苫野一徳のレビュー一覧

  • はじめての哲学的思考
    本書を買った目的としては、身近な人との不毛な議論を少しでも減らして、建設的な話し合いをしたいという思いで買いました。

    私自身、ほんの少しは哲学書を読んで来た自負があったのですが、読んでみると自分が考えていた事と同じで、そうそうと共感して思うところと、なるほどと思うところが、うまく整理されていって頭...続きを読む
  • 教育観を磨く 子どもが輝く学校をめぐる旅
    これもとてつもなく素敵な本。
    こういう学びがあることを知ることがまず大切。世の中に見える形にしてもらえて感謝です。
  • 子どもたちに民主主義を教えよう――対立から合意を導く力を育む
    民主主義を学ぶとは自律的な解決方法を身につけてもらうものであり、法教育の最上位目標とほぼ同義ではないか。
  • 子どもたちに民主主義を教えよう――対立から合意を導く力を育む
    何度も読み直したいと思う本に出会えた。

    民主主義と誰1人取り残さない。

    色々な考えを受け入れて、自分の思いを一方的にぶつけない、そんな教師でありたいと思った。

    以下本文抜粋

    3つの問いかけ
    1.どうしたの?
    2.どうしたいの?
    3.何か手伝える事はある?

    日本型教育の問題点の解決のポイント...続きを読む
  • 子どもたちに民主主義を教えよう――対立から合意を導く力を育む
    面白かった。一気読み。工藤さんの考えはすごくしっくり来る。

    学び いろいろあるが
    心の教育ではなく、行動の教育に どんな場面でどんな行動をとればいいか
    最上位目標は設定しても良い、そこから対話は始まる
    意識改革のために 矛盾に気づく→優先事項の自問自答→矛盾しない自分に変わっていくプロセスを考える...続きを読む
  • 「学校」をつくり直す
    学校で学ぶ目的はペーパーテストのため?のこだわりをなくす。そんな事いいの?と思うが、子どもは、子どもに限らず先生も大人も興味あることは多種多様、ダイバーシティ。自分の好きを探究することで、視野が変わる気がする。
  • 子どもたちに民主主義を教えよう――対立から合意を導く力を育む

    日本の教育の現状と課題を提示した本。

    感想

    良い本で非常に考えさせれる本。

    10年くらい前に出会っていたかったなぁとも思う。

    また工藤先生は民間のご経験があるのかと私は勘違いしていた。
    どこかでお話を聞いたりご一緒してみたりしたいと思った。



    教育界だけでは無いかもしれないが、
    特に学...続きを読む
  • 未来のきみを変える読書術 ──なぜ本を読むのか?
    本を読んでグーグルマップになろう。
    わかりやすく面白い読書術。本を読んで得るもの、本の読み方、読んだ後のレジュメ作り。特にノンフィクションや学術書を読む時の足がかりとなるあれこれが示されます。
    10代の頃に知りたかった。いや今からでも!
  • 子どもたちに民主主義を教えよう――対立から合意を導く力を育む
    私の好きな苫野一徳氏と、話題の工藤氏の共著ということで、読んでみましたが、期待に違わぬ良書でした。私は滅多にないんですか、もう一度読み返しました。すると、たくさんの学びがありました。工藤氏の教育に対する並々ならぬ熱い思いと、行動力に圧倒されました。何かを変えるときに、最上位目標の設定がいかに大切かが...続きを読む
  • 未来のきみを変える読書術 ──なぜ本を読むのか?
    「頭と目を鍛えるための本の読み方を伝授しよう
    なぜ大人は本を読めというのだろう?頭と目を鍛えるための本の読み方を伝授しよう。問題の解決に力を発揮する最強の武器に自分がなる!」

    著者:苫野一徳(とまの・いっとく)
    1980年生まれ。兵庫県出身。熊本大学教育学部准教授。著書に『はじめての哲学的思考』(...続きを読む
  • 未来のきみを変える読書術 ──なぜ本を読むのか?
    中高生向けの読書術であったが、逆に優しく読めた。
    私も、読書ノートはつくっているが、手書きかWordかで迷っている時期であったため、これからもWordでレジュメ作成しようとおもう。
  • 子どもたちに民主主義を教えよう――対立から合意を導く力を育む
    対談形式で、書かれていることは非常にシンプル。

    民主主義教育を重要視している2人が、その目的や意義、原則、方法をわかりやすく語り合っている。

    ただ真似るのではなく、本書から指針のようなものを得られるように心掛けて読み進めた。

    民主主義においては、”対話“が重要であること。
    また、対立を恐れず、...続きを読む
  • 子どもたちに民主主義を教えよう――対立から合意を導く力を育む
    色々な理由をつけて
    安易に多数決に頼っていた
    自分を省みる。
    さあ、自分からできる変革をしていこう。
  • 子どもたちに民主主義を教えよう――対立から合意を導く力を育む
    何のために?自分の言葉は相手にどう伝わっているのか?焦らないで、目的に立ち返りながら実践していく。誰一人取り残さない!
  • はじめての哲学的思考
    二項対立的な問い。
    共通了解を見いだす。
    欲望相関性
    自由の相互承認

    どれも絶えず意識しておきたい
  • 子どもたちに民主主義を教えよう――対立から合意を導く力を育む
    多くの人と共有したい内容の本です。
    多数決の問題点、わかりますか?
    考えたこともありませんでした。当たり前な手段だと思ってました。多数決という仕組みは、少数派を容赦なく切り捨てる、多数者の専制に陥ってしまう。誰一人置き去りにしない社会を作るために、何をすべきか、それぞれに考えて、対話しながら、社会を...続きを読む
  • 子どもたちに民主主義を教えよう――対立から合意を導く力を育む
    【日本の学校の大問題】(「子どもたちに民主主義を教えよう」)
    ⒈「思いやり」で対立は解消できない
    ・民主主義の成熟を妨げてきたのは、これまで日本でよいとされてきた「心の教育」。
    対立を解きほぐすために何が必要かというと、どんな対立があるのかを明確にしなければいけない。そして対立を平和的に解決するには...続きを読む
  • 未来のきみを変える読書術 ──なぜ本を読むのか?
    哲学書を読むときに必要なこと
    1.この本の問いは何か?
    2.どのような方法でその問いを解こうとしているか?
    3.答えは何か?
  • 子どもたちに民主主義を教えよう――対立から合意を導く力を育む
    多数決はA案B案のどちらでもいいとき(どちらになっても利害がない場合)使ってよい。

    自由への相互承認
    誰もが生きたいように生きたいと思っている。それを認めること。
    お互いに認め合うことをルールにした社会作りをしていくことが大事。

    憲法とは、国民から国家権力への命令である。
    だからルールはみんなで...続きを読む
  • 子どもたちに民主主義を教えよう――対立から合意を導く力を育む
    すごく面白かった。
    今の教育界の現状に対して、鋭い視点で問題を指摘している。キーワードとなっているのが、「最上位目標の設定」。これに尽きる。何か活動する際に、ここに立ち返ることを徹底し、自問自答し、自分を変えていく。自分も意識したい。

    また、「当事者意識」も大切な概念であると感じた。これがあるから...続きを読む