あらすじ
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勇平は、友だちの数馬や準一たちと一緒に、取り壊された家の庭で小さな祠をひろう。秘密基地に持っていき、試しにその祠にむかってお願い事をすると、なんと次々にかなっていく。しかも不気味なことに、お願いがかなうのと引き替えのように、いやなこともおこるのだ。そんな中で、勇平は、数馬たちとの友情を確認していく。
感情タグBEST3
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小学校高学年向け。
小学5年生の男の子3人組が、取り壊された屋敷跡でほこらを見つけ、それを自分たちの秘密基地に運び込みます。ほこらの神様にお願いして、返事があれば願いが叶う。男の子たちのわんぱくさに、大人としては顔をしかめてしまいますが、子供だからこその輝きがそこにはありました。神様とか、目に見えない存在がこの世にはいるんだろうな、と改めて感じました。
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ほこらの神様は願い事を叶えてくれるけれど、その代わりに罰を与えます。ある日、三人の幼なじみが、ほこらの神様を見つけて、他の人に内緒にしたいので、秘密基地に隠してしまいます。そこからたくさんのハプニングが起きて、ハラハラしながら読みました。
富安洋子さんの本は、ドキドキしながらも面白い場面が多いので、大好きな小説家です。
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あるほこらにであった3人の少年のお話
ある日、3人が偶然秘密基地になりそうな場所を見つけた。
次の日にはなんとふしぎなほこらも発見⁉︎
面白かったです。
ふしぎなほこらを見つけたら、ぼくは何に使おうかなぁ。
ほしいゲームソフトかなぁ。
でもなんのゲームソフトが欲しいかなぁ(笑)
Posted by ブクログ
おもしろかった。
最後まで一気に読んだ。
ほこらの神さま、というからには神様がでてくるのかと思った。
桜の季節のワクワクな予感もあったし。
残念ながら、そのものずばりはでてこなかったが、
彼らにとっては いた のだろう。
秘密基地とか、自分たちだけの神様、とか
わくわくだらけ。
願いを叶えてくれる神様ひろったら、どんなお願いするかな~?
でもよいことと悪いことは一セット、と思ってしまうあたりがおもしろい。
そこまで思いが至るとこはすごいのでは?
数馬のキャラクターがいい。
こーゆー自由な感じで、どっかつきぬけてる風の、
でも憎めないやつ、とゆーのはどーも憧れてしまう。
ラストの神様じゃなくて、自分たちでバチあててやろーぜ、の企みがとても
よかった。
仲良し三人組、いつまでも、なんやかんやと楽しく、やってて欲しいなあ。
最近は虐め問題で学校関係はいろいろ大変そう。
実際のところどうなのかはよく分からないのだが、
力が強い子、弱い子ってゆーのはやっぱり集団の中ではでてくるもんで、
でもその中をなんとかうまーっく今回みたいに助け合って
くぐりぬけられたらいいのに。
でもひとりだったら無理だろうなあ。
うう、ほんっと学校ってよく考えたらオソロシイほどに閉鎖された空間だよなー。よくもまああんなところに毎日通ってたよな、と今にして思う。
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ほこらの神さまいいな~!!
ある日、ふとした偶然でみつけた秘密基地。
あおの秘密基地にこの後、とんでもないものが
入ろうとわ少年たち、まだ思ってもいなかった・・・・・
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小5の男の子たちが主人公だけれど、読むのは中学年くらいからでよさそう。
男の子たちってこんなかんじなのかな~。秘密基地とかわくわくするかんじ。あぶなっかしいな~、見つかったら怒られるぞ、っていうことをそれでもやっちゃうのが男の子なんだな。お母様方はさぞかし大変でしょうね。
もっとファンタジー色が強いのかな、と読む前は思っていたけれどきちんと地に足がついたお話でした。
Posted by ブクログ
ぼく北川勇平。5年になってはじめて、幼なじみの野本準一くん、安井数馬くんと3人一緒のクラスになった。ある日、近所の桜屋敷と呼んでいたところが取り壊された。そこでぼくらは、がらくたと一緒にほこらをみつけた。このまま、ゴミになっちゃうの?いや、秘密基地に運び込もう!しかも、このほこら、なんだか願いを叶えてくれる不思議なほこらだったんだ。でもそれだけではすまなくて、願いとともの、災難もくっついてきているみたいだ!?
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どきんどきとした話でしたね、あのころ読んだ自分の感想としては。
今でもたまに読み返すことがありますが、なんて字のでかい本を読んでいたんだろうと驚くのであります。
Posted by ブクログ
児童書です。こどものときには誰でも秘密基地にあこがれたり、作ったことがあると思います。
3人の小学校5年生の男の子が橋の下に隠された横穴をみつけ、そこに打ち捨てられた祠を運び込み、秘密基地にしました。
ふとしたことがきっかけで、祠が願い事をかなえてくれえると思ってから、日常ががらりと変わりました。
ものを大事にすることを教えてくれたり、小学校のときに夢中でいろんなことにわくわくしていたことを思い出させてくれる本。