ハーレクイン作品一覧
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-デザイナーのタムジンはラグビーチームのユニフォームを手がけ、そのお披露目を兼ねた試合である男性に出くわして息をのんだ。アレハンドロ! 六年前、ラグビーの大スターだった彼に接近したが、愛を交わす寸前に彼は忘れ物をしたと言い、その後戻ってこなかった。悲しみに打ちひしがれたけれど、ようやくすべて忘れかけていたのに。だが次の瞬間、相手の目に浮かぶ憎悪に気づいて彼女は身を震わせた。アレハンドロは自分の人生を狂わせた女性を目にして驚愕した。まだ十八歳だったタムジンは、かつて僕を誘惑して罠に陥れ、未来を約束されていたラグビー人生を僕から完全に奪ったのだ。今、美しく成長した彼女に、今度は僕が復讐してやる。
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-エリナーは中東の王国カラムの皇太子ムラドのロンドンの邸宅でムラドの娘のナニーとして住み込みで働いている。ムラドとその弟ジャシムは友人たちの噂の的になるほどハンサムだが、亡き母の恋人だったムラドのことは、父親のようにしか思えなかった。ある夜、家人のいない家に帰宅したエリナーはジャシムに出くわした。傲慢な雰囲気を漂わせながらもセクシーで、思わず全身が熱くなる。こんな男性が、ナニーである私に興味を持つとは思えないけれど。だが思いがけず情熱的な言葉を耳元で囁かれ、エリナーは翌日、彼の誘惑にこたえてしまった――どんな思惑でジャシムが近づいてきたかは想像もせずに。■今月から大人気の作家リン・グレアムのミニシリーズ『予期せぬ結婚』が始まります。ゴージャスでリッチな男性たちと思いがけない恋に落ちるヒロインたちのストーリーです。
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-カリブ海に浮かぶ楽園、サン・ルリ島。リサは父が働くホテルで経営者の息子クリスと兄妹のように育てられた。両親亡き後、寄宿学校を卒業したリサがホテルに戻り、幼なじみのクリスと婚約したのは当然の成り行きだった。だが、一年が過ぎてもリサは結婚に踏み切れないままでいる。旧知の仲なのに、時折クリスに恐れを感じてしまうのはなぜだろう?そんなある日、カジノに悪名高いギャンブラー、ルークが現れた。彼に品定めするような目で見つめられ、リサの胸がざわめく。すると、ギャンブル好きのクリスが彼に無謀な勝負を挑むのではと心配するリサに、ルークはある取り引きを申し出た。
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-有能な看護師のルイーザは、臨時の仕事を受け入れた。小さな村の病院で看護師として働くかたわら、病院のドクター、マックの家で住みこみの家政婦をするのだ。彼は過去のできごとが原因で自分の殻に閉じこもるようになり、誰も寄せつけない孤独な日々を送っていた。みんなと祝うクリスマスを経験すれば、彼も立ち直れるはず。そう考えたルイーザは、マックの反対をよそに着々と準備を進めた。周囲の人々に気にかけてもらえるのがどれだけ幸せなことか、なんとしても彼に気づいてほしい。そうでなければ、私は安心してロンドンへ帰れない。■“ドクターとの恋物語”――正義感にあふれた知的なお医者さまは、まさに女性の憧れ。そんなドクターに恋をしてしまったら?
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-アンディはひたすら逃げていた。暴力的な夫クレイとの短い結婚生活は、まるで地獄のようだった。身重の体でようやくそこから抜け出し、一人で育ててきた息子との生活は平穏で幸せだった――三週間前、クレイに息子を奪われるまでは。どうにか息子をクレイの家から救出し、茂みの中を走り続けたあと、突然目の前に現れた男性を見てアンディは息をのんだ。野性的で端整な顔にたくましい体。いったいこの人は誰なの?「動くな」銃をかまえて言う彼の姿に、アンディの心は震えた。身に迫る危険さえ感じないほどの熱い思いにとらわれながら。■“復讐から始まる物語”――愛情と憎しみのはざまで揺れ動く主人公たち。運命に翻弄される二人を描いたドラマチックなストーリーです。
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-体調の悪い双子の姉ミランダに代わって、その夜エミリーはクラブのステージに立っていた。終演後、代理人を通して男性が楽屋に訪ねてくる。ミランダが契約したがっているプリンス・レコードの人間だわ!エミリーは翌日改めて男性と会い、契約をしたいと切りだすが、威厳に満ちた彼から結婚を申しこまれて唖然となった。驚いたことに相手は本物のプリンス、王国フェラーラの皇太子アレッサンドロだという。退位したがっている国王のために、アレッサンドロが結婚しなければならないのだと聞かされるが……。■“シンデレラのような物語”―惨めなヒロインが、恋の力で人生を塗り替え大きな幸せを掴んでいく夢のある名作です。
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-★一年遅れで届いたハロウィーンパーティの招待状。それが二人の恋と冒険の始まりだった。★犯罪ライターのジャレッドは取材を終えて一年ぶりに帰国した。待っていたのは故郷で開かれるハロウィーンパーティの招待状。客はそれぞれ割り振られた役を演じ、殺人事件の謎を解くという。ジャレッドに与えられた役は武器商人を追う秘密諜報部員。会場である古屋敷に忍びこみ、華奢なブロンド美人を目にした彼は、がぜん勢いづいた。招待状が実は一年前のものとも知らず……。一方、屋敷の主グウェンは、真夜中の侵入者を見て凍りついた。そんな彼女に、侵入者がささやく。「僕は秘密の指令を受けている」平凡な日常に飽きていたグウェンは、久しぶりに胸をときめかせた。彼の謎の任務と、それ以上に男っぽくセクシーな魅力に。
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-★恋愛に縁のなかった科学者が、セクシーな王子様に恋をした?幼い頃から天才と呼ばれ、今や科学者となったオリビアは、トーマスアイルという国から仕事の依頼を受けた。その小国では謎の疾病が農作物を襲っているらしく、植物遺伝学の第一人者であるオリビアに原因を究明してほしいという。トーマスアイルに向かったオリビアを迎えたのは、王子アーロン。初めて見る本物の王族、その風格とまばゆい笑みに、異性に関心などなかったオリビアも、思わず頬を染めて圧倒された。ここへは仕事で来たのよ! そもそもあんなすてきな王子様が、偏屈な学者を相手にするはずないわ――オリビアはそう自分を戒めた。まさか王子が、一風変わった彼女に興味を持ったとは夢にも思わず。
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-★たとえ名ばかりのプリンセスでも、救いはまだ残されているはず。この二十一世紀の世の中に、まだそんな掟が存在していたなんて。アイオナンスは信じられない思いだった。彼女の故郷はエーゲ海に浮かぶ島国、フォーテネグロだ。姉のエロイーズが故国の皇太子マックスと結婚したとき、アイオナンスはまさかこんな事態が自分に降りかかってこようとは、夢にも思わなかった。あろうことかエロイーズはマックスを裏切り、愛人と一緒に事故死してしまったのだ。アイオナンスは故国の帰国命令を受け、頭を抱えた。本当に私は、初めて会うプリンスの息子を産まなければならないの?
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-ブリタニーは十年ぶりにオーストラリアへ戻ってきた。ロンドンで出世街道をひた走る彼女にとって、この帰省は昇進を賭けたキャンペーンのための出張にほかならない。成功すれば会社のトップに就くことができる。そしてそれを機に、忌まわしい思い出の残る故郷とも決別するつもりだった。ところが交渉の場に現れたのは、なんと初恋の人、ニック。不良少年だった彼が、世界を股にかける実業家になっていたとは!うろたえながらもビジネスに徹しようとする彼女の提案を、ニックはあっさりと退け、逆に驚くべき条件を提示した。「妻になってほしい。お互いの利益のために」
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-アマンダは社運を賭けたコンペに向かうため、最終便に駆け込んだ。そこで偶然にも隣席になったのはジャレド・ジェームズ――九年七カ月前、恋するあまり身を捧げようとしたアマンダを、容赦なく追い返した相手だ。罰として、忘れられないキスをして。彼女は祖父の前に突き出され、監獄のような女学院へ放り込まれた。みじめな青春時代を送るはめになったのは、彼のせいだわ!だがジャレドはアマンダの苛立ちを気にもとめず、今なら誘いに乗るよとささやき、欲望と軽蔑の目を向けてくる。アマンダは意思に反して高鳴る鼓動を抑え、冷淡に別れを告げた。だが翌日、命運を握るCEOとして現れたのはそのジャレドだった。■アマンダをわがままなお嬢様とみなして辛辣な態度をとるジャレド。彼女は屈辱を感じながらも仕事のために自分を抑えます。ところが二人が激しく衝突したとき、情熱に火がついて……。お待ちかね、ナタリー・アンダーソンの登場です!
