富安陽子のレビュー一覧
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主人公は、古物商の家に生まれ育ったイカル、13歳。相次いで両親を亡くし、東京の遠縁を頼って上京するところから、彼女の人生が動き出します。
そして、その遠縁で、河辺暁翠こと15歳のトヨと出会います。
しずくさんに紹介していただき、「星落ちて、なお」のトヨに、再会しました。他の作品で、出会うって、新鮮な感じですね。ありがとうございました。
時代は明治中頃、舞台は上野美術館界隈。
イカルは、古物商で養われた目利きをかわれて、博物館で、働けることになります。二人の少女は、目まぐるしく変化する東京で自分仕事を得て、元気に生活していきます。
タイトルにもあるように、ちょっと不思議な現象があったり、盗難事件 -
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【感想】
・なぜ、古事記の世界が世界的な事象に通じているのだろう? とか思うがそれぞれの国ではそれぞれの伝わりかたをしている、ということにしておこう。
【一行目】
岡倉ひかるは、黒々と渦を巻く大蛇のとぐろの中にのみこまれていた。
【内容】
・カクレドから脱出成功したがかなり危うかった。
・先の脱出でうっかり現世に連れ込んでしまった黄泉ツ神がちょっと暴れる。
・疑問だった猿の正体が判明。予想通り。
・そして、ラストミッション。チーム・カンナギ全員強制参加。
▼来栖の丘学園についての簡単なメモ
【アキナ】アレイの妹。小学生。四年生。ゴシップ収集能力が高い。対象は家族も例外ではない。
【天 -
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【感想】
・いつもギリギリの脱出劇でたいへん。
【一行目】
カクレドから戻った翌日から、田代有礼たち八年生は教室で、机を遠く離して座るようになった。
【内容】
・一年生の「ピコ」が行方不明。諸般の状況から彼もカンナギの仲間なのではないかと考えた四人は捜索を開始。その結果鏡ゲット。
・七人目のカンナギと思われる人物の口から黄泉ツ神対天ツ神の闘いについて知らされる。
▼来栖の丘学園についての簡単なメモ
【アキナ】アレイの妹。小学生。四年生。ゴシップ収集能力が高い。対象は家族も例外ではない。
【天ツ神】この世の生物の中に遍在する。
【アレイ】主人公。十三歳で中学生の男子。中高一貫校では八年