ハーレクイン・ロマンス小説作品一覧
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-知らせれば彼はきっと戻ってくる。でもそれは、小さな命のためだけに。 15歳で両親を失った看護師クララは、仕事で忙しい毎日だ。そんな彼女の職場に、イギリスから医師のティモシーがやってきた。引き締まった体にすてきな笑顔、誰をも惹きつける容貌のみならず、有能で、優しくて思いやりがあり、気取らない人柄が魅力的だ。ある夜、ティモシーは「最初に謝っておく。憎まれるのも覚悟だ」と言い、クララの唇を強引に奪った! 彼への怒りはすぐにときめきに変わり、いつしかクララは身も心も捧げていた。3カ月後に彼はここを去るのに。でもこの恋のために、ティモシーはとどまってくれるかもしれない。だがクララの密かな願いも空しく、彼は非情にも去っていった――彼女のおなかに、わが子の命が宿っているとも思わずに。 ■USAトゥデイのベストセラー作家キャロル・マリネッリによる感動のシークレットベビー物語を、《至福の名作選》よりお贈りいたします! 早くに両親を亡くし、恋も思うようにはいかず心を痛めるヒロインに、幸せになってほしいと願わずにはいられません。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-お針子のわたしが本当は王女?!だからって、愛なき結婚なんて……。 針仕事が得意で顧客のためにドレスを作っているルイーザは、亡き両親のように大恋愛をして結婚することを夢見ている。ある日、彼女のもとに、セバスチャンと名乗る男性が現れた。黒髪に黒い瞳、形のいい唇、地中海系の肌の色をして魅力的……。見知らぬ男性にたちまち惹かれるなんて、わたし、どうかしているわ!ルイーザのときめく密かな恋心をよそに、彼が衝撃の事実を告げる。「きみは地中海の王国シャルムーの王女なんだ」国王の亡き一人息子が生前に民間人と極秘結婚をし、娘をもうけた――その娘がルイーザだという! しかも、王位継承順位第1位の王女だと。彼女が発見されるまでは、セバスチャンが第1位だったのだが……?! ■自分が生まれる前に死んだ父のことはよく知らなかったルイーザ。ただ、父方の親族は、母を葬儀に参列させず酷く扱ったことだけは聞いて快く思っていませんでした。そんな国のプリンセスになんてなりたくない! でも、セバスチャンに愛なき結婚を提案され……。
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-すべてをなげうち、この愛に生きられたら――。 わたしには許されないことだとしても。 ダイアナ・パーマーの名作復刊。 祖父と弟二人を養うため、平日は法律事務所、週末は農場で働くベッキー。 着古した服をまとい、遊びや恋とは無縁の日々のなか、上の弟が逮捕されたという知らせが入 る。担 当の検事を訪ねたベッキーは、よく知る不機嫌な顔が現れて驚いた。 事務所のビルですれ違っては憎まれ口を叩く彼が、冷徹さと辣腕ぶりで有名な検事ロークだ ったなんて。 動揺するベッキーに、彼は氷のような眼差しを向け―― *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ・スペシャルから既に配信されている作品のmirabooks版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-秘密のままのほうが、幸せだったでしょうか? 愛と葛藤のシークレットベビー・アンソロジー! あのリンダ・ハワードも絶賛のレジェンド作家ビバリー・バートンによる、息もつかせぬ展開の傑作ロマンスを筆頭に、別れ別れになった二人のシークレットベビー物語を3編収録。ハラハラドキドキの時間を楽しみたい方におすすめのスペシャル・アンソロジーです!
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4.3特製ラテと極上の恋が、あなたをお待ちしています。 全世界150万部突破の話題作! ~こんな方におすすめ~ ・忙しい毎日に疲れぎみ ・大人の恋模様をじっくり楽しみたい ・海外ホームドラマの雰囲気が好き 仕事に忙殺される日々に燃え尽き、小さな海辺の町にやってきたジーニー。 おばの愛したカフェを継ぎ、この町で心機一転――と思いきや、毎晩のように聞こえてくる妙な物音のせいで眠れない日々が続いていた。 そんななか店に現れた隣人、ローガンの手助けで真相究明に乗り出したジーニーは、想定外に芽生えた恋の予感に動揺する。 ところが、彼は重度の女性不信だと知り……。 世界が恋したベストセラー!
