苫野一徳のレビュー一覧

  • 子どもの頃から哲学者

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    筆者が哲学の道を志した経緯を記した本。
    文章が軽快で哲学にちょっと興味がある程度の人(わたし)もとても気持ちよく読める。

    途中で48時間笑い続けたことについて書かれているが、私はあまり自分の精神のバランスの崩壊が身体をコントロールできない部分まで侵食したような人間をノンフィクションで見たことがなかったのでとても興味深かった。

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    2022年08月20日
  • 未来のきみを変える読書術 ──なぜ本を読むのか?

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    大量の読書経験をつむことで、頭の中にクモの巣状の知のネットワークができ、Googleマップように自分の生き方進みかたを示唆してくれるようになるという。様々な分野の本をどのように読み、どうやって自分の血肉にしてゆくのか、著者の方法が記されていて、興味深い。たくさんの本を読みたくて、そわそわしてくる。

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    2022年07月24日
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 苫野一徳 特別授業『社会契約論』

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    解説がとても分かり易い。社会契約論を読んでみようと思わせる一冊。学生たちとの対話も面白い。
    苫野先生の思想がちょこっと出てくる部分も深掘りして読んでみたくなった。

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    2022年05月20日
  • 未来のきみを変える読書術 ──なぜ本を読むのか?

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    蜘蛛の巣や漁法など楽しい比喩を使いながら読書を勧めてくれる本でした。
    学生向けですが、読書初心者の私にもとても参考になりました。
    洗脳されちゃうんじゃないの?紙じゃなきゃ本って言わないんじゃないの?みたいな偏見が心の隅にあったのですが、そういう些細な心配についても対処法や様々な見解を示してくれる本でした。
    電子書籍派は読書のすすめ的な本だと少し肩身が狭い気持ちでしたが、著者さんが電子書籍も本ですと言ってくださって、自信を持てました。ありがとうございます!

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    2022年04月05日
  • 「学校」をつくり直す

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    長男、小1プロブレム…の時に読んだ本。長野に行く〜?なんて、話題にしたり、学校変えられるものなら変えてみろって言われた母は、春から大学院生になります。本格始動です。

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    2022年03月01日
  • 愛

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    2002年に『幸せについて本気出して考えてみた』という楽曲をポルノグラフィティがリリースしているが、本書はまさに’愛について本気出して考えてみた’と言うべき一冊。

    言葉のニュアンスの上では「愛」と「恋愛」は何となく違うものかな?ぐらいのボンヤリとした感覚はあっても、その違いを言葉で説明出来る日本人が果たしてどのくらいいるだろう。

    日常において氾濫する「愛」について、哲学の視点から鋭く整然と簡潔に考察が述べられている。

    実生活において’君の言っていることは愛ではなくて愛着、いやむしろ執着だよ’なんて指摘する場面はまず無いであろうが、知っているのといないのとでは例えば愛をテーマにした物語に触

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    2022年03月01日
  • 「学校」をつくり直す

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    前にも読んだけど、再読。
    モヤモヤしていた気持ちがスッキリした。

    何のために学ぶのか?
    どういう教師でありたいのか?
    目の前の子どもに付けたい力って?

    などなど、自問自答しながら読むことができた。
    学校のスタンダード化が著しい今。自分のどうしたいのかを明確にしないと、本当に楽しんで仕事ができない。原点に立ち返れる本だったので、また悩んだ時に読みたい一冊。

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    2022年02月03日
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

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    忖度か、同調圧力か、権力の逸脱か。最近、表現の自由が失われつつある風潮がある。26人の研究者、作家、芸術家、ジャーナリストが自由について考察し、声をあげる。

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    2021年11月03日
  • 未来のきみを変える読書術 ──なぜ本を読むのか?

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    【子どもから大人まで】

    著者の作品はどれも読みやすく、わかりやすくものが多い。その中でも本書は、中高生向けなので、より読みやすい。

    読書がなぜ必要なのか。
    読書の仕方や、読書ノートの勧めなど。

    面白そうなものはチャレンジしてみるのもいい。

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    2021年10月31日
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

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    まず著者群の面子を見て、少なくとも既知の名前において、それぞれの発信することばを追いかけている人が多いことを確認。演繹的に、その他の著者についても、かけ離れた立場にはないであろうと判断。あわよくば、今後の人生指針になり得る存在と出会えることも期待。前置き長いけど、そんな考えの下、発売前から気にかけていた本書。日本学術会議任命拒否問題についても、どこかでちゃんと読まなきゃと思っていたけど、その欲求も本書で満たされた。中曽根時代から綿々と受け継がれて今に至るってのも、何とも根深くて嫌な感じ。そのあたりまで遡って、ちゃんと勉強しなきゃ。あとは、己でさえままならない自由の取り扱いを、更に次世代に伝える

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    2021年07月28日
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

