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連続殺人の万華鏡(カレイドスコープ)惨劇の光源を暴け! 八丈島沖にひっそりと隣り合う月島と竹取島。古くからの因習に呪縛され、月島の一族に支配され続けている双(ふた)つの島を、《あかずの扉》研究会の6人が訪れた時、血も凍る連続殺人の万華鏡が回転を始めた。一族に伝わる秘宝が島の後継者を次々と殺戮(さつりく)する怪! 本格推理の気鋭が放つ孤島ミステリーの奇跡的傑作! (講談社文庫)
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Posted by ブクログ
あかずの扉研究会シリーズにどはまりした。トリックは相変わらず飛び抜けているが、辻褄はあっているし、キャラクターがたっている。書評を書いている漫画家さんのいうとおり、漫画のように読みやすい。後動さんやユイの過去も思わせ振りに出てくるが、今後明らかになるのだろうか。
開かずの扉研究会シリーズ ユイの友人の招きで月島を訪れた開かずの扉研究会。そこで逮捕されるカケル。月島幻斎襲名の儀式と候補者たち、島に侵入した女性たちの連続殺人事件。「犯人はドラえもん」の謎。 2009年10月18日再読
恐るべし霧舎巧! さすが島田荘司が絶賛してデビューしただけあるわ! って本書を読んで思いましたよん。 本の厚さなんて全然気にならずに読めますから。 本書は孤島モノです。 2つの島があり、1つには3世帯しか住んでいなく、もう1つの島を統括しているんです。 そういう設定とか登場人物のネーミングとか、やっ...続きを読むてくれるんですよ! ≪あかずの扉≫研究会シリーズの第二弾です。 第一弾の「ドッペルゲンガー宮」で度肝をぬかれましたが、本書の方がもっときちんとまとまっていて面白いと思います。 それに途中途中にユーモアも織り込まれていて笑えるし。 ≪あかずの扉≫研究会のメンバーのキャラクター設定もこれまたいいんです。 一人が欠けたら面白くなくなっちゃうと思うくらいです。 やっぱりこのシリーズも読み進めていかなきゃいかん!と思いました。 ドンデン返しの上のドンデン返し。どひゃ~ってなりますよ、ホント。
シリーズ第二弾。 今度は東京南洋に浮かぶ島でのお話。 前作はデビュー作だけあって「荒削り感」がハンパなかったですが、今作はそのあたり大分洗練されてきた印象。 登場人物のキャラが立ってるのはいいけど、みんながみんなそんなんだと話が濃ゆすぎて胃がもたれてくるというかw 今回は「出てくるときはでてきて...続きを読む、あとはひっこんでる」という感じでごちゃごちゃしてこない。文章的にもそんな感じで作者的にも書いていて混乱があんまりないのでしょうか。変な言い方ですがw これは次回作はもっと期待していいってことか・・・?といらんハードルをあげてみるww 内容としては「キャラメイン」みたいなラノベっぽい雰囲気に・・・陥らないところが「新本格」として意地を見せているような。最近ホントにジャンル的に廃れてるからなあ・・・がんばれ~~!!!w
いいんじゃないですか!!おもしろいですよ〜鳴海さんのピンチなんてあるわけないんです。蜂須賀小六の字ですね。殺人はいけません。伝統続く孤島もの。ただ、分厚い。
キャラが好きだからこそ読み続けていける。 そんな「あかずの扉」シリーズ。 二転三転と推理が変わっていく。 今回、鳴海さんの登場シーンが凄くカッコ良かった! 派手な服装の金本鈴さんの本当の姿が関係してくるんだろうなって思ってたら、最後の最後にほんの少しだけ話に入ってきただけだった。 犯人はドラえ...続きを読むもん。 そんな推理小説が本当にあっても良いと思うんだけどね。 著作権、大丈夫なのかな? 今回の犯人は、同情の余地がないくらいクズだった。 動機もなんだかなぁって感じでした。
シリーズ第2弾。 獄門島を彷彿させる舞台設定。 島外の人間が多く、事件の焦点があっちに行ったりこっちに行ったり、と不思議に思わせるピントが定まらないのが本作。 タイトルの通りカレイドスコープの展開と言えば、その通りだか、もう少し上手いストーリー展開があっても良いのではと思った。 でも、コロコロ変わ...続きを読むる展開が飽きを来させない演出という見方もできるように思う。
《あかずの扉》研究会シリーズ・第2弾。キャラも掴めてきて、テンポも良かったし、楽しめた。語り役がへなちょこってのが、ちょっとアリキタリな感じだけど、まぁ、次作も楽しみです。
うざい。 ただでさえ入り組んでいる事件なのに、主人公が自分で「〜が〜したのかもしれない…いや、それはない、なぜなら…」て言う感じの必要ない考え事が多すぎて読む気がうせる。 っていうか、事件を解くために必要な条件に、名探偵の思考を読む、が入ってちゃいけない気がする。
前作でつまらん的発言をしておきながら、シリーズ2作目を読みはじめる(笑) キャラモノってだから怖いやね。 館モノの次が孤島モノというのは、ちょっと狙いすぎかとも思うけれど王道へと挑戦するのは自信の現われなんだろうか? 前作でキャラと文章の雰囲気を大体つかめたので、読書感は良くなった。 折角の...続きを読む大量殺人だというのに、なんだかラストが淡々とし過ぎているのは気になった。 「犯罪」について糾弾するシーンはあるのだけれど、ちょっと感じるものが少ない文章だった。だからといって、人情系2時間推理モノドラマのようなものはいらないのだが、中途半端な雰囲気が出ていたね。
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霧舎巧
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