学術・語学 - 青弓社作品一覧

  • 学校司書という仕事
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    街から書店が消えつつあり、子どもたちが本と出合える学校図書館の役割はますます大きくなっている。また小学校や中学校で子どもたちが「自分で課題を見つけて、学び、考え、主体的に判断して、問題を解決する力を育てる」ためにも学校図書館の役割が期待されている。3年前に学校司書が法律で位置づけられたことによって、学校図書館は変わろうとしている。 学校図書館の運営と活動の主な内容とは何か(学校図書館法から)。 ・図書館資料を収集して、児童・生徒、教員が利用できるようにする。 ・図書館資料の分類・配架を適切におこない、目録を整備する。 ・読書会、研究会、鑑賞会、映写会、資料展示会などをおこなう。 ・図書館資料の利用などを、児童・生徒に対して指導すること。 ・他の学校の学校図書館、図書館、博物館、公民館などと緊密に連絡し協力すること。 では、そのために学校司書は何をすればいいのか。長年、学校司書として子どもたちと接してきた経験をもとに、もっともっと学校図書館ができること、それを支える学校司書の実践の歴史、学校司書が担う図書館サービスの意味、などを実例を引きながら紹介し提言する。
  • 観音像とは何か 平和モニュメントの近・現代
    5.0
    観音像はいかに平和を象徴する存在として広く認識されるようになったのか。近代以降に美術概念の影響を受け制作されるようになった観音像は、寺院や墓地のように従来から仏像が設置されてきた空間だけではなく、公園などの公共空間にもモニュメントとして建立された。戦前から戦時期には興亜や戦死者慰霊の観音像が多く建立され、大東亜共栄圏を象徴するモニュメントという時代性も背負うことになった。 戦後、戦争死者の慰霊や地域の復興などを目的に、観音像は平和を象徴するモニュメントに姿を変えていき、ランドマークとなる巨大な観音像も作られていった。また、平和観音の寄贈活動、硫黄島やレイテ島に建立されたマリア観音など、ほかの尊格の仏像とは異なるユニークな活動もみられるようになった。 戦争や社会状況、人々の信仰や思いを背景に時代ごとに性格を変えながらも、平和の象徴として共通認識されることでモニュメントとして独自の発展を遂げた観音像の近・現代史を描き出す。
  • 触発する図書館 空間が創造力を育てる
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 図書館のあり方を構想する建築家のアイデアと新しい図書館運営技術を活用した空間・サービスを、イラストと解説文で提案する。

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  • 海を渡った柔術と柔道 日本武道のダイナミズム
    5.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界規模で普及している柔道と、いまや総合格闘技に欠かせない柔術は、いつ・どのように世界に飛び出し、各国でどう受け容れられていったのか。イギリス・フランス・ドイツでの柔術・柔道の人気、ロシアのサンボや柔道強国グルジア、アメリカに渡ったヤマトナデシコ、ブラジリアン柔術の秘話などを紹介して、日本武道のダイナミズムを描く。

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  • チャート式情報アクセスガイド
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 情報収集のスピードを上げろ! 瞬時も休むことなく生産される膨大な情報の海をじょうずに進むための手順を図示しながら、必要な情報を入手するコツをわかりやすく解説する。情報検索ルートの活用方法、情報源の検索方法を身につけるためのハンドブック。

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  • これからの図書館 21世紀・知恵創造の基盤組織 増補版
    5.0
    1巻2,200円 (税込)
    地域の情報拠点・読書施設であり、各県の知的遺産の保存などのきわめて重要な役割をもつ県立図書館は、地方自治の中心施設として、インターネット時代に対応した住民サービスをさらに徹底し、住民の参加によって運営されなければならない、と大胆に提言する。

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  • 紙芝居と〈不気味なもの〉たちの近代
    5.0
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦前には「不気味なもの」として警察によって都市から排除される一方で、教育現場に包摂され活用された紙芝居。その歴史をふまえて紙芝居『墓場奇太郎』の怪奇譚としての一面を明らかにして、紙芝居とその時代に映る「不気味なもの」から幻想と異端の実相を逆照射する。

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  • SMの思想史 戦後日本における支配と暴力をめぐる夢と欲望
    4.7
    サディズム、マゾヒズム、フェティシズム、同性愛や異性装などのセクシュアリティをもつ人々が集った雑誌「奇譚クラブ」は、「その表紙に触れるだけでも戦慄が走る一種危険な雑誌」「戦後の裏文化の帝王」などと語られ名前だけは広く知られてきたが、雑誌の特色や内容に関する本格的な研究がなされてこなかった。 本書では、「奇譚クラブ」を含めた1950年代の戦後風俗雑誌7誌を全号通覧のうえ、類似雑誌の系譜・模倣関係を検証、「奇譚クラブ」の史料的特質とその重要性を浮き彫りにする。 吾妻新、沼正三、土路草一、古川裕子という4人の「奇譚クラブ」作家/思想家に着目する。戦後民主主義・近代化の潮流のなかで、サディスト・マゾヒストを自認した人々は、支配と暴力をめぐる欲望について何を考え、どう語ったのか。「家畜人ヤプー」「夜光島」などのポルノ小説やエロティックな告白手記から、主体性、自立、同意、愛をめぐる論点を取り出し、近代的な人間性をめぐる規範の限界をあぶり出す。
  • 凍える帝国 八甲田山雪中行軍遭難事件の民俗誌
    4.5
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日露戦争開戦前夜の一九〇二年。青森県・八甲田山で起こった雪中行軍遭難事件(死者百九十九人)は当時の社会に驚愕と悲嘆を巻き起こすと同時に、惨事への好奇のまなざしを生成し美談をも生み出していった。死者はどのように慰霊・顕彰されたのか。そしてこの未曾有の出来事の記憶は誰によって編集されていったのか。新聞報道や防衛省所蔵の公文書、聞き取り調査などからその経緯を丹念に追い、大日本帝国の形成期を問い直す。

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  • 刑法39条はもういらない
    4.5
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「精神障害者」の犯罪責任を免除する刑法39条。その起源を刑法史にさぐり、「理性的な人間像」と対立する「非-人間としての精神障害者」という論点を浮き彫りにする。精神鑑定が情状酌量の手段でしかない現状もふまえ、責任能力を認めないのは「精神障害者」を「人間」と見なしていないと鋭く批判し、刑法39条の廃止を主張する。

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  • 愛する人を所有するということ
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 恋愛は所有という罪をもっている。同時に自分自身を過剰に認識し、自我の問題をも生み出す。愛はけっして清らかなものにとどまることはない。愛をめぐる心の動きを小説や哲学・思想のなかにさぐり、自我の実相を一つひとつ確認しながら提示する愛の思想史。

