泉鏡花のレビュー一覧

  • スラよみ!現代語訳名作シリーズ 高野聖

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    女性の色香に惑わされず、まさに高野の聖、ですなあ。

    スラ読み!は本当にスラスラ読めて、でも原作のイメージを崩さない。(私が昔読んだイメージと違って感じるのは、私自身が年を取ったから…昔はもっと官能的な気がしたんだけども。ハレ?)

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    2017年07月17日
  • スラよみ!現代語訳名作シリーズ 高野聖

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    旅する修行僧が、飛騨の奥深い山中で出会った艶かしい婦人との、奇妙な怖い体験を語る(『高野聖』)。男に裏切られた婦人の、執念の恐ろしさを描く(『黒壁』)。幻想文学のパイオニア泉鏡花の怖い話。

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    2017年06月24日
  • 化鳥・三尺角 他六篇

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    鏡花の文章は美しいですが難解。
    思ったよりも全部読むのに時間が掛かってしまった一冊でした。
    今回も妖しくも美しい妖怪が登場する話が多く楽しい。
    特に「朱日記」。
    火事の炎の恐ろしげな美しさと相まったからということもあると思いますが。この話に登場する女性からは不気味なまでの美しさと妖艶さを感じました。
    文章の描写だけでここまで感じさせるというところが鏡花の凄さだと思います。
    鏡花の文章には不思議な魔力みたいなものがあると感じますが、これはまさにその魔力を強く感じた話でした。
    あと不気味さという点で魅力的だったのは「第二蒟蒻本」と「茸の舞姫」。
    特に「第二蒟蒻本」の方は、最後かなりぞっとさせられま

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    2017年07月06日
  • 歌行燈・高野聖

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    僧が飛騨山中で迷った先にたどり着いた家にいた女は、邪悪な心を持った男を虫や獣に変える妖怪だった。僧はなぜ化身されずにすんだのか。明治の作品であとの作品はほとんど理解できなかった。もはや口語訳本が必要。2017.1.20

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    2017年01月20日
  • 歌行燈・高野聖

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    難しい...なんなんでしょう、この文体。
    擬古文というやつですね。平野啓一郎さんの「日蝕」を思い出しました。(当然、泉鏡花の方が先なのですが)

    とても素敵なことが書かれているのだとは思うけれど、なんとなく文を読んでいって、後で色んな人の解説を読んで納得!といった感じでした。お恥ずかしい。

    収められた作品の中では、「女客」が分かりやすくて良かったです。殆どが男女2人の会話なのですが、台詞回しがとてもロマンチックです。

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    2014年04月30日
  • 高野聖

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    古い文体で、読むのに時間がかかった。イマイチ内容が読み取れず、同じ文章を何度も読み返してしまった。苦労しながら読み進めたが、この古い文体が、雰囲気を盛り上げて、良かった。
    現実と非現実が入り混じった…という解説だったが、泉鏡花の生きた明治時代は私にとって未知の時代なので、書かれていることが全てそのまま時代の空気を醸し出しているように感じられた。

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    2013年07月30日
  • 歌行燈・高野聖

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    泉鏡花ってもっと怪異だったり、突き抜けて非現実さ、潔癖な世界を勝手にイメージしていたのだけど少し違ったのかも?というのがまず第一に思ったこと。

    けれどもその中で『高野聖』はおどろおどろしいホラーというよりスリリング、清げというより艶っぽい、怖いほど長く感じる夢を見たときのような気持ちになりました。

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    2013年05月21日
  • 歌行燈・高野聖

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    高野聖が読みたくて購入。初の泉鏡花作品。
    とにかく高野聖は面白かった。異界へ足を踏み入れた途端に次々と襲いかかるスペクタクルと、その先にある妖艶なお化け(妖怪?)の登場に単純にドキドキした。純粋だったから助かったというオチも好きです。
    ただ、全体的にかなり難易度の高い文章だと思いました。スラスラ読めるんだけど、意味を理解するのに時間がかかったりする。高野聖は時間を置いてまた読みたい。

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    2013年03月17日
  • ちくま日本文学全集 泉 鏡花

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    わかりにくい単語にはちゃんと「そのページに」注釈があって、読みやすい本でした。
    『高野聖』は前に読んだことがあったけど、『天守物語』とか『歌行燈』とか映画の脚本みたいだったよ。
    幻想作家って言われているのがよくわかりました。

    しかし、この作品たちを「畠芋之助」名義で出していたらどうだったんだろう。
    姫路城の天守閣の最上階に、かつて城のお殿さまのせいで自害した女性の霊が住んでいる。
    そして今、殿さまのわがままのせいで死に追いやられようとしている若者とその女性が出会って…。
    主演、村上知子(森三中)&阿部サダヲって感じかなぁ?
    これはこれで見てみたいけど、幻想的とか耽美な映画にはならないだろうな

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    2012年11月28日