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-助手席に座るスティーブの強烈な魅力を感じながら、アンリースはなんとか車の運転に集中しようとしていた。この旅の目的は誰にも教えていない――親友のシンディにさえも。心配したシンディは自分の兄を無理やり長旅に同行させた。その親切がどれほど私の心をかき乱すか知りもせずに……。不意にタイヤがパンクした。スペアのタイヤがないと知り、スティーブはボンネットに両手をたたきつけて嘲った。「車の点検もしないで千七百キロも運転するつもりだったのか。なのに香水をつけるのは忘れなかったんだろう、お嬢さま?」そしてふたりは、熱く気づまりな一夜を過ごすはめになり……。■「ホロスコープに導かれ」のヒロイン、アビーの妹アンリースの物語です。名うてのプレイボーイである実業家スティーブとの、気になる恋の行方は?
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-上院議員の娘レキシーは、常に父親に人生を決められてきた。今回の、ブロディ家の長男ランスとの政略結婚もそうだ。ランスとの間に愛はなく、それでも縁談を拒む権限はレキシーにない。そこへひとつ困った問題が生じた。あろうことか、レキシーはランスではなく、その弟のミッチに恋をしたのだ。そしてある夜、思いがけずミッチにキスをされ、花婿に捧げるべき純潔を彼に捧げてしまう。私たちは互いに想い合っている……そう確信したレキシーは、父をなんとか説得し、ミッチと結婚させてもらおうと心に決めた。だが翌朝、ミッチの口から出てきたのは意外な言葉だった。■〈華麗なる紳士たち:悩める富豪〉も四話目。一話目でランスの婚約者として出てきたレキシーの登場です。本作ではレキシーの心の動きをご堪能ください。前回までのあらすじがついています。
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-「申し訳ありませんが、ここはプライベートビーチです」不審者の姿が月明かりに照らされ、ローンは目を見開いた。波打ち際に立つ男は全裸で、しかも彫像のように美しかった。男はローンの警告を意に介さず、浜辺から悠々と歩み去った。翌朝、ローンは大富豪である雇主の邸宅で男と再会する。男の正体は、十二年前に家を出た放蕩息子のアダムだった。その日からアダムは言葉巧みにローンを誘惑し、愛情の介在しない束の間の関係を結ぶことを提案する。強烈な魅力に屈してついにその申し出を受け入れたとき、ローンはすでにアダムを愛しはじめていた。決して報われることはないと知りながら。
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-アイルランドで羊牧場を営むモーラのもとに、ハリウッドの映画会社社長、ジェファーソン・キングが訪ねてきた。彼は映画のロケ地を探しているらしく、どうしても羊牧場を使わせてほしいとモーラに頼みこむ。それから数カ月。破格の額を提示されてもモーラは首を横に振り続けた。もはや契約内容に不満はないが、いつしかジェファーソンに恋をしてしまったモーラは、交渉が終わり、彼が帰国してしまうのをおそれたのだ。とはいえこれ以上引き延ばすわけにもいかず、モーラはついに承諾すると、契約成立を祝おうと彼を家に招いた――ある秘めた決意を胸に。■三カ月連続でお届けしてきた〈キング家の花嫁〉も今月が最終話。美しいアイルランドを舞台にロマンスが繰り広げられます。異国から来た男性に恋をしたモーラは、二度と会うことはないと覚悟しつつ夜をともにします。しかし後日、思わぬ事実が発覚して……。
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-★同情心から少しの間優しくしてくれるだけ。わかっていても、求めずにはいられない。★キャリーは夫を亡くして以来、海辺の家に引きこもり、世捨て人のように暮らしていた。そこへ一人の男性が訪ねてきた。夫のかつての同僚、ブロック・アームストロングだ。彼はしぶるキャリーを説き伏せ、毎日のように外の世界へと連れ出した。セクシーでたくましいブロックとともに過ごすうち、いつしかキャリーは笑顔を取り戻し、熱い切望が胸の奥で芽生えるのを感じた。
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-カーラは正式に離婚をするため、別居中の夫ケビンを訪ねた。仕事ばかりで、家庭をまったくかえりみない彼に、もう一緒には暮らしていけないと背を向けたのが四年前。いまや地元の名士となったケビンは、さらに魅力と風格を増していた。そして、二週間彼とデートをして最後の一晩をともにするのなら、離婚に応じてもいいと、脅迫まがいの条件を告げる。もうすぐ別れるというのに、どうしてそんなことを……?憤りつつもほかに選択肢はなく、渋々カーラはその条件をのんだ。迎えた翌日、夫との久しぶりのデートは、カーラにとってひどく意外なものだった。■テキサスの富豪たちが今宵も集う、キャトルマンズ・クラブ。今月は妻に去られた富豪、ケビンの物語をお届けいたします。
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-演劇の魔力にとりつかれた若者たちはみんな貧しい。アンナ・レンドルも同様、ひもじさは指を噛んでごまかし見てくれだけの安物の服にかかとのすりへった靴をはいているが、心の中は激しい野心に燃えていた。アンナは初めて有名女優との共演のチャンスにめぐまれ今日からは上演する劇場を使ってのリハーサルが始まる。それなのに、出がけに家主から家賃の催促をされ集合時間に遅れてバス停から走り続けなければならなかった。おまけに楽屋口では若い男とぶつかってはじきとばされる始末。その拍子に脱げてしまったおんぼろ靴を、男はまじまじと見ている。
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-グレイの頼みでなければこの村に帰ってくることはなかっただろう。村を目の前にしてステファニィはひどく緊張した。十年たった今でもあの日のことが鮮明によみがえる。当時十八歳だった彼女は親の反対を押しきってこの村で結婚した。しかし、幸せなときは束の間、夫は暴力をふるいののしった――きみには女性的魅力がない、結婚しなければよかった、と。そしてあの日夫婦喧嘩のあと、彼はヨットに乗り海で死んだ。あれ以来夫の従兄のグレイだけが彼女の味方だった。彼はいつも紳士的で優しかった。しかし久しぶりに会ったグレイは今までとはどこか違う。彼女は妙にとまどいを感じるのだった。
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-マサチューセッツ州の海辺の町に移り住んで一年、マリアベラは、観光客相手のギャラリーを経営しながら穏やかな日々を過ごしていた。イタリア沿岸の小さな島国に住む両親は、帰郷を願っているけれど、あと数カ月、せめて二十五歳の誕生日まではそっとしておいてほしい。だがそんな願いもむなしく、思わぬ人物が平和な生活をかき乱す。不動産会社の★最高経営責任者/CEO/ジェイク――。彼は突然町にやってきて、商店街をそっくり買い取って巨大リゾートに造り変えたいと言いだした。無謀な開発を押しつけるジェイクに、マリアベラは我慢がならなかった。彼女は反対運動に乗り出すが、一方で皆の注目が集まるのも恐れていた。ずっと隠し通してきた素性が知られてしまうかもしれないからだ。小国とはいえ王家の伝統を守り続ける君主国の継承者であることを……。
