いいなあ。と思った。
大学時代に良く目にした、私にとってうらやましい生き方をしている人です。
自分に自信を持っていて、インテリで行動力があって育ちの良い人。
(で実は私はちょっと苦手だったりする…コンプレックスかしら)
と思ったときに私の頭からは著者が「五体不満足」であることは抜けている
...続きを読むわけで、
そういう意味ではこの本がいわゆる「五体満足」な人に与える影響は大きいのかもしれないです。
何でもそうだけど、自分と異なる環境にあるものってひとくくりに一般化して考えがちなんですよね(私だけ?) 。
そういう考え方の癖をひっくり返してくれる本でした。
失礼を承知で言えば、著者が四肢を持っていたら何のこともない本になってしまうような大したことない内容なんですが、そこにこの著者の凄さ、著者をとりまく人々の素晴らしさがあるんでしょうね。
特に、自分が教育者だったらこんな風に覚えてもらえたら幸せだろうなあと思ったりして。
というわけで障害者も健常者も関係なく、こういう人っているなあと思ったのが正直な感想。
みんながこういう生き方をできるわけではないですけど、自分の身体的特徴を否定せず、かつ甘えずに生きている姿勢が素敵だと思いました。
てか絶対この人のほうが運動神経いいんだけどー。
やっぱりコンプレックスだわ~