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    26名による日本学術会議任命拒否問題に端を発した、自由への権力の介入に関しての論考集。息苦しさの正体にはさまざまな形での!自由を禁じようとする動きがあったことに改めて気がつく。
    それぞれの立場で見た自由への介入は、幅広いものがあり、私たちの生活がじょじょに狭められてきていることが分かる。
    誰かの問題なのではなく、自分の問題として、さまざまなやり口で介入しようとしてくる権力にはNOを突きつけたい。

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    2021年07月16日
  • はじめての哲学的思考

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    哲学を学ぶ第一歩

    哲学っておもしろそう。でも、難しそう。そんな人にオススメの一冊です。哲学というものにどう迫っていけばいいのか、背伸びし過ぎず、でも的を射ながら考えられます。様々な哲学の大家についても分かりやすく引用されており、その後の一冊も選んでみたくなる、まさに考えることを促してくれる良書です!

    #深い #タメになる

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    2021年05月28日
  • はじめての哲学的思考

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    単なる知識ではなく、考え方、話し合い方のハウツーになる。人の考え方の癖がわかる。使える!本だと思います。

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    2021年05月09日
  • はじめての哲学的思考

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    非常に面白かった。

    現代はテクノロジーの発展で豊かになったと思っていたが、本当は哲学によって発展した世界なのだと分かった
    対立する意見はそれぞれの経験から導き出された物で、どちらが正しいかは本来なら決めることはできない。
    「なぜ人を殺してはいけないのか」の節もとても理解しやすい
    死刑は容認されて、戦争も容認されて正当防衛も勘案され得る
    でも人を殺してはいけないのは長い争いの末に掴み取った、「自由の相互承認」という原理を元にしたルールであるということ。

    この誰もが納得できる"共通了解"を見出そうとすることが哲学なのだということが分かった。

    世の中色々な問題があるが、長い

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    2021年04月24日
  • 「学校」をつくり直す

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    ネタバレ

    学校の当たり前を無条件に受け入れて、「みんなで同じことを同じペースで学ぶこと」の危うさが述べられている。

    だけど、必ずしも学校の当たり前やみんな同じが間違っている訳でもない。

    だからこそ、それぞれがまずは知りよく検討して正解なき答えを模索することが大切なんだと思う。

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    2021年04月07日
  • 教育の力

    ネタバレ 購入済み

    これからの教育

    自由の相互承認へ向けて、超ディベートを取り入れた授業

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    2021年03月10日
  • はじめての哲学的思考

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    苫野先生の本。はじめて読んだ。実生活において哲学の考え方がどう役立つかを記している。面白いです。過去の哲学者の考え方に触れながらも、その偉大な哲学者たちの考え方のコアエキスを集結させているのが大変勉強になる。今まで自分で考えてきた「哲学(笑)」が恥ずかしくなるくらいのわかりやすさ。

    何故殺してはならないのか、なぜ死刑は廃止されるべきなのかについて、完結かつわかりやすい説明で非常に好感が持てる。哲学の本は往々にして哲学者の歴史に着目しがちだがこの本は哲学で、本質観取し共通了解を目指す点に重きをおいている。ここが自分には新鮮だった。

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    2021年02月19日
  • はじめての哲学的思考

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    「俺の考えは正しい。
    お前は絶対に間違っている!」の乗り越え方。
    みんなが「そうだ」と言える本質を見出していくということ。
    なるほどーーー!と思うことばかりです。
    哲学教育や哲学イベントに関わる者として、
    苫野さんと、
    故・池田晶子さんに負うところは大きいです。
    ●理性がある限り、絶対的に正しいことはわからない(!)
    ●自分の体験を普遍化しない。
    ●自分の「信念」に気をつける!
    ●「偽の問題」に騙されないこと。
    ●相手を言い負かすための方法:例外を出す。
    →でもむなしい。
    →共通了解しながら第三の道を建設的に志向していく対話。
    ●絶対に疑えない原理
    デカルト「我思う故に我あり」
    フッサール「感

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    2021年02月17日
  • 「学校」をつくり直す

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    毎週聞いているラジオ番組でゲスト出演していた苫野先生のお話を聞き、感銘して購入した一冊。現行の「みんな一緒」型の教育が様々な問題を引き起こし始めていることを指摘し、教育の「個別化・共同化・プロジェクト化」の融合を提案した書。教育の本質から問う哲学的な態度は案外この手の本には多くなく、相当学びを得られたし、希望が持てた本だった。

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    2021年01月29日
  • 教育の力

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    ネタバレ

    学びや教育のあり方について、譲れない最上位の目的から実現に向けたところまで具体的に書かれている。ここにあげたことをそれぞれの地域の現状をもとに対話的に実現していくことが必要

    一般福祉の原理に沿って自由の相互承認の感度を高めること。そのために、学びの個別化協同化プロジェクト化の推進、教師の実践と成長を支えるための教育行政による支援の充実、自己組織化する学びのネットワークの、一般福祉促進のための再ネットワーク化

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    2021年01月25日