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-イブは信じていた恋人に裏切られ、心機一転しようと東部からデンバーへ引っ越してきた。ショッピング・アドバイザーの仕事をしているイブは、贈り物の受け取り主のことをよく考えるのを信条にしている。特に、顧客が親族に贈るクリスマスプレゼントについては。ところが、今回の顧客ドーソン・バークは初めから非協力的で、親族の情報をまったく提供してくれない。業を煮やしたイブはドーソンの自宅に押しかけて直談判した。会ってみると、ドーソンは魅力的な男性だったが、ひどく傲慢で、情報提供の代償として法外なことを要求してきた。
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-マルコ! シェイナは言葉を失った。夢のような日々を過ごしたのに、突然別れを告げ去っていった恋人。彼は卑劣にも偽名を名乗っていた。そのマルコが、島に再び現れたのだ。シェイナは息を詰め、謝罪の言葉を待った。いったいどんな言い訳をするつもりだろう。けれど、目の前のマルコはひどくよそよそしい。そればかりか、彼は驚いた顔をして言った。「謝るって、なにを?」シェイナは耳を疑った。「君が誰だか、僕にはわからないんだ。なに一つ思い出せない」■忘れられない男性との予期せぬ再会。ヒロインはある秘密を隠し、彼の真意を探ろうとしますが……。美しいイタリアの島を舞台に、愛の記憶を取り戻していく恋人たちの奇跡の物語です。
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-シカゴのラジオ番組で、絶大な人気を誇るローガン・バーソロミュー。精神分析医の経験を生かしてリスナーの悩みに答える彼は、映画俳優にも劣らぬ容貌に、スポーツ選手を思わせる体型、そして“もっとも結婚したい独身男性”に選ばれたばかり。でも、この世にそんな完璧な人がいるの?地元の新聞社で記者をしているマロリーは、仕事で犯した大きなミスを取り返そうと必死になっていた。ローガンの不名誉な秘密を探り出せば、きっとすごいスクープになる!マロリーは彼の居場所をつきとめ、早速インタビューに向かったが、湖で一緒にヨットのセーリングを楽しむことになるとは思いもしなかった。すばらしい午後のひととき……マロリーは取材などすっかり忘れていた。
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-★彼の支配する王国に引きずりもどされるわけにはいかない。★モーガン・コンローにこんな姿を見られるなんて!セリーナは交通事故で怪我を負い入院していた。事故の知らせを聞きつけ、彼は病院にやってきたという。母親がモーガンの父親と再婚したとき、セリーナは十二歳。何かと優しくしてくれるモーガンに淡い恋心を抱き、十七歳になるや、とうとう愛を告白してしまった。ところが、それを境にモーガンは急に冷たい態度をとりはじめ、ひどく傷ついた彼女はコンロー家を飛び出したのだった。今、二年ぶりの再会で目頭をうるませるセリーナに、モーガンが低い声で言い放った。「きみを家に連れて帰る」
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-エイミーは亡き両親から引き継いだケーキショップを経営しながら、五歳になる息子のトビーを育てている。トビーの父親はジェド・サンダーソン。かつてエイミーとジェドは恋人同士だったが、ある日突然、彼は理由も告げずに姿を消したのだった。息子の存在など知らないジェドは、今や有名レストランのオーナーシェフとなっている。エイミーは、その彼に連絡をとらざるをえない状況に陥った。白血病にかかったトビーには一刻も早い骨髄移植が必要なのに、彼女の骨髄は適合せず、ジェドに望みを託すしかなくなったのだ。
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-カリラは中東の小国ザラクの王女として、同盟国カリスタの王子との結婚を幼い頃から決められている。カリラが二十四歳を過ぎ、いよいよ結婚式の準備も整ったが、カリスタから彼女を迎えにきたのは花婿ではなく、その弟のアーリフだった。花婿への失望、政略結婚への反発、自由への憧れ──複雑な感情を爆発させたカリラは、隙をついて逃げ出した。だが砂嵐の中、一人で彼女を追ってきたアーリフに見つけられたとき、カリラは不思議な感覚を覚えた。彼なら信用できるかもしれない……。砂漠の夜、一つきりのテントの中で、彼女の心は危険なほど揺れた。■大人気のシリーズ〈ダイヤモンドの迷宮〉の第4話をお送りします! 幼い弟の誘拐現場に居合わせたことがトラウマとなり、心を閉ざしたアーリフ。カリラの愛は彼に届くのでしょうか?
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-ニーリーは新進の建築家。ある大きなプランの担当に抜擢されるが、周囲からの疑問の声に苛まれるはめになった。しかも、そのプランを狙っていたのはセバスチャン――ハンサムだけれど、氷の男と噂されるクールなプレイボーイだ。彼に憧れていたのに。ニーリーは皮肉ななりゆきが恨めしかった。セバスチャンは新人に重大な仕事を奪われたことに愕然としていた。しかも、相手はいつも何かと意見の合わない、お高くとまった女性だ。打ちのめされた彼は、衝動で同僚のハウスボートを買うことに決め、心境の変化を期して引っ越しをすることにした。間借り人がいると聞いていたが、当日彼を迎えたのはニーリーだった。
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-ロンドンで教師をしているメガンは、学校のパーティに現れた男性を見て驚愕した。教え子の母親の婚約者として紹介されたアレッサンドロは、七年前にメガンを捨てた、かつての恋人だった。ヘッドハンティングされた彼は、“きみとぼくとでは住む世界が違う”と言って、すがる彼女を振り切り、新しい人生を歩み出したのだ。アレッサンドロは今や経済界の寵児となり、彼女を見ても素知らぬふりを装った。だが、動転して家路を急ぐメガンの前に再び彼が現れた。
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-ブリタニーは妹に懇願されて渋々ブラインドデートに向かった。相手は義弟の友人でSEAL隊員のウェズ。誤解を招かぬよう、ブリタニーは彼に会うなり、ベッドをともにする気はないとはっきり告げた。すると驚いたことに、ウェズも彼女はタイプではないと正直に告白した。ちゃめっけたっぷりの笑顔を向けて。ふたりは周囲のお節介に文句を言いながら、たちまち意気投合した。彼は噂どおり陽気で気が置けない一方、意外なほど繊細でどこか陰を感じさせる。ブリタニーは内心パニックに陥った。間違いなくウェズはわたしの好みだわ!
