乙武洋匡のレビュー一覧

  • だからこそできること
    乙武さんと双雲さんのポジティブな対談は、読んでいて心地よいです。
    なかなかポジティブになることは難しいことですが、自分を肯定し、好きになることの大切さを説いています。そして、だからこそできること=役割を見つけていく。素敵ですね。

    今、子育てをしているので、自己啓発というより子供の人生を彩るためのエ...続きを読む
  • ありがとう3組
    大丈夫3組の続編。
    愛とは目にみえるもの。最後の手紙のエピソードは、本当に心にじーんときた。
    一人一人がかけがえのない宝物。親や教師ができることは、天から預かったその宝物に、ただただ心を寄せて見守ることくらい…

    乙武氏の分身である赤尾先生は、自分に与えられたその愛が、どれだけ自分の生きる力になって...続きを読む
  • 五体不満足 完全版
    Twitterで知ってる乙武さんがそのままあって安心。エロくないけど。
    特に第4章の、五体不満足を発表してその後のことが興味深かった。
    『本、読めよ。書いてあるだろ。』ってところにはちょっと笑った。
  • 自分を愛する力
    五体不満足とダブる部分があるのはちょっと気になるが、乙武氏のポジティブさを語る上では欠かせないエピソードではある。
    ほんとにご両親が素晴らしい。
    子供が自己肯定感を持つには親の役割が重要だっていうプレッシャーがひしひし。
    今現在子供の様々な問題に当たっている親にはかえってキツイかもなあ。
    ・・・キツ...続きを読む
  • だいじょうぶ3組
    20130313
    私が言うのもおこがましいが、小説家としてはまだまだ荒い。
    でも、面白さ、文章の読みやすさは抜群!
    私は乙武さんの本は好き。
    小説の話に戻るが、ノンフィクションを元にしているからか、ひねりや繋がりが薄い。
    あれ?ん?という感じがなかった。
    乙武さんが男だからか、男児の話が多かった。
    ...続きを読む
  • だいじょうぶ3組
    乙武氏自身の教師生活を基に描かれたおはなしで、映画化をきっかけに手にとってみた。
    ひとつひとつのエピソードが心にグッときて、忘れかけてたけど、子どもには子どもの社会があるってことを思い出させてくれた。
    春から二年生になる長女も、小学校に入って、どんどん自分の世界を広げて行き、色々な人間関係を築いてい...続きを読む
  • だいじょうぶ3組
    乙武先生のお話。
    実話をベースにした小説。
    こんな先生だったらいいなって思うし
    改めて障害とかについて考えるし
    そして何より普通に泣ける。
    この「普通」って何気なく使ってるけど
    とかも考えたりする。
  • ありがとう3組
    続編ありがとうって感じだった。
    こちらは転校生の話がメイン。
    乙武先生だからこそ真正面から
    向き合ってくれたかなとも思うし
    私達は逃げることを普通に選んでるんだろうな
    とも思ったし、うん。
  • だいじょうぶ3組
    乙武さんがモデルの五体不満足の赤尾先生が5年3組の担任になる話。自身の教師経験を素材にしているそうな。
    赤尾先生の教育理念がすごく良い。今の教育現場ってやっぱ平等主義的なんだなー。
    身体障害者が教師になるって、教育的効果多分半端ないよな。赤尾先生の生徒は「結果より成長」を心にたくましく生きていけるだ...続きを読む
  • だからこそできること
    人は、ひとりひとり、違う。
    だから、楽しい。
    みんな同じだったら、つまらない。
    みんな、それぞれ、ひとりの人間を生きている。

    なのに、今の世の中、そうなっていないように感じる。
    だから、子どもたちが、困る。

    そのことに対する、おふたりの提言。

    教育に携わる自分にとっては、大切な教科書のようなも...続きを読む
  • だからこそできること
    キーワードは
    褒める,自己肯定観,役割,本当にやりたいこと

    2人の子どもの父親であること,教育に携わった経験をお持ちであること,
    前向きな性格,社会からの目線や批判などを受けることの多い立場にあること,
    など,多くの共通点がありつつ,
    それぞれ独自の経略や価値観をお持ちでもあるお二人,
    乙武さんと...続きを読む
  • だいじょうぶ3組
     初任の時のまっすぐな気持ちを思い出しました。今の学校事情のことをしっかりと書いているので、「うんうん」とうなずきながら、読んでました。
     乙武さんでなく、子どもたちに焦点をあてて書いている小説なので、一人の現役教師として共感できる部分や、涙を流す部分があって、ステキだなぁと思いました。

     教師の...続きを読む
  • ありがとう3組
    今の小中学校がどんなは風か分からないんだけど、私が子供のころは今で言う発達障がいと思われる子は普通にいた。
    そんな中でカバーし合い、助け合って行く事を学べると思うのだけど、
    むしろこのような作品が必要とされていることは、残念なのかもしれないな。
  • だいじょうぶ3組
    ノンフィクションにするか、フィクションにするか悩んだという。
    ハッピーエンドにもっていけたんで、小説にしてよかったのかな。

    実際はいいことばかりじゃなかったと思う。

    五体不満足とか五体満足とかは関係ない。
    この人のバイタリティには頭が下がる。
  • ありがとう3組
    『だいじょうぶ3組』の続編。

    前作のテーマ『普通じゃないことの何がいけないのか』に加えて
    『一般的に普通じゃないとみなされる人や物事を尊重すること』と
    その難しさについて描かれていたように思う。
    発達障害児というある意味爆弾(失礼)を放り込まれたことで
    子供たちが成長していく様が見事。
    春菜さんの...続きを読む
  • 五体不満足 完全版
    乙武さんは強い、すごい。
    本当に身体的な障害とか自分が欠点だと思ってることなどちっぽけだと気づく。尊敬しました。
  • だいじょうぶ3組
    とっても読みやすくてあっという間に読めました。
    忘れていた当たり前のことを思い出させてくれるような本でした。
    読み終わる頃には5年3組の子供たちが大好きになっていました。
  • だから、僕は学校へ行く!
    乙武さんが、教育の現場に携わり、その胸のうちを綴った本。乙武さんの素直でフラットな感情で書かれている現場への思いが、読んでいて心地よい。
  • ありがとう3組
    ステキな話でした。
    いろんな子がいて、それぞれに悩みや問題をかかえていて―。
    スーパーマンでなくても、真剣に親身になって自分のことをみてくれる先生って、ステキです。胸が熱くなりました。
    ただ、高学年にも読めないことはないだろうけど(いろいろ配慮はしてあるけど)、どちらかといえば、大人向けかも。
    小学...続きを読む
  • ありがとう3組
    「だいじょうぶ3組」の続編であるこの作品は
    小説としての完成度はどうでもいいと感じさせる作品だった

    「チームバチスタの栄光」で
    海堂尊が現代の医療のさまざまな問題について
    世の中のあらゆる人々に知らせることに成功したように

    「ありがとう3組」は開かれた学校と言いながら
    まだまだ閉じられた学校とい...続きを読む