乙武洋匡のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ホント乙武さんユーモアだわ!
障害者側からの発信、しかもこういう本音トークの本が今までなかったから売れたんだろうな。
障害者を見るとついつい『大変そうだな…』とか『可哀想だな…』とか『どうしたんだろう?でも聞けないな』って勝手にバリアを張っちゃってるけど、そういうのを取っ払って『なんで?どうして?』って子供みたいに思ったことを聞いて欲しいっていうのを知れて良かった。
そういう意味での"バリアフリー"。
勉強になりました。
親も凄い!
有吉が付けたアダ名、『おしゃべりエロだるま』がツボだった笑
エロ方面について色々聞いてみたい!
ストーリー
「満開の桜に、やわらかな陽射し。やさしい1日だった…」。先天性四肢切断という「超個性的な姿で誕生」した日を、著者はそんな言葉で描写している。そして「生まれてきただけでビックリされるなんて、桃太郎とボクくらいのものだろう」という感想を書きつけた後で、1ヵ月後に行われた母との対面の様子を紹介する。そのとき母は単純に「かわいい」と言ったのだと――。
一見客観的な文体でつづられたこの「まえがき」は、ある意味で「神話」である。生後1ヵ月の子に確実な記憶などあるはずはないし、周囲にも何らかの単純化の配慮があったことが、容易にわかるからだ。
しかし、周囲の事情は問題ではない。大事なのは、「神話」によって培われた著者の強い自己肯定感覚の力である。「靴の代わりに車椅子に乗る」と言い、障害を個性としてとらえてやまない著者の芯の強さは、この自己肯定感覚なしには考えられないからだ。
本書につづられた著者のアイデンティティー獲得を巡る格闘は、明るく感動的で説得力に満ちている。障害は個性だという主張にも、多くの読者に受け入れられる普遍性があると思う(若者は、誰でも障害者と自己認識しているという言い方だって可能なのだから)。
しかし、と考える。「かわいい」と言ってくれない両親がいなかったらどうなるのか。世の中には、むしろそんな人の方が多いのではないのかと。この問題の解決は、むろん著者の課題ではないにしても。(今野哲男) -
Posted by ブクログ
たしか高校入学時の課題作文の対象になっていた本。本の整理をしていたら出てきたので読み返してみた。
著者自身の持って生まれた「強さ」、「これが俺なんだ!」という堂々とした生き様を感じる。健常者、障害者関係なく、こんなに強い人はなかなかいないと思う。手が無くてもバスケを楽しめる、足が無くても泳げる。周りの人の協力ももちろん必要だけれど、詰まるところ新しいことをできるかどうか、楽しめるかどうかは本人の心持ち次第だということになる。
それから、語弊を恐れずにいえば、健常者が健常者に手を貸すのと同じように、当たり前に健常者が障害者に手を差し伸べるような社会になったらいい…なんて当たり障りのないことを書いていたら、ふと、自分たちが健常者たちのグループの中に留まっているからじゃないか…なんてぼんやり考えた。 -
Posted by ブクログ
乙武さんのご活躍は、小耳に挟みながらも詳しい内容まで知らずにいたので、「五体不満足」から今までの経緯を興味深く読ませてもらった。
教師となり二児の父親となり、それぞれの立場で悩んだ時期も自己肯定することで、切り開けて来られたことがよく分かる。
守るべきお子さんが出来たことで、思い悩んだこと。
それは、誰もが感じるのではないかと思った。
守るべき人や大切な人がいるからこそ、今の自分がこれでいいのか?と自問自答してしまうことは私もしょっちゅうだ。
自分を愛するようになるには、ご両親や恩師、奥様、お子さんの存在なくしてだと思うけれど、そして乙武さんの持って生まれたパワフルさ、聡明さ、屈託ない明るさあっての相乗効果かな?と。