ハーレクイン・ロマンス小説作品一覧
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-頭はいいが変わり者のローレライは高校時代、同級生のライアンに熱を上げ、大胆にも彼に迫って悲惨な失恋を経験、心に傷を負った。その後医師となった彼女の前に現れた消防士のライアン。十五年ぶりの再会に、ローレライは心の中である決意を固める。
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-クリスティーナは署内で唯一の女性消防士。バービー人形のような容姿とずば抜けた能力で同僚の男性たちを魅了している。セクシーな救急救命士ダスティンもその一人だ。彼に惹かれながら心を開こうとしない彼女にダスティンが求めたものは……。
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-「ミス・デクスター、君と話がしたい」高貴な出で立ちの男性にいきなり声をかけられ、仕事中のタミーは驚いた。いったいだれだろう?外見どおり、マルクというその男性はヨーロッパにある国――ブロイテンブルグ公国の摂政を務める王族だった。マルクの話を聞いて、タミーは茫然とする。彼女はまだ見ぬ幼い甥の後見人に指名されているが、その子は将来公国の君主となるべき人物だから、親権を放棄する書類に署名してほしいと言われたのだ。寂しげな様子の甥に引き合わされたとたん、タミーは心を決めた。たとえマルクと争うことになっても、この子は絶対に渡さない。■“シンデレラのような物語”――惨めなヒロインが、恋の力で人生を塗り替え大きな幸せを掴んでいく夢のある名作です。同じテーマで、ハーレクイン・ディザイアから「恋と数字と王子様」、ハーレクイン・イマージュから「幸せのジングルベル」が好評発売中です。
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-パーティー会場で、華やかなドレスに身を包んだセレステは、父の会社の後継者が発表される瞬間をいまかと待っていた。娘のセレステが継げば、母の死後、娘を顧みなくなった父もきっとまた彼女を認め、絆を深め合うことができる。それがセレステにとっては何よりも大きな夢だった。ところが、発表された後継者の名は、ベントン・スコット。業界に名を轟かせている若手の投資家だという。いったいなぜ……?茫然自失のセレステを、男性がひとり、会場の隅から見つめていた。“きみが誰かは知らないが、ぼくは欲しいものは必ず手に入れる”射るような青い瞳で、まるでそう宣告するかのように。■父親に後継者に指名されなかったばかりか、新しい後妻まで紹介され、セレステは打ちのめされてしまいます。そんなとき、意外にも彼女を慰めてくれたのは敵であるはずのベントンで……。セレステとベントン、皮肉な巡り合わせで出会ったふたりの熱いロマンスをお楽しみください。
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-仕事から一時離れて故郷に戻ったシシィは、ローガン・クレイボーンと九年ぶりに顔をあわせた。クレイボーン家は、シシィの家の隣に屋敷を構える富豪一族。かつて弟とシシィが恋仲にあると疑ったローガンは、弟に身分違いの結婚をさせないためにとシシィを誘惑し、身も心も奪ったあとであっさり捨てたのだ。当時の怒りと悲しみがよみがえり、シシィは声すら出せないまま、相変わらず魅力的なローガンをただ見つめた。そのときローガンの目に欲望の陰を見てとり、シシィは悟った。長い年月が流れたいまも、二人の関係はまだ終わっていないのだと。
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-突然オフィスを訪ねてきたジャスミンに驚きつつ、アダムは険しい目で、その美しい顔を見すえた。ジャスミンは兄の秘書で、堅苦しくいつも冷静と評判の女性だ。ひと目見たときからアダムは興味をそそられ、何度もデートに誘い、数週間前、ついにジャスミンの家でめくるめく夜を過ごした。しかし翌朝、なぜかジャスミンは態度を一変させ、取りつく島もないほど冷淡に彼を追い払い、屈辱を味わわせたのだ。いまさら現れてなんの用だ? いらだちを隠せないアダムに、ジャスミンは意を決したような面持ちで、驚くべき言葉を口にした。「クリスマスを一緒に過ごしてほしいの……私の婚約者として」■ジャン・コリーが描く、異国情緒あふれるクリスマスストーリー。父親の前で婚約者のふりをしてほしい――かつて屈辱を味わわされた女性からそう頼まれ、アダムが出した条件とは……?
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-ダナは著名な映画監督の娘として生まれ、父親の期待に応えようと懸命にアシスタントの仕事をこなしてきた。今回も映画のロケ地にぴったりの古い城をパソコンでいち早く見つけ、早速その下見に、ひとりでフランスのロワール渓谷を訪れた。そして森に覆われて眠るようにたたずむ城に一瞬で魅せられてしまう。城だけでなく、持ち主のアレックスという男性にも――。彼は祖父から引き継いだ遺産の大きさにたじろぎながらも、荒れはてた土地をなんとかもとに戻そうと奮闘しているようだった。それでも、そんなアレックスにいくら心を動かされたとはいえ、まさか会ったばかりの彼と、このあと一カ月も二人きりで城で過ごすことになるとは、ダナは夢にも思っていなかった……。■ワインと美しい数々の城で名高い、フランスのロワール地方。人気作家レベッカ・ウインターズがお贈りする、森と葡萄園と古城をめぐる物語を心ゆくまでお楽しみください。
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-リジーは助産師としてチェシャー州の村の診療所にやってきた。新しくできたマタニティ・クリニックの責任者になるためだ。彼女はかつて、交通事故で愛する家族を失った。それ以来、仕事だけに打ちこみ、助産師を天職と思っている。診療所の所長ジェームズは、ゴージャスなうえに思いやりがあり、新任のリジーを何かと気遣ってくれる。しだいに彼女はジェームズを男性として意識するようになった。だが、リジーは気づいていた――彼が自分を女性としてではなく、子供の母親としてふさわしいとしか考えていないことを。■「聖なる季節の告白」の関連作。美しいチェシャー州を舞台に展開するクリスマスストーリーを第二のベティ・ニールズと評判のアビゲイル・ゴードンが心温まる筆致で描きます。
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-「しっかりするのよ」リディアは自分に活を入れた。レディ・ローズに頼まれた任務を決して軽く見ていたわけではない。彼女の身代わりで一週間、中東の王族の別荘で過ごす――侯爵令嬢になりすまして贅沢を満喫し、ときどき庭や海辺に出てパパラッチに写真を撮らせて、つねに注目を集めておく……。スーパーで働きながら、レディ・ローズのそっくりさんを演じて母親の介護費用をかせぐリディアには、夢のような仕事だった。でも、こんなボディガードが付くとはまったくの予想外だった。カリル・アル・ザキ。別荘を貸してくれたプリンセスの従弟だなんて。いつも身近に気配を感じる、黒豹を思わせる精悍なシークの登場に、リディアはこの一週間レディのままでいられるのか不安になった。■RITA賞に二度輝く実力派作家リズ・フィールディングが心をこめて描き出す、ひと味違ったシンデレラ・ストーリーにどうぞご期待ください!
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-グレースは泥のついた自分の服を見下ろし、ため息をついた。出会い頭に車から泥水をはねかけられたばかりか、思わず持っていた箱を落としてぺしゃんこにしてしまった。中身は高級ランジェリー――ボスから言い付かった、彼の恋人へのプレゼントだ。どうしよう? 私の給料では、弁償なんてとうてい無理なのに。そのとき車のドアが開き、中から優雅な身のこなしの紳士が現れた。「僕が代金を支払うから、心配いらない」グレースは男性をひと目見るなり、呆然とした。マクシム・ロストフ!私のボスの仇敵が、なぜこんなところにいるの?
