あらすじ
乙武洋匡と武田双雲が一年以上に渡って語り合った話題の本がついに発売。なぜ前向きに生きられるの? 夢がかなうの? 二人には驚くほどの共通点があふれていた。親から愛されること。愛情の示し方。震災で感じたこと。毎日を楽しむこと。失恋、障害、病気、トラブルさえもポジティブにとらえてしまう二人。最大のキーワードが、幸せを呼ぶ魔法の言葉『だからこそできること』。
いろんな言葉の後にふりかけのように「だからこそできること」をつけると、不思議と前向きになれたり、やるべきことが見えてくるんです。前向きすぎる二人が、元気のない日本を楽しくする一冊。人生が明るく変わる幸福論が今、解き放たれる!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
役割の重要さについて話されていますがそれって
「世界に一つだけの花」(ONLY ONE)ってこと。
承認欲求と自己肯定が改めて重要なことだと思いました。
脳性マヒブラザースがとても面白いらしいので
見てみようと思います。
Posted by ブクログ
チェック項目9箇所。そんな手足のないちびっ子を相手にみんながビビって逆らえないというのは、たぶん、よっぽど気が強かったと思うんですよね。「イライラしてもいいじゃん」と思ったら、そんなにイラッとしなくなると思っているのね。昔は、えこひいきして、堂々としている先生いっぱいいたよね。クラス文集の名前・・・色鉛筆、いろんな色が集まって成り立つ。子どもにとっていかに家庭の影響が大きいか。過保護のお母さんって、この子への関心じゃなくて、自分に関心があるだけなんですよ。為末大、「短所があるから自分のことが嫌いになるのではない、自分のことを嫌いな人が自分の短所を探すのだ。」。批判されてもブレない強さ。生まれた瞬間から自分を育てる役割がある。
Posted by ブクログ
おもしろい。
対談しているお2人がおもしろいので、非常に面白く読めた。
コンセプトがはっきりしていて気持ちがいい。
「○○だからできない」ではなく、
「○○だからこそできること」を考えるって、大事!
Posted by ブクログ
乙武洋匡さんと武田双雲さんの対談本。ツイッターがきっかけで始まったらしいです。
「乙武さんだからこそできること」「武田さんだからこそできること」というように、ひとりひとりに役割があることを改めて教えてくれる、あったかい本。「だからこそできること」というタイトルはそういう意味やったのかーと、ほんわかした気分になれました。
対談なので読みやすいし、二人ともめちゃくちゃいい人なので、読んでておもしろいです。人にやさしくなれるような気がする本。
「みんなに役割がある」と主張したい気持ちがすごく伝わってくる。
Posted by ブクログ
書道家で超ポジティブ、ドラマや映画の題字を多く手がける武田双雲さんと、22歳のときに著した『五体不満足』で500万部を超えるベストセラーを叩き出し、ニュースキャスター、スポーツライター、小学校の非常勤教諭、保育園設立など活躍も幅広い乙武洋匡さんの対談本。
もともと、会ったこともなかった二人を引き合わせたのは、双雲さんの思いつきのTwitter「教育談義をしましょう!」の一言。
書道教室で子どもと関わっていた双雲さんと、当時小学校の非常勤教諭をしていた乙武さんとのTwitterということで、何十万という人にフォローされ、賛成、反対、批判、野次を受けながらの対談だった。
二人の考え方の根元にあるものは、『みんなちがって、みんないい』ということと、『だからこそできること』という二本柱と感じる。
そして、二人とも幼少期を親から誉められて育ち、自己肯定感を育んできたせいか、タイプは違うものの恐ろしいほどポジティブ!
本文中、最も印象的だったのは、超ポジティブで苦手なものが見当たらないと豪語する乙武さんが、今までの人生で一番つらかったのが、教員時代の3年間だったということ。
組織に属したあと、独立して自由になった双雲さんとは逆に、自由に活動していた型にはまらない人が、組織の中で型にはめられようとしたから。
前者はグーからパーに、後者はパーからグーになったような感じ。
例えば、校庭に出てブルーシートを敷いて花見をしながら学級会をするにしても、他のクラスがやっていないならダメ。
保護者から1組はやってるのに、なんで2組ではやらないんですか?と言われたら困るから。先生が違うからでは通用しない。
別に法律に違反するわけでも、倫理に反するわけでもないのに、横並びで画一的にしないと組織的にNG。
話は少し書評から離れるけど、ロンブーの淳さんが言ってた「崖のギリギリこっち側だからいいじゃんと思うけど、落ちたら危ないだろってことで、ギリギリが許されない。リスク回避の声のほうが力を持っている。」っていうテレビの組織論を思い出したけど、それは型にはまらない、はまりたくない性格の人が組織に属すると、みんな感じることなのかと思った。
タイトルでもある『だからこそできること』は、魔法の言葉!
何時なんどきでも、前を向いて、だからこそできることを考えて、目の前のことに一生懸命取り組んでいけば、必ず道は開け、ベストなタイミングで次のフィールドがやってくる。
どんな小さな仕事でも、どんな人との出会いでも、全部に意味があると思って、今できること、今だからできること、自分だからできることを楽しんでいこうと思った。
Posted by ブクログ
(1)この2人は寝起きでもこんなに明るいのか?
