富安陽子のレビュー一覧

  • 小さなスズナ姫1 小さな山神スズナ姫

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    ☆小さいけれど勇気と行動力は人一倍の山神スズナ姫の物語。
     偉大な山神の喜仙大巌尊(きせんおおいわおのみこと)のひとり娘、スズナ姫。
     姫は自分と同じ名前の「スズナ山」を長い間おさめる日を夢見ていました。
     もうすぐ300歳の誕生日というある日、「誕生日プレゼントは何が良いか」とたずねる大巌尊に、
     「スズナ山が欲しい」と勇気を出して言いますが…。
     飯野和好さんの画風がいい味出してます。

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    2009年10月04日
  • ほこらの神さま

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    個性の違う5年生仲良し3人組は、ある日取り壊し中の家の庭でほこらを見つける。
     自分たちの基地に持ち帰って、試しに願い事をしてみると…?
     ドキドキはらはらの連続。そしてちょっと鳥肌も立っちゃう?!
     科学が発達して幽霊だの妖怪だの信じなくなった現代の子ども達に贈るファンタジー。

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    2009年10月04日
  • 博物館の少女 怪異研究事始め

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    ネタバレ

    テンポよく進むストーリーで飽きることなく読めた。博物館から盗まれた黒手匣の行方を追う物語で、ミステリー要素もあった。まさか、ラストが本物の怪異とは思わず想像はしていなかった。不老不死にもトリックがあるのかと思っていたのに(笑)おみつは3歳から成長していないようだが、不老不死の者はどのように繁栄してきたのだろうか?人間には気付かないほどのスピード感で成長はしているんだろうか?おみつは何故1人だけ残されたのだろうか?謎は謎のまま…

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    2026年06月27日
  • 月虫の姫ぎみ

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    ネタバレ

    月虫とは月に住んでいる虫。
    星屑にたまごを産みつけて、運が良ければ、その星屑は引力にひかれて、地球へと落ちていく。
    そして、たまごだけがフワリと地上におっこちる。

    たまごが孵り、強い顎で開けた穴に潜り込む幼虫。
    虫がリアルで、虫のお話かあと読みすすめてびっくり。まさかの竹取物語。

    どんな こうかな プレゼントも、
    あまい あいの ことばも、姫ぎみには つうじない。
    だって、虫なんだもの。

    淡々とすすむお話にヒヤヒヤしたものが、ニヤニヤに変わる。
    最後まで淡々と終わったけど、そのシンプルさがかえって印象に残る。
    絵が漫画っぽいなと思ってたら、漫画家さんだった。

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    2026年06月27日
  • ゆりの木荘の子どもたち

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     百年以上前に建てられた頃には不思議な魔法がかけられているといわれていた、立派な洋館「ゆりの木荘」も、今では有料老人ホームとして利用されており、そこで暮らしている二人のおばあさん、モリノさんとサクラさんも平和な毎日を過ごしていたのだけれど⋯⋯。

     そのきっかけとなったのは玄関ホールにある昔のままの古時計と、かつてサクラさんが歌った記憶があるという手まり歌で、気が付いたら二人とも十歳の女の子になっていたのは、七十年程前の時代にタイムスリップしてしまったからだったのだが、その不思議な出来事にはある切ない理由が潜まれていたのです。


     角野栄子さん、上橋菜穂子さん、柏葉幸子さんと、名だたるファン

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    2026年05月13日
  • ほこらの神さま

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    ネタバレ

    ちょっとワクワクするようなこわいような、秘密基地とかほこらの神さまとかありそうでない小さな偶然や奇跡のお話。
    幸運と不運をもたらすほこらの神さま、日常の中で大きな力を感じたり、いいこともいやなことも何かのせいかおかげかとおもっちゃうものだよね。
    そんな中で、小学生の少年たちが一生懸命生きている感じがなんだかほほえましい。

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    2026年04月26日
  • 妖怪一家 九十九さん2 妖怪一家の夏まつり

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     富安陽子先生の楽しい物語と山村浩二さんの味のある絵による「妖怪一家九十九さん」シリーズの本書は、少々季節外れではあるものの、これが次に読む二作目なのだからしょうがない。

     このシリーズの良さはなんといっても、本来孤独を好む妖怪たちが一つの家族となりながら、人間たちと上手い具合に仲良く共存していく、そんな優しさとユーモアに溢れる展開が魅力なのです。