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-★新聞の一面を飾るのは、虚飾に満ちた野望? それとも真実の愛?★ケイトは、シドニー・クラリオン紙の新米記者だ。まだスクープをとったことのない彼女は、急逝したメディア王マーカス・ラッセルの葬儀の取材と、息子のトム・ラッセルのインタビューを任されて躍り上がった。このチャンスを生かせれば、ようやく一人前として認められる。ところが、葬儀会場である教会の内部に入ったケイトは、偶然にもトムと謎の女性との会話を立ち聞きしてしまい、驚愕した。もし今の話が事実なら、業界を揺るがす一大スクープになるわ……。ケイトがそう思った瞬間、険しい表情のトムが彼女を見つけた。彼は不敵な笑みを浮かべて言った。「取り引きをしないか?」
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-弁護士のリディアは、社長のジェイクに同行し、彼の故郷であるノルウェーへ出張することになった。これは彼女にとって最後の仕事で、辞職したあとは、ずっと夢見ていた画家の道を志すことになっている。だから、ジェイクがどんなにハンサムで、見るたびにスケッチしたくて指がうずくほどでも、上司に熱い気持ちなど抱いている場合ではないのだ。だが、ジェイクの真っ青な瞳が、まるで吸い込まれるように彼女の唇を見つめていることに気づいたとき、リディアは思わず、まぶたを閉じていた。■お互いに惹かれあっていることを認め、ノルウェーにいるあいだだけ熱い時間を過ごすことを約束したふたり。帰国後、リディアは画家に、ジェイクは仕事ひとすじの生活に戻るつもりでしたが……。情事からはじまるロマンスと、ノルウェーの美しい風景をおたのしみください。
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-三年前、横領という無実の罪を着せられた父が亡くなり、ミランダと残された家族はすべてを失った。最愛の父を死に追いやった上司、カラムを憎むことで、ミランダは必死に自分を支えながら生きてきた。そんなある日、ミランダはカラムから直々に呼び出しを受ける。なぜか彼はミランダがシェフをしていることを知っており、こともあろうか彼女にパーティのケータリングを頼んできた。憎まれていることを知っているはずなのに、なぜわたしに?じっと見つめる彼の目の奥の思惑がわからない。もっとわからないのは、彼女自身の胸が熱く騒いでいることだった。■父の無実を信じて苦しむミランダに、カラムは非情な事実を突きつけますが、同時に抗い難い誘惑も差し出します。それを受けるか否かは彼女次第。人気作家テッサ・ラドリーによるクリスマス・ストーリーは、許し合う心が導く、心温まるロマンスです。どうぞお楽しみください。
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-クリスマスを一カ月後に控えた感謝祭の週末、ウェンディは幼いハリーと、冷たい雨の中を車で会社に向かった。休暇中の上司に代わってやってきた社長自らの呼び出しだった。社長の名はカレン・バーリントン。一、二度見かけたことがある。でも、亡くなった隣人の息子のハリーを引き取り、二人で初めて祝うクリスマスの準備を始めたところだったのに。あまりにも身勝手な要求に、ウェンディの怒りは収まらなかった。ところが駐車場を出て役員専用の入口までたどり着いたところで、ウェンディは足を滑らせ、迎えに来たカレンの胸に倒れ込んでしまう。そのとたん、彼女は非情なプレイボーイと噂される彼の腕の中で、久しく感じたことのなかった激しい反応に大きく心を乱されていた。
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-研究者のエリザベスは、ある壮麗な屋敷の主に頼まれ、泊まり込みで膨大な蔵書の目録作りをしていた。だが主が突然の心臓発作で亡くなり、途方に暮れていたある夜、静まりかえった屋敷に見知らぬ男が侵入してきて驚愕する。最近、この近所に出没しているという空き巣狙いかしら?だとしても、黒い服にがっしりした身を包み、危険な雰囲気を漂わせた、なんてセクシーな男性なのだろう。しばらく見とれていたエリザベスははっと我に返り、男に襲いかかったがあっけなく取り押さえられてしまう。そのまま気を失い、目を覚ましたとき男が介抱してくれたことを知り、彼の正体を聞いて再び気を失いそうになった。■大人気のキャロル・モーティマーが思いがけない出会いから始まるラブストーリーをお届けします。実はお互いに秘密を持つ二人の行く末はどうなるのでしょうか?
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-★寂しさを埋めるための選択がとんでもない事態を引き起こして……。★新しく赴任してきた外科医を見たとき、アビーは驚いた。友人の兄のニコが世界でも屈指の名医だったなんて。彼はとびきりハンサムなイタリア人男性だが、傲慢で支配的。学生時代、女の子たちはみんな彼に夢中だったけれど、内気なアビーは怖くて口もきけなかった。ニコは私みたいなつまらない女なんて覚えていないだろう。ところがその夜、ニコはアビーの家を訪ねてきた。「秘密はいつか明らかになるものだ」彼が投げつけてきたファイルを見て、アビーは愕然とした。そこには誰も知らないはずの彼女の秘密が記されていた。
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-★理想とはほど遠い、最悪の男!なのに、なぜこんなにときめくの?★会計士のアマンダは友人から頼みこまれ、あるテレビ番組の企画に協力することになった。正反対の暮らしをしている他人同士が、互いの生活を交換して実体験するという内容だ。アマンダの相手は、ガーデンデザイナーのウィル。植物を愛し、自由な空間でデザインを生みだす彼と、デスクにかじりつき、すべて計画どおりに事を進めたいアマンダとでは、まさに水と油のはず……。ところが彼女は気づいてしまった――ウィルと出会ってから人生がいきいきと輝きだしたことに。
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-母の死による残務整理をするため、イブはグランド・スプリングスに帰省した。慣れない雑務に追われる中、ある男性が訪ねてきた。リオ・レッドトリー――六年前イブがすべてを捧げて愛した人。町を去ったとき、なんの連絡もよこさなかった人。以来イブはひとり傷心を抱えて生きてきた。今さらなんの用だろう?彼は、母の死についての記事を書くため、取材しにきただけだという。冷ややかな彼の瞳を見据えながら、イブは再び傷ついていた。★市長の死にまつわる重要なエピソードが本作でお読みいただけます。★
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-嵐の夜、ニーナはエプロンをはずし、パーティの客の輪にまぎれこんだ。そこへ飲み物を手に一人の男性が現れる。アレックス・ベネット――石油王で独身のプレイボーイ。彼に誘われるがまま、ニーナは夢のようなダンスを楽しんだ。でもこれはひとときの幸せ。しがないウエイトレスと億万長者では身分が違いすぎるのだから。自分に言い聞かせ、姓も告げずにその場を立ち去ったものの、思いもよらない場所で、ニーナは彼に再会した。★大好評刊行中のシルエット・サーティシックス アワーズ。今月は嵐のおかげで理想の男性と巡りあったニーナの物語。★
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-グランド・スプリングスがかつてない規模の嵐に見舞われた金曜の夜、ペギー・サクソンは家で一人、おびえながら苦痛にあえいでいた。一刻も早く病院へ行かなければならないというのに、救急車もすべて出払っているという。どうしたらいいのだろう?うずくまる中、突然裏口のドアが開き、一人の男性が入ってきた。彼は優しくペギーを抱き上げると、外へ止めてある車へと運んだ。★嵐の夜に巻き起こる事件と恋を描いたシルエット・サーティシックス アワーズ。来月は大人気作家シャロン・サラが執筆。大事な事件のヒントも盛り込まれています。お見逃しなく!★
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-コンピュータプログラマーのジュリエットは、記憶喪失の男性、マーティン・スミスの助けになりたいといつもひそかに思っていた。私なら彼の身元を洗い出せるかもしれない。だからマーティンが協力を求めてきたとき、彼女は快諾した。調査のためにともに過ごすうち、うぶなジュリエットはどんどん彼に惹かれていく。だが、一方で不安も募った。マーティンの時折見せる厳しい表情が、とても普通の男性のものには思えなかったのだ。★本作で明らかになるマーティンの正体とともに、市長殺害の謎も一挙に解決?お楽しみに!★
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-グランド・スプリングスを嵐が襲った夜、カレンの最愛の娘が穴に落ちた。長時間の作業のうえ、無事助け出されたものの、以来最愛の夫キャシディとの間に亀裂が入り、二人の関係は名だけのものになりつつある。このままではいけない。なんとかして夫の愛を取り戻そうと、カレンはあるパーティに出席する機会をとらえ、キャシディを誘惑しようと試みた。首尾よくことが運んだかに思えた――彼が別れ話を持ち出すまでは。★嵐をきっかけに起こるさまざまな事件と恋を描いた、シルエット・サーティシックス アワーズ。★
