物語

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    泉鏡花生誕150年ということで出版された本であろう。怪異はあるもののそれほどでもなく、高野聖などの有名な作品の方が読みやすくわかりやすい。解説には高野聖などの小説の原型となったと記載されていた。これを読むのだったら、高野聖を再読した方がいいかもしれない。
     文字は細くなったので、活字色が灰色で紙がクリーム色とコントラストが低いので老眼者には読みづらい本となった。

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    2023年10月06日
  • 夜叉ヶ池(乙女の本棚)

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    幻想的かつ涼やかな印象で、夏に読もうと思っていたらぴったりだった。
    越前にある「夜叉ヶ池」には、水害をもたらす竜神が封じ込められているという言い伝えがあった。そしてその竜神を鎮めておくためには、日に三度の鐘を鳴らし続けなければならず、今では土地に移り住んだ若夫婦がその役目を担っていた。
    しかし未曾有の日照りがつづいていたとある夜、旧友と再会した夫が、夜叉ヶ池を案内しようと留守にしたところ、妻の百合を雨乞いの生贄にしようと企んだ町の者が捕らえにやってきて——

    という戯曲。竜神こと夜叉ヶ池の主人は、白雪姫という名のキュートなプリンセス。好きな人がいるのに、封じ込められているせいで会いにゆけず日々

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    2023年08月25日
  • 高野聖

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    ネタバレ

    自己の信念を貫く人物を描く「義血侠血」「夜行巡査」「外科室」、幻想的な「高野聖」「眉かくしの霊」の計5編を収録。

    泉鏡花の文章は、言葉づかいこそ難しいが、講談のようなリズム感が気持ちいい。

    どれも面白かったが、強盗に所持金を奪われて窮した滝の白糸が、豪邸に押し入り夫人を殺害する場面の凄惨さが特に印象的だった。(「義血侠血」)

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    2023年07月25日
  • 夜叉ヶ池(乙女の本棚)

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    越前国鹿見村の琴弾谷、旱が続く盛夏。

    萩原晃が日に三度鐘を撞くことで夜叉ケ池の竜神から村を守っていた……。

    作中の晃の台詞「神にも仏にも恋は売らん」に胸をつかれた。

    鹿見村の村人の身勝手さに腹が立った。

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    2023年06月29日
  • 乙女の本棚9 外科室

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    外科室での手術で麻酔を拒否する貴船伯爵夫人。
    彼女の視線の先には、外科医・高峰がいた。

    夫人と高峰の心の機微が私の読解力ではうまく汲み取れなかった。
    泉鏡花は難解だった。

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    2023年04月19日
  • 歌行燈・高野聖

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    文章が綺麗だからと人に薦められて読んだ一冊。確かに艶かしく、寒気がする場面もあったりと、一気に読み進めてしまう魅力がありました。

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    2023年02月18日
  • 絵本の春

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    なんて美しい画本だろう。
    鏡花の名文から立ち現れたような絵が誘う、奇しくも美しい世界。
    "…鏡花はまるで物語というものの永続性を言祝ぐかのようなタイトルにふさわしく、作品の舞台を花咲き誇る爛漫の春に置き換えた"…。

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    2022年01月23日
  • 外科室

    匿名

    購入済み

    開胸手術を麻酔なしでと懇願する、伯爵夫人の秘めし恋心とは。耽美と醶みとが見事に同居するこの掌編。ぜひ一度は通読してほしい。

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    2022年09月28日
  • 小説集 吉原の面影

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    単純に4名の文豪の吉原をテーマの作品を揃えただけかと思いきや、これはこの文庫を企画編集された人のアイディアが面白い。
    まず最初に荷風の「里の今昔」という随筆を持ってきて、その中で江戸の情緒が残る明治期の吉原の思い出を語らせます。
    そしてその随筆内で荷風が推す「当時の吉原が上手く作品に描かれている」として、樋口一葉の「たけくらべ」、広津柳浪「今戸心中」、泉鏡花「註文帳」の3作品を挙げており、それを続けて掲載した一冊という体裁になっています。
    ですので、読み方によっては「永井荷風セレクト吉原アンソロジー」って感じで楽しめる仕上がりです。
    巻末解説(川本さん)に詳しく述べられていますが、3作品それぞ

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    2021年07月05日
  • 化鳥・三尺角 他六篇

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    泉鏡花 短編集

    注解と解説が充実。表題2編が 非現実から現実を読むスタイルが明確でわかりやすい。他は普通で物足りない


    化鳥
    *テーマは「人間の傲慢さや差別〜虐げられた者(被差別民)の怒り」
    *鳥は 被差別民の比喩と捉えた
    *橋が 人間世界と別世界(被差別民)の境界線を意図していると思う
    *母(被差別民)への思慕、差別する側(人間)の自分という目線〜母と同じ側になるために化鳥となる

    三尺角
    *テーマは 自然信仰の福音性〜木に神が宿る思想
    *木を礼拝する如く挽く与吉の福音が柳の絶望を救う
    *幻想や自然信仰から 福音(現実の滅びから救われる)を見出している

    木精
    *三尺角の続編。工学士=近

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    2021年06月12日
  • 乙女の本棚9 外科室