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-「きみをレディにしてみせよう。ぼくは難題に挑むのが好きなんだ」 19歳のノエルは親兄弟を一度に亡くして悲嘆に暮れていたが、若い親戚のところに居候させてもらうことになった。家賃の代わりに家事や仕事を手伝う生活にも慣れ始めたころ、親戚の義兄で洗練された富豪弁護士のジャレッドがNYから戻ってきた。ノエルより17歳年上の彼はこの家の主で、冷血漢との評判どおり、身内のお情けにすがっていると揶揄して彼女につらく当たった。だがあるとき、ノエルが上流階級のパーティへ行かないのが、着るドレスがないうえに作法もダンスもわからないからと知り、ジャレッドはじっくり彼女を観察すると、思惑ありげに言い放った!「服は地味だしマナーもなっていない。だがきみには、可能性がある」 ■ダイアナ・パーマーの貴重なヒストリカル長編リバイバルである本書は、巻末に2つの特別付録が掲載された豪華本です! 付録は作家本人による2007年のショートエッセイと、2024年に行われた作家との10問10答となっていますので、ぜひお見逃しなく。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ・スペシャルから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-この身を囚われるより、心を囚われるのが怖くて……。 18歳で両親を亡くしてから働きづめのリリーは休暇のため、ローマで伯爵ドミトリの個人秘書を務める弟を訪ねることに。ところが、弟が伯爵の妹と駆け落ちしたと知って驚く。しかも、妹が金目当てでたぶらかされたと信じこむドミトリに、リリーまでが蔑みの目を向けられ、伯爵邸に閉じこめられてしまった。彼女の弟が連絡してくるまでは解放しないという。純粋な恋愛を不埒な誘惑と断罪したうえ、私からも自由を奪うなんて!怒れる伯爵から逃れたくて誰かに助けを求めようと考えたリリーに、ドミトリが告げた。「使用人には休暇をとらせたから、君と僕だけだ」ああ、どうしよう、傲慢伯爵の籠の鳥になってしまった……! ■「妹が僕のもとに帰ってくるまで、君を監視下に置かせてもらう」とんでもなく傲慢な伯爵は、とてつもなく魅力的な男性でもありました。高級服を着こなす長身のドミトリは“ローマ人とはこうあるべき”と言えるほど男らしく、リリーは思わず見とれてしまい……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-愛が見えない彼に、未来を見せたいと思った。 エリザベスは看護師派遣会社を切り盛りしている。彼女が送り込んだ6人の在宅看護師が次々と追い返されたため、エリザベス自らギリシアに飛び、患者の屋敷に出向いた。彼の名はクリスチャン。ギリシア随一の大物実業家だ。事故で失明し、歩くこともできない。だが、医師の話では運動機能も視力も回復が見込めるという。患者を励ますエリザベスに、彼は言った。「ぼくは君が賞賛するような英雄ではない。怪物さ」包帯をむしり取ったクリスチャンの顔には大きな傷跡があった。エリザベスは息をのんだ。彼は傷跡さえも美しい……。 ■6人の看護師が拒まれた謎の屋敷には、光を失い、心を閉ざした美貌のギリシア富豪の姿が。誰も寄せつけなかった彼がヒロインだけには心を開き……。ニューヨークタイムズとUSAトゥデイのベストセラー作家ジェイン・ポーターが紡ぐ、魂を癒す感動ロマンス! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-恋という病がこんなに苦しいなんて、罹って初めて知りました。 看護師のローズはオランダを旅行中、突然の雷雨に襲われ、雨宿りをさせてほしいと豪奢な屋敷に救いを求めた。屋敷の主サイブレンはハンサムな紳士で、親切にもホテルまで高級車で送り届けてくれた。すぐさまローズは彼に心を奪われてしまうが、地味で平凡な彼女にサイブレンが好意を抱くはずがない、二度と会うこともない人なのだと自分に言い聞かせ、淡い想いを封じ込めた。だが数週間後、ローズの働く病院に突然彼が現れる。なんてこと。まさかサイブレンが外科医師だったなんて!彼は昏睡状態にある友人の息子の専任看護師を探しに来たという。そして誰あろう、ローズに白羽の矢が立って……。 ■内気な看護師ヒロインと穏やかな医師ヒーローのピュアなロマンス!お互いに惹かれ合い意識しながらも、なぜか言葉にして伝えられないもどかしさ。絶大な人気を誇るベティ・ニールズの魅力が、盛りだくさんに詰め込まれた珠玉作をお楽しみください。 *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-乙女は王子の子を授かるとも知らず、分不相応な恋に焦がれていく……。 一国の王子であり“オートクチュールの帝王”と呼ばれるテオの下で働きながら、サビーンは長年彼に片想いをしていた。彼は女性関係が華やかなことでも有名な男性だ。半年前、彼女は熱いキスをされてますますテオに夢中になった。いいえ、既婚者だった元恋人にだまされ、最愛の祖母を亡くした私は、王子のたわむれを勘違いしているだけなのよ。しかし仕事がうまくいかず、落ちこんでいたときに現れたテオを見て、サビーンは彼への想いをとめられなくなってしまう。もう一度だけ、あのキスを経験したいと思うのは私のわがままなの? ■第1作が絶賛されたミニシリーズ〈愛と銀の瞳の王位継承者たち〉の第2作をお届けします。傷心のヒロインを癒やしたのは仕事のときは厳しいボス、プライベートでは思いきり甘やかしてくれる王子というヒーローで……。ときめきが欲しい方、必読です!