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-敬愛する上院議員を大統領の座に据えたいと、サマンサは昼夜を問わず選挙事務所で働いていた。そんなある日、とんでもない書類を見つけてしまう。これが私の推測するとおりのものだとしたら、政界を揺るがすスキャンダルになりかねない。思い悩んだサマンサは、正直さと公正さでワシントンDCでも有名な、ジェシー・コルトンに相談することにした。いったいどんな事態が待ち受けているのか、予想だにすることもなく……。★今月のシルエット・コルトンズは舞台をワシントンDCに移してストーリーが展開。★
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-ブラムが祖母を住みこみで看護する看護師を探していると聞き、ジェナは衝動的にその役を買ってでた。彼にひそかに思いを寄せていたからだ。ひとつ屋根の下で生活すれば、ふたりの関係が変わるかもしれない。そんな期待もむなしくブラムはジェナに対して冷たい態度をとり、言葉も交わさないまま数日が過ぎる。ある晩、寝つけないふたりはキッチンででくわした。初めてまともな会話を交わすうち、ブラムが突然、ジェナを抱きすくめて情熱的にキスをしてきた。★舞台を移して展開のシルエット・コルトンズ。ジェナの片想いのゆくえとあわせ、コルトン家に忍び寄る謎の影。どうぞお楽しみに!★
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-愛する娘を排水溝から救い出した男性を見て、ケリーは驚きを隠せなかった。ジャレッド・コルトン――かつて思いを寄せたけれど、遊び人と評判の彼とはつきあうわけにはいかないと、泣く泣くあきらめた相手だったのだ。聞けば今でも彼は一人の女性とつきあうことはないという。ケリーは距離を置こうと決意したが、ジャレッドは何かと口実を設けて、彼女を訪ねてくる。いったいどうしたらいいの?ケリーは途方にくれた。
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-マーセデスは父にひどい仕打ちをされた経験から、人を愛することはしないと心に決めていた。親友のジャレドがいれば生きていける。ある日元恋人に金目当ての結婚を強要され、思いあまったマーセデスはジャレドに相談した。「結婚しよう」予期せぬ彼の提案に驚きながらも、最善の策だと自分を納得させ、彼女はうなずいた。親友の彼となら仲よく暮らせるだろう。だが、思わぬ誤算が待ち受けていた。マーセデスは花婿に恋してしまったのだ。
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-ケリーは初めてのときめきを覚えていた。バーで知り合ったフォードはたくましく優しく、まさに理想の男性だったのだ。彼にならすべてを捧げられるかもしれない……。伯父グラントにかけられた祖父殺害の容疑をはらすため、フォードはケリーを誘惑しようと決意した。祖父の愛人だった女なら、声をかければすぐになびき、情報を得られるだろう。彼はセクシーな笑みを貼り付け、ケリーに近づいた。★今月のシルエット・アシュトンズはシルエット・ディザイアの人気作家クリスティ・ゴールドが執筆。事件と恋を巧みにからめたストーリー展開は必読です。★
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-タマラはウォーカー・アシュトンに対して反感を抱いた。彼は母を捜しに居留地へやってきたのだが、傲慢で冷ややかな態度を見せ続けているのだ。おまけにタマラを眺める目つきは、とても紳士的とは言えなかった。ウォーカーは生涯最大の困惑と怒りを覚えていた。死んだはずの母が生きていたのみならず、まるでなじみのない文化が自分のルーツだと、タマラは言い張るのだ。ウォーカーは決意した。生意気なこの女に思い知らせてやろう。★大好評刊行中のシルエット・アシュトンズ。今月はホットなシーンを十八番とするシェリ・ホワイトフェザーの作品です。まったく境遇の異なる二人の恋は成就するのでしょうか?★
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-グラント・アシュトンにかけられた殺害容疑を晴らすため、アンナはその夜彼と過ごしたことを証言した。釈放された彼とふたたび愛し合えると思ったのもつかのま、グラントは心を閉ざし続けていた。理由ははっきりしている――彼はいずれここを去る身。アンナとのことは単なるひとときの戯れにすぎなかったのだ。このうえ傷つくまいと、アンナは距離を置こうと決意した。だが、なぜかグラントは彼女のそばを離れようとはしない。ひょっとしてまだ私たちに未来はあるのかしら?そんなアンナの望みは、彼の言葉によってついえた。★いよいよ佳境に入ったシルエット・アシュトンズ。事件解決の重要な手がかりの描かれた本作。お楽しみに!★
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-ソフィーは憂鬱だった。ラファエル・ローロに二週間も同行取材をしなければならないとは。出版社で働く彼女は、実業界の大物の特集記事を担当することになった。その話を聞きつけた母の親友が、息子に取材を受けるよう命じたのだ。ラファエルはソフィーが少女のころからの憧れだった。でも野暮ったい彼女に見つめられたら物笑いの種になると言われ、繊細な乙女心は粉々に砕け散った。それ以来、彼には近寄らないようにしてきたのに。久しぶりに再会したラファエルの態度は相変わらず冷ややかだった。「きみには来てほしくなかった。だがほかに選択肢はないんでね」
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-灼熱の砂漠で、シークの囚われの身となったわたし。彼がテントの入口に現れたが、逆光で顔を見ることができない……。図書館員のキャサリンは、おなじみの白昼夢を見ていた。恋をしたことはないけれど、空想の中でならわたしはシークのもの。ところが、その白昼夢は現実となった。ジャワール王国の王子ハキムが図書館を訪れて彼女に本の場所を尋ね、そのうえ、デートに誘ってきたのだ。こんなこと、あり得ないわ!なぜ不器量なわたしに興味を持つの?その疑問は、ハキムの情熱的な求愛に消し去られてしまった。答えを知ったときには、すでに後戻りできないところまできていた。
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-大富豪で、プレイボーイと名高いアンドレア・パスカーリ。マーシーは彼の屋敷で、家政婦として住み込みで働いている。男性慣れしておらず、地味で不格好なマーシーは、魅力的な雇主に心乱されつつも、その気持ちを隠して仕事に励んでいた。ある日、アンドレアが驚くべき依頼を持ちかけてきた。彼の広告代理店が作るコマーシャルに出演してほしいというのだ。聞いた話では、彼の会社は宝石などの高級品の広告しか手がけないらしい。この私が、美しく着飾ってコマーシャルに出るなんて……。彼は私の中に、隠れた魅力を見いだしてくれたの?だが撮影日に台本を渡されたとたん、マーシーは屈辱のあまり震えだした。
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-ジュリアは親友の夫ニックにしつこく言い寄られ、困り果てていた。うぬぼれの強い彼は、ジュリアも自分を求めていると疑わない。そんな二人の様子を、美術財団会長のサイラスが見ていた。ジュリアの遠縁で、彼女の祖父の爵位と領地を受け継ぐ人物だが、ジュリアとは犬猿の仲だ。サイラスは彼女もニックに気があるのだろうと軽蔑をあらわにした。怒って否定する彼女に、そうでないなら証明してみせろと言う。どうやってと問うと、サイラスは信じられない提案をした。彼の恋人を演じてニックを追い払えばいい、と。★同じ寄宿学校出身の三人の女性たちが華やかなパーティを舞台に繰り広げるロマンスです。★
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-目覚めたとき、イーデンは病院のベッドにいた。ほかの女性に気持ちが向いた夫に離婚を切り出した直後、トラックが彼女たちの車に突っ込んできたのを覚えている。イーデンは凍りついた。アリスティドはどうなったの?医師に尋ねると、彼はまだ意識が戻らないという。数日後、イーデンはついに昏睡から覚めた夫を見舞った。だが安堵のあまり涙を浮かべるイーデンを見ても、彼はなんの反応も示さずに言った。「きみは誰なんだ?」
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-この人に、わたしの純潔を捧げよう。スカイは、バーで酔っぱらいにからまれていたところを助けてくれた男性、アントンと一夜をともにする決心をした。彼女に残された自由な時間は今夜だけ。父が億万長者のボスの金を横領し、その罪を帳消しにしてもらうため、スカイが好色なその男と結婚させられるのだ。夢のような一夜が明け、アントンに思いを残しながらも、スカイは挙式のためギリシアの小島へと旅立った。だがそこで、思いがけずアントンと再会する。彼はなんと、結婚相手の息子だった!
