富安陽子のレビュー一覧

  • シノダ!6 キツネたちの宮へ

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    ネタバレ

    大好き、シノダシリーズ。
    そーいや今更ながら、キツネよよーだからシノダなのよねーっと思う。
    今回も家族そろって巻き込まれ~。
    でもなんかみんな明るいので好きだわー。
    そしてパパ!!
    パパ素敵だわー、メッチャかっこよいよー。
    たとえ牛乳とナフタリンの匂いぷんぷんだとしても。
    ハッピーエンド、そうねーやっぱポシシィブシンキングってのは大切よねー。根っからのネガティブな私としては眩しいわあ。
    イツキおばあさま、は。
    遅まきながら、木から下りるころに気づいたです。
    あー、この子、子どもじゃないわ。と、でもそうね、サイで気づかなきゃいかんかったなあ。うむうむ。
    でも凛としてとってもかっこよいおばあさまで

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    2013年03月25日
  • シノダ!1 チビ竜と魔法の実

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    富安さんのお話は好きなんだけど、何となく読んでなかった本。
    面白く、あっと言う間に読めました。
    シリーズになっているので、キツネ族の血をひく3兄弟のお話、続けて読みたいです。

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    2013年02月10日
  • 内科・オバケ科 ホオズキ医院 オバケだって、カゼをひく!

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    僕が釣りで釣り上げたボタンはお化けの変身の一部だったみたい。ボタンのおかげで僕たちが住んでいる世界とは全然別の場所にある、鬼灯医院たどり着くことができた。そこは世界にたったひとつの、おばけ専門の病院だった。

    のんびり読めるお話。可愛いお話、とはちょっと違うので、おばけの話が好きな子にすすめられそう。

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    2012年11月13日
  • 盆まねき

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    うそと、ホラは、すこしちがう。
    人をだますのが、うそ。
    人をたのしますのが、ホラ。
    ほんとでもいい。ほんとじゃなくてもいい。楽しかったら大成功。それがホラなんだよ。

    お盆に祖父母の家に遊びに行った主人公のなっちゃんが、おじいちゃんや親戚の人から愉快なホラ話を聞いて、それでおしまいかと思いきや、最後に切なくなる展開が。

    とてもよかったです。

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    2013年07月28日
  • ほこらの神さま

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    最後まで一気に読んだ。

    ほこらの神さま、というからには神様がでてくるのかと思った。
    桜の季節のワクワクな予感もあったし。
    残念ながら、そのものずばりはでてこなかったが、
    彼らにとっては いた のだろう。
    秘密基地とか、自分たちだけの神様、とか
    わくわくだらけ。
    願いを叶えてくれる神様ひろったら、どんなお願いするかな~?
    でもよいことと悪いことは一セット、と思ってしまうあたりがおもしろい。
    そこまで思いが至るとこはすごいのでは?
    数馬のキャラクターがいい。
    こーゆー自由な感じで、どっかつきぬけてる風の、
    でも憎めないやつ、とゆーのはどーも憧れてしまう。
    ラストの神様じゃなくて

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    2012年07月26日
  • 小さなスズナ姫2 スズナ沼の大ナマズ

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    このシリーズは二冊目だけれど、主人公もさることながら、周りのキャラクターがいい。中学年向きかと思うが、大人が読んでも面白い。

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    2012年06月20日
  • 妖怪一家 九十九さん1 妖怪一家 九十九さん

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    小5、長男。妖怪が団地で暮らす、突飛な設定ながらも納得のストーリー展開はさすが。妖怪たちも、人間も個性豊かで面白い。ただ、登場するキャラクターが多い割りにお話が短いので、少し物足りない感じも。もし続編があるのなら歓迎!

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    2012年06月02日
  • シノダ!5 時のかなたの人魚の島

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    シノダ!シリーズ5作目。今回は人魚伝説のある南の島で家族揃ってバカンス。でもやっぱりただの旅行にはならなくて、夜叉丸おじさんのおかげでまた問題が……、というお話。安定感があって安心して最後まで楽しんで読めるシリーズ。島の描写や伝説、謎が謎を呼び……、というところが読み応えあります。もう少し子どもたちの活躍も見たかったところ。今回、パパの植物学者らしい饒舌っぷりが窺えます。
    韓国旅行が当たっていたら行くつもりだったみたいですけど、子供たちはまあいいとしても、ママのパスポートとかどうなってるんでしょうか。裏ワザとか何かあるのかしら。どうでもいいところが気になってしまうシノダ一家。

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    2012年06月02日
  • シノダ!4 魔物の森のふしぎな夜

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    シノダ!シリーズ、四作目。これ、けっこう怖かったです。怪談物としても読めるのではないですか。夜一人で読まない方がいいなあ。

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    2012年05月06日
  • 妖怪一家 九十九さん1 妖怪一家 九十九さん

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    化野原に住んでいた妖怪たちは、大きな団地が建つことになって困っていた。そこでヌラリヒョンが市役所に苦情を言いに行くと、なんと先住妖怪問題をあつかう専門の課に案内される。そこで提案されたのは、人間と一緒に団地に住みませんか、というものだった…。個性的な妖怪たちが、人間のために(?)大活躍。でもそこは妖怪ですから、ちょっとハメをはずすこともあります。
    ちょっと妖怪たちとお知り合いになりたくなる本。

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    2013年07月19日
  • 妖怪一家 九十九さん1 妖怪一家 九十九さん