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-任務中に負傷して休養中のボビーは、親友に泣きつかれて頭を抱えた。地震の救援活動のために遠国の被災地へ行くという妹のカリーンを思いとどまらせてほしい、と頼まれたのだ。親友の大切な妹をいつしか女性として意識するようになっていたボビーは、断りたかった。だが、あの地域は間違いなく世界一危険だ。ボビーは欲望に屈しないことを心に誓って彼女を訪ねた。ところが、そのカリーンにとっては彼の来訪はまたとないチャンスだった。密かにボビーを想い続けていた彼女は、過保護な兄のいない隙に彼を誘惑するつもりで……。
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-イタリアのシチリア島に残された葡萄園――。イザベルは会ったこともない叔父の遺産にとまどった。だが上司の裏切りに遭い、仕事も家もなくした彼女には、遠く離れた地で、人生をもう一度立て直したい思いがあった。イザベルは意を決して一人で島に渡ったが、待っていたのは、地元でワイナリーを経営する、ダリオの冷たい視線だった。彼はやむなく手放した葡萄園を買い戻そうと、やっきになっていた。素人に葡萄の栽培などできるはずがない。彼の目がそう告げている。しかし母国での生活を捨てた彼女にも、引き返す気などなかった。見知らぬ土地で、イザベルの新たな挑戦が始まった。■イタリアでもとくに情熱的な土地として知られる、シチリア島。葡萄園を舞台に、一人で奮闘するヒロインを、誇り高い地元の農園主が助けます。美しい島の風景とともにお楽しみください。
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-広告業界の年次大会で、サマンサは今回も受賞を逸してしまった。期待していただけに、落胆は大きい。それに今回も受賞はマイケル。彼は一年余り前にロサンゼルスからニューヨークに戻ってきた。サマンサはこれまで、マイケルと顔を合わせるのを避けてきた。七年前に別れてからずっと。そう、彼女の話を聞きもせず、“君は父親のために僕を捨てるのか”と言い残して去ってから。なのにどうして帰ってきたの? ライバル会社に移ってまでして。「まだお父さんの下で働いているようだね」ホテルのラウンジで不意に出会ったマイケルが言う。サマンサの胸に一人取り残されて過ごした辛い日々がよみがえった。
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-夫の死により悲惨な結婚生活から解放されたアナベルは大好きな遺跡の発掘作業に没頭していた――放蕩者と名高い荘園の主、ヒューゴーに誘惑されるまでは。彼の屋敷に泊まりこんで発掘作業を続けるうち、アナベルは彼に夢中になり、ベッドを共にするようになる。実はヒューゴーには、官能的な肉体を持つ美しい愛人がいた。愛人と正式に別れてくると約束し、ロンドンへ発った彼をアナベルは信じて待った。数日後、ヒューゴーは陰鬱な表情で現れた。愛人と婚約したというのだ。■ドラマチックな作風で人気のジョージーナ・デボン。明かされた衝撃の事実に翻弄されつつも放蕩者が下す高潔な決断には胸をつかれます。最終章まではらはらし通しです! どうぞご堪能ください。
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-まさか彼とデートができるなんて!ニッキーは入社以来、ボスのゼインに憧れていたけれど、恋人を次々と替える彼には友情しか望めなかった。今回、ゼインにたまたま恋人がいなかったおかげで一緒にパーティに出席することになったのだ。セクシーなドレスに身を包んだニッキーは、彼の瞳が欲望できらめくのを見て胸を高鳴らせた。そしてパーティが終わると、彼に導かれるままこの世の天国とも言うべき一夜を過ごした。だがその幸福感が続いたのも、翌朝までのことだった。■“オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても見てほしい……。オフィスを舞台に燃える、熱い愛の物語です。
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-ロンドンのホテルでPRコンサルタントを務めるレベッカは、ある実業家をパーティに招いて接待することになった。その人物がイタリア人と聞いて、レベッカは動揺する。まだ十代だったころ、彼女はイタリアで恋に落ちたが、若すぎる恋はあまりにも悲しい結末を迎えてしまった。それ以来、レベッカの心は冷たく閉ざされたままだ。しかし、パーティの主賓である実業家を見て、胸がざわめいた。彼は、かつての恋の相手ルカ・モンテスだったのだ。また会いたいと言うルカに、レベッカは激しい怒りを覚えた。愛は死んだの。もう二度とよみがえらないわ。■“ラテン系ヒーローとの恋物語”――情熱的で強引、圧倒的にセクシーなラテン系ヒーローの魅力が満載の名作をお楽しみください。
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-クレンショー家の四兄弟とともに育ったアシュリーは、少女のころから長男ジェイクに恋心を抱いていた。どこへ行くにも八歳年上の彼のあとをついて回り、大人になったらジェイクと結婚すると吹聴した。待ちに待った十六歳の誕生パーティで、彼女は思いきって彼にキスをし、プロポーズの言葉を待った。だが予想に反して、いったいなんのまねだと冷たく拒絶される。傷ついた彼女はそれ以来ジェイクと距離を置いていたが、九年後、夜中に突然彼から一本の電話が入った。「今すぐ家に来てほしい。僕の人生の一大事なんだ」■“初恋の物語”――今まで知らなかった喜び、そして痛み。愛に目覚めたばかりのヒロインが紡ぐ、ナイーブな初恋の物語です。
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-ロザリンドは、けばけばしいドレスに身を包みカジノで怪しげな男たちのコンパニオンを務めていた。だが、男のみだらな振る舞いに耐えきれず、逃げ出した。いくら友人に借金があるからといって、こんなことはできない。タクシーに乗るお金もなく、疲れた足を引きずって歩いていると、送っていこうと言う声がした。高級車から現れたその男には見覚えがあった。カジノで、娼婦を見るような軽蔑のまなざしを向けてきたスペイン人。いつでも男に身を売る女と思っているんだわ。彼女は恥辱に打ち震え、男を見据えると、きっぱり断った。■“ラテン系ヒーローとの恋物語”――情熱的で強引、圧倒的にセクシーなラテン系ヒーローの魅力が満載の名作をお楽しみください。
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-ひょっとして、わたしは誘拐されたの?猛スピードで走る車の後部座席でたくましい腕にとらわれたまま、ホリーは呆然とした。失踪中の妹が残した幼子を抱いていたところ、いきなり現れた二人組の男性に子供を奪われたのだ。彼らは追いすがったホリーを車に引きずり込んだあげく、今はパトカーと派手なカーチェイスを繰り広げている。いったいどういうこと? ともかく逃げなければ!ホリーは自分を押さえつけている男の整った風貌に目を留めた。この突き刺すような鋭いまなざしには見覚えがある……。次の瞬間、銃声がとどろいた。■“アラブの首長との夢恋物語”――情熱と神秘の国アラブ。そのアラブの国のシークは、誰よりも強くて傲慢、圧倒的な魅力の持ち主です。
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-二週間だけという約束で、アイリーンはしぶしぶリックの臨時秘書として働き始めた。彼のそばにいたくないのには理由があった。少女時代、彼に思いを寄せていたのに、ことあるごとにばかにされ、意地悪をされたのだ。もうあんな思いはしたくない。再会したリックは、以前よりずっと優しくすてきだったけれど、アイリーンは断固として、ビジネスライクな態度を崩さずにいた。そんななか突然、リックが週末の出張に同行するよう命じた。■“オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても見てほしい……。オフィスを舞台に燃える、熱い愛の物語です。
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-いつか海外で働きたいという夢に邁進するセリーナ。そんな彼女に、驚くべきニュースが伝えられた。社長のデイヴィッド・マイルズが、入社間もない彼女を、新しいキャンペーンの責任者に任命してくれたのだ!ふたりでアイデアを語り合ううち、セリーナは気づいた。ハンサムなボスの熱い目は、なにか別のことを訴えている。男と女は、チャンスがあればそうとわかるものだと……。ずっと恋も遊びも諦めてきたわたしを、彼は誘っているの?金のハート型のペンダントが光るセリーナの胸に、はじめての迷いと、甘いうずきが広がった。■彼の誘惑にのれば、昇進の道を自ら閉ざしてしまうかも。恋と仕事、チャンスはひとつしか選べないもの? その答えを、注目の新人作家ロビン・グレイディが描きます。ロマンティックなエンディングにもご注目ください。
