【感想・ネタバレ】だから、僕は学校へ行く!のレビュー

あらすじ

「僕は恵まれていた。だからこそ、今度は僕自身が、社会のために、子どもたちのために、その力を還元していく番なのではないだろうか」。ベストセラー『五体不満足』の著者が、教育委員会の非常勤職員として子どもと向き合い、やがて教師となるまでの胸の内を綴る。学校と教育に関わるすべての人の必読書。

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Posted by ブクログ

『だいじょうぶ3組』や『五体不満足』等を書かれた乙武さんの、
教育支援サポーターを経て、小学校の先生になるまでのエッセー、でしょうか。

教職の資格を取ったのは卒業されてから通信教育でとのこと、
科目履修生ですらヒイヒイ言ってる自分からすれば、凄いなぁ、、と思います。

 「社会のために、子供たちのために、その力を還元していく番」

何かを学ぶというコトの理由の一つには、これがあると思います。

 「地域で子どもたちを育てる」

自分の手が届く範囲に少し、気配りをすればまた変わってくるのでしょうか。
何かを教えて育むというコトは、決して一人ではできないのだと、感じます。

 「教育はね…最後は人柄、人間性だから」

この後、先生時代の実体験は『だいじょうぶ3組』との形でも昇華されていますが、
その中でも述べられている通りに、現実では全てが大団円ではなかったようです。

それでも「教える」というコトは考えていく必要があると、
それも可能な限りに「学ぶ」というコトと相乗効果が出るように、と感じました。

自分に照らし合わせると、、やはり何かを考えてしまいます。

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2012年11月24日

Posted by ブクログ

5年間教育に関わった、乙武さんのエッセイ。現代の教育に孕む問題について、深く考えさせられた。

鉄棒の補助で体を触ればセクハラ。
居残りをさせれば監禁罪。
平等主義のもと、順位を決めない運動会。
弁当格差を埋めるため、給食が出る運動会。
解のない問題には答えられない子供たち。
テストの点だけが重要視される教育。
書類のみで公立学校の入学を拒否される自閉症の子。
みんなの前で発言しづらい授業環境。
理由もなく不登校になった子供たち。

こんな答えのない教育問題を独自の考えで綴り、自身が教員となる決意をするまでの葛藤を描いたエッセイ。

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2011年06月11日

Posted by ブクログ

学校や子ども達と接することは楽しいし充実感が得られると再確認させられる。反面、教育や社会の痛いところをしっかり突いている。思っていた以上に現場に近くて面白かった。

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2010年09月25日

Posted by ブクログ

20130506
我が子も小学生になり、現状の教育現場は難しいことがたくさんあると感じる。
今、体罰はかなり問題視されている。
一概に悪い、反対と私は言えない。
子育ての虐待につながる部分もあると思う。
親も先生ももっと子供達と触れ合う話し合う機会が必要なのでは。
そして、何よりも相談相手がいて、話を聞いてもらえるかどうか。

「暗くたっていいじゃない」
明るいことが正しいとは限らない。
個性、乙武さんの本を読むとよく出てくる言葉。
性格も個性。
みんな一緒じゃつまらない。

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2013年05月06日

Posted by ブクログ

乙武さんが、教育の現場に携わり、その胸のうちを綴った本。乙武さんの素直でフラットな感情で書かれている現場への思いが、読んでいて心地よい。

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2012年11月21日

Posted by ブクログ

スポーツライターとして活躍する中で教育に興味を持った乙武さん。
教育現場の知識はゼロの状態で様々な学校を訪問したり、教員免許を取得し、教壇に立ったりする過程での出来事と、教育観を綴った本。

考えや視点が自分の大学の頃と似ていたのが不思議な気分だった。教育現場を知らない段階の人が、教育について考えると、目をつけるポイントは同じ、ということかな。
現場に漬かりすぎて、客観的に教育を考えたくなった時に読むといいかも。

「さすが元ライターだけあるな」という文章構成で読みやすかった。

国の活性と教育を、久々につなげて考えた。

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2010年11月28日

Posted by ブクログ

一時期テレビでよく出てましたね。最近見ないので何されてるのかなと思ったら何と先生!すごいですよね、この人。頭が下がります。五体満足の私は名にやってんだって感じです・・・

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2010年10月21日

Posted by ブクログ

物事の善悪を教えるべき時に、他人の目を持ち出すのはルール違反。子供たちも自然とそれを気にするようになる。

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2016年02月29日

Posted by ブクログ

五体不満足の著者として有名な乙武洋匡さんの、貴重な経験が綴られた一冊。
ご自分の時代とのギャップや、子供とどう向き合うべきかなど、教育にまつわる問題や課題に深く切り込んだ内容にこのままでいいはずがない、一人一人が考えて行かなければならないと痛感させられた。

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2013年12月20日

Posted by ブクログ

乙武洋匡さんが教育現場で見たことを書いた作品。学力についてや今問題になっているいじめについてなど、学校での現状がよくわかる。

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2012年09月23日

Posted by ブクログ

実はこんなのも読んでいた。

たくさんの記事を書いているだけあって、読み手を考えたテンポのいい文章。自らの主義主張は一貫しているのが気持ちいいし、当たり前だけどすごく勉強しててデータが豊富。勉強になったなーと思う。

若干尻切れトンボな感じが残念。タイトル通り「なんで」って部分はわかったけども、「で、どうだったか」ってのがあとがきにちらっとあるぐらい。この本でここまで明け透けに書いたなら、検証も同じボリュームで欲しいところ。それは別途、小説として出てるからまぁ読むとして、ノンフィクションとしてのルポがセットであればいいのに、と思ってしまった。いやはや。

でも面白かった。

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2011年09月03日

Posted by ブクログ

教育の問題について触れることのできる一冊。

批判ではなく連携を!というくだりが印象的でした。
そうですよね。批判している時間があるのなら、力を合わせて問題と向き合っていきたいですね。

乙武さんの、まっすぐにものごとと向き合っていかれる姿勢に、とても励まされました。
「だいじょうぶ、3組」を読みたくなりました。

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2010年10月24日

Posted by ブクログ

色んな学校がある。
私は、先生という職業を選ぶ人を尊敬する。

五体不満足を読み返したくなった。

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2010年10月03日

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