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    伯爵夫人は、麻酔をしないでくれという。
    うわ言が怖いから。
    医学士→高峰様→イケメン。
    しかし、痛いから。
    麻酔なしには手術が出来ないので、
    周りの人達が伯爵夫人を説得する。
    麻酔は要らぬ、切ってくれと言う夫人。
    医学士はついに夫人の白い胸にメスを入れる。
    夫人は医学士に
    「貴下だから、貴下だから」
    「貴下は、私を知りますまい!」「忘れない」と言い捨て、ばつたり枕に伏す。
    描写が美しい。そしてエロい。
    9年前に、高瀬様がまだ医科大学の学生だった頃、
    2人が偶然すれ違った時の事。
    そこに夫人の想いがあった。
    からの、そういう結果だったと解釈するが、あっているのか?
    文章が(言い回しが)難しいので

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    2021年04月01日
  • 歌行燈・高野聖

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    明治時代の作品だとすれば、官能小説の類ではなかろうか?これを浪漫派というのだろうか?
    文語体で流石に読みづらかった。無教養の読者だろうか!

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    2021年03月29日
  • 乙女の本棚9 外科室

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    ※編集しても更新されないので、一旦保留

    以前同シリーズの「秘密」を読んで、絵の力~!とうっとりしたので、今日は泉鏡花で。
    いつも思うんだけど、字がむずいよね。いや、それが味でもあるんだけど。

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    2021年03月14日
  • 歌行燈・高野聖

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    泉鏡花の描く、女の美しいこと。
    妖艶な美、嫋やでありながらもしなやか、そして底知れぬ恐ろしさと儚さがすべての作品で共存している。
    代表作である『高野聖』はたしかに妖話ではあるがそれ以上に、彼が描きうる女の真の美を突き詰めた作品と言えよう。

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    2020年11月16日
  • 本当にさらさら読める!現代語訳版 泉鏡花 [観念・人世]傑作選

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    収録作
    外科室、歌行灯、琵琶伝、清心庵、義血侠血、婦人十一題、若葉のうち

    「怪異・幻想」編に続く2冊目。「観念・人世」傑作選。

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    2020年10月27日
  • 歌行燈・高野聖

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    泉鏡花の作品を初めて読んだ。まず言葉が難解。同じ日本人の言葉とは思えない多様な言葉を操り、さまざまな情景を表現しているが、私のような浅学にはストーリーを追うだけで精一杯だった。

    高野聖はそれでもまだわかりやすい。特に妖怪女性の魅力的な表現には読んでるこちらも魅力された。馬が薬売りとは思わなかったが。

    一方、歌行燈は登場人物を追うこともままならない、難しい内容。喜多八が2人?誰が誰?按摩が何人?登場人物と時間軸を掴むのが非常に難解であり、混乱してしまった。日本語をもっと学ぶ必要があるなと痛感した。

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    2020年09月13日
  • 本当にさらさら読める!現代語訳版 泉鏡花 [怪異・幻想]傑作選

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    収録作品
    龍潭譚、高野聖、天守物語、眉かくしの霊、雛がたり、絵本の春、妖僧記
    解説:秋山 稔:金沢学院大学学長・泉鏡花記念館館長

    現代語訳されているので作品の内容理解には大変役立ちます。ただ、「現代語訳」されているが故に、元の泉鏡花の美文を読んでいると漂ってくる香気(としか表現できない…)は失われてしまっているので、この本から初めて鏡花作品に触れる人は、ぜひいつか原文にもチャレンジして欲しいし、オリジナルの文章を読む方に抵抗ない人は、この本を傍らに置いて意味がくみ取れない所だけ、現代語訳を参照…といった使い方が良いのかな?と思いました。

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    2019年09月25日
  • 高野聖

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    角川の夏フェア本。かわまぬカバーにひかれて。泉鏡花賞は存じ上げていたが大元の泉鏡花作品は初。世間は不条理にあふれているが、その不条理の中で生きるのが人の業というもので。人には様々な事情がつきまとうものだが、どこかに肩入れするでもなく、フェアネスにあふれた描写がよかった。漫画「秘密」で青木が言ってた外科室が収録されていて、読んで納得。確かに青木の言わんとすることは言い得て妙であった。

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    2019年06月22日
  • 高野聖

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    全体に歯切れ良くリズミカルな文章。擬音語の差し込み方が印象的で好き。最後までぐいぐい読まされてしまう。

    初めの収録作品は、まず怒涛のように押し寄せる見慣れない漢字や古い文法に面食らったけれど、分かり易い展開と心情描写のお陰で、慣れてしまえばすいすい読めた。高野聖、眉かくしの霊になると、大仰な表現は鳴りをひそめ、華美な装飾を削ぐことでさらにリズムの良さ、品の良さが際立っている。美しい情景描写を堪能し、楽しい読書時間を過ごせた。
    以下ネタバレ含む、各話感想。

    義血俠血
    勢いの良い若々しい文章。義理人情が主題のためか、熱っぽくドラマチックな展開が続き、まるで舞台を観ているよう。
    特に多く割かれた

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    2019年01月27日