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-「バルトロは一時間後にきみを迎えに来る」サマンサは夫ファン・ベルゲン男爵の言葉に耳を疑った。もともと、男爵の娘の養育係だったサマンサは、愛情を注いでもらえない幼い子供を救うためだけに、愛なき結婚をした。皆から男爵夫人と呼ばれても、実際の暮らしは肩書きとは対照的だった。夫はギャンブルに溺れ、財産も家も、すべてを失った。そして最後に賭けたのが、妻であるサマンサだというのだ。クリスティアーノ・バルトロが情け容赦ない人物ということは知っている。でも……他人の妻を賭で奪うなんて、そこまでするはずがないわ!しかし一時間後、サマンサの期待もむなしく、悪魔は約束どおり現れた。
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-社交界の人々のためにパーティを企画する会社で働くカーリーは、有望な顧客になりそうな男性リカルドに引きあわされた。彼はナポリのスラム街から億万長者にのしあがった企業家で、カーリーの働く会社にパーティを任せられるか、視察したいという。リカルドに会った瞬間、カーリーはその男性的魅力に衝撃を受けた。一方、リカルドはまったく違った目で彼女を見ていた。金のためなら簡単に体を許す、パーティ好きの貪欲な女だと。そして、今回の視察旅行でカーリーを誘惑しようと思っていた。そうとも知らず、彼女は男性に対して初めて覚える反応に戸惑いながら、リカルドとの危険な旅へと飛び立った。
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-ナターシャ・ド・ソギュールは、絶縁状態にあった祖母の遺言により、突然フランスの広大な地所と館を相続することになった。そこでナターシャは、隣の古城に住む男爵ラウルと出会う。彼の一族とソギュール家は、数世紀も前から隣人同士らしい。ラウルは何かとナターシャの世話を焼こうとしてくるが、彼女はその言動の端々に、ソギュール家への敵意を感じていた。そんなある日、ナターシャはひょんなことから、自分と同じ名前の祖先が二百年前にいたと知る。どんな人だったのかしら?ラウルなら知っているかもしれないわ。だが先代のナターシャについて尋ねると、彼の表情が変わった。
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-いとしい姉夫婦が海難事故で亡くなった――その訃報をキャリーに電話で知らせてきたのは、義兄の弟で、かつての、そして唯一の恋人パオロだった。姉夫婦を失った衝撃で呆然としながらも、遠い夏の記憶がよみがえる。九年前、姉の結婚式でパオロと出会い、その晩純潔を捧げた。だが、女性を本気で愛したことのないプレイボーイの彼は、感極まって愛を告白する彼女をせせら笑い、去っていったのだ。まさかパオロとの再会がこんな形で訪れるなんて……。キャリーは取るものもとりあえず、ローマに向かった。もう一度、彼に利用されるはめになるとも知らずに。
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-スペインの大学に通い始めたジョージアナは、名づけ親の息子フアン・モンサントの屋敷で世話になることになった。彼は公爵の称号を持つ尊大な独裁者で、バスには危ないから乗るな、もっと地味な服にしろと、何かにつけてジョージアナに干渉してくる。十九歳なのに子供扱いされ、彼への反発心は募るばかりだ。その一方、フアンはまるでジョージアナを誘惑するような行動をとる。じっとこちらを見つめる目、魅惑的な笑み、そして、キス。どうして?いったいフアンは何を考えているの?もうすぐ彼は、良家の女性と結婚するというのに……。
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-マクシモスに捨てられてから半年がたつというのに、カサンドラはいまだ抜け殻のような生活を送っていた。体だけの関係ではなく愛が欲しいと彼女が求めたとたん、背を向けて去っていったマクシモス。切ないほど彼を求めてしまう気持ちは、いつになったら消えるのだろう。そんなある日、彼の仇敵であるエミリオが現れ、マクシモスの妹の結婚式に、恋人同士を装って出席しようと言ってきた。カサンドラはさんざん悩んだすえ、マクシモスに会う唯一の手段であるその誘いに乗った。最後にもう一度彼に会い、思いを断ち切るために。
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-その男性が振り向いた瞬間、シエナは凍りついた。シーク・ハシム、かつての恋人。イベントプランナーのシエナは顧客との打ち合わせのため、ホテルのスイートルームを訪れたのだった。まさか彼が偽名を使って私を呼び寄せたなんて。五年前、婚約寸前までいきながら、ハシムはシエナをけがれた女と決めつけ、彼女を捨てた。あれ以来、私は無邪気な心を永遠に失ってしまったのだ……。ハシムはいきなりシエナを抱き寄せると、嘲笑うかのように言った。「君はいまだに僕を欲しがっている」
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-ネーナは、唯一の身内である祖父の告白に衝撃を受けた。祖父は末期癌を患っていたのだ。そのうえ、事業の後継者が必要だから実業家のラモン・ビヤルバと結婚してくれと言う。そうしなければ、安心して旅立つことができないと。先日、あの傲慢そうな男性が屋敷を訪ねてきたのは、私を値踏みするためだったのね!まだ十九歳なのに、結婚なんてしたくない。でも、祖父に心配をかけたままでいるのは耐えられない。結局、ネーナは承諾するよりほかなかった。胸に芽生えたラモンへの憎しみを押し隠して。★期待の新作家フィオナ・フッド・スチュアートの日本デビュー作です。★
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-ブリスは、失神したイタリア人女性を助けた縁で、その女性タチアナが回復するまで、赤ん坊の世話をすることになった。タチアナの住む高級アパートメントには、兄のダンテも滞在している。上流階級のダンテとは住む世界がまったく違うのに、ブリスは急速に惹かれていく思いを止められなかった。彼も同じ気持ちだということは、恋に奥手なブリスにもわかった。そしてダンテが急遽イタリアに戻ることになった日、求められるままに身を捧げてしまう。「必ず会いに来る」そう言い残してダンテは立ち去った。その言葉が本気でなかったことに、ブリスはほどなく気づく。
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-どうしてデイビッドがここにいるの?デボラはアパートメントで待ち受けていた元婚約者を見て仰天した。三年前、彼と親友の浮気現場を目撃して衝撃を受けたデボラは、別れの理由も告げずにイギリスを去り、一度も帰省しなかった。デイビッドには、愛よりもキャリアを選んだと誤解させたまま。いま彼は、デボラの兄が交通事故に遭い危篤なので、すぐに戻れと言う。動揺してよろめく彼女に、デイビッドは嘲笑するように言い放った。「うまい芝居だな。もう少しで信じそうになった」彼は私のことを冷酷な女だと思っているんだわ。デボラは悔しさをこらえ、デイビッドとともに兄のもとに向かった。これから壮絶な復讐劇が始まるとも知らずに……。
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-ルーシーはベッドに横たわり、思い悩んでいた。知り合ったばかりの男性とベッドをともにしてしまうなんて!しかも相手は、彼女の勤める会社を買収した企業から、視察のために派遣された人物だ。リック・コナーズ――ハンサムで、どこか威厳を感じさせる彼に、たちまち惹かれ、その魅力に屈してしまった。かつてオフィス内の恋愛で心をずたずたにされたことがあり、職場の男性とは二度とかかわるまいと決めていたのに……。でも、視察が終われば彼は本社に戻る。顔を合わす機会もなくなるわ。ルーシーはむりやり自分にそう言い聞かせた。
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-「重大な話がある。中に入れてくれ!」突然の訪問者の正体を知り、ブリアナは言葉を失った。パーティで出会って以来、強烈な魅力を恐れて避けてきたジャンニ・フィレッリが立っていたのだ。共通の友人であるマッシーニ夫妻が、幼い娘を遺して事故死したという悲報を携えて。あまりの悲しみに混乱したブリアナは、衝動的にジャンニと愛を交わしてしまう。現実とも思えぬひとときのあと、彼が驚くべき事実を伝えた。夫妻が娘の後見人としてブリアナとジャンニを指名していたのだ。★オコンネルきょうだいで唯一独身のブリアナは、どのような愛を見つけるのでしょうか。★
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-カリブ海に浮かぶ宝石、エメローデ島。世界じゅうからセレブが集まるその島のカジノで、サヴァナは伝説のギャンブラー、ショーン・オコンネルと対峙した。今夜、ポーカーでどうしても彼に勝たなければならない。勝てば、妹と二人で新たな生活を始められる。負ければ、サヴァナの純潔は彼に奪われる……。いいえ、負けたときのことなど考えないほうがいい。さあ、いくわよ、ショーン・オコンネル!サヴァナは震える息をのみ、危険なゲームに臨んだ。★サヴァナの純潔を賭けた熱い闘いの行方は?スリリングな展開に目が離せません。★
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-古い慣習に縛られた男性優位の国、スリヤム。財務アナリストのミーガンは、その国の近代化プログラムを苦心して作成したが、女だからという理由で、土壇場で担当を外された。スリヤムのシーク、カシム・アル・ラシドの意向だという。ミーガンは激怒し、会議の席で食ってかかった。「宇宙の帝王でいるのは、さぞいい気分でしょうね!」だが、シークは動じることなく、ヘレンを肩に担いで別室に運び、有無を言わせず唇を奪った。服従を強いるキスなのに、あろうことかヘレンは陶酔して……。★勝ち気なヒロインと尊大なシークが互いの意思に反して惹かれ合っていく様を情熱的な筆致で描きます。★
