近藤史恵の作品一覧
「近藤史恵」の「たまごの旅人 プリンセスとお茶を」「角川ごちそう文庫アンソロジー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「近藤史恵」の「たまごの旅人 プリンセスとお茶を」「角川ごちそう文庫アンソロジー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
大阪芸術大学文芸学科卒。1993年『凍える島』でデビュー。『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞、受賞。『探偵今泉シリーズ』『整体師<合田力>シリーズ』、『女清掃員探偵 キリコシリーズ』など多数の作品を手がける。
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Posted by ブクログ
ランジェリーショップの店長かなえと、お店に連なるさまざまな人の物語。タイトルはラブリーだが、この著者の描く話だから、女子の好きなものを集めたラブリーなお話というわけにはいかない。
根拠のない先入観や決めつけ、ご近所さんの噂話や妙に近い赤の他人、暗黙の枠組やその枠に入らざるを得ない状況、選択肢の無さなどに加えて介護問題まで織り込んだ、地方都市らしい生活環境やその環境で知らず知らず刷り込まれてしまう価値観など、それぞれのエピソードにリアリティを感じる。他人に見られることを前提とせず、ただ自分が身に着けて満足感を味わうランジェリーとは、そのような環境で生きている者の隠している自分らしさの現れではないだろうか。個人的には、入院時にふさわしいパジャマを探すのが大変だったことを思い出した(探すのは楽しかったけど)。どの話も明るい話ではないが、共感する女性は多いのではないだろうか。
Posted by ブクログ
オーナーのいるフレンチレストランで働くシェフが主人公。「ビストロ・パ・マル」シリーズと似た設定だが、シェフにはジビエ料理にこだわりがある。ジビエに関する諸問題を織り込みつつ、サスペンスでもあるという「ビストロ・パ・マル」とは違う仕立ての物語。ジビエに分類される肉は鴨ぐらいしか食べたことがないのだが、鹿や猪も食べてみたくなってしまいました。最後、解説は坂木司さんですが、坂木さんによるおまけの感想がいい!これぞファンによる率直な感想ですよね。
近藤史恵さんの本が読みたくなってこれを読んだが、期待を裏切らない出来上がりで満足でした。登場人物それぞれにまだ消化されていないエピソードがあるので、この後の話も読みたいです。シリーズ化して欲しいですね。