乙武洋匡のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『五体不満足』の乙武さんが、自己肯定感について綴った本です。
とにかく乙武さんの周りにいらっしゃった方たちが素晴らしいです。お母様、お父様をはじめ、小学校の厳しい先生やご近所の方たち。
そして、そういった方々に育てられた乙武さんが、小学校の教師となり、子どもたちが成長していく・・・
読んでいて、何度も涙を流してしまいました。
娘を持つ父として、この「自己肯定感」というのは常々非常に大事だと思っていました。でも、どうしたら子どもの自己肯定感が育つのか。
褒めること?褒めることもとても大事だと思うのですが、反面、褒められるために何かをする、という人間になってしまったらどうしよう、と心配にな -
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Posted by ブクログ
赤尾先生と6年3組の一年。本当に感動しました。ずっと積ん読していたのですが、後半一気読み。涙が止まりませんでした。
自分の子供たちと重ねてしまうからか、度重なる事件に共感しましたし、解決の糸口を提示して貰えたようなところもありました。
昨今、子供を巡る様々な問題がとりだたされています。何処に原因があるのか、もっと冷静に見つめなければならないし、親も教育現場も、地域社会も、色々な角度から支援ないし問題解決に当たらなければならないのだなと痛感。
子供は多感だし、日々成長しています。
私たち大人も、彼ら同様、成長していかなければ。そんな、前向きな気持ちにさせてくれる一冊でした。面白かった! -
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Posted by ブクログ
教員問題を知るために、教員免許を取った現場主義の乙武洋匡さんが、より社会問題を知るために各分野の現場で活動している専門家の方々と対談する『R25』での対談連載「乙武洋匡の自問多答」をまとめた本です。
テレビで報道させる社会問題は、一般人からするとあまり身近に感じられないかもしれない。
だけど、この本で社会問題を解決するために活動している方々をみると、小さなキッカケから始まったり、自身の不満が社会問題に結びついてたなど案外、一般人の自分なんかでもできちゃうかもなんて考えたりできて面白かったです。
社会に対して不満や課題があることに嘆くよりも、解決する側に立って考え行動する方が得るものがあるん -
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障害者は「劣っている」わけではない。「ちがっている」だけなのだ。
「人と同じことができない」「自分にだけできないことがある」そのことばかりに心を奪われ、「僕には何ができるのか」という最も大切な視点を忘れてしまっていた。
「自分のことが好きだ」と思うこと。誤解してほしくないのは、「自分を愛する」ことと「自分に自信がある」ことは、けっしてイコールではないこと。完璧な人間ではない。それでも、自分が好き。至らない自分、欠点だらけの自分、弱い自分、手足のない自分――全部ひっくるめて、僕は、自分という人間を、いとおしく思っている。自分を愛することができれば、きっと人生における景色は大きく様変わりする。 -
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「自己肯定感」をテーマに乙武さんの人生を
「息子として」「教師として」「父親として」の視点で書かれています。
そして巻末に精神科医の泉谷氏との対談「自分を愛せない人への処方箋」があります。
乙武さんは手も足もない障害者。
それでも「健全な自己愛」(=自己肯定感)を持っています。
その「自己肯定感」がどう育まれていったか。
両親の愛や周りの環境から得られたもの。
結婚して、子どもから得られたもの。
最後の対談では精神科医からの分析もあります。
この本を読む前から、子どもには「自己肯定感」を持たせたい。という思いがありました。
しかし、子どもの「自己肯定感」を育むために、親に「自己肯定感」 -
Posted by ブクログ
先天的に手足がない乙武洋匡さん。
彼は、そんな境遇でも自分を否定したことは一度もないといいます。
ずっと自分を肯定してきた、つまり明るく生きてきた。
そして、現代人にはその自己肯定感が足りないのではないかとして、
自己肯定感とはどういうものかを、
自らの経験からの多くのエピソードで語ってくれます。
本書は、子ども時代の家族の愛、
教師時代に経験したこと、
自分が父親になって感じたこと、の
3つを軸にした自伝的な論説です。
巻末には、精神科医の泉田閑示さんとの対談が収録されています。
わかりやすい文章でもって、
落ち着いて語ってくれている内容がとても沁みます。
読んでいて、納得と共感、そして心 -
Posted by ブクログ
読みやすく分かりやすい文章。最初に読んだのは完全版の文庫じゃなくてハードカバーの方だったから、執筆当時の乙武さんがまだ学生だったことに今からながら気付いてびっくりです。
ただの学生から有名人になっちゃって戸惑っただろうなぁ。
負けん気の強そうな性格が幸を奏したのか、所々のツッコミも面白かったです。友達が多い分敵も多そうだなと思ってしまいました。出る杭は打たれるって言うし。
乙武さんの持ち前の性格もあるけど、やはりここまで障害を感じさせずに息子を育て上げたお母さんはすごいですね。どんな子供でも子育ては大変、そう言えばそうなんですが、やっぱりちょっと違うと思います。
第4部が付け足された完全版を読 -
Posted by ブクログ
障害児の生活指導にあたる上で、「自己肯定感を育む」ということは全ての指導の根本と言ってもいいテーマだが、同時に苦手な分野でもあった。
「自己肯定感ってなんだ?」という疑問が解けないでいるからだ。
はじめは指導員としての未熟さかと思った。それもあるかな?
でも、最近気付いた。自己肯定感を自分の中に定義できないのは、自らの自己肯定感が低いからだ。
乙武洋匡さんが紡いだ言葉を解きほぐしてみても、今の自分に感じることは、自己肯定感が低いということだ。うつの一因でもあるだろう。
これは、泉谷Dr.に相談するしかない⁉︎
でも、親としては、子どもたちにまっすぐ育ってもらえるように寛容で博愛な態度で