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    ネタバレ

    富安陽子さんの本は、どんな荒んだ気持ちのときも、不思議なくらい、平和で優しい、あたたかい気持ちを思い出させてくれる力がある。ほんのりと楽しいこのひとならではの人間臭いような素直な妖怪童話世界の味わい、面目躍如。

    面白おかしいだけでもなく、説教臭さに走りもしない、世界よ、かくあれ、の楽しさと優しさと可笑しさと。

    自然や古来の妖怪たちへの畏敬や感謝、貴重さを忘れて破壊していく人間たちと、異界側との関係性を、愉快さ、楽しさに満ちた「共生」という形で、祈りを、イデアとして描き出してくれる。

    お役所の妖怪専門の課のお役人さんと、さまざまの妖怪たちの活躍奮闘ぶり、パーティや泥棒退治、文明を楽しみ適応

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    2012年03月09日
  • 内科・オバケ科 ホオズキ医院 ぼくはオバケ医者の助手!

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    やっぱり好きなのだ、このシリーズ。なんてことないのほほんとした味わいではあるのだけど、ほんのり昭和な街の、世界の風景、ちょっとティピカルなキャラクター造形に、ほっとする懐かしい優しさがある。横丁の角を曲がると、オバケやオバケ専門の医院があったりする、親密な世界。

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    2012年02月25日
  • シノダ!6 キツネたちの宮へ

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    ネタバレ

    シノダシリーズ6冊目。
    お母さんがキツネ、お父さんは人間、3兄弟キツネとハーフな、ちょっと特別な力のある信田一家。
    今回は家族旅行のつもりが、白羽の矢の呪符によって、キツネの宮に召還されてしまう。キツネの宮では、特別な結婚式が行われるところだった。厳しいしきたりがいっぱいのキツネの結婚式。100%人間のパパが混じっている事が知られたら、結婚式は台無し、パパは殺されてしまうかもしれない!?信田一家は無事にキツネの結婚式をやりすごせるでしょうか?一体だれが、信田一家を結婚式に呼び寄せたのか?


    キツネの嫁入り物語。(嫁入り当人→当狐はあまり出てこないけど)狐たちが、かなり厳しいしきたりに従ってい

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    2012年02月14日
  • ほこらの神さま

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    ほこらの神さまいいな~!!


    ある日、ふとした偶然でみつけた秘密基地。
    あおの秘密基地にこの後、とんでもないものが
    入ろうとわ少年たち、まだ思ってもいなかった・・・・・

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    2012年02月13日
  • 妖怪一家 九十九さん1 妖怪一家 九十九さん

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    表紙と挿絵がすごくイイ!
    たらい回しされる妖怪も、団地に七人家族で住むのも、そこはかとなくシュールでニヤリ。
    いろんなエピソードがあるけど、どれも客観的にみれば、怪談というか都市伝説!
    個人的には、人間の的場さんの苦労話を、一冊分、読みたいです。

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    2012年03月04日
  • 菜の子先生がやってきた! 学校ふしぎ案内●つむじ風の一学期

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    短編で読みやすいし、私は好きなんですが、子どもたちはなかなか手にとってくれなかった本です。すすめかたが悪かったのかな…

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    2011年11月16日
  • 盆まねき

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    【収録作品】1章 おじいちゃんの話-八月十二日-ナメクジナメタロウ/2章 フミおばちゃんの話-八月十三日-月の田んぼ/3章 大ばあちゃんの話-八月十四日-かっぱのふしぎな玉/4章 -八月十五日- 盆踊りの夜/もうひとつの物語-さいごにほんとうのお話をひとつ-

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    2011年08月26日
  • 盆まねき

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    ネタバレ

    7月の半ばを過ぎると、なっちゃんの家にママの田舎(本家)から盆まねきの手紙が届きます。8月のお盆の3日間、ごちそうを招いて親戚が集まってご先祖様を供養する行事です。
    パパとママは笛吹山(ふえふきやま)のママのおじいちゃんのことを「ホラふき山のおじいちゃん」なんて言ってます。そして、そのヒデじいちゃんだけでなく、ママの親戚はみんなちょっと変わっていて、たのしい話をなっちゃんやいとこのトッチンに話してくれるのです。
    おじいちゃんやおばちゃん、大ばあちゃんたちの不思議なはなし。ホントなの?ホントではありませんが、ウソでもありません。ホラ話しです。人を楽しませる、ホントでもいいホントでなくてもいい話。

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    2011年08月16日
  • 盆まねき

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    小中~:富安陽子さんの本は、ふしぎな世界へいつも招かれる。とても温かみがあって、時にはぞくりとしながらちゃんと安心できる場所に着地させてくれる。「お盆」という年に一度のご先祖さまとの交信をかみしめたい。

    この本は、「野間児童文芸賞」を受賞した作品です。
    富安さんの講話で、この作品の中の一つ「ナメタロウ」の話を朗読してもらいました。とても気持ちがほっくり温まり、語ってもらう楽しさを知りました。
    すぐに4年生の朝読おはなしタイムで子ども達に伝えました。
    富安さんの「身近なふしぎをいっぱい伝えたい」というメッセージがつまった本です。サイン本が私のパワーブックになりました。

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    2012年02月05日
  • 小さなスズナ姫1 小さな山神スズナ姫

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    神様の娘のスズナ姫が、一人前であることを認められるためにがんばる話(適当すぎるあらすじotz)。

    姫と神様とのやりとりは、現実の親子っぽくていい感じです。

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    2011年08月10日