乙武洋匡のレビュー一覧
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逆境においてチャレンジさせれば強くなるし、チャレンジさせなければ弱くなる。全くできないこと、ではなく頑張ればできることをさせ続けることが重要。
これは超本質で、銃病原菌鉄のヨーロッパが強くなった理由もそうだし、資本主義原理もそう、競争によるチャレンジが成長を促す。
自己認知と他己認知の相違は起きるし、認知度が高まれば高まるほど、その差分は大きくなり苦しむ。
街中で自分は知らないのにみんなは自分を知っているという状態は相当苦しそう。特にその準備ができてない場合地獄だ。
そういう意味で、他己認知と自己認知には差分があるし、それぞれが自分、分人であるという確信を持てれば強くなる。そうでない人は -
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杉山文野さんをモデルにした
元「女子」の彼の物語
親子、社会との関わりの中で
自分が本当の自分でいられることって
ただでさえ難しいのに
私も子どもの頃
赤いランドセルとかぴらぴらスカートとかが嫌いだったから
みんな一律赤とかケッて思ってた
なんの迷惑もかからないんだから
選べるようにすればいいじゃんね〜
ただそれだけのことだと思うけどね〜
この物語は
乙武氏があとがきで書いてるように
完全なるフィクションではなさそうなので
せっかくならもうインタビューとかいろんなの入れて
ノンフィクションでも良かったのになと思う
それだと手に取る人が少ないのかな
女子でいるのも男子でいるのも大変
矢 -
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トランスジェンダーの杉山さん経験を元にされた"小説"で、エッセイ寄りの内容を期待していた私としては期待外れではありました。三人称で書かれているので、感情移入がしづらく、登場人物も個性的ではありますが基本善人ぞろいで現実味に欠けます。なんていうか、小説だなぁという印象。ただ、性を変える大変さと理不尽さを知ることができ、そこは素直に読んで良かったと思いました。
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あとがきに20年前の著書のことは書いても、その後の不貞については一切なーんにもないんですよね。障がい者の課題に目を向けてこなかったことが反省ではなく、その後の考えなしの行動で色んな人を裏切ったことの方を反省された方 -
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体は女性だけど、心は男性、という人が主人公。
毒親についてのフィクションは増えたけど、小説ではあまりまだ読んだことがありません。
著者は乙武洋匡さんですが、小説としても読みやすく、いろいろと知らなかったこともあり読み進めていきました。
自分がそういう悩みがないからといって、他人事にもする気はないけど、正直、そのことばかりを慮って生きるほど時間もない。
だから、経験を語ってもらうしかないんですよね。今の段階では。
当たり前だと思ってることって、本当に当たり前なのかな?
人は結婚して子供を生んで、それが幸せなの?
私達の「当たり前」ってなんだろう?
コロナで「当たり前」がどんどんひっくり返った年に -
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ネタバレ印象に残った箇所をまとめました。
・みんなちがってみんないい。自分の弱点・へっこみばかりに目を向けるから辛くなる。得意なこと、できること・でっぱりに目を向けてよい
・自己肯定感とは、「健全な自己愛」。自分を愛すること
(僕は、けっして完璧な人間などではない。それでも、自分が好き。至らない自分、欠点だらけの自分、弱い自分、手足のない自分あれやこれやを全部ひっくるめて、乙武洋匡という人間をいとおしく思っている)
・親もひとりの人間として、自分の人生を幸せに生きていることが大切。
そうでなければ、自分が成し遂げられなかった悔いや期待を子どもにかけすぎることになる
・成功か失敗かではなく、いか -
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出版社も、炎上目的で本を量産することが常態化してしまったと思います。とても話題なお二人なので、そのコメントも、もちろんコメンテーターとしての役割は、非常にあると思いますが、
なんというか対談から、なるほどなと視点を期待してしまう私からすると、正直な所、どうかなと思う次第です。
お二人とも、語る根拠を自身の「経験」から、
導くという話法は、私には、あまり受け入れるものではありませんでした。経験から、語るなんて当たり前じゃんと思うかもしれませんが、全くそうではなく、その経験から、智慧として導き出される知識は、正直、あまり人様の役には立ちません。