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-五歳の息子マットを幼稚園に迎えに行った帰り道、停車中の赤いフェラーリから降り立った男性を見て、スカイは凍りついた。歳月を経ても、魅力的な姿は見間違いようがない。ルチアーノだ。六年前、スカイはイタリア名家の長男である彼と愛し合っていた。だが彼の弟が、自分もスカイと関係を持っていると言いだし、彼女には身に覚えのない証拠写真まで持ち出してきた。弟を信じたルチアーノは、罵声とともにスカイを捨てたのだ。その彼が、いったいなぜここにいるの?スカイはパニックに襲われ、隣にいるマットの手を握り締めた。ルチアーノに生き写しの、息子の手を。
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-先祖代々の屋敷を維持すること。それがヘレンの願いだ。だが、どこからも資金援助をしてもらえず、ヘレンは頭を悩ませていた。ある日、マルク・ドラローシュが屋敷を訪ねてきた。危険な魅力に満ちた彼はパリの建設会社の社長で、歴史的建造物の保存に関心があるという。マルクは援助を匂わせつつ、露骨に誘惑いをかけてくる。「あなたと関係を持つくらいなら、死んだほうがましよ!」ヘレンは憤慨してはねつけた。数日後、彼は再びやってきた。今度は恐るべき提案を抱えて。
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-友人の誘いでパーティに出席したメルセデスは、ひとりの魅力的な男性に目を奪われた。だが目が合ったとたん、彼の視線にひそむ何かに凍りついた。なぜそんなふうにわたしを見るの?身構えたメルセデスをよそに、彼は背を向け立ち去った。友人によれば、男性の名はジェイク・タヴァナー。やり手の実業家で、結婚に興味がないことで有名だという。気にしてはだめ。見知らぬ男性のことなんて忘れてしまおう。メルセデスはどこか落胆しつつも、自分にそう言い聞かせた。まさか、彼と数週間後に婚約するとは夢にも思わずに。★二部作〈アルコラール家に愛を〉の第二話は、末娘メルセデスがヒロインとして登場します。これまで兄たちの恋を影ながら支えてきた彼女。いったいどんな恋に落ちるのでしょうか。★
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-「気は確かなのか?」突然、男性の声がして、愛馬をねぎらっていたミリーはぎくりとした。高すぎる生け垣を馬で飛び越えるところを見られたんだわ。しぶしぶ顔を上げた彼女は、さらに仰天した。目の前に、マルディビノ公国の皇太子ジャンフェロが立っていたのだ。屋敷に滞在していることは知っていたけれど、堅苦しい席が苦手なミリーは会うのを避けてきた。それにしても、どうして彼は痛いほどのまなざしで見つめてくるの?もうすぐ姉に結婚を申し込む人なのに。★地中海に浮かぶ島国マルディビノ公国の三人の王子たちの恋を描く三部作〈地中海の王子たち〉も最終話を迎えます。いよいよ皇太子ジャンフェロの登場です。★
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-エストレーリャには、身持ちの悪い女というレッテルが貼られていた。父親のアルフレドはそのイメージを払拭しようと、次々に縁談を持ちかけ、娘を早く結婚させようとする。今日もラモン・ダリオという男性が訪ねてきた。これで十人目だ。彼の目的は、アルフレドが所有するテレビ局の買収。その条件としてあがったのが、エストレーリャとの結婚だ。父親に促され、彼女は沈んだ心でラモンの待つ部屋へと向かった。いつものように愛のないプロポーズを受け、いつものようにノーと答えるために……。だがラモンが口にしたのは、意外な言葉だった。★今月スタートの二部作〈アルコラール家に愛を〉は、R-2053「十二カ月の恋人」の関連作です。本作には北米インターネットで発表された作品「知らぬまに結婚」も番外編として巻末についています。アルコラール家の一員アレックスがヒーローです。★
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-「やあ、アンナ」四年ぶりに再会したルチオの声が、アンナの胸をざわめかせ、同時に、あの忌まわしい事件が脳裏によみがえった。彼との挙式を控えたある夜、シャンパンを飲んで意識を失った彼女は、目覚めると、ルチオの弟のベッドにいた。何も覚えていないけれど、弟が撮った証拠写真が残っている。それ以来、激しい罪悪感に苛まれながら生きてきた。そして冷酷に放たれたルチオの言葉で、彼もまたアンナの罪を決して許していないことを知る。「きみには、ぼくのベッドに戻ってもらう」
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-愛車を運転していたアンジーは、目の前の看板広告を見て、急ブレーキを踏んだ。そこに写る巨大な顔写真は、紛れもなく彼女だったのだ。しかも、~恋人募集!セクシーエンジェル~と書いてある。訳がわからず動揺しつつも、アンジーは商談の場へと急いだ。相手は不動産王のヒューゴ・フルブライトだ。アンジーが自己紹介をすませるなり、彼はきいた。「アンジーというのは、~エンジェル~の短縮形かな?」広告を見たのね!頬を染めた彼女に、ヒューゴは追い討ちをかけた。「この週末を東京で一緒に過ごさないか、僕のエンジェル?」
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-愛の果てには破滅がある――父親がかつて浮気を繰り返し、家庭を崩壊させるのを目のあたりにしてきたジョーダンは、そう信じて疑わなかった。だがクリスマスも近い十一月、ヤドリギという名の猫との出会いが彼の人生を変えていく。消防士のジョーダンは、ある日、嵐のために倒壊したタウンハウスに向かい、取り残された猫を救おうと中に入った。彼はなんとか猫を助け出すが、バルコニーに出たところで猫が暴れたために転落してしまい、しばらくベッドでの生活を余儀なくされるような怪我を負う。そんな彼の前に、猫の飼い主、ホリーが現れる。ブルーの瞳、豊かな髪、そばかすの浮いた少女のような顔。女性とロマンティックな関係になることを極力避けてきた彼だが、ひと目彼女を見た瞬間、なぜかそのルールを破りそうになっていた。
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-クレイグ・ヘインズは疲れていた。警官である彼は、六年前に離婚してから、男手だけで三人の息子を育てているのだが、特別捜査に携わっているため忙しく、家の中は荒れ放題で、息子たちとの関係もうまくいかなくなっている。彼は一刻も早く住み込みの子守を見つけたいと思っていた。一方、ジル・ブラッドフォードは住む場所を探していた。離婚の痛手を癒すため、友人のキムの家に身を寄せていたが、そのキムが間もなくハネムーンから帰ってくる。新婚夫婦の家に居候するわけにもいかず、ジルにとって、住み込みのナニーは願ってもない仕事だった。グレイグとジルの利害は一致した。ふたりはひとつ屋根の下で暮らすことになるのだが……。
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-夫を亡くしたサンディは、グレンウッドに越してきた。中学高校時代を過ごしたこの小さな町で子供たちを育てることにしたのだ。そんな彼女を、町でも有名なプレイボーイ一家、ヘインズ家の四男坊、カイルが待っていた。彼は十四歳のとき、兄のガールフレンドだった二歳年上のサンディに失恋して以来、彼女のことが忘れられずにいたのだ。サンディは彼の気持ちに気づきもしなかったが……。そして今、引っ越しの手伝いを申し出たカイルはすげなく断られてしまった。サンディにしてみれば、無責任で頼りない男とつき合うのは、亡夫だけでもうこりごり。目の前の、とびきりハンサムな年下の男は、まさにそんなタイプとしか見えなかった。
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-ケルシーはブラディと共同で、亡き両親の遺した事業の再建に取り組んできた。ブラディをパートナーに選んだ理由はほかでもない――彼となら絶対に、ロマンチックな雰囲気にはならないと思えるからだ。だが将来を考えて申し込んだ資金の融資は、ただ一つの理由でことごとく断られる。結婚していない二人には、信用がないから、と。父と母の形見を、こんなかたちで失うわけにはいかない。事務的な口調で、ケルシーはブラディに提案した。「私たちが結婚すればいいんだわ」★おてんばと言われてきた四姉妹の末娘ケルシーが、純粋に恋した相手は……。★
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-アイビーは妊娠検査薬を買おうと、薬局のレジに並んだ。二カ月前、偶然知り合ったマックスと熱い夜をともにした。彼とは二度と会うこともないだろうけれど、あの思い出を胸に、一人で子供を育てていくわ。ほほ笑みながら、ふとタブロイド紙に目をやったアイビーは、次の瞬間、その場にくずおれそうになった。うれしそうに笑い合う男女は――まぎれもなくアイビーとマックス!小国ランタニアで、夢のような時間を過ごしたときのものだ。ランタニアの皇太子だというマックスは、アイビーとの密会を新聞に暴かれ、今、窮地に立たされているらしい。彼女は混乱する頭で考えた。この妊娠を、絶対に隠しとおさなければ。
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-偶然知り合った億万長者のブライアンに見初められ、クロエは現代版シンデレラとして注目を浴びていた。だが夢見心地のクロエを待っていたのは、窮屈なだけの現実――隠れ家のような別荘でのデートにも、部下のドノバンの出迎えで向かうような日常だった。寡黙なドノバンとは、車のなかでの会話も続かない。ある日別荘に向かいながら、彼がブライアンの親友だという噂をクロエは疑いはじめていた。豪奢な別荘についたとたん、ブライアンに仕事が入り、クロエはドノバンと一夜を過ごすはめに陥る。婚約者がしかけた、悪夢が二人を待っているとは想像もしなかった。