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-一族で自動車会社を営んでいるアントニオ・モレッティは、伝説のF1ドライバーの名を冠した新車を発売しようとしていた。だが“ヴァレリオ・ロードスター”の名前をつけるにあたり、祖父の代から因縁のあるヴァレリオ家がストップをかけてくる。名称使用権を巡って交渉をしに現れたのが、ヴァレリオ社CEOの娘、ナタリーだ。アントニオはその美貌と、堅苦しく冷たい態度に興味をそそられた。もしナタリーが交渉に応じない場合は、誘惑してでもなんとかしろと、CEOである兄に言われている。これは面白いことになりそうだと、アントニオは一人ほくそ笑んだ。■呪いにより、愛か仕事の成功か、どちらかしか手に入れられないと運命づけられた三兄弟。彼らの苦悩とロマンスを描く〈モレッティ一族の呪い〉二話目をお届けします。来月はついに最終話。長男のドミニクが満を持して登場します。どうぞご期待ください。
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-★夢にまで見たあこがれの男性とこんな姿で鉢合わせするなんて!★義姉の家を訪れるという大富豪キャッシュの写真を見た日、ヴィヴィアンは気もそぞろだった。ハンサムな彼になぜか絆を感じてしまう自分を戒め、彼が到着しても、何かと理由をつけて会うのを避けていた。だが夜中に彼との禁断の夢を見て、プールで頭を冷やすことにする。プール小屋に入って水着を着ようと裸になったとき、深みのある男性の声がして、ヴィヴィアンは硬直した。そこにはベッドから彼女の全身を眺め回すキャッシュがいた!赤面する彼女に、彼は提案した。「いい解決方法がある」そして床に飛び下りた彼の腰から、シーツがはらりと落ちた……。
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-★~彼を慰めるために純潔を捧げよう~その決意は冷たい現実につぶされた。★元妻の訃報を受けた夜、ミッチは痛飲し、ナニー子守のエミリーとキスを交わしたあとベッドに倒れ込んだ。翌朝、一糸まとわぬ姿の彼女を発見してパニックに襲われる。酔いのせいで昨夜の記憶がまったくない。最悪の事態を予想しつつ、ミッチは彼女に詰問した。「昨夜、僕たちの間にいったい何があったんだ?」ミッチの傍らで眠れぬ夜を過ごしたエミリーは、悲愴な思いでその質問を受け止めた。愛する男性を慰めようと、一大決心をしたのに……。エミリーは何もなかったとだけ答え、彼の前から姿を消した。
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-レーシー一族の会社は、いま経営困難の窮地に立たされていた。キロランが会計士に騙されてしまったのが原因だった。彼女が祖父から電話で呼び出されたのはそのときだ。不安げな面持ちでドアを開けると、祖父の傍らには一人の男性がいた。「キロラン、こちらはアダム・ブラックだ。覚えているかい?」心臓が大きく脈打った。あのアダム・ブラックなの?十数年前に憧れていた、危険な魅力を漂わす青年の姿が脳裏をよぎる。噂では実業家となり、さめという通称で恐れられているらしい。キロランの頭に疑問符が浮かんだ――その彼がどうしてここに?妙な胸騒ぎを覚えつつ、キロランは祖父が口を開くのを待った……。
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-秘書派遣会社を経営しているセイラのもとに、ある日、いきなりスペイン人男性が押しかけてきた。フランシスコ・ガルシア・カサルス――黒い瞳に鋭い光をたたえた三十代半ばの男。彼は横柄な口調でセイラに父親の居場所を教えるように迫った。なんと彼女の父親がフランシスコのまだ十八歳の妹を誘惑し、どこかへ連れ去ったというのだ。絶対に何かの間違いよ! 父親の居所に心当たりがあったので、セイラはとっさに嘘をついてフランシスコの追及をかわし、翌日スペインのアンダルシア地方に足を運んだ。ところが、ひそかにあとをつけてきたフランシスコの罠にかかり、巨大な城の中にとらわれてしまう。■昨年五月多くのファンや作家仲間に惜しまれつつ亡くなった人気作家ダイアナ・ハミルトンの名作をお届けします。
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-ケイティはロンドンの海運会社に勤めるキャリアウーマン。ギリシア人のボス、アレクシとの気軽な関係を楽しんでいた。だが、妊娠の疑いが持ちあがったのをきっかけに、愛情抜きの関係を続けるのが嫌になり、別離を決意する。離婚経験者のアレクシは二度と結婚しないと公言していたが、そういう彼を愛していることに気づいたからだ。幸い、退職してからほどなく新しい職が見つかり、ケイティは人生の再スタートを切った。初出勤の日、経営最高責任者と対面した彼女は驚愕した。そんなばかな……どうしてアレクシがここにいるの?
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-クラリッサは伯爵だった夫を突然の事故で亡くし、遺された壮麗な屋敷に移り住むため、イタリアを訪れた。夫との関係は最近冷えきり、もうベッドをともにすることもなかった。そのうえ、夫が贅沢な暮らしを好んだおかげで財産はほぼ底をつき、私の手元に残ったのはこの美しい館だけなのだ。高額で屋敷の買い取りを申し出る不動産業者もいたが、私にとって最後の砦であるこの屋敷を守りぬいてみせる。アントニオは、偶然見かけたクラリッサが想像とは違うことに驚いた。彼女の屋敷を買いたいと何度も申し入れたのに、すげなく断られた。だが、こんなに魅力的な未亡人が相手なら、これは面白くなりそうだ。■日本初登場の作家クリスティーナ・ホリスが、イタリアのトスカーナ地方を舞台に、孤独な伯爵夫人クラリッサの情熱的な恋のゆくえを描きます。ある秘密と、心に大きな傷を抱えるクラリッサ。プレイボーイのアントニオとの行く末ははたして?
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-まさか、こんな大役が転がりこんでくるなんて……。新人歌手のサヴァンナは胸を躍らせてスタジアムへ向かった。ベテラン歌手のマダム・ド・シルヴァの代役で、急遽ラグビー六カ国対抗戦の国歌斉唱を任されたのだ。ところが到着したサヴァンナを待ち受けていたのは、手ひどい扱いだった。体形に合わない衣装を無理やり押しつけられ、彼女は着替えもそこそこにグラウンドへ押し出されてしまった。そして次の瞬間……最悪のハプニングがサヴァンナを襲った。真っ先に彼女に手を差し延べたのは、顔に傷のある大男だった。
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-看護師のエミリーは、旅先で負傷したギリシアの裕福な老人に雇われ、アテネにある彼の屋敷に住みこんで世話をすることになった。老人の息子ニコは罪深いほど魅力にあふれた男性だが、父親とはいつも角突き合わせていて、優しさが感じられない。エミリーに対しても、父の財産を狙う女だと疑っている様子だ。あまりの邪推にエミリーは怒りをおぼえた。ところが落雷による停電で屋敷が真っ暗になったとき、触れ合った二人はいつしか唇を重ねていた。その瞬間、エミリーはニコのとりこになってしまった。彼の父から、息子は女性をおもちゃにする男だと言われていたのに。
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-フィレンツェ最大の館で催されている華やかなファッションイベント。雑誌記者兼モデルを装い、キャットウォークを前にしたイブは、生まれて初めての経験に、恐怖のあまり身動きできなかった。でも、ドラッグで命を落とした双子の妹のために頑張らなくては。妹の残したメモにあったラファエル・ディ・ラザロという名前こそ、すべての鍵であり、今日はファッションハウス〈ラザロ〉のショーだ。キャットウォークを歩きながら、イブはある男性と見つめあい、どうしようもなく惹かれた。すぐにも彼に触れたい、キスしたい……。ショーに続くパーティの会場で、イブはその男性から声をかけられた。だが、彼の名はラファエル。イブが復讐すべき相手だった。■亡き妹のために復讐さえいとわないヒロインの愛と憎しみの交錯するストーリーです。ご堪能ください!