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  • 「日本スゴイ」のディストピア 戦時下自画自賛の系譜
    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    「世界に輝く 日本の偉さはこゝだ」「日本精神に還れ」……これらは2016年現在の書籍ではなく、80年前に出版されたもの。アジア・太平洋戦争に向けた国民総動員体制をあおる書籍が次から次に出版された。中山忠直『日本人の偉さの研究』、三浦葦彦『神国日本の啓明』、服部教一『日本の大使命』、池崎忠孝『天才帝国日本の飛騰』……こんな勇ましい書名だけではない。平野増吉『日本精神とお墓』、笠原正江『働く婦人の生活設計』、上野摠一『み国のために働く小産業戦士の道しるべ』などの「決戦生活心得トンデモ本」も聖戦を支えた。 「我が軍」「八紘一宇」などと総理や政治家が平気で公言する現在、ルーツである80年前の「日本スゴイ!」キャンペーンを発掘して、思わず噴き出す陳腐な内容を白日の下にさらす。
  • なぜジェンダー教育を大学でおこなうのか 日本と海外の比較から考える
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アメリカ・フランス・中国の大学におけるジェンダー教育の歴史や実践例を紹介し、国内の教育の実情、社会人教育・男性学の視点、LGBTIの学生への対応も提示する。ジェンダー教育がダイバーシティー環境の整備=社会の多様性に直結することを提示する。
  • ナチス・ドイツのクリスマス ナチス機関誌「女性展望」にみる祝祭のプロパガンダ
    4.0
    1巻4,180円 (税込)
    ナチス・ドイツは、宗教的祝祭のクリスマスさえも国家的なプロパガンダとして利用していた――。 ナチス時代に家庭ではクリスマスをどう祝っていたのか。そして、民族共同体の強化の一環としてクリスマスはどう使われ、第2次世界大戦以降はそれが戦時プロパガンダへとどのように接続していったのか。 ナチス・ドイツは、ヨーゼフ・ゲッベルス指導のもと、ラジオ、映画、新聞・雑誌、書籍などのあらゆる大衆メディアを使ってイデオロギー宣伝を軸にしたプロパガンダを展開した。その一環として刊行された官製女性雑誌「女性展望」の記事と写真から、プロパガンダとしてのクリスマスの実情を描き出す。 クリスマスというレンズを通して映し出される、ナチス・ドイツが理想として宣伝した女性の社会活動、家庭や家族のあり方、銃後の生活を緻密に分析する。そして、プロパガンダに巻き込まれ、戦時下の激流に生きる当時の女性たちの姿を丁寧にすくい取る。
  • 子どもの読む力を育てよう! 家庭で、園で、学校で
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    なぜ、子どもの成長にとって読書が必要不可欠なのか? 乳幼児期から学齢期にいたるまでの子どもたちに、家庭や教育現場ではどのような読書体験を提供するべきなのか? 本がある環境づくり、読み聞かせ、ブックトーク、図書館の利活用など、子どもたちの成長のために欠かせない本との出合いや読書との向き合い方を、教育現場での体験談も交えながらやさしく具体的に指南する。さらに、子どもの発達段階(赤ちゃん―高校生)ごとに薦める絵本や児童文学もふんだんに紹介。 加えて、国語の授業での読書会やビブリオバトルの取り組み、学校図書館ボランティアの活動、「子ども読書の日」や「読書バリアフリー法」など国民の読書に関する施策についてもまとめ、社会と読書の関わりを総覧する。 子どもにとって、家庭にとって、そして現代社会にとっての読書の意義をあらためて考えるための一冊。
  • 戦時婦人雑誌の広告メディア論
    4.0
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦前に100万部以上の発行部数を誇った「主婦之友」は、戦時下で商品と読者をどう結び付けたのか。プロパガンダ・広報・広告が交錯するなかで、「信頼」を基盤にして女性たちのネットワークを築き上げようとした戦時婦人雑誌の新たな一面を照らし出す。
  • 企業博物館とは何か 歴史・役割・可能性
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    現代の暮らしはあらゆる産業技術に支えられている。子どもの「理科離れ」が進み、大人も日常生活で使うモノの背景に目を向けることが少ないなか、暮らしを支える技術や産業を身近に感じる機会を提供しているのが企業博物館である。 なぜ私企業が博物館を作るのか。企業は博物館で何を後世につないでいきたいのか。国公立博物館との違いとは――。 民間企業が自社の歴史や製品を展示・紹介する企業博物館は、実は公立博物館では収集するのが難しい貴重な産業遺産の宝庫だ。船舶や橋梁を造る重工業企業の製品や印刷機、機械の内部に使用されている歯車など、一般ユーザーが目にする機会は少ないものの日本の産業の発展を担ってきた技術資料に直にふれることができる場であり、技術を継承するためのアーカイブにもなっている。 子どもや学生向けの「社会と科学について考えるワークショップ」開発に携わる著者が、そうした企業博物館の社会的な機能や意義に注目して、運営企業83社を対象にしたアンケートと、企業博物館14館を実際に訪れて実施したインタビューを通じて、企業博物館の実態と可能性を提言する。 [取り上げるおもな企業博物館] *( )内は運営企業 東芝未来科学館(東芝)、ニコンミュージアム(ニコン)、シチズンミュージアム(シチズン時計)、ヤンマーミュージアム(ヤンマーホールディングス)、三菱みなとみらい技術館(三菱重工業)、三菱重工業長崎造船所史料館(三菱重工業)、カワサキワールド(川崎重工業)、imuse(IHI)、長岡歯車資料館(長岡歯車製作所)、ミツトヨ測定博物館(ミツトヨ)、アルプスアルパイン未来工房(アルプスアルパイン)、TDK歴史みらい館(TDK)、容器文化ミュージアム(東洋製罐グループホールディングス)、印刷博物館(凸版印刷)
  • みんなで戦争 銃後美談と動員のフォークロア
    4.0
    1巻3,520円 (税込)
    満洲事変から日中戦争へと続く戦時下の日常=銃後では、プロパガンダを意図した美談が様々な団体によって作られ、新聞や雑誌は「愛国の物語」にあふれていた。 万歳三唱のなか出征する兵士、残された子を養う隣人、納豆を売って献金する子ども、夫の戦死を誇る妻、戦地の兵士を「お兄様」と呼び武運を祈る少女――。 赤誠・献身・愛国・義心など、銃後美談にこびりつく戦意高揚や動員の言葉を慎重にはぎ取り、戦時下に漂う「空気」を示す記録・資料として美談を読み替える。そして、銃後美談から、総力戦下の矛盾や人々の困難、善意という暴力、戦争のリアリティーを浮き彫りにする。
  • 社会人のための文系大学院の学び方
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    近年、会社勤めなど、仕事経験がある社会人が大学院で学び直す動きが増えつつある。しかし、社会人が大学院に入学すると、社会での経験を生かせないことに戸惑ったり、我流の落とし穴に陥ってしまったりすることがある。 本書は、社会人院生特有の大学院生活の困り事に焦点を当てながら、学問世界の「常識」から助け合いのネットワーク作り、ゼミでの作法、調査の仕方、論文の書き方(アカデミック・ライティング)までを幅広く取り上げる。 学業と仕事の折り合いの付け方や大学院修了後のキャリアへの生かし方、大学院で学んだ意義など、社会人院生の経験談もコラムとして多数所収。イラストやチャート図など、ビジュアル資料も充実。 社会人が大学院での学びを充実させるための知恵や知識、視点などを盛り込んだ、総合的な大学院生活ガイド。
  • 船旅の文化誌
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    江戸末期に洋行した福沢諭吉、ニューヨークからナポリに向かった有島武郎、ハイカラなフランスをめざして「船旅文学」を打ち立てた島崎藤村。大使館に赴任する家族に同行した女性、新天地に将来をかけた移民たち、あるいは船旅で寿命が延びる感覚を受けたという鶴見和子と俊輔の父・祐輔、船中を和服で通した新宿中村屋の創業者・相馬愛蔵……。 夢と期待を乗せた客船が洋上を駆け巡った洋行の時代、「海の外に出る」ことは生きることそのものだった。暮らしが船旅と結び付いていた時代の営みを、小説やエッセー、絵はがきや旅行パンフレットほかの史料を示しながら、さらには造船現場や客船を運航した人たちの視点も交えて、いまや笑い話のような逸話、想像を超える苦難の道中の数々を紹介する。 決死の覚悟で乗船した時代から150年後の現在、客船は最新テクノロジーで操舵され、長い日数を退屈させないイベントも用意されていて、まるで高級ホテルで移動するようだ。 著者が長年をかけて収集した珍しい図版140点が、まだ見ぬ海外への往時の旅情をかき立てる。
  • ハーバード式Zoom授業入門 オンライン学習を効果的に支援するガイド
    4.0
    新型コロナウイルスの感染拡大によって、教育現場は混乱し大きな影響を受けた。教員の努力もあって、大学では対面授業からオンライン授業に一気に移行した。一方、小・中・高校では、オンライン授業はまだまだ一般的ではない。ICT教育推進でパソコンやタブレットの導入・検討は進んでいるが、それらを活用したオンラインの授業方法は手探りなのが現状である。 ハーバード大学で15年以上教鞭を執り数々の教育賞を受賞している著者が、Zoomを使った授業方法の基礎から応用までを実践的にレクチャーする。具体的には、Zoomの「投票」「チャット」「ブレイクアウト」などの基本機能を解説しながら、通常の授業、教員と学生の双方向型の学習活動、グループワーク、学生のコミュニティ作りなどをオンラインで実現する方法を紹介する。 これまで培った学習指導の経験をオンラインでも効果的に生かすために、オンライン授業の初心者である教員や教育関係者に向けてガイドするZoom授業法の入門書。教育現場ですぐに実践できるアイデアが満載!
  • 遠くの都市
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 開放的でありながら閉鎖的で、膨張と内破を繰り返し、分割と排除の果てに侵食・増殖して人々を飲み込む都市-。ロサンゼルスの変容の軌跡に大胆かつ繊細な思索を重ね合わせ、ありふれた場所でありながら非‐場所である“場”としての都市の本質を把捉する。

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  • さわって楽しむ博物館 ユニバーサル・ミュージアムの可能性
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    多くの人が展示物にさわって工芸品や美術品を味わってほしい!誰もが楽しめる博物館=ユニバーサル・ミュージアムを実現するためには何が必要なのか。子どもたちや視聴覚障害者など、マイノリティの知識や経験をどうすれば展示に生かすことができるのか。多様な実践事例をあげて、新たな博物館像を大胆に提案する。

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  • バラエティ化する宗教
    4.0
    霊能テレビ番組やスピリチュアル番組、不思議現象番組、宗教団体の過剰報道など、いまや宗教はエンターテインメントとして発信されている。「スピリチュアリティとテレビの共犯関係」と「宗教をめぐる報道とステレオタイプ」を軸に、テレビ番組の受容、スピリチュアルブーム、放送コード、メディアスクラムなどの具体例から、バラエティ化する宗教の実像に迫る。

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  • 不登校から脱出する方法
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不登校を認めることを「やさしさ」と誤解する大人たち。再登校を望みながらもそうすることができない子どもたちの心の悲鳴を真正面から受け止め、一〇〇〇件もの臨床経験から導き出した解決法を提示する。

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  • 何のための〈宗教〉か? 現代宗教の抑圧と自由
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 林立する新宗教教団と多発する宗教「事件」。現代社会にとって教団・宗教とはいったいなんなのか? 天理教、金光教、真如苑、創価学会などを検証し、「支配と従属」の関係と権威主義を問い、そこからの信徒の「自立」の可能性を模索する。

