苫野一徳のレビュー一覧

  • 「学校」をつくり直す
    学校の当たり前を無条件に受け入れて、「みんなで同じことを同じペースで学ぶこと」の危うさが述べられている。

    だけど、必ずしも学校の当たり前やみんな同じが間違っている訳でもない。

    だからこそ、それぞれがまずは知りよく検討して正解なき答えを模索することが大切なんだと思う。
  • 教育の力

    これからの教育

    自由の相互承認へ向けて、超ディベートを取り入れた授業
  • はじめての哲学的思考
    苫野先生の本。はじめて読んだ。実生活において哲学の考え方がどう役立つかを記している。面白いです。過去の哲学者の考え方に触れながらも、その偉大な哲学者たちの考え方のコアエキスを集結させているのが大変勉強になる。今まで自分で考えてきた「哲学(笑)」が恥ずかしくなるくらいのわかりやすさ。

    何故殺してはな...続きを読む
  • はじめての哲学的思考
    「俺の考えは正しい。
    お前は絶対に間違っている!」の乗り越え方。
    みんなが「そうだ」と言える本質を見出していくということ。
    なるほどーーー!と思うことばかりです。
    哲学教育や哲学イベントに関わる者として、
    苫野さんと、
    故・池田晶子さんに負うところは大きいです。
    ●理性がある限り、絶対的に正しいこと...続きを読む
  • 「学校」をつくり直す
    毎週聞いているラジオ番組でゲスト出演していた苫野先生のお話を聞き、感銘して購入した一冊。現行の「みんな一緒」型の教育が様々な問題を引き起こし始めていることを指摘し、教育の「個別化・共同化・プロジェクト化」の融合を提案した書。教育の本質から問う哲学的な態度は案外この手の本には多くなく、相当学びを得られ...続きを読む
  • 教育の力
    学びや教育のあり方について、譲れない最上位の目的から実現に向けたところまで具体的に書かれている。ここにあげたことをそれぞれの地域の現状をもとに対話的に実現していくことが必要

    一般福祉の原理に沿って自由の相互承認の感度を高めること。そのために、学びの個別化協同化プロジェクト化の推進、教師の実践と成長...続きを読む
  • はじめての哲学的思考
    読み終わると本書に書いてある「哲学は役に立つ」という言葉がよく理解できた。
    哲学はなんのためにあるのか、どういうふうに自分の人生に取り入れればいいのかがわかりやすく書かれている。哲学に親しみが持てる一冊。
  • 「学校」をつくり直す
    教育のやり方ではなく、在り方が書かれている。これからの教育の在り方を問い直し続けるために、定期的に読み直したい。
  • 「学校」をつくり直す
    教育改革の必要性と方向性について具体的に知ることができる本。大変素晴らしい内容でした。今の教育課題を把握し、解決を図りたいという思いを新たにしました。この本の中で挙げられていた関連書も読みたい。
  • 子どもの頃から哲学者
    筆者の半生と、哲学者の考え方を関連付けながら書き上げた哲学の入門書。
    筆者も文中に書いているが、哲学書というのは小難しく書いてあることが多いが、それを身近な、それでいて説得力のある形で紹介されていて、今回のテーマの一つである「哲学は役に立つ」がスッと入ってくる。
    以下、心に残ったことを、記録のために...続きを読む
  • はじめての哲学的思考
    絶対的な答えのない哲学を敬遠し、あまり面白くないと思ってきたが、哲学的思考は魅力的かつ人間にとって非常に重要なものであるということを認識することができた。誰かと議論をするとき、建設的ではない議論になってしまうことが度々あった。そのようなとき、「なぜ自分の考えを理解してくれないのか」「自分の意見の方が...続きを読む
  • はじめての哲学的思考
    超お勧めです!
    哲学対話、本質観取をやってみたいと思いました。
    答えの出ないもやもや、そもそも答えはあるのは、私たちが知ることが出来るのか。
    なぜ人を殺してはならないのか、生きる意味とは何だろうか、人生に関するものから社会の難問までを解き明かす、哲学の考え方を知ることができます。
    一般化の罠、問い方...続きを読む
  • はじめての哲学的思考
    *哲学とは、さまざまな物事の
    「本質」を捉える営みのこと*

    ・本質とは、「共通了解」のこと
    ・哲学は人間的な「意味の世界」を扱うもの
    ・科学は「事実の世界」を観察や実験によって明らかにするもので、哲学があって初めて成り立つもの
    ・宗教は絶対的な正解のない問いに「神話」で答えを出すもの


    *哲学の...続きを読む
  • 子どもの頃から哲学者
    著者以外の人がどうかはしらないけど、
    こういう人が哲学者になるんだなー
    ということがわかる。

    クレイジーな一冊だけど、なんだか読んでよかったと思わせる不思議な一冊。
  • 「学校」をつくり直す
    「より良い」教育とは何か、その問いを投げかける著書。その考えの中核はこれまでにも述べてこられましたが、今回はそれを更に世間に広めるためのガイドライン的な位置づけの書籍と言えます。

  • 教育の力
    なぜ学ぶことが必要なのか
    古琴の哲学者・哲学書を紐解き
    わかりやすく語っている本。

    じっくり読み解きたい。
    (読み終わったら更新します)
  • 愛

    「ほんとう」の愛とは?
    それはいかにして可能か?
    友愛、性欲、性愛、恋、恋愛、キリスト教の無償の愛などとの違いは何か。
    それぞれの言葉の使い方や自らの体験を道具に、考え抜いていきます。
    著者20年の思索の結果が解き明かす、愛のすがたとは?
    深いところまで徹底的に考えていく哲学書ですが、難しすぎず、分...続きを読む
  • 子どもの頃から哲学者
    筆者の方の小さい頃からの壮絶な(?)半生と、哲学を学びだしてからそれをいかに打破したかについて書かれている本です。個々のエピソードのインパクトがすごいだけに、それを解決した哲学の力について説得力があります。各哲学者の主張の説明もものすごくわかりやすかったです。
  • はじめての哲学的思考
    竹田青嗣先生の弟子の方の著作なので、竹田現象学=欲望論に基づいた、極めて簡明で実践的な哲学の本。宗教・科学・哲学の関係と違いにはじまり、哲学的思考を学ぶことによって、解決できる世の中の問題がこんなにあるんだなと実感できます。
  • 「学校」をつくり直す
    30年後の教育の在り方を提言された「教育の力」より5年。さらに具体的でパワーアップされた近未来教育への提言。「みんなで同じことを同じようなやり方で同じペースで」という現在の教育の在り方を、「学びの個別化・協同化・プロジェクト化の融合」に改革していく。そのためには、子どもや教員を「信頼し任せ支えること...続きを読む