     九十九さん一家を構成しているのは、リーダーのヌラリヒョンパパ、ろくろっ首ママ、見越し入道おじいちゃん、やまんばおばあちゃんと、そして三人の子どもたち、アマノジャクのマアくん、一つ目小僧のハジメくん、サトリのさっちゃんの、計七人家族で、中でも今

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    2026年04月26日
  • ゆりの木荘の子どもたち

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    小学生中学年~の図書。

    ・昭和の話が出てくるが、イラストが多く想像の助けになる。
    ・「この植物はなんだろう?」」と興味を持って読みながら調べた。
    ・昭和の事が気になる子や、不思議な事が好きな子にお勧め。
    ・優しい文章でいて、飽きさせず読ませてくれる。
    ・子供向け小説なので、大人には物足りないがちょっとした伏線や、自分が子供の頃を思い出しながら楽しむことができると思う。

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    2026年04月26日
  • 菜の子ちゃんと龍の子 日本全国ふしぎ案内(1)

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    冨安陽子さんの作品
    日本全国ふしぎ案内シリーズ1
    菜の子ちゃんと龍の子
    やっぱり ふしぎな冒険の話

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    2026年04月15日
  • オバケや

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    10歳10ヶ月の娘
    7歳10ヶ月の息子に読み聞かせ

    富安さんと
    鈴木のりたけさんの
    コンビとは!

    おばけや
    そんな職業?があるのね。
    おもしろい。

    文章台詞がテンポよく
    読んでるのも楽しい

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    2026年04月05日
  • 博物館の少女 怪異研究事始め

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    河鍋暁斎の娘トヨ、織田信長の子孫織田賢司
    東博の館長田中芳男など実在の人物の登場で、
    親近感が湧き、興味深く読んだ。
    幕末の戊辰戦争で、彰義隊が新政府軍と戦った
    場所が上野の寛永寺。その際多くが焼失し、
    明治になりその敷地内に現在の国立東京博物館
    を建て、寛永寺の宝物も東博に引き継がれた
    そうで、東博の歴史、当時の上野恩賜公園、
    神田界隈についての様子も知り得た。

    物語は、古蔵から盗まれた黒手匣の謎を
    巡ってすすむ。後半、
    不老不死についてトノサマの言葉
    死は忌むべきものではない。
    死というのはここではないどこかへぬけでる
    という言葉が印象に残る。

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    2026年01月06日
  • 妖怪一家 九十九さん8 妖怪一家のウェディング大作戦

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    妖怪ぬらりひょんは市役所に勤めている。人間と妖怪が共存していくため頑張って働いている。山の狸と都会の狸の結婚式は無事できるのか!山から狸だけでなく妖怪たちもやってくる。ぬらりひょんの家族たちが面白い。

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    2026年01月06日
  • シノダ!5 時のかなたの人魚の島

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    シノダシリーズ5作目。洞江島二泊三日キャンペーンに当たった信田一家。開業50周年を記念してお得意様限定で催されたイベントだが、信田一家は洞江島を訪れたことはない。不審に思いつつも渡った先は、人魚伝説が潮の香りと共に漂う不思議な島だった。

    シリーズの中でもかなりミステリーチックで楽しめる。人魚伝説とあり、不老不死の運命を担ってしまった人々がでてくる。化けたり化かされたり、いつも通り夜叉丸おじさんによってもたらされるトラブルだが巻き込まれたパパが解決する。探し当てたきっかけがまた気の抜ける笑人魚伝説の正体は河童だったけれど、女王様は果たして河童なのだろうか?とはいえカッパのデザインが可愛すぎる!

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    2025年12月07日
  • シノダ!4 魔物の森のふしぎな夜

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    シノダシリーズ4作目。ユイ達のママとパパが初めて出会った話。夏のキャンプ場で起こった出来事。相変わらず夜叉丸おじさんはトラブルメーカーだった。パパことイッチは前作鏡の中の秘密の池でもそうだったが、かなり鋭いところがある。ママことサキがキツネだとは見破らなかったけど、些細なところで人間ではないと気づく。
    イツキおばあちゃんの存在がほんのり示唆される。銀孤なの〜?!鬼丸おじいちゃんがおばあちゃんのことを700歳とか言っていたけどじゃあママって何歳なの??読むのは何回目かのはずだけどかなり忘れている。

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    2025年11月26日
  • シノダ!3 鏡の中の秘密の池