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  • 旅の風俗史
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鉄道の敷設や客船の就航、宿泊施設や観光施設の建設、風光明媚な名所や名物料理・特産品を紹介して旅情を誘うメディアの発達、スポーツリゾートの普及…。旅行の原形を作った鉄道旅行、豪華客船、名所・山水、海外旅行などを、多くの貴重な図版を交えて紹介する「旅の図像学」。

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  • 精神病の日本近代 憑く心身から病む心身へ
    4.0
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いつから、私たちに狐は憑かなくなったのか。憑かれるという知覚を否定され、精神を病む経験を刻印された心身は、刑法三十九条を経て医療観察法に囚われていく。民俗や宗教から司法、社会事業までをも貫く人間像の転換を、近世から現代までの歴史事象をもとに明らかにして、その延長上にある現在を問い直す。

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  • スピノザという暗号
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スピノザを解読する鍵は、スピノザ自身にある。ヘーゲル─マルクスとつづく近代哲学の始祖スピノザの方法をスピノザ自身に適用することで、自由・義・宗教・神・意志など、私たちが知らないままに動かされている哲学のテーマを明解に説く入門書。

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  • 女装の聖職者ショワジー
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 神に仕える聖職者にして女装者、全財産を失うほどの賭博狂にしてフランス文学史に名を残すアカデミー・フランセーズの会員だったショワジーとは何者か? サド侯爵の先駆者ともいわれる謎と魅力に満ちた数奇な人生をたどる。

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  • 学校図書館を子どもたちと楽しもう
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子どもたちが本の世界で楽しく遊び、悩みを解決し、新しい知識を得ることのできるような場をどうつくるか。入館票やブックリストのつくり方から集団読書の試みまで、すぐに活用できる豊富な具体例を満載した子どもたちとつくるアナログ図書館の実践マニュアル。

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  • 知識人の責任
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 知識人とは誰か。人々との関係はいかにあるべきか。知識人が負う責任とは何か──。ベトナム戦争から連続するアメリカの戦争政策を批判して戦争と知識人の関係を問うチョムスキーの政治哲学の原点。浅見克彦、上野俊哉らの知識人論も所収する。

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  • 身近な人を自死で失うということ 20人の語りと支援のかたち
    3.5
    大切な人との死別により、遺族は深い悲しみや苦しみ、怒りや「見放され感」などが入り交じった複雑な感情「グリーフ(悲嘆)」を経験する。本書は、身近な人を自死で亡くした家族や友人などのグリーフに焦点を当て、自死と自死者をどのように受け止めているのか、当事者の語りから書き起こす。 無力感や自責の念、一方で苦しむ人の力になりたいという気持ち。自死遺族は一人ひとり違う経験をしていて、抱く感情もさまざまである。親や子ども、配偶者、同僚などを亡くした20人の事例から、自死者に対する感情、困難や支え、捉え方の変化を紹介する。また、自死遺族が集う「分かち合いの会」や往復書簡に取り組む5つの団体への聞き取り調査から、多様な支援のかたちを描き出す。 自死遺族支援に関わる全国各地の団体を紹介する巻末資料も充実。遺族の語りからグリーフケアのあり方を考える貴重な一冊。
  • 編集者の危機管理術 名誉・プライバシー・著作権・表現
    3.5
    1巻2,200円 (税込)
    名誉毀損、プライバシー侵害、盗用・著作権侵害、差別・不適切表現、商標権侵害…「ついうっかり」の表現が違法・触法になったり他者を傷つけて抗議を受けたり、高額な賠償を求められたりする「危機」を回避するためのマニュアル。

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  • 戦時グラフ雑誌の宣伝戦 十五年戦争下の「日本」イメージ
    3.5
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 総力戦体制下の日本で、グラフ雑誌はその記録性・報道性とプロパガンダの狭間で何を表現したのか。「FRONT」「NIPPON」「アサヒグラフ海外版」「太陽」「SAKURA」「ジャワ・バルー」などを素材に、聖戦や大東亜共栄圏構想を視覚化しようとした宣伝戦の実態を描き出す。

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  • 写真・ポスターに見るナチス宣伝術 ワイマール共和国からヒトラー第三帝国へ
    3.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本初公開の写真・ポスター(ドイツ連邦アーカイブなど所蔵)をふんだんに所収して、第1次世界大戦からナチスの台頭・躍進・独裁、第2次世界大戦、ユダヤ人虐殺、第三帝国の崩壊までの歴史をレクチャーしたうえで、ナチ・プロパガンダ神話の本質に迫る。
  • 欧州航路の文化誌 寄港地を読み解く
    3.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治後期から大正期、そして戦前にかけて発展し、多くの日本人に異文化体験を提供した船の旅=欧州航路は、数百年にわたる西洋の東洋進出を歴史的にさかのぼる旅でもあった。船旅によって近代日本が思い描くようになった海外イメージを浮き彫りにする。
  • 図書館を学問する なぜ図書館の本棚はいっぱいにならないのか
    3.0
    1巻2,640円 (税込)
    「図書館の本棚はいっぱいにならないのか」「雨が降ると図書館に来る人は増えるのか、減るのか」「人はどのタイミングで図書館を使うようになるのか」――。素朴で身近な疑問から現場での実践を考えて、図書館の意義や役割を学び、魅力を発見しよう! 図書館情報学を専門にする著者が、図書館で働く人、日々利用している人が普段は気にしない、でも聞かれると「どうして?」と思う疑問をピックアップ。その疑問をデータ/事実/エビデンスに基づいて考える視点や思考する道筋を、柔らかな筆致でレクチャーする。 図書館を学問することの楽しさを伝え、学問することが図書館をより豊かな場にしていくことを指し示す入門書。 図書館専門誌「ライブラリー・リソース・ガイド」の人気連載に加筆・修正して、書き下ろしを加えた充実の一冊。
  • 「文化系」学生のレポート・卒論術
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 音楽・映画・ファッション・アイドル・スポーツなど、身近な文化をレポートや卒論で取り上げる文科系学部の文化系男子・女子が増えている。レポートを書くうえでの基本的なルールや文章術、書くための視点や素材、資料やデータの集め方をレクチャーする。
  • 呪術意識と現代社会 東京都二十三区民調査の社会学的分析
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 合格や商売繁盛を祈願する、お守りを身につける、節分で豆を撒く、運勢を占う、北枕を避けるといった行為は、必要不可欠ではないにもかかわらず、私たちの日常生活に浸透している。必ずしも宗教には位置づけられないこれらの呪術的行為は、どのような人々によって、どのような意識に基づいておこなわれているのだろうか。東京都二十三区での調査をもとに、現代社会に息づく呪術意識を浮き彫りにする。

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  • 音楽療法士になろう!
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心身のハンディを軽減させる音楽療法とは何なのか、音楽療法士になるにはどういったことが必要なのか-。そんな疑問に音楽療法士が明快に答える。受験対策から音楽療法の実際までをコンパクトにまとめた格好の入門書。

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  • 殉国と反逆 「特攻」の語りの戦後史
    3.0
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 敗戦後、『きけわだつみのこえ』『雲ながるる果てに』『あゝ同期の桜』など数多く出版されてきた特攻隊にまつわる遺稿集とその映画から「特攻」表象の歴史的変容を読み、「特攻」が「反戦」「犬死」「忠誠」「殉国」「反逆」と多様な語られ方/読まれ方をしてきたプロセスを追って、戦後日本のナショナリティと「戦争の語り」の限界と可能性を照射する。

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  • 自殺した子どもの親たち
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わが子の自殺によって身を砕く衝撃と悲嘆におそわれ、絶望の淵に立たされる親たち-。逃れられない冷厳な事実と向きあい、のこされた者としてどう生きるのかを模索する真摯な体験記を交えて、自殺の意味と死別の影響を考える。

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  • 植民地朝鮮の宗教と学知 帝国日本の眼差しの構築
    3.0
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦前期朝鮮で日本の仏教やキリスト教が実施した「植民地布教」の位相を描き、統監府や朝鮮総督府の宗教政策の具体を照射して、政策や学知が絡み合う渦のなかで日本人・朝鮮人の双方がどのような自画像や他者表象を構築していったのかを浮かび上がらせる。

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  • 記憶術のススメ 近代日本と立身出世
    3.0
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 急速な近代化が進められた明治20年代に一大ブームを巻き起こした「記憶術」。卓越した記憶力の獲得という国民の欲望を扇情した仕掛け人たちの戦略をさぐり、その背景としての日本近代の形成を大衆意識の変容と教育を軸に簡明に解読する。

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  • 音楽を動員せよ 統制と娯楽の十五年戦争
    3.0
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近代日本の歩みとともに大衆化した音楽は、十五年戦争期にどのように「戦争の手段」として活用され、人々に愛され親しまれたのか。戦時下の音楽界の組織化の実態、量産された「国民歌謡」や「国民合唱」、占領地で対外宣伝を担った音楽関係者たち、さらには戦後への継続や戦争責任までも射程に収め、近代日本の音楽史の空白を浮き彫りにする。