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-両親が突然の事故で亡くなった夜、メグは親友のルークと一夜をともにした。恋人のいる彼への思いは、許されないものだとわかっていたけれど、耐えがたい悲しみのなかでぬくもりがほしかったのだ。その後故郷に戻り、一家を守ってきたメグは、勤める病院に現れた新任医師を見て息をのんだ。六年間、かたときも忘れることのなかったルーク!今も変わらないほほえみに、思わず胸が高鳴ったものの、次の瞬間、幸せな気分は音をたてて崩れた。ずっと秘密にしてきたことを、彼に知られてしまうかもしれない……。★幸せなはずの再会は、メグに思わぬ悲しみをもたらしはじめますが……。★
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-自分が養女だったことを知り、出生の秘密を知りたくてエマはモーガンという男性に会いに行く。すべてのいきさつについて、知っている唯一の人物だからだ。だがかたくなに拒絶され、エマは憤慨して席を立つが、数日後、彼から仕事のあっせんの電話を受けて驚く。カウンセラーとしての職を失ったばかりの彼女に、あるキャンプに同行してほしいというのだ。知り合ったばかりの私に、なぜこんなことを?一瞬いぶかったものの、エマはモーガンの依頼を承諾する――彼と昼夜をともにすれば、何か情報を引き出せるかもしれない。
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-モリーは自分自身を嘲っていた。反発し合っているテイトと、夜をともにするなんて!美容院を経営するモリーと町の有力者テイトは、ことあるごとに火花を散らしてきた。そして数カ月前、彼女がテイトの傲慢な政策に異を唱えて以来、二人の関係はさらに悪化したのだ。だがそんな憎しみは、ある夜思わぬ激情へと変わってしまった……。すべてを彼の思うままにさせ、美容院を失うわけにはいかない。そう決心した矢先、モリーは妊娠していることに気づいた。★モリーの妊娠をきっかけに、徐々に二人の関係は変わっていきますが……。★
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-新進デザイナーのジェナは、閉店間際の店にいきなり現れた男性を見て息をのんだ。数年前、かけおちを約束しながら、黙って姿を消したジェイク!今や複合企業のトップとなったジェイクは、ある女性のためにドレスを数枚デザインしてほしいと言う。あんなに傷つけておきながら、どうしてそんなことが?不信感もあらわに、ジェイクを見つめるジェナにジェイクはほほ笑みを浮かべて言った。「頼みを聞いてくれなければ、君のビジネスをつぶすこともできる」今も忘れられない男性の言葉に、ジェナは同意するしかなかった。★十代のころの初恋が、悪夢となってよみがえったジェナ。はたしてその恋は?★
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-ゴシップリポーターのマデリンは、大富豪ジョセフの誕生パーティを取材していた。そしてふと、ジョセフの息子アレックスの姿が目に入り、彼を追いかけて厩舎へ行く。恋人だったアレックスには、かつて一方的に別れを告げられた。苦しみに満ちた表情で、馬に話しかける彼に何か秘密がある気がして、数日後、彼のオフィスを訪ねたマデリンは驚愕の事実を知る。ジョセフは、アレックスの父ではないというのだ。これを公表すれば、報道リポーターというわたしの夢はかなうだろう。だが、今でも愛している人を傷つけてしまうことになる……。
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-「夏のあいだだけ、恋人同士にならないか」久しぶりに再会したボーの言葉にスターは動揺した。六年前、スターはつき合っていたボーから突然別れを告げられた。あのとき彼に投げつけられたひどい言葉は、今も心の傷となっているのに……。とまどいつつも、引かれる気持ちを抑えられず、スターは彼と一夜をともにしてしまう。愛を信じないと、言い続けるボーをいつのまにか本気で愛しながら、夏が終わろうとするころスターは体調の変化に気づいた。
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-私ったら、いったいどうしてしまったの?満ち足りた気分で目を覚ましたダニーは、裸でベッドに横たわっているのに気づいて愕然とした。長年のいがみ合いをお互いに改善しようと、数日前、ダニーは人気俳優のボーと一緒に海辺のこの別荘にやってきた。だが夕食の席で酒を飲み、そのあとの記憶はまったくないのだ。覚えているのは、ボーと愛を交わしたとぎれとぎれの記憶と、それがとてもすばらしいものだったということだけ。ダニーは思いをめぐらせ、浮かんできた情景の数々にいたたまれなくなってその場から走り去った。一夜の過ちが、思いがけない出来事の始まりになるとは想像もせずに。
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-美しい顔にいつも冷静な雰囲気を漂わせた女性。周囲の人々は女性弁護士リンをそう評する。だから大富豪ジョセフの依頼で、彼の孫のリックに会いに行ったときも、リンは事務的な口調で必要なことだけを告げた。今回の仕事には弁護士としての生命がかかっているから、目の前にいる男性のせいで、全身が熱くなっていることは無視して……。ジョセフが孫を呼び寄せたがっていると伝え、リンは説得を続けるが、リックはまったく関心を示してくれない。そんなある夜、リックと一緒にパーティに出席することになり、リンはとまどいながらも大胆な賭に出ることにした。★仕事に情熱を注いできたリンの初めての恋。そのゆくえは?★
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-幼いときに両親を亡くし、施設で育ったジョージーは、他人と深くかかわらないことこそ生きる術だと信じている。だから二週間前のあの衝撃的なできごとも、週末だけの短い恋だと、過去として葬るつもりだった。出会ったばかりの人と情熱的なひとときを過ごしたのは、たまたま気弱になっていたせいだと自分に言い聞かせて。ところが、そのときの相手マイケルが現れ、思いがけないことを口にする――婚約者のふりをしてほしい、と。アパートメントを追い出されそうだという彼女の話を覚えていて、婚約者として越してきてほしいというのだが……。★ニューヨークを舞台に、しゃれたラブストーリーを描く『マンハッタンで恋を』です。恋に臆病だったヒロインが、初めて知った本物の恋のゆくえは?★
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-ジョーは困惑していた。姉の強いすすめで、祖母の遺したコテージで週末を過ごすことになった。だがそこは、ジョーが十代のころに夏を過ごし、将来を誓い合った男性から手ひどく裏切られた過去のある町なのだ。すぐに逃げ帰るつもりだったジョーは、修繕に立ち会うため、コテージにさらに数日泊まることになる。その夜、訪ねてきた建築家を見てジョーは全身が凍りついた。ピート――私の心を打ち砕き、去っていった男性。「帰って!」思わず叫んだジョーは、次の瞬間、ピートに抱きしめられて恍惚となった。★ヒロインは四姉妹の末っ子ジョー。姉妹のなかでもっとも繊細で物静かな彼女の恋ははたして……。★
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-大富豪ジョセフ・マッコイから依頼され、私立探偵のアリソンは、彼の孫ミッチに会いに行く。これまで存在も知らなかった孫を、ジョセフが呼び寄せたがっていると伝えるためだ。失敗ばかりしてきたアリソンにとって、今回の仕事には探偵としての生命がかかっている。だがすでにビジネスで成功を収めているミッチは、富豪の祖父からの申し出には関心を示さなかった。説得を続けるアリソンは、ある夜嵐に見舞われ、ミッチと一緒に夜を明かす羽目に陥った。★大富豪の兄弟たちのストーリー『孤独な紳士たち』をお届けします。嵐の夜を境に、二人の関係は徐々に変わり始めますが……。★
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-てきぱきと働く有能な看護師ラーラ。ラーラが元女優であることを知ると、人は不思議がるけれど、彼女自身も同僚たちも、天職だと認めている。毎日小さな命が誕生するのを目にしながら、人一倍子供好きなラーラは焦っていた。早くしないと、子供が産めない年齢になってしまう。そんな彼女を気づかって、友人たちは日替わりで~お見合い~をセッティングしてくれるが、ラーラには憧れのドクター・クロス以外は考えられなかった。ある夜、その彼と故障したエレベーターに閉じ込められ、二人は暗闇の中でキスを交わしてしまう。★思わぬキスから始まった恋は、はたしてどうなるのでしょうか?★
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-アシュリーは心底疲れきっていた。仕事で大きなミスを犯し、オフィスにいることさえ辛くなったのだ。祖母の遺したコテージで、しばらく休養することにしたものの、妹たちが勧めるように恋を見つけるつもりはない。仕事が生きがいだったから、恋なんてしたことがないもの……。ぼんやりと日々を過ごすアシュリーは、ある日不注意からジョッシュと名乗る男性の車と軽い接触事故を起こす。偶然が重なり、思いがけない出会いが続くうちに、アシュリーは自分のペースで生きる彼に深い安らぎを覚え始める。だがひょんなことからジョッシュの正体を知ると、アシュリーはふたたび絶望のどん底に突き落とされた。★ヒロインは長女のアシュリー。いつも気丈な彼女が恋に溺れてしまいますが……。★
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-名門マッコイ家の長男が亡くなり、サラはその隠し子クーパーに会いに行く。サラが要職につく、マッコイ・エンタープライズの重役として迎え入れたいと要請するためだ。クーパーは自身の出生の秘密を知りながら、ずっと一人で亡き母親を支えてきたのだという。今や自ら地位も得た彼は、蔑みの表情を浮かべながらも驚いたことにあっさりとサラの申し出を受け入れた――復讐のためにマッコイ家に乗り込むつもりだ、と言い放って。言葉を失うサラに、クーパーは唇の端でほほ笑んで言った。「まず手始めに、君を誘惑してみてもいい」★ロマンティック・タイムズ紙でも絶賛された大型新人リア・ヴェールのミニシリーズ『孤独な紳士たち』。お互いに存在も知らなかった4人の億万長者の兄弟たちのラブストーリーです。★