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    シノダ!シリーズ3作目。キツネのママサイドとは打って変わって今度はパパにまつわるお話。パパのお母さん、ユイ達にとってはおばあちゃんが冬休みに遊びにくることになって大騒ぎ!突然おばあちゃんがパパに送って来た鏡台。その鏡の中に映ったある男の子の謎がパパの一夏の思い出と共に解き明かされていく。
    キツネ一族に邪魔されない様に七転八倒!スーちゃんの化け術はピカイチだが、演技面では化けきれていないなぁ〜〜と思う笑。それじゃあ風の耳を封印されたユイにもバレちゃうよ。本当に突然来たおばあちゃんにびっくりだが、信田一家がすごく楽しそうに過ごしていてこっちも楽しくなった。温泉センターの雰囲気好きだなぁ

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    2025年11月25日
  • シノダ!2 樹のことばと石の封印

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    シノダ!シリーズ二作目。タンスの引き出しの中にふと見えた森の景色。強い風に飲まれる様に引き込まれてしまったユイ、タクミ、モエの信田兄妹。森の人々は大蛇オロチによって石にされてしまった。石にされずたった一人で残っていたテトと、霧の谷に住む石の工と共に大蛇を倒し、人々を救う冒険に出る。

    ユイが持つ風の耳、タクミの時の目、モエの魂寄せの口が存分に発揮される。館主は三申の子と呼んだ。見ざる、言わざる、聞かざるで有名な三猿のことである。キツネ一族の能力をもらった三兄妹。この設定だけでワクワクしちゃう!前作で時の目の力を持て余していたタクミが段々と使いこなしていく様子も必見。ユイが夜叉丸おじさんのキツネ

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    2025年11月20日
  • シノダ!1 チビ竜と魔法の実

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    人間とキツネのハーフであるユイ、タクミ、モエの信田兄妹。キツネの一族に振り回され、今日もドタバタ騒ぎ!おじいちゃんが連れて来た竜の子供に謎の蛇軍団。キツネの血を引いているという秘密と共に、トラブルを解消していくシノダ!シリーズ一作目。

    小学生以来久しぶりのシノダ!シリーズ。懐かしさと共に、ユイちゃんの忙しさが可哀想笑。チビ竜可愛い!民間伝承や伝説がストーリーの元になっているのがすごく面白い。自由奔放なキツネ達は手が掛かる!夜叉丸おじさんはトラブルメーカーだけど、ストーリーを面白くさせる天才でもある。自分の親戚にいたらめっちゃ嫌だけど!でもこんな面白い人達がいたら楽しそうだよね。

    そして大庭

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    2025年11月20日
  • 内科・オバケ科 ホオズキ医院 オバケだって、カゼをひく!

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     ただ今、富安陽子さんの作品を読み続けて、不思議な物語の魅力を知りたい期間中です。


     本書はポプラ社の「おはなしフレンズ!」シリーズ(小学校三・四年生向け)から発表された、「内科・オバケ科 ホオズキ医院」シリーズの一作目で、小松良佳さんのシンプルな絵も相俟って、分かりやすくて楽しい不思議な物語が魅力的。

     色々な偶然が重なり、世界でたったひとりだけのオバケ科の専門医である「鬼灯京十郎」と出会った、丸山小学校五年二組二十八番の「峰岸恭平」だったが、その最初の印象は、『どう見ても、あやしい魔法使いか、インチキ手品師のようにしか見えなかった』と、あまり良いものではなかった上に病院の留守番を頼ま

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    2025年10月11日
  • ゆりの木荘の子どもたち

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    いつもの事ながら、数年前に読んだはずなのにキレイに忘れてて、もう一度謎解きを楽しめました

    77年前の友だちとの約束を果たすお話

    ミステリーと呼ぶには大袈裟な富安ワールドの謎解きが楽しくて切ない

    小学生向けに書かれた100ページくらいの物語、サラサラと読めば1時間もかからないのに、この満足度はすごい

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    2025年10月11日
  • かくれ山の冒険

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    ネタバレ

    ですます調のお話し久しぶりに読んだ気がする。
    すぐに物語が始まるけど嫌いじゃない。
    子どもたちがそれぞれの時代に帰れて良かった。浦島太郎だったら大変だ。
    最後のお母さんのセリフは短いがいろいろ想像できてよい。

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    2025年06月25日