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  • バラバラ殺人の系譜
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 殺したあとでなお死体を切り刻んだ殺人者たち。肉片を身につける者、スライスしてトイレに流す者、切断した内臓をブリキ缶に納める者……。彼らを忘我の境へ駆り立てたものは何か。人間の背後にうずまく漆黒の闇に目を凝らす。

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  • ヒーローの修辞学 ウルトラマン/仮面ライダー/機動戦士ガンダム
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 物語の誘惑、物語の快楽。麻薬のような陶酔性で時代を象徴するほどの力をもちえた物語──ウルトラマン、仮面ライダー、機動戦士ガンダム──の構造の分析をとおして、1960年代以降の資本主義社会の変容を解析するメタ・ヒーロー論。

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  • 闘病記の社会史 私をつむぎ他者とつながる物語
    -
    1巻3,740円 (税込)
    2人に1人ががんになり、終末期であっても告知を受ける現代では、病と主体的に関わることを求められる。では、「病とともに主体的に生きる」とはどのような経験なのか。「自らの病の経験を書く」ことにどのような意味があるのか。 本書は、1920年代に闘病という言葉を生み出した小酒井不木の著作をはじめ、小林麻央など現代の著名人、さらには現役の医師が書いた闘病記まで、100冊を超える闘病記を丹念に読み解く。海外で書かれた病気体験記の事例やジェンダーの視点を組み込みながら、「闘う」から「ともに生きる」へと変化してきた闘病記の歴史をたどり、そこに刻まれた医療や社会、死生観の変化を追う。 結核やがんが「不治の病」と呼ばれた時代から病と共存する現在への移り変わりのなかで、患者が現実を受け入れて自己の経験をつづり、患者同士をつなげる闘病記という「生の声」に光を当てて、私たちの生き方や望ましい医療のあり方を根本から問い直す。
  • 子どもの読書を支える図書館 ブックトークや読書のアニマシオンから考える
    -
    1巻3,300円 (税込)
    AIや情報のリテラシーが注目される現在、「知識」の社会的な重要性が増していて、それを支える機関として図書館の役割も大きくなってきている。また、子どもたちが情報や言語にふれるために読書を推進する実践が、学校や図書館で様々に試みられている。子どもの読書を支える図書館をどのように作り上げていけばいいのか。 自治体の職員として図書館の開館に関わった著者が、ブックトークや読書のアニマシオン(読書教育プログラム)などを地域の図書館で実践する事例を紹介する。そのうえで、それらの実践を社会的な政策に接続するために、「教育改革」「図書館の評価」などの論点を検証する。 情報教育、言語活動、社会文化活動という3つの視点を軸にして、図書館による子どもの読書支援や教育などが社会的公正を実現するための公共政策になりうることを力強く宣言する。
  • 事例で学ぶ情報サービス論
    -
    1巻2,200円 (税込)
    「Google」検索や生成AI、「Wikipedia」「YouTube」「Instagram」「X」などを利用して情報を取得する人の数が増え続ける一方で、図書館による情報サービスの利用者はそれほど多くない。情報過多の時代に、来館者や地域コミュニティーにより広く資するサービスを提供するためには何が必要なのか。 本書は、大学で履修する「情報サービス論」の項目を詳解するのに加えて、司書資格の取得を目指す人がぜひとも知っておくべき大学図書館や専門図書館、学校図書館の事例も取り上げる。図書館でおこなう情報サービスを幅広く解説しながら、研修にも利用できる実践的な内容を取り扱う。 基礎的な用語の定義や有効な理論、様々な図書館での実践例、継続的にサービスの質を向上させていくための体制づくりなども、豊富な図版・資料から丁寧に解説する。学生だけではなく、他部署から異動する人や現役の図書館員にとっても有用な一冊である。
  • 図書館を経営するということ 教育・文化・産業をつなぐ地域づくり
    -
    1巻3,300円 (税込)
    図書館は、単に書籍や情報を提供するだけではなく、多様な「知」によって人とまちを結び付ける創造的な「場」でもある。地域社会のなかで豊かな図書館を作り上げるために必要な知識を具体的にレクチャーする、これからの図書館経営入門。
  • 図書館と向き合う まちづくり・読書バリアフリー・デジタル活用
    -
    1巻2,860円 (税込)
    公共図書館のシステム構築に長年携わってきた経験から、本を通じた地域活性化の取り組み、困難を抱えた人々のための利用環境づくり、情報化社会でのあり方、さらには職場での人間関係や働き方の課題など、図書館の「いま」をめぐるさまざまな事柄を展望する。
  • みんなのためのリハビリテーション リハビリがある日常を生きる
    -
    1巻2,640円 (税込)
    病気などで「患者」になると、治療後にはリハビリを受けることがある。それにもかかわらず、リハビリとは何か、リハビリで何をするのか、リハビリ後はどのようにして社会復帰していくのかを知る機会や情報は非常に少ない。 本書は、脊髄腫瘍をわずらい、1カ月以上の入院・手術と5カ月のリハビリテーション病院での生活、その後、5年以上「リハビリがある日常」を過ごす著者が、自身の体験を語りながら、リハビリのリアルな現場を紹介する。 手探りの病院探しから入院、リハビリテーション病院での訓練の実際、理学療法士や作業療法士などとの関係の作り方、リハビリ難民という壁、医療制度や保険制度の活用方法、社会生活での困難など、体験しているからこそ書けるリハビリ生活の細部を丁寧にまとめる。 理学療法士などへのインタビューや家族への聞き書きも収めて、リハビリの大切さや病気との向き合い方を描く、ありそうでなかったリハビリ生活の入門書。
  • 〈焼跡〉の戦後空間論
    -
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 焼跡や闇市を表象する小説や映画、批評を検証することを通して、私たちがもつ戦後日本という歴史認識や国土イメージをあぶり出す。「戦後日本」という枠組みから「冷戦期日本」という歴史認識へのパラダイムシフトを提起する挑発的な日本論。
  • 占領期のメディアとインテリジェンス
    -
    1巻3,740円 (税込)
    日本のメディア史のなかで占領期はどのような意味をもつのか。戦後まもなく活況を呈した雑誌や新聞など国内メディアの変化を追うとともに、朝鮮戦争の心理戦でアメリカ軍が展開した情報戦略の諸相を解読し、占領期のメディアを駆動した力学の全貌に迫る。
  • 図書館情報技術論・改訂版
    -
    1巻2,200円 (税込)
    初版本出版から5年間で進化し激変したIT技術などを取り込んで、全面的に改訂した決定版! ビッグデータやAI技術などの高度な情報技術の活用が一般化する社会に対応するために、図書館員が知っておくべき基礎知識と技術センスをどう学ぶのか。 司書課程必須科目「図書館情報技術論」の教科書として、いま図書館で活用している、あるいは近い将来に使う可能性が高い情報技術をわかりやすく解説する。さらに具体的な事例を紹介するために機器の細かな内容も取り上げ、機器を扱う担当者としての視点も概説する。 情報技術の詳細を理解して現場の司書として活躍するために必要な「技術的なセンス」を身につける最良のテキスト。
  • 未来の図書館、はじめませんか?
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 図書館にいま必要な「拡張」とはなにか。市民と行政、図書館員が日々の小さな実践を通して図書館の魅力を引き出す方法や、発信型図書館をつくるためのアイデアを提案する。地域を変えて人を育てる「未来の図書館」へと向かう道を照射する刺激的な提言の書。
  • 図書館100連発
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「図書館をよくするために、誰でも日々できる小さな工夫を共有しよう」――全国の1,000館を超える図書館を訪問して、実際に目で見て司書の声も聞いて確認した「きらりと光るいい工夫・実践」を400個、雑誌「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)」(アカデミック・リソース・ガイド)で紹介してきた著者が、そこからさらに100個を選んで紹介! 貸出やレファレンス、展示などで利用者のニーズに応えるために、全国の図書館が実践している様々なアイデアやテクニックを、カラー写真とともに100個紹介する。「フツーの図書館」のユニークな実践を多くの図書館が共有し、来館者の利便性を向上させ、図書館と地域との関係性を豊かにするためのアイデア集。 巻末には、図書館システムについて意見を交わしたカーリルとの座談会も所収。
  • 事例で学ぶ情報サービス演習
    -
    1巻2,200円 (税込)
    図書館利用者の質問に答え、適切な書籍を案内する能力を身につけるための科目「情報サービス演習」。図書館員や講師として長く図書館業界に関わってきた著者が、経験と多様な事例をもとにレファレンスや情報検索サービスをレクチャーする。 新聞や雑誌の探し方から地名や医薬品について質問された場合まで、押さえておくべきポイントとともに、レファレンスに利用できる紙媒体やインターネットの情報資源を案内する。また、実例をもとに、来館者の質問と図書館員の回答、回答にいたるまでのプロセスを紹介する。 さらに各回の演習では、来館者からの質問を想定した実践的な設問を掲載。個人での学習のほか、レファレンス研修のテキストとしても役立つ「事例で学ぶ図書館」シリーズ第4巻。
