乙武洋匡のレビュー一覧

  • だいじょうぶ3組
    乙武さんが自身の小学校教員経験をもとに書いた小説。困ってる人がいたら助けるとか、みんなちがってみんないいとか、大人になると忘れがちな気がした。ちょうど彼自身にもいろいろあったから、レビュー荒れっぷりが凄いけど。有名人は大変だ。
  • 自分を愛する力
    印象に残った箇所をまとめました。

    ・みんなちがってみんないい。自分の弱点・へっこみばかりに目を向けるから辛くなる。得意なこと、できること・でっぱりに目を向けてよい

    ・自己肯定感とは、「健全な自己愛」。自分を愛すること
    (僕は、けっして完璧な人間などではない。それでも、自分が好き。至らない自分、欠...続きを読む
  • それでも、逃げない
    出版社も、炎上目的で本を量産することが常態化してしまったと思います。とても話題なお二人なので、そのコメントも、もちろんコメンテーターとしての役割は、非常にあると思いますが、
    なんというか対談から、なるほどなと視点を期待してしまう私からすると、正直な所、どうかなと思う次第です。

    お二人とも、語る根拠...続きを読む
  • 五体不満足 完全版
    障害と向き合うじぶんや恩師、なかまたち。生き方など。
    出版後を経ての後記がついている


    C0195
  • 車輪の上
    うーん。乙武さんにしか描けない作品、であるからこそ、もっと深く掘り下げた描写をしてもらいたかったかなぁ。心理面はもちろん、物理的なことも含めて。序盤は、私たちにはわからない車イスの世界を見せてくれている場面もあり、その葛藤や苛立ちがとても伝わってきたけれど、中盤以降はそういうシーンも減り、同時に、L...続きを読む
  • 車輪の上
    これは困った作品だ。
    五体不満足の乙武洋匡にしか書けない、車椅子の障害者を主人公にした小説。
    とにかく難しいことはなく、どんどん読み進められる。問題意識もそれほど強くないが、所々に滲み出てくる社会への叫びもまた印象的。
    ちょっと特殊なジャンルの小説だった。
  • 五体不満足 完全版
    いいなあ。と思った。

    大学時代に良く目にした、私にとってうらやましい生き方をしている人です。
    自分に自信を持っていて、インテリで行動力があって育ちの良い人。
    (で実は私はちょっと苦手だったりする…コンプレックスかしら)

    と思ったときに私の頭からは著者が「五体不満足」であることは抜けている...続きを読む
  • だからこそできること
    自分は自分、これが自分だ、という軸がちゃんとあれば、それがポジティブに繋がるのだろうと思った。

    ただ、その自己肯定感?が低いのをどう高めていけるのだろうと、逆にその不安ばかり考えてしまう。

    それぞれに勢いのある2人のやり取り、それはとても面白かった。
  • 五体不満足 完全版
    読んだきっかけは
    学校の図書室にあったのと、
    不倫騒動で有名になったから。

    不倫のことはさて置き…
    この本を読むと、健常者と変わらない人だったことがわかります。
    そして後半、障害者について述べていました。
    段差などがあるから「障害者」なんだと。
    バリアフリーにしてしまえば障害者と呼ばなくて済むと書...続きを読む
  • だから、僕は学校へ行く!
    物事の善悪を教えるべき時に、他人の目を持ち出すのはルール違反。子供たちも自然とそれを気にするようになる。
  • 自分を愛する力
    重度の障害を不幸と感じた事がほとんどないという著者。
    そのポジティブな思考の秘訣は、両親の影響が大きいとのこと。
    中盤から教師としての教育、自分の子供の教育などについて私見が書かれている。

    五体満足な自分のほうがとても思考がネガティブで、全然幸せを感じないのは何故なのか(笑)。
    目が見えない人は、...続きを読む
  • 自分を愛する力
    彼の本を読むのは五体不満足以来で,彼も40歳になる~1息子として-両親の愛に満ちた子育てを振り返り「かわいい」/“応援団”結成/母の悩み/転勤拒否/紙おむつが起こした奇跡/「ほめる育児」の原点/車いす禁止令/魔法のルール/結婚の条件2教師として-現代の親子が抱える問題を見つめ「トイレに行っていいです...続きを読む
  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談
    R25に連載されていた乙武氏の対談をまとめた一冊
    この本を読むと考えなくてはいけない事がけっこうある事に気付かされます
    そして考えた後に行動する事のなんと重要なことか…
    意見を言うのも大事だけど行動する事はもっと大事‼︎ そんな一冊です
  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談
    乙武さんと対談形式での議論。
    対談相手はお馴染みのメンバーともいえ、この本以外でも著作があったり、よく他の対談本でも登場したりする人物ばかり。

    なのでその人の主張自体は他の本にも出てきて特に新鮮味はない、その意味では出てくる人本人が書いた本の方が詳しい。

    ただ、この本の持つ新鮮味は内容よりも「乙...続きを読む
  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談
    2014年初版
    乙武洋匡 対談

    現代社会のおかしさ、課題についての8篇の対談集。

    若手論客8人対乙武さんという対談本 (R25の対談企画の書籍化)。八人八様の社会への向き合い方・戦い方を紹介しつつも、共通している「既存勢力・既得権益との向き合い方」については東氏のまとめた「内側・外側」のまとめが...続きを読む
  • 社会不満足 ―乙武洋匡 対談
    すでに出ているものがほとんど、という話を聞いてはいましたが、リアルタイムに追ってはいないので、こういう本がまとめとして出ると読みやすくて助かります。
  • だいじょうぶ3組
    読んでいてぐっとくるところたくさん。良いのだけど、さっくりというか、良いお話だけに文章力がもったいない感じが。でも内容はよかったし、映画もよかった。
  • 五体不満足 完全版
    「障害者」という部分を除くと、さして面白くもない「昔話」でしかない内容。そして、著者の「特別視しないで」という声なきメッセージと合わせて考えると、なんだが矛盾を抱えているようですっきりしない。文章力・取り扱うネタの切り口も中途半端なように感じる。著者に興味があれば読む価値はあるだろうが…。

    彼は恵...続きを読む
  • だから、僕は学校へ行く!
    五体不満足の著者として有名な乙武洋匡さんの、貴重な経験が綴られた一冊。
    ご自分の時代とのギャップや、子供とどう向き合うべきかなど、教育にまつわる問題や課題に深く切り込んだ内容にこのままでいいはずがない、一人一人が考えて行かなければならないと痛感させられた。
  • 自分を愛する力
    巻末の対談で、

    新型うつは遅れてきた反抗期、反抗期は親から精神的な独立をするために必要な過程

    とあり参考になった。

    肝心の自己肯定感については、自分は親から愛されて育ったからだと思うという話だけで、では親から愛されなかったゆえに自己肯定感がもてない人たちには特にアドバイスはなくがっかりした。