乙武洋匡のレビュー一覧

  • ヒゲとナプキン
    杉山文野さん原案で、乙武洋匡さんが書いたLGBTQの方々のお話。

    杉山さんと乙武さんが敷いてくれた道を、
    「ああ、こんな痛みを抱えていらっしゃるのか」と
    想像以上の困難がありました。

    乙武さんは「五体不満足」で感じた贖罪を、今作で
    晴らす目的もあったそう。

    生まれてきた性を受け入れられない杉山...続きを読む
  • それでも、逃げない
    思考法・考え方が好きな乙武さんと三浦瑠麗さん。読者がハラハラ、ドキッとする程の双方からの切り込み感で御二人への理解がより深まりました。
    選挙目前の6月歌舞伎千穐楽で会場の外に出るとスゴイ満面の笑みで乙武さんが待ち構えていた時の笑顔が目に焼き付いています!!
  • 五体不満足 完全版
    【感想】
    見た目だろうが中身だろうがそれは自分の特徴であり、「そんな自分にできることは何か?自分にしかできないことはなにか?」を常に考えようというメッセージがとても伝わってきた。
    切り口によって「自分にできること」は無限にあり、“その場その場で考え行動すること“は文字にするととても簡単だけど難しい。...続きを読む
  • 四肢奮迅
    やっぱり乙武さんってすごいと思った。自分のためではなく、人のためにできる人ってなかなかいないと思う。
  • 五体不満足 完全版

    完全版で読むべき理由

    五体不満足、ベストセラーと言われながらも私は30代にして初めてこの本を読んだ。
    『完全版』というだけあって、加筆された4部とエピローグの部分、ここに著者のすべてが詰まっているといっても過言ではないかもしれない。

    本編(加筆前)を読み終えた段階では、実際に本人が重荷を背負うこととなった『乙武洋匡の人...続きを読む
  • 【無料お試し版】四肢奮迅

    歩く大切さ

    五体不満足で知った乙武さんですが、こんなチャレンジにも挑戦なされていたのか!と思うと、頭が下がります。普段我々はなんとも思わず歩いて過ごしていますが、歩くことすらできない立場の人にとっては、歩けることがとても幸せであることに気がつきました。
  • ヒゲとナプキン
    日のあたるニュースは耳にすることが多くなったLGBTQだけど、そこだけではない、きらめく月の下での大切な人との絆が、繊細にかつ丁寧に紡がれるヒゲとボインじゃなくて、葛藤とナミダの物語
  • 車輪の上

    障害者目線の小説

    こういった障害者目線の小説を読んだのは初めてで、色々心に突き刺さりました。私も介護職を初めて、目が見えない、聞こえない、足がないなどの方と接することにより、彼らを障害者と思ったことはなく、個性の一つと思うようになりました。ただ、この小説を読んだことにより、さらに障害と言う言葉がいかに不適切ということ...続きを読む
  • ヒゲとナプキン

    皆に読んでもらいたい

    身体は女に生まれ、心は男のイツキの物語。
    性同一性障害の人が抱える社会や性、家族の事が、赤裸々に表現されています。
    今まで自分は知っていると勘違いしていたんだな、と知りました。
    イツキの葛藤にぐんぐん引き込まれ、読んでいて辛かったり、泣きたかったり、ホッとしたり…あっという間に読んでしまいました。
    ...続きを読む
  • 四肢奮迅
    乙武さんが、疑問を抱きつつも、自分に与えられた役割を受け入れ、葛藤しながら取り組んでいく様が素直に語られていて、とても良かった。身体感覚の変化という観点でも今後も注目したいプロジェクト。
  • 五体不満足 完全版
    普通は障害を持っている人にかわいそうだと思って接していがちだけど、筆者の先生や周りの人たちが筆者を平等に扱っているのがすごいと思いました。だから僕もそのようになりたい
  • それでも、逃げない
    マイノリティのカテゴリを背負いながらも強い存在となった今は称賛される一方でSNSでは理不尽に叩かれ続けている。二人が「それでも、逃げない」わけがフランクな対談の中で明かされていく。
  • 五体不満足 完全版

    素晴らしい作品

    色々と考えさせられる本でした。何年経っても変わらない名作です。今となってはバリアフリーも浸透してきましたが、当時の苦労は並大抵のものではない。
  • ヒゲとナプキン
    「おかしいだろ。戸籍とか制度のために、なんで俺が手術しなきゃいけないんだよ」
    「おまえの言う通りだよ。俺らだけ、なんでこんなしんどい思いしなきゃいけないのか。ちょっとルールを変えてくれればいいのに。」


    トランスジェンダーの主人公の苦悩と葛藤がとてもよく描かれている。んだと思う。
    実際のことは分か...続きを読む
  • 四肢奮迅
    健常者の記録をテクノロジーの力で超えるパラアスリートや、速さに魅せられて残りの足も切断したがる義足アスリートの話に驚き。生身では登れない岩を義足で越えていく登山家等、攻殻機動隊の世界に片足突っ込んでるなと思った…義足だけn
    テクノロジーの進歩とともに障害者に憧れる健常者も出てくるのだろう。
    歩いた経...続きを読む
  • 【無料お試し版】四肢奮迅
    著書は乙武さんが二足歩行をするまでの経緯や想いを本当に事細かに綴られています。
    どこまで正直に生きられる方なんだろうというのが率直な感想です。
  • だいじょうぶ3組
    これは、小説なのでしょうか?

    乙武くんが、小学校の先生をしていたと聞いていたので…
    その時の経験を書いた本かな?と、思っていました。

    読みだすと…主人公は「赤尾慎之介」
    五体不満足の新任の先生が、5年3組の担任になって…
    というお話。

    すごく面白いですし、泣けます。
    でも、小説を読んでいるよう...続きを読む
  • 五体不満足 完全版
    自分が持って生まれた身体に不満を持っている子供に、ぜひとも読んでほしい本です。

    私も生まれつきアトピーがひどく、物心がついた頃から「なぜ私だけ…」と自分の人生を悲観して生きていました。
    そんな時に同じくアトピーで苦労していた叔父がプレゼントしてくれたのがこの本でした。
    小学校高学年でしたがスラスラ...続きを読む
  • ありがとう3組
    乙武洋匡さんの小説『だいじょうぶ3組』の続編の『ありがとう3組』。6年生となった児童たちと赤尾先生の絆を描いた心温まる作品。

    6年生になり転校してきた発達障害の男の子泰示くんがクラスをかき乱します。

    この作品は2012年ぐらいの本ですので、今ほど学校現場にも発達障害の理解がなかったかもしれません...続きを読む
  • 自分を愛する力
    『五体不満足』の乙武さんが、自己肯定感について綴った本です。

    とにかく乙武さんの周りにいらっしゃった方たちが素晴らしいです。お母様、お父様をはじめ、小学校の厳しい先生やご近所の方たち。
    そして、そういった方々に育てられた乙武さんが、小学校の教師となり、子どもたちが成長していく・・・

    読んでいて、...続きを読む