  • 精神病院の社会史
    -
    1巻3,080円 (税込)
    「精神病」患者を受け入れて癒しの場になっていった高尾山の滝治療、私立の精神病院の数々、精神病院を開設した人々。多くの史料をもとに「精神病院」の歴史を描き、精神病院と地域の関係性、当時の患者たちの苦悩と支えた人々の努力を浮き彫りにする。
  • 日本の精神医療史 明治から昭和初期まで
    -
    1巻2,200円 (税込)
    明治期の西洋医学の導入以降、精神病者の治療・保護・監視に関する法律が制定されて、精神病院が作られていく精神医療史を追い、呉秀三らによる『精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察』を精読する。国内や朝鮮半島を視野に精神医療史をレクチャーする。
  • 三浦半島の医療史 国公立病院の源流をたどる
    -
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高齢化が本格化した現在、地域医療の連携が叫ばれ、その実現に向けて課題が議論されている。そもそも、地域の医療の受け皿になっている病院は、どのような歴史的な背景から根づき、地域に医療を提供してきたのか。 軍都だった三浦半島の陸軍や海軍の病院、軍需工場に付随して作られた病院が、敗戦を挟んで国立病院や共済病院、キリスト教系病院になった歩みをたどる。また、済世会病院や赤十字病院、掖済会病院、労災病院などの展開も掘り起こす。 軍港があり、工業地帯も有し、内陸と湾岸という地形的な特徴もある三浦半島の病院の歴史を、街と病院を微細に探索して当時の資料をひもとくことで明らかにして、一地域の医療史から国公立病院の具体的な社会的な背景と展開を見通す。
  • 感染症と隔離の社会史 避病院の日本近代を読む
    -
    1巻2,640円 (税込)
    コレラ、赤痢、ペスト、スペインかぜ……近代以降、様々な伝染病・感染症が流行してきたが、医学はどのように対応して、どう克服してきたのか。 明治期に作られた伝染病・感染症を専門にする「避病院」に光を当てて、尾崎紅葉『青葡萄』や正宗白鳥『避病院』、与謝野晶子「感冒の床から」、現・都立病院の当直日誌などの作品や資料を現代語訳・要約しながら紹介し、感染症や医療現場の実態、防疫体制の地域格差などを掘り起こす。 著者が勤める国立病院機構埼玉病院の臨床現場から、現状や風評被害の実態、新型コロナウイルスの集団免疫による収束についての小論も収めて、感染症と隔離の日本史から「いま」と「あした」を考える視点を提供する。
  • ただ生きるアナキズム
    -
    国家や資本主義が私たちの欲望をさまざまに制限する現代にあって、「ただ生きる」とはどういうことか。「ただ生きる」ために、私たちは何をすべきなのか。 アナキズムの観点から、キング・クリムゾンを聴き、ゴダールや石牟礼道子の物語に飛び込み、デヴィッド・グレーバーや鶴見俊輔と対話してその思想を大胆に読み替える。社会の編み目にある暴力や非対称な関係性をあぶり出し、それらを避けるための基盤として相互扶助があり、自由があり、欲望があることを描き出す。 音楽や映画、文学、思想を軽やかに跳躍して、硬軟織り交ぜた文体とときに挑発的な語り口で国家や資本主義と対峙する。そして、不断の努力と相互扶助で日々の営みを支え、小さなさざ波から大きな潮目を変えていく、日常にあるアナキズムの可能性を活写する。
  • 疎開体験の戦後文化史 帰ラレマセン、勝ツマデハ
    -
    1巻3,960円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦争の裏で、子どもたちを中心に人々は地方への疎開を余儀なくされた。避難ではなく疎開と呼ばれた銃後の人口移動政策を、敗戦後の文学はどのように語り、位置づけてきたのか。疎開に人々は何を思い、どう記憶してきたのか。 柳田国男、太宰治、石川達三、「内向の世代」のテクストや映画を糸口にして、疎開にまつわる様々な資料も使いながら、1945年から戦災を経験した子どもが大人になる70年代までの疎開の描かれ方をたどる。その語りは一様ではなく、いつ疎開を経験したのかという世代の違いや、地方/都市の相違が多様な語りを生み出している。 文学を通して疎開をみたとき、そこに立ち現れるのは敗戦後に突然もたらされた平和な日常への戸惑いであり、幼少期を戦禍のもとに過ごした葛藤である。銃後の記憶を抱えて戦後を生きた人々の思いを照らし出す。
  • 「読書の自由」を奪うのは誰か 「自由宣言」と蔵書選択
    -
    1巻2,860円 (税込)
    「図書館の自由に関する宣言」が1954年に採択されたあとに起きた3つの侵害事件――県立山口図書館蔵書隠匿事件(1973年)と富山県立図書館『図録』事件(1986年)、船橋市西図書館蔵書破棄事件(2001年)をあらためて検証する。 この3館の「図書館の自由」侵害事件は、国家や警察権力などの公権力の介入によるものではなく、図書館と図書館員自らが犯した侵害事件である。それだけに、図書館界は大きく揺れ、論議を尽くしながらも、対処の仕方にはいまもって疑問符が残っている。 ひとたび問題に直面すると、「自由宣言」の理念と組織構造との間には対立が生じ、どのように対応すればいいのかの合意形成が困難になる。 これからも「図書館の自由」を堅守するために3つの事件の実情に迫り、問題点の概要と教訓を導き出す渾身の論集。
  • 図書館員の未来カリキュラム
    -
    急激な変化を続ける情報環境に対応し、これからの時代を生き残るために図書館員には何が求められるのか。 「これからの図書館の役割」「そのために必要な知識とスキル」をテーマに毎年開催しているワークショップ「図書館員の未来準備」。その講座内容をもとに、それぞれの分野で新たな地平を切り開いている執筆陣がそろい、「図書館のDX(デジタルトランスフォーメーション)」「新たな図書館情報サービスの展開」「地域への貢献」の3つを柱に、未来を担う図書館員が身に付けておくべき知識やスキルを伝える。 Web-APIの技術を取り入れたウェブサービス、国内外の図書館でのAIなどの活用事例、図書館蔵書からウェブ上のあらゆる情報源への視座の転換、国内でも広がりを見せているメーカースペースやファブラボといった第三の学びの場の試み、2022年の法改正で一躍話題になった図書館と著作権法をめぐる問題、まちづくりと図書館の関係、地域や学校との連携などの10のトピックを取り上げ、日々の業務に役立てるための学びの指針を示す。 付録として、2023年にアメリカ図書館協会が「図書館員が職務を遂行するために必要不可欠な知識・スキル」として発表した「ALAコア・コンピテンス」の翻訳を所収。
  • 熱い都市 冷たい都市・増補版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古代アフリカの王国、『記』『紀』の日本の都、中国の都城、中世ヨーロッパの都市、近世都市としての江戸、アメリカの近代都市など、時間と空間を超えて都市のありようを捉え、哲学・思想を縦横に用い、人々の行為や経験が蓄積する場としての社会性を描き出す。
  • つくってあそぼう! 本といっしょに、つくってかがくであそぼう
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童館、学童保育、保育園・幼稚園、図書館で工作を楽しんだり科学遊びで知識を広げたり、子どもたちの好奇心は果てがない。 でも、工作会や科学遊びをやりたくてもネタに困っている幼稚園・保育園、学童保育関係者、図書館員はたくさん! とはいっても、一般的な工作や科学遊びの本は一人用のものがほとんどで、それをそのまま集団でおこなうことは難しい。たとえ20人の子どもがいても、材料は100円ショップをうまく活用することで実施でき、進行に支障なくできるプログラムを、これまでの実施例から厳選してみんながいっしょに楽しめるものを紹介する。 図書館員や保育士はもちろん、親も簡単にできる工作をカラー写真とともに紹介する。
  • 事例で学ぶ図書館情報資源概論
    -
    1巻2,200円 (税込)
    情報通信技術の発展によって、図書館も従来のように印刷された「紙の本」を貸し出すだけの場所ではなくなっている。新聞・雑誌記事を検索できるオンラインデータベースや学術雑誌の電子ジャーナル、電子書籍を貸し出す「電子図書館」などの取り組みが広まり、図書館が扱うべき資料の性質は大きく変化しつつある。その変化に対応するため、従来の「図書館資料」よりもさらに広い対象を表す言葉として使われるようになったのが「図書館情報資源」という言葉である。 それでは、情報資源はどのように生み出され、どのような流通過程を経て図書館に辿り着き、図書館では情報資源をどのように受け入れ、管理して利用者に届けているのか。情報資源にはどのような種類があり、図書館はどのような方針のもとで自館に仕入れるべき資料を選別・収集しているのか。そして図書館員は選書のための書籍や著者の情報をどのようにして得ているのか。公立図書館を中心に、現場への取材に基づいた具体的な事例紹介と豊富な図版・資料から解説する。
  • 「よむ」ことの近代 和歌・短歌の政治学
    -
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の近代国家形成期において、和歌・短歌といった文化的な営みはナショナリティの確立にどう影響したのか。天皇巡幸、御歌所、歌道奨励会、教育学・心理学知との接合、題詠と歌会、愛国百人一首といった素材から和歌・短歌の近代と政治性を明らかにする。
  • 軍隊とスポーツの近代
    -