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-まさか、ありえないわ!臨時の秘書として採用され、デスクに座っていたミンディは、ドアから入ってきた男性を見て目を見開いた。出張中だったボスが今日から出社するとは聞いていたけれど、それが高校時代の同級生、ジェイソンだったなんて。あのころの彼は、群れを嫌う一匹狼のように友達を避けていた。当時、学校一の人気者だったミンディも、彼に憧れを抱きながらも近づくことはできなかったのだ。あれから十一年、互いに過去を持つ二人は、もはやあのころの少年と少女ではなかった。★大都会ニューヨークを舞台に、しゃれた恋物語の数々をお届けいたします。★
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-私ったら、なんてばかなのかしら。祖母の遺した海辺のコテージで、マギーは自分自身を嘲った。真実の愛を探し求めてきたけれど、いつも涙をのんできた。そして数カ月前、世界的に有名な写真家のリックと知り合い、運命を直感した直後、彼にはほかにも女性がいることを知ったのだ。プレイボーイで有名なリックとの関係に、決して将来はない。今はただ、傷ついた心をこのコテージで癒したい。そんなある日、玄関に現れた男性を見て、彼女は息をのんだ。リック!相変わらずセクシーなほほえみに、心がとろけるのを抑えられない。だが彼の唇が近づいた瞬間、マギーは彼に背を向けた。★『ばら色の恋』の二作目です。リックから逃げるようにコテージにやってきたマギー。その恋は再燃するのでしょうか?★
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-家族のために毎日懸命に働くマディソンは、ケンドリック家の次男コードから仕事の依頼を受けて驚いた。コードは王族の血を引くハンサムなプレイボーイで、常にマスコミの注目を浴びている。しがないケータリング業者の私にとって、こんなチャンスはもう二度と訪れないだろう。なぜか熱っぽい視線を向けてくるコードのほうは見ないようにして、料理を終えたあと、彼女はコードに唇を奪われて恍惚となる。たった一度でいいから、見ることも許されない夢を見てみたい。だがコードがある目的を持って近づいてきたことを、マディソンは知るよしもなかった。
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-荒れ果てた家を前にメラニーはため息をついた。つきあっていた恋人が妻帯者だとわかり、姉の勧めで祖母の遺した海辺のコテージに滞在することにした。もう二度と恋などしたくはないから、人里離れたこの家は今の私にはきっとぴったりね。さっそく家の掃除を始めたメラニーは、玄関のドアを叩く見知らぬ男性の姿に驚く。侮蔑の表情を浮かべているものの――なんてハンサムなのかしら。男性は、荒れた庭に我慢がならないのだと言う。手入れを手伝うという申し出を、メラニーは思わず受け入れるが……。★今月からミニシリーズ『ばら色の恋』が始まります。それぞれに恋の悩みを抱えた四姉妹が、祖母の遺した海辺のコテージで新たな恋を見つけていく物語です。★
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-再会した兄の親友マットの姿にアシュリーは目を見張った。十年前、アシュリーはマットに夢中だった。名家の長女として生まれ、つねに世間の注目を浴びる。そんな生活を送る彼女にとって、自由に生きる彼は魅力的だったのだ。今や大企業を経営するマットは、かつての不良っぽさを脱ぎ捨て、すっかり大人の男性の雰囲気を漂わせている。ずっと忘れられなかった彼への気持ちを過去のものにするため、ひと晩彼と一緒に過ごしてみたい。めくるめく夜を過ごした翌朝、彼女は一人静かにベッドを抜け出した。夢のような一夜が、悪夢を連れてくるとは想像もせずに。★一夜の情事によって、本当の愛に目覚めたアシュリー。思わぬ出来事が起こりますが、はたして…。★
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-パイロットの訓練士として世界中を飛び回るビリーは、まるで女王のように、空の上では男たちを自由にあしらっていた。地上に降りればごく普通の、おしゃれが好きな若い女性だが、訓練を受けた男たちはビリーを無視することで屈辱感を晴らす。だから恋愛を楽しむこともなく、ひたすら仕事に専念してきた。ところが、果敢にも彼女に立ち向かう男性がいた。富と血筋のよさが全身からにじみ出るような、端整な顔つきの男性――バハニア王国の第四王子、プリンス・ジェフリだ。顔を合わせた二人は激しく惹かれ合い、恋に落ちていくが、王子には国王の勧める花嫁候補がいた。★
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-庭師のアディは幼なじみのゲイブにずっと恋心を抱いてきた。だが名家の御曹司で州議会議員でもある彼に対し、アディは使用人の娘にすぎない。しょせん、かなうはずもない恋なのだ。アディはゲイブを諦め、別の男性と婚約するが、突然訪ねてきたゲイブの姿に驚く。口先だけのお祝いを言いに来たのかしら?私の本当の気持ちなど、決して知ることなどないくせに……。その次の瞬間、ゲイブに唇を奪われ、アディは言葉を失った。★名門ケンドリック家の子息たちの姿を描くミニシリーズ『愛を知った日』が今月から始まります。身分や立場を越えた本物の恋物語をお届けします。★
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-「二週間だけ、僕と結婚しているふりをしてほしい」ずっと思い続けてきたブラッドの言葉にゾーイは唖然とした。新聞の編集長を務める彼は、架空の女性~デイジー・ローズ~の名前でコラムを執筆してきた。好評を博したそのコラムが雑誌に取材されることになり、「デイジー・ローズは僕の妻だ」と口にしてしまったのだという。彼と一緒にいられるのならどんなことだってする。だけど約束の二週間が過ぎたあと、私とブラッドはどうなるのかしら。ブラッドの頼みを受け入れる代わりに、ゾーイはある提案を口にした。本物の新婚初夜を送りたい、と。
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-王族専用機の窓の下に青い海と砂漠の街が見えてくると、エマは自分が本当に神秘に包まれた国を訪れたのだと実感した。突然現れた国王の使者から招待を告げられたときは、誘拐されてどこかへ連れていかれるのかと思ったけれど。これから~ピンクの宮殿~とよばれる王宮で国王に謁見する。そこにはいったい何が待ち受けているのかしら?不安を覚えながらリムジンから降り立ったエマは、ふと視界の端でとらえたものに視線を向けた。影の中から長身の人物が近づいてくる。それはエマにとって、忘れようにも忘れられない人だった。★1100号を迎えたシルエット・スペシャル・エディション。記念号はスーザン・マレリーのミニシリーズ『アラビアン・ロマンス:バハニア王国編』関連作です。今月から3カ月連続で刊行いたしますので、どうぞお楽しみに!★
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-兄の親友のダンに、リンジーはずっと思いを寄せてきた。たった一度だけ、リンジーの誕生日に彼はキスをしてくれたが、三日後には彼女の前から姿を消した――恋人と駆け落ちをするために。傷心を抱えて故郷を離れたものの、数年ぶりに戻ってきたリンジーは、ダンが離婚したことを聞いて胸のうずきを覚える。だけどあんなに惨めな思いを二度と味わいたくはない。この思いには封印をして、新しい恋を見つけるわ。そんなある夜、リンジーは思わぬ事件に巻き込まれ、アパートメントでダンと一夜を過ごす羽目に陥った。★『恋人たちのスキャンダル』第二話です。今月のヒロインは先月も登場した敏腕記者のリンジーです。彼女がずっと心に秘めてきた思いは、果たしてダンに届くのでしょうか?★
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-派遣会社からの紹介を受け、エリンは仕事の面接へと向かった。ある独身男性が、二歳の女の子のナニー子守りを探しているというのだ。一つだけ気がかりなのは、相手が年のいった地味な女性を探していること。きっと雇い主は、女性には興味のない堅物の男性に違いない。だが面接場所に着いたエリンを迎えたのは、とびきりセクシーなサムという男性の侮蔑に満ちた表情だった。「手違いがあったようだ。帰ってくれないか」そう冷ややかに言われ、エリンは思わず大胆な行動に出ていた。★『ある運命の物語』第三話です。エリンは、ひと目で引かれたサムの影のある表情が気にかかります。やがてその秘密が明らかになりますが……。★
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-いくら小さな町で独身男性が少ないからといって、兄たちに結婚相手を押しつけられたくはない。だったらこのまま独りでいるわ。ハドリーは憤慨しながら凍った道に車を走らせていた。そして、突然、事故は起こった。接触した相手の車は道路をはずれ、木に衝突して止まった。車内に倒れていたのは額から血を流した男性……。ウッドと名乗る男性との出会いは、ハドリーに女であることを意識させた。あなたの手でわたしを変えて。決して後悔はしないから。★2002年5月にお届けした「舞い降りた天使」に登場したデーンが今月のヒーローです。うしろめたい理由で冬のモンタナを訪れた彼は純粋な心を持つヒロインに少しずつ心を開いていきます。★