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-教師のジェーンは貧しい家庭に育ち、これまでに恋愛経験もない。だがある夏、コート・ダジュールでバカンスを過ごすことになり、そこでザビエルというゴージャスな雰囲気の男性と出会った。ザビエルは近くの美しい小島を所有する大富豪で、女優とも浮き名を流す名うてのプレイボーイだという。デートに誘われ、危険とわかっていながらも彼女は抗うことができなかった。ザビエルは偶然見かけたジェーンにひと目で心奪われた。絶対にものにしてみせる。そう心に誓い、自分の城にジェーンを連れていくことにした――彼女が休暇を終えるまでの、短いひとときを楽しむつもりで。■日本初登場の作家アビー・グリーンが、南フランスのコート・ダジュールを舞台にひと夏の恋のゆくえを描きます。めくるめくような一週間のあとで、ザビエルの口から出た言葉は……。
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-休暇明けで病院に久々に出勤した小児科の研修医カトリーナは、新しく赴任してきた顧問医リースと初めて顔を合わせた。リースはとても優秀で患者思いの医師だが、なんとなく彼女に対してよそよそしい。けれどもカトリーナにとっては、そのほうが都合がよかった。彼女は前の病院で知り合った同僚とひどい別れ方をした。あげくの果てに職場を追われた苦い経験があったので、仕事仲間は恋愛の対象外と決めているのだ。だから、リースの笑顔がすてきなことは思い出すまいとした。握手をしたときに、電流のような衝撃を覚えたことも。■ハーレクイン・ディザイアでも活躍中のケイト・ハーディ作品を連続刊行! 今月は「出会いは仮面舞踏会」(R~2445)でセクシーなギリシア人医師と結ばれたマディソンのいとこがヒロインです。
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-シエナはこの一週間、ある男性に追いかけまわされていた。何度、誘いを断ってもあきらめない。とうとうその熱意に負け、彼女はその男――国際的な投資家レイフと一夜をともにする。プレイボーイとの評判を聞いてずっと避けてきたが、彼と過ごした夜はすばらしかった。ところが翌朝、地中海の島国で起きた政変をテレビで知ると、レイフはいきなり彼女に別離を告げた。「王族の僕が帰らないと、国そのものが危うくなる」彼が王家の血筋を引いていたとは!シエナの恋の予感はむなしく砕け散った。■思いもかけず、一国のプリンスとかかわったことが彼女の数奇な運命の始まりでした。人気作家トリッシュ・モーリがひさびさに放つロイヤル・ロマンスをお楽しみください。
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-★純粋な愛を捧げた報いが、愛人にされることだなんて。★リーザは十八歳のとき、スペインで出会ったウエイターのディエゴを全身全霊で愛した。だが美女とたわむれる現場を目撃し、侮蔑の言葉を投げつけて彼のもとを去った。身を焦がすような恋は二度としないと誓ったリーザは、五年後のいま、父の経営する雑誌社で編集者を務めている。だが平穏な日々は、復讐に燃えるディエゴの出現で激変した。大企業の社長となった彼は、父の雑誌社をつぶしにかかった。取りやめる唯一の条件は、リーザが愛人になり、飽きるまで快楽を提供することだと言う。彼は残酷にこう続けた。「スペインの男のプライドを傷つけたら、必ず報復される」
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-バラカ王国の港町には何百人もの人が集まり、異国からやってきた将来の王妃を、花吹雪と音楽で出迎えた。だが、タラップを下りてきたそのシャンタルが、実は妹のニコレットだと知る者は誰ひとりいない。ニコレットは姉になりすまして、ある計画を実行するつもりだった。もちろん国王と結婚する気などない。やがて群衆が道を空け、マリク国王が現れた。高貴な顔立ちに、堂々たる雰囲気……想像とはまるで違う。彼みたいな人を操るなんて、わたしにできるのかしら。ニコレットの不安は、宮殿に着いたとたん的中した。■人気作家ジェイン・ポーターの三部作『異国で見つけた恋』が今月よりスタート。三人の愛すべきプリンセスが、それぞれの恋に向かって奮闘します。
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-すみれ色の瞳で一世を風靡したトップモデルはもうここにはいない。タイラー・スチュワートは結婚式の朝、ホテルの部屋で鏡に映ったみずからのウエディングドレス姿に衝撃を受けた。かつて貧困にあえいだ彼女は故郷を捨て、頂点をきわめた。にもかかわらず、人に裏切られ、手元には何の財産も残っていない。そして今、身売り同然に嫁ごうとしている……。やっぱりこのまま結婚なんてできない! とっさに逃げだした彼女は、隠れようと飛び込んだホテルの一室で凍りついた。「ノックもなしとは。事情を説明してもらおうか」氷のように冷ややかな青い目の男がタイラーに拳銃を向けていた。■栄えあるRITA賞を二度も受賞したゲイル・ウィルソンのミニシリーズ『孤高の鷲』。元CIAのエリートたちが正義を貫き、真実の愛を見出すさまを描いた連作です。
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-行方不明だった王家の末裔が地球の裏側で見つかった。その知らせがヘレニア王国に伝えられて間もなくジャズミンは祖父である国王より彼との結婚を命じられた。彼の名はチャーリー――消防士として活躍しており自分が王家の一員であることも知ったばかりだという。見知らぬ相手が婚約者だなんて。複雑な心境のジャズミンだったが内戦でぼろぼろになった国を立て直すためならなんだってしよう。彼女は決意も新たにチャーリーの到着を待った。しかし車を降り立った彼が発した一言にジャズミンは息をのんだ。■突然ヘレニア王室の末裔だと知らされたチャーリーとユーリア兄妹の愛と葛藤を描く二部作〈恋人たちの宮殿〉。3月5日刊では王女となった妹ユーリアの物語をお届けします。どうぞお楽しみに!
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-メルボルンの人気カフェのオーナー、カムリンは、店に入ってきた男性を見て、心臓がとまりそうになった。体にしっくりとなじんだジーンズ、精悍な顎髭、目元に浮かぶ笑み。ブレイン? いったい、どうして彼がここに?言葉を失うカムリンに、ブレインは穏やかに告げた。六年前、突然、君のもとを去った理由を説明したい、と。カムリンは即座にその申し出をはねつけたが、以前と変わらぬブレインの特別な笑顔を見た瞬間、負けを悟った。ひとり残され、どんなに傷ついていても、私はまだ彼を愛している。駆け落ち同然で結婚した、あの幸せな日々が胸に刻まれている限り。
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-アニーが勤める病院に新しい診療科が創設されることになった。リーダーは著名な小児心臓外科医、アレックス・アトウッドだ。病院に現れた彼に会った瞬間、アニーは自分の目を疑った。私は五年前、この人に会っている! 夜、とあるホテルのバーで。互いに名乗ることもなく、テラスに出てダンスを楽しみ、そして、キスを交わした。ただそれだけ……。でも、あのキスのおかげで、アニーは勇気を得て夫の暴力から逃れ、名前も髪の色も変え、今の暮らしを手に入れたのだ。この生活を守るためにも、私の素性を知られてはならない。万一知られたなら、彼をも不幸にしかねないのだから。■シドニーのセント・ジェームズ病院に新設された小児心臓外科。幼い命を守るため、過酷な勤務に耐えるスタッフたちに訪れる恋の瞬間を、メレディス・ウェバーが五カ月連続で描きます。医療現場で生まれる感動のドラマに、どうぞご期待ください!
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-ケリーは親友がセッティングしたブラインドデートに出かけた。待ち合わせの場所はダンスクラブ。目印は赤い薔薇。三十分も遅れて、ようやく現れた男性を見て、ケリーははっとした。長身でハンサムなその姿は、映画スターを思わせる。彼は赤い薔薇を手に、ケリーにこう呼びかけた。「ミス・ケリー?」この人がデートの相手? こんなにすてきだなんて!とまどうケリーを彼はたちまち外に連れ出し、フェラーリに乗せた。そして彼女にこう言った。「CJと呼んでもかまわないかな?」私の名前はケリーなのに。いったいどういうこと?それにテキサス出身と聞いてたのに、言葉にイタリアの訛がある……。
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-看護師のヘイリーは見知らぬ男性とのキスを何度も思い返していた。大晦日の夜、病院関係者のパーティは幸せそうなカップルばかりで、彼女は会場を抜け出してバルコニーで新年を迎えた。そして隣にいたタキシード姿のハンサムな男性とキスをかわした。それは軽いキスだったのに、彼女は完全に心を奪われていた。彼ばかりでなく、一緒に来ていたかわいい男の子にも――。だがヘイリーは彼の名前さえきかず、すぐに会場を立ち去った。忘れ去るにはあまりにもつらい過去の出来事が頭をよぎったからだ。かつて同じように幼い子供がいる男性と恋に落ち、我が子同然に愛したその子を、自分のミスで亡くしてしまったことを。■11月からお届けしてきた三部作〈ドクターと見る夢〉も、いよいよ今月が最終話。大晦日のパーティで出会った三人が、やがて迎えるすばらしい新年を描いた、感動の物語をどうぞお楽しみください。
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-★億万長者の社長が、このわたしにプロポーズ!きっとなにかの冗談にちがいない。★あと半年で、もう子供が産めない体になるかもしれない……。医師から衝撃的な診断を下されたアンドレアは休職して治療に専念しようと決め、社長ゲイブのオフィスを訪れた。アンドレアが詳細な話を伝えると、なぜか彼は急に動揺し、休職する前に自分と一緒にパリへ出張するよう命じた。現地に到着してチェックインしたのは、川沿いの古風なホテル。しかし、いつまでたっても仕事に取りかかる様子がないので、彼女はこの出張旅行の目的を問いただした。「きみをパリに連れてきたのは、結婚を申しこむためだ」信じられない返答に、アンドレアは茫然として言葉を失った。
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-ソフィアは四年前駆け落ち未遂事件を起こして以来田舎に追いやられ、軟禁生活を強いられていた。やっとロンドンに呼び戻され、監視の目を盗んで出かけた先で放蕩者として名高いワイアット卿にひと目惚れする。数日後、再びこっそり外出したソフィアは帰り道、馬車で拉致される。着いた場所はワイアット卿の屋敷。彼の妹と間違われたことがわかり、ソフィアは捜索に協力を申し出た。ところが途中、馬車が事故に遭い、二人は一週間を共に過ごす事態に陥った。醜聞を避けるため、ワイアット卿はソフィアに結婚を申し込むが……。■華やかな生活とは無縁の自由を奪われた日々から急転直下、ソフィアはハンサムな貴族に求婚されますが……。ルイーズ・アレン名義でも人気を博す作家の、スリル満点の一作をどうぞお楽しみください!