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦前・戦時下の日本の軍隊とスポーツの関係をめぐっては、これまで「日本軍がスポーツをするわけがない」「日本軍が民間のスポーツを弾圧した」という2つの神話が根強く信じられてきた。しかし、「神話」によって従来のスポーツ史と軍隊史、双方が見落としてきた空白が日本の近代史にはあるのではないか。 戦前・戦時下の海軍と陸軍のスポーツ評価や実際の取り組み、軍隊のスポーツ熱によって活性化した民間スポーツ界との交流・蜜月、陸軍による戦時下の弾圧の真相といった埋もれた事実を、多くの史料を渉猟して明らかにする。そして、欧米の軍隊でのスポーツの位置づけや、アメリカ軍の捕虜収容所でのスポーツの実態といった海外の事例とも比較して、日本の特異性を浮き彫りにする。 戦前から戦時下、敗戦へといたる過程で男性性(男らしさの価値観)や鍛錬・娯楽のバランス、そして皇室・軍隊・スポーツのトライアングルがどう変容したかを見定めて、軍隊とスポーツの新たな歴史を描き出す。
  • 体操の日本近代 戦時期の集団体操と〈身体の国民化〉
    -
    1巻3,740円 (税込)
    「国民よ、体操せよ」――1930年代、野球人気や民間のスポーツ熱、オリンピックへの熱狂が起こる一方で、国民全体への体育の必要性が議論され、娯楽・健康・鍛錬などさまざまな目的で集団体操が考案された。ラジオ体操を筆頭として、建国体操、日本産業体操、大日本国民体操、国鉄体操などが、全国の学校・工場・地域で実践されたのである。 その後、東京オリンピックの中止、紀元二千六百年の各種イベントに呼応して体操をめぐる議論も活発化し、アジア・太平洋戦争に突入して以降、敗戦までは国民錬成・体力向上の旗を掲げた国家の管理政策に体操は組み込まれていく。そして、「敵性スポーツ」への批判と反比例して、武道とともに体操は国民生活へと広がり、総力戦体制下の日本に根づいていった。 戦中から敗戦までの体操の実態を膨大な史料を渉猟してあぶり出し、GHQによる体操の「戦争責任」追及や戦後の「復活」までをも見通す。「体操の時代」としての近代日本とナショナリズムを問う労作。
  • 体罰・暴力・いじめ スポーツと学校の社会哲学
    -
    1巻2,640円 (税込)
    スポーツ指導の現場で、監督やコーチが選手に暴力を振るう事件が後を絶たない。また、学校でも、いじめや体罰などの暴力が発生し続けている。そしてその結果、自死を選ぶ児童・生徒・学生も増えている。 なぜ人は学校やスポーツの場で暴力を振るうのか。こうした問いに対して「暴力的存在としての人間」という哲学の視座から、なぜなくならないかを考えるのが本書の立場である。 暴力の本質を問うフーコーやニーチェ、バトラー、フロイトらの議論を援用して学校やスポーツ指導を考察する。常に勝つために、指導者も選手も理想像や規律意識が高まりやすいというスポーツの暴力性や、本質的に規範という暴力をはらんだ学校教育の姿を浮かび上がらせる。 「愛の鞭」か、行き過ぎた指導か、という平行線の議論を超えて、人間の本性に関わる暴力とどう向き合えばいいのかを考えるために「暴力の社会哲学」を提起する。
  • 司書名鑑 図書館をアップデートする人々
    -
    1巻3,300円 (税込)
    知のアーカイブである図書館は、司書を中心に多様な人々に支えられて、地域と図書館をつなげる実践や情報発信をおこなっている。司書、学芸員、研究者、行政担当者が連携して、それぞれの役割を拡張させながら図書館をアップデートし続けている。 図書館を支える人々は、どのような思いで業界に足を踏み入れ、日々の仕事に向き合っているのだろうか。また、図書館ではどのような人が、何を目指して活躍しているのだろうか。 本書は、若手・中堅として活躍するライブラリアン31人にインタビューをした雑誌「ライブラリー・リソース・ガイド」(LRG)の人気連載をまとめ、現在の思いをつづる書き下ろしのエッセーや論考も所収する。ライブラリアンがもつ情報や知識への考え方、彼/彼女たちの生き生きとした表情を描き出す一冊。
  • 戦時下女学生の軍事教練 女子通信手と「身体の兵士化」
    -
    1巻3,740円 (税込)
    戦前、女子の中等教育を担った高等女学校(高女)は「良妻賢母」の再生産の場とみなされてきた。しかし、満州事変から始まった15年戦争下(1931-45年)では軍人を指導教員に招聘して竹槍訓練・匍匐訓練、さらには銃や木銃を使った射撃訓練を含む教練を実施したり、生徒を地域の軍隊に短期入営させて軍人に教練指導を委託したりという高女もあり、身体を「兵士化」する訓練が日常化していった。 そうした軍事教練の実態を、関東地方を中心に5つの公立高女の卒業生を対象にした聞き取り調査から探り、高女の変容の要因を分析する。 同時に、女性の戦時動員のなかでも空白部分の女性軍属、とりわけ女性通信手に光を当てる。部隊や県庁への防空警報などの連絡係、敵機からの防衛を担う情報係、海上の船舶などからの略号による無線航空情報を翻訳する係、軍隊の機密を知ることができる任務などの軍属としての女性の正規軍への参入の内実を、北海道札幌と愛知県名古屋の軍隊に通信隊員として採用された高女卒業生への聞き取り調査から解明する。 高女での軍事教練と女性の通信隊員の歴史から、戦時下の女性の動員の実態を浮き彫りにする貴重な成果。
  • 事例で学ぶ図書館制度・経営論
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    1巻2,200円 (税込)
    「図書館制度とは何か」を学ぶためには、図書館に関連する各法規を知らなければならない。従来のテキストは各法規の解説を中心に構成していて、法律科目を履修していない学生にとってはハードルが高いと考えた。 そこで、「法律を知らなくても具体的に想像しやすい内容の経営論から学んだほうが理解しやすい」という発想のもと、本書では類書とは順番を逆にして第9回「国立国会図書館、専門図書館の経営」までは経営論を、第10回「図書館関連法規」から制度論を解説する。 図書館経営については、図書館業界では「図書館の経営は公務員による直営がよく、民間委託はサービス提供の継続性があやしいから反対」という立場もあれば、「直営より民間のほうがいいサービスをしているではないか」という考えもある。本書は、地方公共団体の財政状況や図書館政策に応じて、直営方式ができればそうしたらいいし、難しければ民間の活力を導入すればいいという中立の立場から双方の多くの事例を紹介する。 図書館とはそもそもどういう制度なのか、どのようにして経営すればいいのか。初学者にもわかりやすく豊富な事例とともに解説する。
  • セーラー服の社会史 大阪府立清水谷高等女学校を中心に
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    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 セーラー服イコール女学生。このイメージは日本に広く定着しているが、セーラー服の源流は19世紀イギリスの水兵服である。外国に起源をもちながらもいまや日本の女学生の象徴になったセーラー服は、なぜこれほどまでに人々に愛され、日本に定着したのか。 大阪では「清水谷ブルー」の愛称で親しまれ、ドラマ『カーネーション』や映画『逆光の頃』などの撮影にもよく使われる大阪府立清水谷高校のセーラー服に着目して、セーラー服の変化を追う。明治期の和服から大正期の袴、そして洋装の制服としてのセーラー服の発明へ。セーラー服を切り口に、日本の洋装化の一端も見えてくる。 「制服がかわいいからあの学校に進学する」。こうした入学動機に裏打ちされるセーラー服の魅力に迫りながら、一つの高校のセーラー服の120年間を200点以上の写真とともにたどる。
  • スクールカウンセラーという仕事
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    1巻1,980円 (税込)
    1995年に初めて導入されてから30年近くがたち、「相談室の先生」として広く存在が認知されるようになったスクールカウンセラー。不登校の増加やいじめの深刻化などの問題が山積するなか、学校現場でスクールカウンセラーが担うべき役割はますます大きくなってきている。 本書では、実際にスクールカウンセラーは日々どのようなスケジュールで、どのような仕事をしているのか、スクールカウンセラーになるためにはどんな勉強をしてどの資格を取ればいいのか、相談室にはどんな子どもや保護者が相談にやってくるのか、非常勤職であるスクールカウンセラーの仕事で生計を立てていくことはできるのか、カウンセラーの配置状況や職業としての今後の展望はあるのか、など様々な角度からこの職業の実態を解説する。 実際に大学の臨床心理士・公認心理士養成課程で教えている著者が、臨床心理士と公認心理士の資格の違い、大学院入試のポイント、大学院生活の過ごし方、公立・私立学校それぞれでの採用の仕組み、チーム学校の一員としての働き方などをレクチャーする。職業としての歴史のおさらいから学校現場での実践例までをカバーする、志望者のための入門書。
  • 人工授精の近代 戦後の「家族」と医療・技術
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    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不妊医療技術の発展はめざましいが、60年以上も前から実施されている非配偶者間人工授精=AIDはどういった経緯で始められ、親子関係をどう変化させただろうか。明治から1960年代までの不妊医療技術史を追いながら、戦後の「家族」概念の変容を見定める。
  • 〈色盲〉と近代 十九世紀における色彩秩序の再編成
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    一般的には「異常」や「障害」としてネガティブにとらえられがちな〈色盲〉。だが、そういったイメージは「近代」によって作られたものにすぎなかった――。 ドルトン、ゲーテ、メリヨン、ブルースター、ショーペンハウアー、ヘルムホルツ、ヘリング、スーラ、ホルムグレン、シュティリング、そして石原忍……。18世紀末から19世紀末までの近代ヨーロッパと20世紀前半の日本で〈色盲〉という概念の形成や色覚検査器具の開発に関わった有名無名の哲学者、芸術家、科学者たちの言説を渉猟することによって、現代の私たちが知るものとはまったく異なる〈色盲〉の姿を浮かび上がらせる。 哲学・医学・生理学・社会学・芸術学・メディア論など、様々な領域にまたがる豊富な資料を横断的に読解しながら、きたるべき「色覚多様性社会」の構想をも視野に収めた画期的な成果。
