泉鏡花のレビュー一覧

  • 高野聖

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    古い文体で、読むのに時間がかかった。イマイチ内容が読み取れず、同じ文章を何度も読み返してしまった。苦労しながら読み進めたが、この古い文体が、雰囲気を盛り上げて、良かった。
    現実と非現実が入り混じった…という解説だったが、泉鏡花の生きた明治時代は私にとって未知の時代なので、書かれていることが全てそのまま時代の空気を醸し出しているように感じられた。

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    2013年07月30日
  • 歌行燈・高野聖

    Posted by ブクログ

    泉鏡花ってもっと怪異だったり、突き抜けて非現実さ、潔癖な世界を勝手にイメージしていたのだけど少し違ったのかも?というのがまず第一に思ったこと。

    けれどもその中で『高野聖』はおどろおどろしいホラーというよりスリリング、清げというより艶っぽい、怖いほど長く感じる夢を見たときのような気持ちになりました。

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    2013年05月21日
  • 歌行燈・高野聖

    Posted by ブクログ

    高野聖が読みたくて購入。初の泉鏡花作品。
    とにかく高野聖は面白かった。異界へ足を踏み入れた途端に次々と襲いかかるスペクタクルと、その先にある妖艶なお化け(妖怪?)の登場に単純にドキドキした。純粋だったから助かったというオチも好きです。
    ただ、全体的にかなり難易度の高い文章だと思いました。スラスラ読めるんだけど、意味を理解するのに時間がかかったりする。高野聖は時間を置いてまた読みたい。

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    2013年03月17日
  • ちくま日本文学全集 泉 鏡花

    Posted by ブクログ

    わかりにくい単語にはちゃんと「そのページに」注釈があって、読みやすい本でした。
    『高野聖』は前に読んだことがあったけど、『天守物語』とか『歌行燈』とか映画の脚本みたいだったよ。
    幻想作家って言われているのがよくわかりました。

    しかし、この作品たちを「畠芋之助」名義で出していたらどうだったんだろう。
    姫路城の天守閣の最上階に、かつて城のお殿さまのせいで自害した女性の霊が住んでいる。
    そして今、殿さまのわがままのせいで死に追いやられようとしている若者とその女性が出会って…。
    主演、村上知子(森三中)&阿部サダヲって感じかなぁ?
    これはこれで見てみたいけど、幻想的とか耽美な映画にはならないだろうな

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    2012年11月28日