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-父を亡くしたセリーナは、遺された会社を継ぐことになった。この小さな町では、刺激的な恋などきっと手に入らないだろう。だが生まれ育った町で、いつか小さな幸せを見つけてみせる。ある朝、セリーナは道に倒れている若い男性を発見した。顔に青痣はあるけれど――とびきりハンサムな男性だ!救急車で病院に運んだあと、町の警察官が同席する場で、男性はサム・ウォレスと名乗る。犯罪者かもしれない。そう主張する警察官の顔を見ながら、セリーナはぼんやりと考えていた。たしかに彼には何かがある。私の心をときめかせる危険な何かが。★新聞社を舞台にしたミニシリーズ『恋人たちのスキャンダル』が今月から始まります。セリーナは助けた男性のちぐはぐな行動に不審を抱きますが、彼は記憶を失っていたことを知り……。★
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-小国のプリンセスである親友の結婚式に参列するため、ダルシーは異国の宮殿にやってきた。そこで顔に大きなやけどの跡があるプリンス・ヴァルブランドを紹介される。ハンサムな顔に残る、世にも醜い傷跡。彼はいったいどんな過酷な運命をたどってきたのかしら。好奇心に駆られるまま、ダルシーはその夜ヴァルブランドと踊り、いつのまにか恋に落ちてしまったことに気づく。身分の違う私が、こんな気持ちを抱くべきではない。とまどうダルシーを、ある悲劇が待ちかまえていた。★大好評だったミニシリーズ『バイキングの花嫁たち』の関連作です。三姉妹の兄で悲劇のプリンス、ヴァルブランドの命を賭けた恋をたっぷりとお楽しみください。★
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-看護師のリーは、命に携わる仕事に生きがいを見いだしながら、医師になるための勉強も続けている。一人前の医師になるまでは、男性との恋に溺れるつもりはない。過去の苦い恋の痛手を思えばなおさらだ。ある日検査を受ける予定の男性の名前を聞き、リーはその場に凍りついた。アダム――かつて心から愛し合い、傷つけてしまった人。今でも本当は、忘れられないくらい愛している男性。緊張を隠しながら近況を尋ねたリーに、彼は冷たく言い放った。「ぼくは過去について話すためにここに来たんじゃない」★ミニシリーズ『ある運命の物語』の二作目です。運命のいたずらで、生き別れた姉がいることを知ったアダム。さらに十年前、突然彼のもとを去った恋人とも再会し、心乱れますが……。★
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-無実の罪で逮捕された弟を救うために、あのコール・ギャリソンが帰ってくるなんて!新米刑事のロレインは胸の高鳴りを抑えられなかった。資産家の一族に生まれながら束縛を嫌って町を出た彼は、独力で巨万の富を築きあげた伝説の人物だ。と同時に、ロレインの初恋の人でもある――もっとも遠くから眺めるだけだったけれど。物思いにふけっていたロレインは、署の駐車場でポルシェから降りたつコールに目が釘づけになった。「きみが必要なんだ」懐かしい声に、彼女は一瞬で少女に戻った。★キャバノー家の家長アンドリューの頭痛の種、おてんば娘ロレインの恋のゆくえは……?RITA賞受賞作家マリー・フェラレーラの人気作品。★
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-少女時代からずっと、ダニーはカーターを愛しつづけてきた。初めてキスを交わしたのも肌を許したのも彼だけだ。ところがエリート軍人となった彼は危険な任地に赴いてばかり。報われないとわかっているのに片時も彼を忘れられない自分が、ダニーは心底うとましかった。このところ、近隣では不審火が続いている。こんなときこそ、たくましい彼がそばにいてくれれば……。恐怖に震えながら、戸外の点検に出たダニーは息をのんだ。一年以上も音信不通になっていたカーターが、そこにいた。気まぐれな男性を頼りにしてはだめ。だがその熱いまなざしを拒むには、心が弱くなりすぎていた。★愛する男性の気まぐれな情熱にとまどいながら、それでも一途に尽くすけなげなヒロインを、リンダ・ハワードの再来ともたたえられる実力派フィオナ・ブランドが巧みに描きます。★
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-誘拐されたマディソンは、タナーと名乗る男に救出された。だが、誘拐事件の黒幕は身代金目当ての元夫だ。自宅に帰ったらまた監禁されてしまう。マディソンはわけを話してようやくタナーを説得し、彼の隠れ家にかくまってもらうことになった。屋敷に足を踏み入れ、タナーに鋭く見すえられた瞬間、彼女は手首にひんやりとした感触をおぼえて驚く。鈍く光るのは手錠だ。「ぼくのルールに従ってもらう」わたしはふたたび囚われたのだ――この危険な男性に。不安ではなくなぜか甘い期待がこみ上げ、マディソンはうろたえた。★人気作家スーザン・マレリーがラブ ストリームに登場!手に汗握るスリリングな展開とホットなラブシーンは読みごたえ充分です。★
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-きらびやかなパーティの席で、レインはとまどっていた。ドレスは借り物だし、そもそも華やかな場には慣れていない。だが人の悪意を感じとる特殊な能力を持つせいで、この潜入捜査に駆りだされたのだ。付き添い役のエージェント、イーサンがこちらを見ている。初めてイーサンに会ったときから運命を感じたものの、現実主義の彼は、レインをまやかしだと思っているらしい。現に今、美しい銀色の瞳には不信と侮蔑が浮かんでいる。わたしを疑っているのね……。いたたまれずに場を離れた直後、何者かの強烈な悪意に襲われ、レインは不意に気を失った。★リンダ・ハワードもその実力を讃えるゲイル・ウィルソン。ベスト作品賞受賞の人気ミニシリーズ『孤高の鷲』続編では、天涯孤独のヒロインがけなげに生きる姿を細やかに描きます。★
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-~堕落したルシファーは大天使のなかで最も美しい~パトリックを見たとき、マギーの脳裏をよぎったのはその言葉だった。警察一家に育った彼は、彼女が務めるオーロラ市警でも一流の刑事だ。だが魅力的な外見と有能さを持ち合わせているため、汚職を働いているのでは、というやっかみ半分の噂があとをたたない。だからこそ、マギーは彼の身辺調査を上司に命じられたのだ。少しずつ心を通わせよう。そう誓った日から苦難は始まった。「きみとは相性が悪い」「きみが嫌いなんだ」けんもほろろな態度に、マギーは怒りではなくうずきを覚えて驚いた。まさかわたし、捜査対象(ターゲット)に恋してしまったの?★M.フェラレーラの連作『キャバノー家の真実』第三話は、通常よりページ数が多く、読みごたえ充分です。太陽のように明るいマギーはパトリックの凍った心を溶かせるのでしょうか。★
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-晩餐会の帰り、暴漢に襲われたケリーを救ったのは、ジョン・エドモンズと名乗るタキシード姿の紳士だった。誠実な態度と熱いまなざしに、彼女は直感した。彼こそ運命の男性――私がずっと待っていた騎士(ナイト)。夢のような時間を過ごしたものの、やがてケリーは非情な現実を知る。兄の不審な死の調査のため〈フェニックス結社〉を訪れたところ、ジョンが結社の腕利きエージェントであり、任務でケリーを監視していたとわかったのだ。甘い言葉も燃えるような口づけもすべて偽り……。怒りと涙が込み上げ、彼女は絶句した。★リンダ・ハワードもその実力を讃えるゲイル・ウィルソン。本作では、派手なプレイボーイだった兄の遺産をめぐり、おとなしいヒロインが数々の陰謀に巻き込まれます。★
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-会計検査係として企業に勤めるイレーヌはオーロラの町で静かな生活を送っている。幸せな思い出も悲しい記憶も、すべてこの町で味わった。とりわけ、最愛の男性クレイ・キャバノーとの思い出は……。至福の日々は、彼の身勝手な決断によって終わりを告げた。そう、彼はひとりの女性に縛られたくなかったのだ。ある日イレーヌは偶然上司の不正を知り、告発を決意する。内部告発者を保護するため、警察から担当者がやってきた。ドアを開けた瞬間、イレーヌは目を疑った。忘れえぬ恋人。永遠のプレイボーイ。そこには、クレイが苦い表情を浮かべて立っていた。★RITA賞受賞作家M.フェラレーラの連作『キャバノー家の真実』。スリリングな事件にからめて家族の絆があたたかい筆致で描かれた秀作です。★
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-「目覚め(サハール)……」彼女はみずからに与えられた名をつぶやき、そのエキゾチックな響きにうっとりした。嵐に巻き込まれ、美しい小島に流れ着いた彼女はすべての記憶を失っていた――自分の名前さえも。救ってくれたのは、島の持ち主シーク・ラシッド。産油国アザールの首長にして、世界有数の大富豪だという。横柄だが自信に満ちたふるまいに、彼女はいつしか魅せられていた。記憶が戻らなくてもいい。彼のそばにいたい。でも彼と顔を合わせるたび、頭に不吉なメッセージが浮かぶ。“ラシッドは敵。彼は悪人”いったいどういうこと? ★紅海に浮かぶ美しい小島を舞台に、誇り高きシークが大活躍。スリリングな展開、情熱的なラブシーン、そして豊かな異国情緒が盛り込まれた魅惑のロマンティック・サスペンスです。★
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-ウエイトレスとして働くブルックはある雪の夜、店の外に突然現れた黒ずくめの男性にどきりとした。もう閉店間際で店には誰もいない。不安を感じたブルックはドアの鍵をかけようとしたが、ガラス越しに男性と目が合って手をとめた。孤独に満ちた眼差し。まるで置き去りにされた子供のようだわ。彼は唇についた粉雪を、確かめるように舌で味わっていた。大人の男性が雪をなめたりするかしら? この人は何者なの?彼を店に招き入れた瞬間、ブルックは後悔した。麝香(じやこう)の香りをまとった“海賊”が静かに彼女を見下ろしていた。★政府の遺伝子実験で生まれ、直後に引き裂かれた天才児たちの数奇な運命を描くサスペンス連作『闇の使徒たち』。世間から隔離され、厳しい管理下で育ったギデオンは愛を取り戻せるのか?★
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