  • 神智学とアジア 西からきた〈東洋〉
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    神智学運動は、オカルティズムからニューエイジ、現代のスピリチュアリティへと続く霊的な思想の要所にありながら、宗教だけでなく、19世紀末から20世紀の政治や社会などに様々な影響を及ぼした。欧米で誕生した神智学は、どのようにアジアに広まり、受容され、それぞれの社会にインパクトを与えたのか。 創立者であるヘレナ・P・ブラヴァツキーの思想や活動を押さえながら、神智学協会の性格やその変容、ヨーロッパでの展開、植民地との関係を明らかにする。そして、南アジアのナショナリズムとの結節、近代中国での展開、日本仏教との関わりなど、アジアでの受容の実態を掘り起こす。 アジアの宗教にも影響を与え、東西にまたがる活動をおこなった神智学の越境性と分野横断的な営為、人的な交流を、近代の帝国主義、グローバリズム、メディアの発達なども踏まえて多角的に検証する。神智学運動をテーマにした日本初の論集。
  • メルロ=ポンティの美学 芸術と同時性
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絵画を見ること/知覚すること――。現象学の発展に寄与したフランスの哲学者モーリス・メルロ=ポンティは美学・芸術論も残しているが、「見ること」や芸術を通じて何を思索し、それは彼の哲学でどのような意味をもつのか。 メルロ=ポンティの美術論・芸術論を導きの糸に、「奥行き」や「同時性」という概念に着目して『行動の構造』『知覚の現象学』『見えるものと見えないもの』などのテクストを緻密に読み解き、2つの概念の絡み合いを彼の思想に位置づけ直す。 哲学に限らず美学や芸術の領域にも越境し、のちにジョルジュ・ディディ=ユベルマンの美術論にも影響を与えたメルロ=ポンティの美学の深奥とポテンシャルを指し示す。
  • 「混血児」の戦後史
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    1巻1,760円 (税込)
    戦後、日本女性と外国人兵士、特にアメリカ兵との間に生まれた「混血児」は、現在は「ハーフ」としてあるイメージをもって語られるが、いまも昔も、様々な差別と日常的に接してきた。 性暴力と売春、貧困と格差、優生思想と差別など、重層的な社会的困難を背負ってきた彼/彼女たちは、「混血児」としてどのような教育を受け、労働に従事して、戦後日本の社会を生きてきたのか。 占領・復興期から高度経済成長期、そして現在までの聖ステパノ学園における混血児教育の実践を縦糸に、各時代の混血児の社会的な立場や語られ方を横糸にして、「混血児」をめぐる排除と包摂の戦後史を活写する。
  • 未来の図書館、はじめます
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    1巻1,980円 (税込)
    地域のハブとしての役割や知のアーカイブとして図書館への注目が年々高まり、各地で多くの計画が立ち上がっているが、実際の「図書館のはじめ方」は未整備な部分が多い。 多くの図書館の整備・運営の支援に携わり、多岐にわたる図書館をプロデュースしてきた著者が、みずからの経験に基づいていま必要とされる図書館整備の手法を惜しみなく紹介する。 図書館計画の読み方をはじめとした準備、図書館整備と地方自治体が抱える課題や論点、図書館整備の手法である従来方式/民間活用方式の長所と短所、具体的な進め方とおおよそのスケジュール――。 「どのように市民の意見を集約するのか?」「選定される事業者は?」など、よくある疑問への答えも簡潔にまとめ、図書館整備の勘どころをコンパクトに紹介する実践の書。図書館員や行政の担当者は必読。
  • 運動部活動の戦後と現在 なぜスポーツは学校教育に結び付けられるのか
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    1巻5,060円 (税込)
    日本独特の文化である運動部活動の内実を捉えるために、戦後から現在までの歴史をたどり、フィールドワークから教師や保護者の声も聞き取る。スポーツと学校教育の緊張関係を〈子どもの自主性〉という視点から分析して、日本の運動部活動の特異性を照射する。
  • 学校経営と学校図書館
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    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新しい学習指導要領や学校図書館法の改正によって、学校図書館への期待がこれまで以上に高まっている。子どもたちの言語能力や探求心を育てるために、学校図書館がもつ役割に注目が集まっているのだ。 本書(シリーズ第1巻)は、未来を創造する子どもたちの学習・成長を支えるために、学校図書館がもつ大きな意義を見つめ直し、かかえている課題を検証する。 学校図書館の基本的な理念、読書を支援する方法、情報へのリテラシーを高める場としての機能――基礎から応用までをわかりやすく解説する。現職の司書教諭、司書教諭を目指す学生や社会人、教員、教育関係者はもちろん、地域の人々にも学びの機会を提供する好適なテキスト。
  • 子どもの人権と学校図書館
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    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 爆発的な人気の『君たちはどう生きるか』の基軸には「「あたりまえのこと」を疑え」というアドバイスがあり、その呼びかけを子どもたちが素直に受け止めていることの背景には、「自分で考え、自分で判断する」ことを希求している実情がある。 学校図書館こそが、「自分で考え、判断する」権利を保障しながら子どもを育成する教育装置である。子どもたちの人権と学習権を守りながら、成長をどのようにサポートするのか、そのための重要な点を具体的に提言する。 子どもたちが自分の意志で生き方を決めて自己形成できるための学校図書館の役割を、力強く、ポイントを押さえてプレゼンテーションする。
  • 苦学と立身と図書館 パブリック・ライブラリーと近代日本
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    1巻2,860円 (税込)
    いまでこそ「自習」する場所として活用されているが、公共図書館はいつ・どのようにして勉強・独学の空間になったのか。明治期からの近代化のなかで、勉学の情熱を抱えた青年・女性たちに果たした図書館の役割とは何だったのか。 明治初期の唯一の無料公開図書館である東京書籍館の成立と展開をたどる。そして、音読の禁止を背景にして、弁護士・医師・教員の資格試験の勉強空間として図書館を使う利用者が増えたことを掘り起こす。一方で、図書館での独学を軽んじる社会的な風潮もあり、そういった独学をしていた専門学校や社会人経験を経た大学入学者に対して差別があった事実も指摘する。 加えて、雑誌「成功」から当時の社会的な成功のあり方、独学と立身出世の関係を読み解き、学歴社会への移行も描出する。 これまで正面から取り上げられてこなかった「図書館と勉強」をめぐる独特な文化を掘り下げて、近代日本の風俗や社会的な感性も浮き彫りにする。
  • 事例で学ぶ図書館サービス概論
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    1巻2,200円 (税込)
    近年の複雑化した社会で、図書館、特に公立図書館は、よりよいサービスの提供が館単体では容易でなくなってきている。そのために、地域やコミュニティーとのつながりや他組織との連携・協力に重きを置くことが重要で、「図書館員はカウンターで来館者対応をする仕事」という時代ではない。これからの図書館を考えるにあたっては、より広い視野、より多くの視点で考える必要がある。 資料・情報の提供、地域や他組織との連携・協力などの各種の図書館サービスについて、先進的な取り組みで知られる図書館をはじめ、国内の多くの図書館の事例を直営や指定管理者制度導入図書館を含めて紹介する。 また、公立図書館だけではなく、専門図書館や学校図書館などについても学習することで、館種による図書館サービスの違いなども理解することができる。
  • ホテルに学ぶ図書館接遇
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 来館者が気持ちよく利用できるためには館員はどのように接したらいいのか、をホテル・医療施設・高級車販売店・リゾート地で「接遇」をキーワードに指導しているコンサルタントが図説を含めてわかりやすくレクチャーする。 なぜ、図書館にもホテル並みの接遇を? それは「図書館こそがサービス業のなかで最も心を伝えられる場所だから」。 本書で提示する技巧が図書館で根づき、接遇としていずれ広く浸透すれば、いまよりもいっそう素敵な空間、情報センターに生まれ変わることは間違いなし。来館者をより快適にさせるヒントを感じて実践する指針がいっぱい!
  • 読書の指導と学校図書館