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-父の死後、シドニーは不思議な館に兄と移り住むことになった。古びた無人の館には迷路があり、不気味な雰囲気をたたえている。そんななか、幼なじみのバートが突然やってきた。今や子爵となったその精悍な姿はまぶしいほどだ。でも、なぜ急に現れたの? 彼女の胸にほろ苦い記憶が甦ってきた。床下から見つけた頭蓋骨を前に、バートはすっかり混乱していた。地元では迷路に邪悪な呪術師の魂が宿り、死を招くと噂されている。目的のために芝居をしていると悟られてはならない。ブレーキをかけたいのに、再会したシドニーはあまりにも魅惑的で……。■ヒストリカルの名手デボラ・シモンズの作品をお届けします。ゴシック・ロマンスの彩りあふれる幻想的な世界を、どうぞ存分にお楽しみください。
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-同盟を結ぶためロバートソン氏族のもとを訪れたダンカンは男にからまれていた美しい娘マリアンを助け、ひと目で心奪われる。やがて、首尾よく交渉は成立。友好のしるしに酒をふるまわれて、ダンカンは不覚にも酩酊し、マリアンを胸に抱き、唇を奪った。そこへ飛び込んできたのは、族長のイアン。マリアンの兄だった。なじられたダンカンは彼女の名誉を守るため、結を申し出る。マリアンにはしかし、実に不名誉な呼び名があった――“ロバートソンの淫売”。無垢な乙女にしか見えない彼女はいったいどんな秘密を隠しているのだ?
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-紀元四一〇年。ローマは西ゴート人に占領され無法地帯と化していた。燃え上がる街で付き添いの娘が殺され、ジュリアはパニックに陥った。両親の言いつけどおり、おとなしく屋敷にいればよかった。荒くれた商人たちに乱暴されかかったところへ狼を連れたたくましい男が現れ、助けてくれた。黄金の肌を持つその男の名はウルフリック。次期王の候補だという。だがジュリアがほっとしたのもつかの間、彼の口から思いがけない言葉が飛び出した。「きみはもうわたしのものだ」ウルフリックはそのままジュリアを連れ去り……。■フランセスカ・ショー名義で人気を博したアレンが本作で描くのは古代ローマを舞台に繰り広げられる壮大なロマンス。イギリス摂政時代の貴族とはひと味違った、王の品格をもつヒーローが光ります。
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-ソフィアは祖父の故郷ランダロン王国をめざして航海に出た。目的地を目前にしてヨットが座礁し、波にのまれかけているところを男性に助けられた。やっとの思いで浜辺にたどり着いたとき、辺りに漂う幻想的な霧にそそのかされるようにふたりは奔放に愛を交わしてしまう。やがて、霧が晴れるとともにソフィアの頭ははっきりしだした。普段なら赤の他人とこんなことは絶対にしないのに。ソフィアは霧と一緒にその場から消えてしまいたかった。しかし彼女の願いを踏みにじるかのように、男性が言った。「世継ぎを宿したかもしれない君を、行かせるわけにはいかない」■“シンデレラのような物語”――惨めなヒロインが、恋の力で人生を塗り替え大きな幸せを掴んでいく夢のある名作です。ランダロン王国のロイヤルロマンスもいよいよ完結。フランやキャシー、それぞれの夫と赤ちゃんも登場して大団円を迎えます。
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-アンナはかつてのわが家に足を踏み入れた。祖父の事業が破綻したために人手に渡ってしまった家。思い出の残る場所で働きたくて面接を受けに来たのだ。「アンナ、僕の家にようこそ」嘲るように言った新しい家主は、昔の交際相手ヴィードだった。彼がここを買い取ったなんて!ハイスクール時代、彼だけが、醜く誰にも愛されないアンナを求めた。すぐに、ただの財産目当てだとわかったけれど。あのとき虫けらのように追い払われた彼は、いま復讐しているんだわ。だがヴィードの欲望に煙る瞳を見たとき、アンナは、彼が欲しいのは屋敷だけではないことを悟った。■“復讐から始まる物語”――愛情と憎しみのはざまで揺れ動く主人公たち。運命に翻弄される二人を描いたドラマチックなストーリーです。
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-「リズ、あなたは結婚に向いた男性とおつきあいするべきよ」数年つきあった恋人にふられたリズに、ある日、母親が言った。三人の姉妹も、幸せな結婚生活を送っているので、ただ一人未婚のリズを思ってさまざまなアドバイスを口にしはじめる。三人はリズの上司で富裕な投資アドバイザーのコールに狙いを定め、いつも地味な彼女を説得して華やかに変身させた。出社したリズを待っていたのは、コールのとまどった顔だった。「いったいどうしたんだ?」なじるような口調で言う。だが有能な個人秘書としてしかリズを見てこなかったコールは、あまりに魅力的になったリズから目が離せなかった。■“オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても見てほしい……。オフィスを舞台に燃える熱い愛の物語です。
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-母は兄ばかり可愛がり、意地悪な家政婦には邪魔扱いされる。そんな寂しい少女時代を過ごしたリディーにとって、同じ屋敷に住む継父の甥、マリウスだけが心の支えだった。17歳になるとリディーは純潔を捧げて彼への思いを遂げるが、その直後、別の娘との間に醜聞が立ち、彼は姿を消してしまう。裏切りに傷ついた心を癒せぬまま5年が過ぎたある日、継父の誕生パーティの席で、リディーの胸は再び千々に乱れる。マリウスが長年の沈黙を破り現れ、彼女の耳元で囁いたのだ――きみに楽しい思い出をよみがえらせてあげるよ、と。
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-サマンサは亡父の跡を継ぎフォーチュン家の牧場を管理している。17歳のとき、ひと夏だけここに滞在した御曹司のカイルに恋をし、身も心もすべて捧げ、めくるめくような熱い時を過ごした。彼が都会に戻ってしまっても、この愛は続くと信じて。数カ月後、そんな彼女のもとにカイルから一通の封書が届いた。期待に胸をふくらませながら開封してみると、なんとそれは、別の女性と彼の結婚式への招待状だった……。あれから10年。牧場を相続することになったカイルが、洗練された大人の男となって、再びサマンサの前に姿を現した!
