【感想・ネタバレ】だからこそできることのレビュー

あらすじ

乙武洋匡と武田双雲が一年以上に渡って語り合った話題の本がついに発売。なぜ前向きに生きられるの? 夢がかなうの? 二人には驚くほどの共通点があふれていた。親から愛されること。愛情の示し方。震災で感じたこと。毎日を楽しむこと。失恋、障害、病気、トラブルさえもポジティブにとらえてしまう二人。最大のキーワードが、幸せを呼ぶ魔法の言葉『だからこそできること』。
いろんな言葉の後にふりかけのように「だからこそできること」をつけると、不思議と前向きになれたり、やるべきことが見えてくるんです。前向きすぎる二人が、元気のない日本を楽しくする一冊。人生が明るく変わる幸福論が今、解き放たれる!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

役割の重要さについて話されていますがそれって
「世界に一つだけの花」(ONLY ONE)ってこと。

承認欲求と自己肯定が改めて重要なことだと思いました。

脳性マヒブラザースがとても面白いらしいので
見てみようと思います。

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2012年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目9箇所。そんな手足のないちびっ子を相手にみんながビビって逆らえないというのは、たぶん、よっぽど気が強かったと思うんですよね。「イライラしてもいいじゃん」と思ったら、そんなにイラッとしなくなると思っているのね。昔は、えこひいきして、堂々としている先生いっぱいいたよね。クラス文集の名前・・・色鉛筆、いろんな色が集まって成り立つ。子どもにとっていかに家庭の影響が大きいか。過保護のお母さんって、この子への関心じゃなくて、自分に関心があるだけなんですよ。為末大、「短所があるから自分のことが嫌いになるのではない、自分のことを嫌いな人が自分の短所を探すのだ。」。批判されてもブレない強さ。生まれた瞬間から自分を育てる役割がある。

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2012年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

書道家で超ポジティブ、ドラマや映画の題字を多く手がける武田双雲さんと、22歳のときに著した『五体不満足』で500万部を超えるベストセラーを叩き出し、ニュースキャスター、スポーツライター、小学校の非常勤教諭、保育園設立など活躍も幅広い乙武洋匡さんの対談本。

もともと、会ったこともなかった二人を引き合わせたのは、双雲さんの思いつきのTwitter「教育談義をしましょう!」の一言。

書道教室で子どもと関わっていた双雲さんと、当時小学校の非常勤教諭をしていた乙武さんとのTwitterということで、何十万という人にフォローされ、賛成、反対、批判、野次を受けながらの対談だった。

二人の考え方の根元にあるものは、『みんなちがって、みんないい』ということと、『だからこそできること』という二本柱と感じる。

そして、二人とも幼少期を親から誉められて育ち、自己肯定感を育んできたせいか、タイプは違うものの恐ろしいほどポジティブ!

本文中、最も印象的だったのは、超ポジティブで苦手なものが見当たらないと豪語する乙武さんが、今までの人生で一番つらかったのが、教員時代の3年間だったということ。

組織に属したあと、独立して自由になった双雲さんとは逆に、自由に活動していた型にはまらない人が、組織の中で型にはめられようとしたから。
前者はグーからパーに、後者はパーからグーになったような感じ。

例えば、校庭に出てブルーシートを敷いて花見をしながら学級会をするにしても、他のクラスがやっていないならダメ。
保護者から1組はやってるのに、なんで2組ではやらないんですか?と言われたら困るから。先生が違うからでは通用しない。
別に法律に違反するわけでも、倫理に反するわけでもないのに、横並びで画一的にしないと組織的にNG。

話は少し書評から離れるけど、ロンブーの淳さんが言ってた「崖のギリギリこっち側だからいいじゃんと思うけど、落ちたら危ないだろってことで、ギリギリが許されない。リスク回避の声のほうが力を持っている。」っていうテレビの組織論を思い出したけど、それは型にはまらない、はまりたくない性格の人が組織に属すると、みんな感じることなのかと思った。

タイトルでもある『だからこそできること』は、魔法の言葉!

何時なんどきでも、前を向いて、だからこそできることを考えて、目の前のことに一生懸命取り組んでいけば、必ず道は開け、ベストなタイミングで次のフィールドがやってくる。
どんな小さな仕事でも、どんな人との出会いでも、全部に意味があると思って、今できること、今だからできること、自分だからできることを楽しんでいこうと思った。

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2015年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

キーワードは
褒める,自己肯定観,役割,本当にやりたいこと

2人の子どもの父親であること,教育に携わった経験をお持ちであること,
前向きな性格,社会からの目線や批判などを受けることの多い立場にあること,
など,多くの共通点がありつつ,
それぞれ独自の経略や価値観をお持ちでもあるお二人,
乙武さんと武田双葉さんとの,
「教育談義」から始まった対談です.

本物の自己肯定観,自負,自信は,
例えその人が社会の中で悪風にさらされ,大きく揺らでいるときであっても,
その人を支えてくれる糧となります.

自分と他人と比べたり,その動向を気にしたりすることよりも,
まずは自分の目の前のこと,本当にやりたいことに対して精一杯になること.

その姿を見て,次の世代の,自分の子供,教室の子供たちが,
自分のしたいこと,得意なことを社会の役割として,自分に適した場所で生かしていこうとしてくれれば.という気持ち

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2013年01月27日

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