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テレビやインターネットなどでの手軽な情報収集に頼りがちな現代だからこそ、思考力・想像力を養って新しい価値観と出合わせてくれる読書の重要性が再認識されている。  本書は、学校での読書の推進・指導の必要性を改めて理解し直し、学校図書館を担う司書教諭をはじめ教職員一人ひとり、そして学校全体で読書の指導をどう実践していくかを解説する。具体的には以下のようなさまざまな取り組みを紹介して、読書の指導のポイントをレクチャーする。 ●発達段階や個々人の読書傾向に応じた指導法 ●学校図書館作りや利用指導のポイント ●「図書館だより」などの読書案内を通じた読書材の提供 ●ストーリーテリングやビブリオバトルなど、子どもたちの読書を促す方法 ●「一日読書の日」や「読書ビンゴ」など、全校で読書を推進する取り組み ●国語だけでなく算数・数学や社会などの各教科での読書の指導 ●教職員、教育委員会、学校図書館ネットワーク、公共図書館、家庭・地域との連携
  • 図書館・まち育て・デモクラシー 瀬戸内市民図書館で考えたこと
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    1巻2,860円 (税込)
    民主主義社会を維持するためには、知る自由、学習する権利が絶対的な基盤である。そのデモクラシーを支えるのが図書館だ。とくに公共図書館は、市民にもっとも身近な教育施設として、書物や資料、情報を集積し、著者それぞれの知的営為を持ち寄った場である。 多くの人々の興味・関心を「持ち寄り」、利用者は世界中の本から自身の気づきを「見つけ」、わかる喜びをほかの人と「分け合う」。図書館は市民の〈知りたい〉を支え、情報のナビゲートを通じて主体性の確立を促す。そして、地域の情報ネットワークの中心となって人々に等しく寄り添い、まちの連帯と文化的な発展に寄与していく。まちの活性化の鍵は図書館にあるのだ。 構想段階から市民が参加して新しく作り上げた瀬戸内市民図書館は、2017年に「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー」の大賞に輝く。その館長として図書館と地域の発展に貢献した著者が、自身の図書館員としての体験談を交えながら、地域の住民一人ひとりが主役になって作る現代の公共図書館像を描き出す。
  • 学習指導と学校図書館
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    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 学校図書館への期待はますます高まっている。学習指導要領が改訂・実施されて、学校司書を学校図書館に配置するために学校図書館法も改正された。 多様化するメディア環境で、学校図書館に求められる役割とは何か──。国際化・情報化を視野に入れた情報サービスと学習支援の機関である学校図書館の役割に焦点を当てて、学校図書館を授業でどのように活用していけばいいのかを具体的に提示する。 実際の授業ライブの要素も織り込んで、読者にとってわかりやすく、また楽しく読めて学べるように工夫をこらしてある。重要な用語には解説をつけ、関係図や構成図など視覚的にも充実させたテキスト。
  • 公共図書館を育てる
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    1巻2,860円 (税込)
    公共図書館は、そもそも何館あるのか。 47都道府県立が約60館、市区立が2,600館、町村立が620館で、全国に合計約3,300館ある。 市区町村の約77%が公共図書館を設置しているが、町村部の設置率はかなり低く57.6%でしかなく、これが全体の数字を押し下げているのが現状だ。 これを人口比でみると、日本は4万人に1館、アメリカはその倍の4万人に2館もある。 2005年には人口の48%が図書館を使っていたが、14年には34%にまで下降している。 こうした現状を踏まえ、公共図書館を増やすにはどうしたらいいのか、利用者の縮減を押し止めて図書館を使いやすくするためにはどういう施策があるのか――、を具体的に検討して提言する。 解決策の一部としてAIを使った図書館資料の管理や利用者誘導、さらに経営規模のあり方を検討し、身近な公共図書館が十分な情報資源を提供できるようになっているのかどうか、コミュニティとつながるだけのサービスポイントになっているのではないか、も指摘する。 さらに、財政難を逆手に取った岩手県の成功例や図書館が変わることで地域を変えた栃木県の実例、図書館蔵書検索サイトを使った横の連携を当事者が語る。 加えて、市民の意向を踏まえて専門的なリーダーシップを発揮した新たな図書館、心地よい空間として世界的にも有名なデンマークとフィンランドの2つの図書館を紹介して、大きなヒントを示している。
  • 多様な子どもの近代 稼ぐ・貰われる・消費する年少者たち
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    現在、多様性の尊重が価値あるものと称揚されている一方で、格差や差別などの文脈でも多様な子どものあり方に注目が集まっている。保護と教育の網の目が子どもを絡め取っていることへの批判が繰り返されているが、同時に子ども時代の生存と教育の保障が重要視されてもいる。 かつてフィリップ・アリエス『〈子供〉の誕生』が、子どもを保護し教育すべきと見なす感覚が歴史的なものだと明らかにし、社会的なインパクトを与えた。だが、近代になって「誕生」した子ども観が現代では隅々まで行き渡り、子どもを苦しめているという単線的な歴史像では、多様な子どもをめぐる排除と包摂が交錯する現代を考える力とはなりえない。 工場や曲芸で稼ぐ年少者、虐待された貰い子、孤児・棄児・浮浪児、金銭を積極的に消費する年少者――日本の戦前期の多様な年少者の生とそれを取り巻く社会的な言説や制度を丁寧に掘り起こし、素朴な誕生論とは異なった多様なまなざしと実践の交錯を明らかにすることで、子どもと子ども観の近代を描き直す。
  • 図書館を語る 未来につなぐメッセージ
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    1巻2,860円 (税込)
    公立図書館の現職/元館長や図書館学の研究者、図書館の新設プランナー、什器メーカー社長、学校図書館関係者たちが、社会のインフラとしての図書館のあり方を対談・鼎談・座談で縦横に語り合う。 「図書館内部でのコミュニケーションの工夫」「図書館員の研修」、あるいは「図書館は生き残れるだろうか」というシビアな課題、「地域活性化サービスはどうすればいいのか」「IT時代の図書館のあり方」、さらには「公共図書館とボランティア」や「小・中学校との連携」などテーマは次々とあふれ出てくる。 話題はさらに、「図書館のビジネス支援サービスの課題」や「今後の図書館の展望」「図書館員に望むこと」など尽きることがない。 もちろん、利用者にとって「使いやすい図書館」のためにはレファレンス・サービスの充実は不可欠で、サービスの位置づけや課題を現場の図書館員がしっかり学ぶことができる事例も提示する。 未来をつくる子どもたちが使う学校図書館に求められる機能とは何か、あるいは各地で図書館をどうやって始めるか、館内を使い勝手よくするために什器・設備のメーカーはどういうプランを考えているのか、など、図書館界だけではなく、利用者にとっても未来が明るくなる発言集である。 著者一覧 山崎博樹[知的資源イニシアティブ(IRI)代表理事]/伊東直登[松本大学図書館長]/淺野隆夫[札幌市中央図書館]/齋藤明彦[元鳥取県立図書館長]/竹内利明[ビジネス支援図書館推進協議会会長]/齊藤誠一[千葉経済大学短期大学部]/原田隆史[同志社大学大学院総合政策科学研究科教授]/神代 浩[量子科学技術研究開発機構監事]/中山美由紀[立教大学兼任講師]/岡本 真[アカデミック・リソース・ガイド(arg)代表]/木原一雄[キハラ代表取締役]
  • 言語聴覚士になろう!
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    1巻1,760円 (税込)
    失語症、高次脳機能障害、聴覚障害、摂食・嚥下障害、吃音症など、言葉・聞こえ・食べることに障害のある人を支援するリハビリテーションの専門家・言語聴覚士。人間にとって大切なコミュニケーション手段である「言葉」を研究し、病気により「話せない」「聞こえない」などコミュニケーションに問題を抱える人を支援するこの医療職の需要は年々高まり、近年注目を集めている。 「どんな仕事なの?」「資格の取り方は?」「文系と理系ならどちらがいい?」「収入は?」――言語聴覚士を知りたい/目指したい人に向けて、仕事内容や資格の取り方、適性などをわかりやすく解説する。さらに、現役言語聴覚士の経験談を通して、実際のリハビリテーションの様子や仕事をするうえでのやりがい、魅力、患者との思い出のエピソード、失敗談に至るまで現場の生の声も豊富に所収。 言語聴覚士のリアルがわかる、言語聴覚士になりたい人必携の職業ガイドの決定版!
  • まちづくりと図書館 人々が集い、活動し創造する図書館へ
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    1巻2,640円 (税込)
    これから迎える成熟社会では、経済は低成長だが、精神的な豊かさや生活の質の向上を求めるような平和で自由な安定が求められる。 そこでは、政治、経済、文化、社会、環境などの地域の問題を解決するために、すべての人が参加し、話し合い、知恵を出し合ってよりよい社会へと変えていくようになる。 そうしたまちづくりに密接に関連するのが、図書館である。 図書館は社会のなかにあり、社会的に活動するための施設である。例えば、住民個々の幅広い要求に応えて、県立・都立図書館や国立国会図書館などから資料を迅速に取り寄せ、提供することも機能の一つだ。さらに、人々が集い、活動し、創造して、その成果を地域社会にもたらす支援施設にならなくてはならない。 帯広市、青森市、白河市、上田市、藤枝市、明石市、豊後高田市、諫早市、大牟田市などの公共図書館の基本計画に関わったりサービス・事業の提案をしてきた著者が、少子・高齢化社会に適合する図書館のあり方を具体的に提言する。 人々が集まる図書館をまちづくりの中心に!

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