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障害者目線の小説
こういった障害者目線の小説を読んだのは初めてで、色々心に突き刺さりました。私も介護職を初めて、目が見えない、聞こえない、足がないなどの方と接することにより、彼らを障害者と思ったことはなく、個性の一つと思うようになりました。ただ、この小説を読んだことにより、さらに障害と言う言葉がいかに不適切ということを認識させられました。どこからが障害なのか?そういった線引はないのだと思いました。人は少なからず、ジェンダー問題、背が低い、太ってる、コミュニケーションが苦手など見た目だけでなく、心にも何かしら問題、コンプレックスを抱えているわけで、車椅子が特別でないことがわかります。実体験している乙武さんにしか書