あらすじ
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勇平は、友だちの数馬や準一たちと一緒に、取り壊された家の庭で小さな祠をひろう。秘密基地に持っていき、試しにその祠にむかってお願い事をすると、なんと次々にかなっていく。しかも不気味なことに、お願いがかなうのと引き替えのように、いやなこともおこるのだ。そんな中で、勇平は、数馬たちとの友情を確認していく。
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Posted by ブクログ
おもしろかった。
最後まで一気に読んだ。
ほこらの神さま、というからには神様がでてくるのかと思った。
桜の季節のワクワクな予感もあったし。
残念ながら、そのものずばりはでてこなかったが、
彼らにとっては いた のだろう。
秘密基地とか、自分たちだけの神様、とか
わくわくだらけ。
願いを叶えてくれる神様ひろったら、どんなお願いするかな~?
でもよいことと悪いことは一セット、と思ってしまうあたりがおもしろい。
そこまで思いが至るとこはすごいのでは?
数馬のキャラクターがいい。
こーゆー自由な感じで、どっかつきぬけてる風の、
でも憎めないやつ、とゆーのはどーも憧れてしまう。
ラストの神様じゃなくて、自分たちでバチあててやろーぜ、の企みがとても
よかった。
仲良し三人組、いつまでも、なんやかんやと楽しく、やってて欲しいなあ。
最近は虐め問題で学校関係はいろいろ大変そう。
実際のところどうなのかはよく分からないのだが、
力が強い子、弱い子ってゆーのはやっぱり集団の中ではでてくるもんで、
でもその中をなんとかうまーっく今回みたいに助け合って
くぐりぬけられたらいいのに。
でもひとりだったら無理だろうなあ。
うう、ほんっと学校ってよく考えたらオソロシイほどに閉鎖された空間だよなー。よくもまああんなところに毎日通ってたよな、と今にして思う。