(2)双雲さん『今の人たちにたりないのは。役割感というか、何か自分が生きている感じがしない。だから、認められないし、自己肯定感も持てない。逆を言うと、役割が与えられた人は、勝手に自己肯定感は育ちますよね。』自分を何かの枠にハメることによる個性の埋没を嫌う近年の傾向の一方で、自ら枠にハメることで何かは成しひいては個性が際立つ。
(3)新しいことをまた始めてみようかな。
Posted by ブクログ
乙武さんと双雲さんのポジティブな対談は、読んでいて心地よいです。
なかなかポジティブになることは難しいことですが、自分を肯定し、好きになることの大切さを説いています。そして、だからこそできること=役割を見つけていく。素敵ですね。
今、子育てをしているので、自己啓発というより子供の人生を彩るためのエッセンスが沢山含まれているなぁと感じながら読みました。
お二人のような子を育てたご両親はお手本ですし、お二人のような親を持つお子さんのような幸せを我が子にも感じてもらいたいものです!
Posted by ブクログ
人は、ひとりひとり、違う。
だから、楽しい。
みんな同じだったら、つまらない。
みんな、それぞれ、ひとりの人間を生きている。
なのに、今の世の中、そうなっていないように感じる。
だから、子どもたちが、困る。
そのことに対する、おふたりの提言。
教育に携わる自分にとっては、大切な教科書のようなもの。
相手に合わせて、ということを考えているつもりでも、
つい、正解とそれに至る道筋を押しつけてしまうことがある。
「ほら、これで正解できるだろ。」と。
そうじゃないんだよね、相手をうまく引き出してあげないと。
難しい。だからこそ、やる。
まあでも、自身がいきいきと楽しんでい(努力してい)ることが大切ですね。
Posted by ブクログ
キーワードは
褒める,自己肯定観,役割,本当にやりたいこと
2人の子どもの父親であること,教育に携わった経験をお持ちであること,
前向きな性格,社会からの目線や批判などを受けることの多い立場にあること,
など,多くの共通点がありつつ,
それぞれ独自の経略や価値観をお持ちでもあるお二人,
乙武さんと武田双葉さんとの,
「教育談義」から始まった対談です.
本物の自己肯定観,自負,自信は,
例えその人が社会の中で悪風にさらされ,大きく揺らでいるときであっても,
その人を支えてくれる糧となります.
自分と他人と比べたり,その動向を気にしたりすることよりも,
まずは自分の目の前のこと,本当にやりたいことに対して精一杯になること.
その姿を見て,次の世代の,自分の子供,教室の子供たちが,
自分のしたいこと,得意なことを社会の役割として,自分に適した場所で生かしていこうとしてくれれば.という気持ち
Posted by ブクログ
「だからこそできること」
う~ん、いい言葉だ。
心配性→だからこそできること
まじめ→だからこそできること
などなど、なんでもつければ前向きに役割を付けられる。
双雲さんは
『今の人たちにたりないのは。役割感というか、何か自分が生きている感じがしない。だから、認められないし、自己肯定感も持てない。逆を言うと、役割が与えられた人は、勝手に自己肯定感は育ちますよね。』と言う。
確かにそうかもしれない。
私「だからこそできること」を探していこう
Posted by ブクログ
乙武さんの前のめり過ぎじゃねえか!思うほどの前向きさをこの本を読んで分かりました。
何か困難なことにぶつかった時に使える「○○だからできること」という言葉。覚えておこう。
Posted by ブクログ
書道家の武田双雲さんと乙武さんとの、ツィッター対談から始まった対談集。「みんなに役割」があるというテーマに集約されていく。乙武さんのメディアでのイメージというと、「障害を不幸だと思ってません」というあっけらかんとした印象が強いが、この本では「何をしても『すごい』と言われるのは『障害者だからどうせできないだろう』という前提があるからで、低く見られているのだと気がついた」「人生で一番つらかったのは、教員をやっていた3年間だった」など、乙武さんの葛藤が語られているのがよい。読むと元気が出てくる本。
Posted by ブクログ
とんでもなくポジティブなお二人の共通点は、親御さんから愛されていることをきちんと伝えられ、自己肯定感を持って育ったと言うこと。
幸せになりたいと思っている人の中には、幸せだと思われたい人が多くいること。自分自身の幸せの基準をしっかり持つことが本当の幸せへの第一歩。
欠点があるから自分を嫌いなのでなく、自分を嫌いだから欠点を見つけてしまうということ。
読む人によって響く場所が違うと思うが、漠然と不安を抱えてる人へのヒントちなる一冊だと思う。
武田双雲さんについては、書道家だと言うことしか知らなかったけど、とても興味深い方だと思った。他の著書も読んでみよう。
Posted by ブクログ
ネットで買ったので、届いて表紙の写真にギョギョっとしましたが(苦笑)さらりとした対談の中に大事なことがギュウギュウに詰まった本でした。
お二人とも同年代で、同じくらいの子供がいるのにもかかわらず、子供への接し方が確立されているのが、まだまだ手探りの私からすると尊敬に値します。
もちろん、このお二人の言うことが全てではなし、こんなに恐ろしくポジティブでいられるのも才能のうちだとは思うのですが、基本ポジティブの私でさえも、かなりの衝撃度のポジティブさでした。
だからこそ、表題の「だからこそできること」につながるのですが、文中にもありましたが本当にこれは魔法の言葉だな、と思います。
子持ちだからできること。
母だからできること。
女だからできること。
その辺を自分なりに未来へつなげていければいいなぁと思いました。
Posted by ブクログ
人にはそれぞれ役割がある。
手足がない、だからこそできること。
常識知らず、だからこそできること。
なんてね、いいですね。
励まされたい方、誰かを励ましたい方にお勧めです。
Posted by ブクログ
自分は自分、これが自分だ、という軸がちゃんとあれば、それがポジティブに繋がるのだろうと思った。
ただ、その自己肯定感?が低いのをどう高めていけるのだろうと、逆にその不安ばかり考えてしまう。
それぞれに勢いのある2人のやり取り、それはとても面白かった。