苫野一徳のレビュー一覧
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読みやすかったです。
電流蜘蛛の巣流し、確かにあるなぁと思いました。今後、それがまた起きるような読書を続けていきます。Posted by ブクログ -
ルソー「社会契約論」を通して、高校生向けの講義録と(自由学園の)高校生との対話録などで、あっという間にルソー哲学のエッセンスが学べてしまう良書。Posted by ブクログ
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中高生にこの本を読ませるのは勿体無い!
むしろもっと対象を広げて大人でも、社会人でも本を読まない事を自慢している全ての方に読んでもらいたい!Posted by ブクログ -
知のグーグルマップを手に入れるための、最短最速の方法は、特別なテクニックではなかった。まさに「学問に王道なし」
著者の師匠である竹田青嗣先生の
「哲学、経済学、社会学、人類学、歴史学、その他諸々、とにかく、全部読むんだ。」
という言葉が全てを語っている。Posted by ブクログ -
多種多様な読書術本が出版されているが、本書が最も本を読みたくなる読書術本だと感じた。
読書の効用と方法が中高生向けに平易に書かれているが、内容は社会人にとっても非常に重要だと思う。Posted by ブクログ -
初めて読む方の文章が新鮮で特に印象に残った。山田和樹さん、永井愛さん等。既によく読んでいる方の名前につられて本を手に取り、新しい方のご研究などに興味が広がっていくのがうれしい。
この本を読んで逆に「自由」という言葉を簡単に定義し使うことが難しくなったが。
自由を手放したくないし、奪われそうなら戦う!...続きを読むPosted by ブクログ -
■ひとことで言うと?
子どもたちの「探求する力」を伸ばす学校をつくる
■キーポイント
・画一的な学習スタイルからの脱却
→スタンダード化は「自分で考える力」を奪う
・「探求する力」の育成
→自分なりに問いを立て、自分なりの方法で、自分なりの答えにたどり着く力
→子どもたちの学び...続きを読むPosted by ブクログ -
哲学とは本質を捉えるためのものであり、そのための思考法を書いている書籍。
・一般化のワナに気をつけること
・問い方のマジックに引っ掛からず共通了解を得られるような問い方に問いを直すこと
・帰謬法とその対策
・欲望相関性の原理
・生きづらさを乗り越えるには
→①能力を上げる ②欲望を下げる ③欲望を...続きを読むPosted by ブクログ -
教育の力を読んでいたので、基本的な部分はおさえつつ、時代の変遷によりさらなる議論が追加されている。
プロジェクトの三類系は見直しを行うのに参考になる。課題解決型、知的発見型、創造型。
低次の忍耐力ではなく、自分が探究したいことのために粘り強く探究する能動的忍耐力が必要。この議論はとても重要。やら...続きを読むPosted by ブクログ -
教職,教職志望者,教員養成に関わる大学教員にお勧め。
当たり前(みんなと同じ内容を同じペースで同じくらいできるようになる)が当たり前なのか,当たり前でないならどうするのか考えて実行することでしか「変わらない」と説く。
いろいろな大人の事情はある。制度運用者は制度が悲鳴を上げなければ変えようとは思わ...続きを読むPosted by ブクログ -
一言で言うと、一斉画一授業改革の提案である。これまで教育改革が何度も行われてきたものの、ずっと課題が山積してきたのは、エビデンスに「哲学」が加わらなかったからだとしている。そもそも、子どもはもとより学ぼうとしている存在であると言う教育観のもと、これからの教育は行われなければならないことやさらには探究...続きを読むPosted by ブクログ
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躁鬱のひとってそうじゃないひとには
体験できないような世界で生きてらっしゃるんだな。
誤解を恐れずに言えば、私も味わってみたい。
生涯忘れられないような至福の瞬間を。。。
どんな世界なんだろうな、躁のときって。
スッゴイんだろうな?
私にとって、これまででいちばんわかりやすい哲学書だった。
多分...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の半生が面白くて、また表現も上手なのですらすら読めた。
躁鬱の人の心情を知ることもできた。
主要な哲学者の考えも分かりやすくまとめてくれている。
しかし著者も指摘するように分かったつもりになってはいけない。哲学を学び続ける必要があると思った。
印象に残ったのは以下。
・我々は世界のいっさいを自分...続きを読むPosted by ブクログ -
どんな問いには正解がなく(正解をめぐって議論しても意味がなく)、どんな問いなら答えうるかという視点で話がすすんでいくので、すっきりした。自分の体験を一般化してしまうことなく、また相対主義で止まってしまうのでもなく、教育についての話を前にどう進めるか、というのはとても興味深かった。結論として、よい教育...続きを読むPosted by ブクログ