もう少し自分のソトの視点から語る方が、
有用な場 -
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うーん。乙武さんにしか描けない作品、であるからこそ、もっと深く掘り下げた描写をしてもらいたかったかなぁ。心理面はもちろん、物理的なことも含めて。序盤は、私たちにはわからない車イスの世界を見せてくれている場面もあり、その葛藤や苛立ちがとても伝わってきたけれど、中盤以降はそういうシーンも減り、同時に、LGTBホストやゲイバーのママや、風俗で働く女の子や、政治家の父などなど、視点がちらついて集中できなかった感が。結果、シゲノブの成長感も薄くなってしまった気がして残念。ホストの世界や新宿の景色も描写がうすく、果てしないキラキラや混沌とした闇の広がりなど、その独特の色や圧が伝わってこない。結果、個性的で
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いいなあ。と思った。
大学時代に良く目にした、私にとってうらやましい生き方をしている人です。
自分に自信を持っていて、インテリで行動力があって育ちの良い人。
(で実は私はちょっと苦手だったりする…コンプレックスかしら)
と思ったときに私の頭からは著者が「五体不満足」であることは抜けているわけで、
そういう意味ではこの本がいわゆる「五体満足」な人に与える影響は大きいのかもしれないです。
何でもそうだけど、自分と異なる環境にあるものってひとくくりに一般化して考えがちなんですよね(私だけ?) 。
そういう考え方の癖をひっくり返してくれる本でした。
失礼を承知で言えば、著者が四肢 -
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重度の障害を不幸と感じた事がほとんどないという著者。
そのポジティブな思考の秘訣は、両親の影響が大きいとのこと。
中盤から教師としての教育、自分の子供の教育などについて私見が書かれている。
五体満足な自分のほうがとても思考がネガティブで、全然幸せを感じないのは何故なのか(笑)。
目が見えない人は、目が見えている人より物事の本質がよく見える。
逆境をバネにすることで、真剣に生きれるというのはやはり人間の力なんだなぁと思う。
僕はいつになったら本気を出すのか!笑
五体満足な自分ができないことは、ほとんどないのではと考えさせられる一冊でした。 -
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彼の本を読むのは五体不満足以来で,彼も40歳になる~1息子として-両親の愛に満ちた子育てを振り返り「かわいい」/“応援団”結成/母の悩み/転勤拒否/紙おむつが起こした奇跡/「ほめる育児」の原点/車いす禁止令/魔法のルール/結婚の条件2教師として-現代の親子が抱える問題を見つめ「トイレに行っていいですか?」/涙のリレー/1/2成人式/ストライクゾーンを広げよう/発達障害の子どもたち/みんなちがって,みんないい3父親として-自らの育児を初めて明かす。二匹の怪獣/子守唄は『六甲おろし』/扇風機事件/妻の言葉と茜空/パンツをずりっ!/「今日も大好きだよ」/幻のウエディングドレス/幸せのカタチ:精神科医
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乙武さんと対談形式での議論。
対談相手はお馴染みのメンバーともいえ、この本以外でも著作があったり、よく他の対談本でも登場したりする人物ばかり。
なのでその人の主張自体は他の本にも出てきて特に新鮮味はない、その意味では出てくる人本人が書いた本の方が詳しい。
ただ、この本の持つ新鮮味は内容よりも「乙武さん」が相手であることに尽きるようにも思う。
非常に稀有な経歴を持つ乙武さんゆえ、対談の中でも視点が新しいというか、広さを感じるので、その部分に対して面白さがあったと思う。
最後都知事、政治家への転身を勧められていたが、どうなんでしょうね。見てみたい気もするが、一議員としてではなく首長としてがい -
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2014年初版
乙武洋匡 対談
現代社会のおかしさ、課題についての8篇の対談集。
若手論客8人対乙武さんという対談本 (R25の対談企画の書籍化)。八人八様の社会への向き合い方・戦い方を紹介しつつも、共通している「既存勢力・既得権益との向き合い方」については東氏のまとめた「内側・外側」のまとめがわかりやすい。既存のルールの上でも戦える準備をする=内側。既存のルールを真っ向否定し、トリックスター的に変革を目指す=外側。
論壇会にも世代があるし、スタンスの違いもあるということがなんとなくわかった一冊。それにしても乙武さんのスタンスがいい意味でずるい。いいところを結局持っていくような構成でした