乙武洋匡のレビュー一覧
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大丈夫3組の続編。
愛とは目にみえるもの。最後の手紙のエピソードは、本当に心にじーんときた。
一人一人がかけがえのない宝物。親や教師ができることは、天から預かったその宝物に、ただただ心を寄せて見守ることくらい…
乙武氏の分身である赤尾先生は、自分に与えられたその愛が、どれだけ自分の生きる力になってきたのかを本当によく知っている。そして、実際、手と足がないという不自由さなんて感じさせないくらい自由に生きている。
いつもだったら原作を読んで満足してしまうのだけれど、今回に限っては、やっぱり、乙武氏演じる赤尾先生の生のエネルギーと愛を映像で感じたいなぁ。 -
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乙武氏自身の教師生活を基に描かれたおはなしで、映画化をきっかけに手にとってみた。
ひとつひとつのエピソードが心にグッときて、忘れかけてたけど、子どもには子どもの社会があるってことを思い出させてくれた。
春から二年生になる長女も、小学校に入って、どんどん自分の世界を広げて行き、色々な人間関係を築いているのを感じ、母として戸惑うことや不安もしばしば。
学校生活で感じる、楽しいこと、嬉しいこと、悔しいこと、恥ずかしいこと、悲しいこと…プラスの感情もマイナスの感情もどれも成長で欠かすことができないものだから、いっぱいいっぱい経験してほしいな。
だいじょうぶだよ。と声をかけてくれる赤尾先生みたいな先生、そして、かけがえのない仲間にどうか出会えますように。 -
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人は、ひとりひとり、違う。
だから、楽しい。
みんな同じだったら、つまらない。
みんな、それぞれ、ひとりの人間を生きている。
なのに、今の世の中、そうなっていないように感じる。
だから、子どもたちが、困る。
そのことに対する、おふたりの提言。
教育に携わる自分にとっては、大切な教科書のようなもの。
相手に合わせて、ということを考えているつもりでも、
つい、正解とそれに至る道筋を押しつけてしまうことがある。
「ほら、これで正解できるだろ。」と。
そうじゃないんだよね、相手をうまく引き出してあげないと。
難しい。だからこそ、やる。
まあでも、自身がいきいきと楽しんでい(努力してい)ることが大切ですね。 -
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ネタバレキーワードは
褒める,自己肯定観,役割,本当にやりたいこと
2人の子どもの父親であること,教育に携わった経験をお持ちであること,
前向きな性格,社会からの目線や批判などを受けることの多い立場にあること,
など,多くの共通点がありつつ,
それぞれ独自の経略や価値観をお持ちでもあるお二人,
乙武さんと武田双葉さんとの,
「教育談義」から始まった対談です.
本物の自己肯定観,自負,自信は,
例えその人が社会の中で悪風にさらされ,大きく揺らでいるときであっても,
その人を支えてくれる糧となります.
自分と他人と比べたり,その動向を気にしたりすることよりも,
まずは自分の目の前のこと,本当にやりたいことに対して精一杯になること.
その姿を見て,次の世代の,自分の子供,教室の子供たちが,
自分のしたいこと,得意なことを社会の役割として,自分に適した場所で生かしていこうとしてくれれば.という気持ち -
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ネタバレ『だいじょうぶ3組』の続編。
前作のテーマ『普通じゃないことの何がいけないのか』に加えて
『一般的に普通じゃないとみなされる人や物事を尊重すること』と
その難しさについて描かれていたように思う。
発達障害児というある意味爆弾(失礼)を放り込まれたことで
子供たちが成長していく様が見事。
春菜さんのお父さんを説得しに行くくだりは微笑ましくも涙が出た。
前作のレビューに
『小学生でこういう先生に出逢えたら、幸せな大人になれる気がする』
と書いたけど
こういう生徒に出逢えた赤尾先生も幸せなはずだと今作を読んで思った。
今回は紺野先生の存在が前作よりも大きかったと思う。
赤尾先生を諭す言葉には前作以上に重みがあった。
対照的に、前回歩み寄ったかなと思えた学年主任の青柳先生が
元に戻ってしまったというか頑なになっていたように見えたのが少し残念だった。
親子間でも、友達との間でも、
成長したからこそお互いの愛情を測り兼ねるもどかしさも描かれていたと思う。
それを教えてくれたのは転入生の泰示くん親子だった。
それと同時にこの親子が現在の社会における生き辛さも教えてくれた。
『だいじょうぶ3組』ほどじゃないけど
読み終わったらやっぱり頬がバリバリに固まっていた(爆)。
これもやっぱり人前で読めない(笑)。