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-フランキーは仕事の取引のため、サルデーニャ島を訪れた。彼女にとって、ここはまさに因縁の土地だ――16歳のとき、兄のように慕っていたサンティーノと結婚し、たった半年で離婚した苦い思い出の残る場所。しかもその結婚は彼女の祖父による半強制的なものだったため、サンティーノは夫となっても指一本触れてこようとしなかった。あれから5年。取引先に着いた彼女は、思わぬ光景に凍りついた。なんとそこには、元夫の鋭い瞳と、不穏な言葉が待っていたのだ!「君は翼をもがれたも同然だ。もう自由には飛べない」
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-夜の闇のなか、馬車が急停止した。強盗に襲われたのだろうか?だが御者を脅す男の声を聞いて、リリスは賊の正体を悟った。パース伯爵。10年前に深く愛し合いながら結ばれなかった相手だ。当時は彼を捨て、別の人と結婚せざるをえない事情があった。夫の喪がちょうど明けたこのときに、彼がまた現れるなんて……。彼は昔から悪党だった。そしてそれが最大の魅力だった。今、馬上の伯爵は冷酷さをたたえ、復讐の念をみなぎらせている。「もう逃げられないぞ。わたしがきみに飽きるまで」彼はリリスを乱暴に抱えあげると、そのまま彼女を誘拐した。
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-ニューヨーク、午前五時。フードスタイリストのマーゴットは、CM撮影の真っ最中だった。ただのハンバーガーを、いかにおいしく見せるかが彼女の仕事だ。早朝にもかかわらず、同じアパートメントに住む友人たちは、次々と電話をしてきて激励の言葉をかけてくれる。と思いきや、話題はもっぱら、その日引っ越してきた新しい住人のことばかり。「本当にキュートなの!」隣人のコリーが興奮気味にまくしたてる。「でもね、髪も洋服も救いようのないほどやぼったくて――」マーゴットはわくわくしてきた。得意分野はバーガーだけじゃない。わたしが変身させてみたい……そのダニエル・ホートン三世を!■階下の好青年ダニエルといると、なんだか自由で大胆な気分になれるマーゴット。熱いご近所付き合いが始まりますが、あまりの急展開にとまどい始め……。ホット&スピーディな都会のラブストーリーを、ジョー・リーがテンポよく描きます。どうぞお楽しみください。
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-エマが勤める会社に“首切り男”がやってきた。名前はダミアン・メディチ。経営が傾く会社にメスを入れるため社員のリストラを斡旋する、非情なコンサルタントだ。エマはダミアンの一時的な秘書に任命されるとともに、リストラ策に反対するかつての上司から、ダミアンの動向をスパイする役目も任された。大切な会社を、あんな人にめちゃくちゃにはさせないわ。決意を固め、エマはさっそくダミアンのスパイとして動きだすが、すぐに大きな問題にぶち当たる。一つはダミアンが魅力的すぎること。もう一つは、彼がエマに誘いをかけてくることだった。■「億万長者からの招待」「プレイボーイのささやき」の関連作です。どうぞお楽しみください。
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-あるパーティの席で、ドナはふと男性に呼びとめられた。振り向いた先に立っていたのは、テイト・ブリッジズ。かつて婚約までしながら別れた相手だ。相変わらず魅力的なテイトを前に狼狽していると、彼はある頼みを持ちかけてきた。どうやら彼の弟が暴行の容疑で捕まっているらしいのだが、テイトは弟が無実だと主張し、臨床心理士であるドナに、裁判の際に有利な鑑定を提出してほしいというのだ。不正を働くわけにはいかないと、ドナはきっぱり断った。そのとたん、テイトの目に危険な光が宿り……。■新人作家ロビン・グレイディの、日本デビュー作をお届けいたします。再会した昔の恋人から、金と権力をかさに脅されるはめになったドナ。いっそ憎めたらと思うものの、彼への熱い思いはいまも心に根づいていて……。一度壊れた愛の行く末は?
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-華やかな祝勝会のなか、ヴァージニアは悲壮な決意を胸にF1レースの花形ドライバー、マルコ・モレッティを見つめていた。かつてヴァージニアの祖母はマルコの祖父との恋に破れ、復讐を誓い、いにしえの魔術を用いて彼とその一族に呪いをかけた。だが反動で、自らの子孫にまで不幸を呼び寄せ、愛を手にできない運命にしてしまったのだ。このまま一人で一生を終えたくはない……その一心で、ヴァージニアは長年研究をおこない、呪いを解く方法を見つけた。それは、モレッティ家の血を引く子供を彼女が産むこと。そして今夜、ついに目的を果たすためヴァージニアは動き出した。■〈モレッティ一族の呪い〉が今月よりスタート。一族にかけられた呪いにより、愛か仕事の成功か、どちらかしか手にできなくなった三兄弟の物語です。一話目は三男マルコのお話。運命に翻弄される切ない恋をご堪能ください。
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-カリッサは〈コーブ・ホテル〉のバーでピアノを弾いていた。青いドレスは彼女のブロンドを美しくひきたて、人々は流れるショパンに酔いしれているが,彼女の心は沈んでいた。さっき、婚約者にふられたのだ。ひとりには慣れてるわ、と強がってみても、後生大事にとっておいたバージンはどうすればいいのだろう。その夜最後の曲を弾き終えた彼女に、声をかけた男がいた。「ブルー・レディに一杯おごらせてくれないかな」日焼けした腕、乱れた髪……見上げたその顔には見覚えがあった。カリッサは震える指を意識しながら、ある決心をした。■カリッサがロスト・バージンの相手に選んだのは、元有名音楽家のベン。お互いに一夜の情事のはずだったのに、運命は再びふたりを引き寄せ……。数々の受賞歴を誇る実力派作家、アン・オリバーの日本デビュー作を、どうぞお楽しみください。
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-従妹の結婚式を間近に控えたある日、シャフィールは国王である父親に、話があると呼び出された。父によれば、どうやら従妹の婚約者ジャックにしつこくつきまとっている女性がいるらしい。彼女の名前はミーガン・サクソン。ジャックの仕事仲間で、式を妨害するために、ここダーハラ王国に向かっているという。父はシャフィールに、式が無事執り行われるまで、なんとかしてミーガンをジャックから遠ざけるよう言い渡した。かわいい従妹のためにと策を練ったシャフィールだが、当のミーガンを見た瞬間、予想外に心をかき乱され……。■期待の若手作家テッサ・ラドリーが、渾身の力をこめてシークとの恋物語をお贈りします。従妹が無事結婚できるように、問題の女性をさらったシャフィールですが、彼女の生き生きとした美しさにどんどん惹かれていき……。最後まで目が離せません。
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-脚本家として活躍するシシーの前に、元恋人のジャックが突然現れた。ジャックは一族で映画会社を経営しており、社運をかけた作品の脚本をシシーに書いてほしいという。唐突な依頼に驚くとともに、久しぶりに彼の姿を目にして、シシーは罪悪感に襲われた。ジャックとは三年前につき合い、たった四カ月で別れた。そのあと、身ごもったジャックの子供をこっそり産んだことを、彼にはいっさい知らせていないのだ。償いの意味もこめ、執筆くらい引き受けよう……そう決めたシシーだが、翌日、さっそくその決断を後悔する。あろうことか執筆する間、彼の屋敷に滞在するはめになったのだ。
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-人気シェフのリリー・フィンチは、ケータリングを手がけていたパーティで彼と出会った。ふたりはひと目で強く惹かれあい、バルコニーに出ると、衝動のおもむくままに熱いキスを交わした。オリーブ色の肌と黒髪がエキゾチックなその男性は、カリムという異国の名を完璧なイギリス英語で名乗り、礼儀正しくもどこか尊大な口調で、電話をしてほしいと言った。だが、我にかえったリリーは仕事中の突然の出来事にとまどい、キッチンに逃げ帰る途中で彼の電話番号を落としてしまう。もう二度と会えないと思っていた翌日、彼が玄関に現れ――。■都会の夜に出会ったすてきな男性が、アラビアンナイトの世界の王子さまだったら? ケイト・ハーディがスタイリッシュに描く、ロンドンの千一夜物語をお楽しみください。
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-かつてトップ女優として名を馳せたグエンは虚飾の日々に嫌気がさし、モンタナに移り住んで静かに暮らしていた。そこへ突然、ハドソン家の三男ルークが現れる。ハドソン家は映画製作会社を経営する、ハリウッド一有名な一族で、グエンの妹で女優のニッキーも、彼らの世話になっていた。そのニッキーが、主演映画の封切りを目前に飲酒運転による交通事故を起こしかけたのだという。ショックを受けうろたえるグエンをよそに、ルークは淡々と告げた。映画公開に影響を出さないため、世間の目を事故からそらす必要がある。だからきみとぼくの婚約をメディアに発表した、と。■人気作家リアン・バンクスが筆をとります。ハリウッドを舞台に繰り広げられる華やかなロマンスをどうぞお楽しみください。
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-チャーリーは忌まわしい過去を清算して新しい人生を歩もうと決め、四年前に別居した夫セバスチャンのいるスペインの町にやってきた。ずっと音信不通だったにもかかわらず、セバスチャンはそのあいだのチャーリーの生活や仕事についてまるで見ていたように知っていた。すみやかに離婚の手続きを進めようとする彼女に、セバスチャンはある条件を出した。かつて二人が暮らした屋敷にこれから一カ月滞在すれば、喜んで離婚に応じるというのだ。理不尽な条件を出す夫の真意をはかりかねながらも、チャーリーは従うしかなかった――過去の悪夢を消すために。■昨年五月多くのファンや作家仲間に惜しまれつつ亡くなった人気作家ダイアナ・ハミルトンの名作をお届けします。