泉鏡花のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
文語体の読みづらさよ。しかし、不惑も近くなっているのに、読書好きであるのに、文語体苦手というのはいかがなものか。精進が足りません。文語体でもさらりと読み進める、というのに年少の頃ほのかに憧れていたりしたものです。
とはいえ、怪しげな雰囲気を醸し出すのに、ひと役もふた役も担っているのは事実。もちろん、鏡花自身はそんな効果期待していたわけではないですけどね。文語体を使用することが、まずない時代になったからこその感想でしょうか。仰々しい語り口調に思えたのですよ。
関東大震災の時の体験談は一読の価値あり。震災の不安と恐怖と動揺。それでも、観察・記憶・記録してしまう性というのが、怪しの所業だと思いまし -
Posted by ブクログ
文語体の読みづらさよ。しかし、不惑も近くなっているのに、読書好きであるのに、文語体苦手というのはいかがなものか。精進が足りません。文語体でもさらりと読み進める、というのに年少の頃ほのかに憧れていたりしたものです。
とはいえ、怪しげな雰囲気を醸し出すのに、ひと役もふた役も担っているのは事実。もちろん、鏡花自身はそんな効果期待していたわけではないですけどね。文語体を使用することが、まずない時代になったからこその感想でしょうか。仰々しい語り口調に思えたのですよ。
関東大震災の時の体験談は一読の価値あり。震災の不安と恐怖と動揺。それでも、観察・記憶・記録してしまう性というのが、怪しの所業だと思いまし -
Posted by ブクログ
鏡花の文章は美しいですが難解。
思ったよりも全部読むのに時間が掛かってしまった一冊でした。
今回も妖しくも美しい妖怪が登場する話が多く楽しい。
特に「朱日記」。
火事の炎の恐ろしげな美しさと相まったからということもあると思いますが。この話に登場する女性からは不気味なまでの美しさと妖艶さを感じました。
文章の描写だけでここまで感じさせるというところが鏡花の凄さだと思います。
鏡花の文章には不思議な魔力みたいなものがあると感じますが、これはまさにその魔力を強く感じた話でした。
あと不気味さという点で魅力的だったのは「第二蒟蒻本」と「茸の舞姫」。
特に「第二蒟蒻本」の方は、最後かなりぞっとさせられま -
Posted by ブクログ
わかりにくい単語にはちゃんと「そのページに」注釈があって、読みやすい本でした。
『高野聖』は前に読んだことがあったけど、『天守物語』とか『歌行燈』とか映画の脚本みたいだったよ。
幻想作家って言われているのがよくわかりました。
しかし、この作品たちを「畠芋之助」名義で出していたらどうだったんだろう。
姫路城の天守閣の最上階に、かつて城のお殿さまのせいで自害した女性の霊が住んでいる。
そして今、殿さまのわがままのせいで死に追いやられようとしている若者とその女性が出会って…。
主演、村上知子(森三中)&阿部サダヲって感じかなぁ?
これはこれで見てみたいけど、幻想的とか耽美な映画にはならないだろうな