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-お願い、私をあの子の母親だと認めて。夫になってとは決して言わないから。 将来のためにと病院に凍結卵子を預けていたタラは、それが手違いで見知らぬ男性に提供され、半年前に男の子が生まれていたと聞き、衝撃を受けた。私に赤ちゃんが?息子に会いたくて矢も楯もたまらず、提供を受けたというギリシア富豪のディオニシオスという名前だけを頼りに、タラはアテネに飛び、彼が出席するという舞踏会に忍びこんだ。だがそこで、彼女は世にも美しい男性と出会って瞬時に恋に落ち、誘われるがまま彼と一夜を共にしてしまう。翌朝、彼こそがディオニシオスだと知って、タラは凍りついた。嘘よ! まだ見ぬ息子の父親に純潔を捧げてしまっただなんて。 ■16歳で両親を亡くし、幼い4人の弟妹たちをひとりで育てあげると誓ったヒロイン。思いがけず、ギリシア富豪の跡継ぎの母親となり、たとえナニーでも息子の側にいられるならと願った結末は?アビー・グリーン渾身の、心を揺さぶる感動ベビー・ロマンス!
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-彼を知る必要がある。おなかの子のことを明かす前に。 無垢なラリッサは子宝に恵まれない姉夫婦のために代理母になったが、姉夫婦が赤ん坊の誕生を見ることなく相次いで死んでしまった。身重で天涯孤独となったラリッサは、おなかの子の家族を捜そうと、亡き義兄ジャワドの故郷ビダリヤ国へ移り住む。そこで待っていたのは、新しい勤務先の優秀な上司で、美しい黒髪と神秘的な瞳を持つ外科部長ファレス。二人は一目で惹かれ合ったが、ほどなく驚きの事実が――なんとファレスはこの国の皇太子で、ジャワドの弟だったのだ!ラリッサが兄嫁だったと思い込んで機嫌を損ねたファレスに、それは違うと彼女は言えなかった。おなかの子を奪われてしまいそうで。 ■情熱的な作風のUSAトゥデイのベストセラー作家オリヴィア・ゲイツが《至福の名作選》に登場! 憎からず想っていたラリッサが亡き兄の妻で金目当てで近づいてきたと考えたファレスは、おなかの子は兄の子かどうかわからないと酷い言葉を投げつけて……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-1日で恋に落ち、永遠を信じた――あのキスを見るまでは。 旅先のイタリアの街角で道に迷ったエリンを救ったのは、黒馬にまたがるハンサムな男性――フランチェスコ。まるで夢のような出会いに純真な彼女の心は一瞬で燃え上がり、翌日には彼に純潔を捧げ、5 日後には結婚式を挙げていた。そのとき初めて彼がイタリア名門銀行の若き経営者だと知った。彼のような完璧な人が、なぜ私を選んだの……?そして運命の夜、パーティ会場で目撃してしまったのだ。夫が他の女性と交わす裏切りのキスを。エリンはすぐに家を出た──身ごもっていることを隠したまま。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-あの日、何も言わずに去った男性(ルビ:ひと)が、今、私の息子の前に現れた。 ケイトリンは土地を手放すかどうかの瀬戸際にあった。支援を申し出た老富豪がロンドンから送り込んだのは、彼が目をかけている実業家――ルーク・キルゴア。現れた男を見た瞬間、ケイトリンの時が止まった。それは6年前、妊娠を打ち明ける前に忽然と姿を消した、初恋の人だったから。冷たいまなざしで彼女を見下ろすルーク。ケイトリンは激しく動揺する。裏切られたのは私なのに、なぜ彼は怒っているの?まさか、息子の存在に気づいてしまったの……? *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-大富豪の傲慢は、視力を失った苛立ちゆえか、愛のもどかしさゆえか。 家政婦クロエは休暇を終え、職場の屋敷へ戻ってきた。ここは富豪一族の別荘で訪れる者は少ないのだが、その日はプールに人の気配を感じた。まさか、エイドリアン?彼は私の休暇中に事故で亡くなったはずなのに!クロエは立ちすくみ、日に焼けた体で泳ぐ男性を見つめた。やがて彼が誰かがわかって安堵した。この別荘の主デクランだ。エイドリアンの兄で、一族の事業を担う辣腕経営者。水の滴るたくましいデクランの体や顔には傷跡があった。ほどなくクロエは、彼の目がほぼ見えていないことに気づく―― *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている『あまりにも危険な情事』を改題したハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-さんざん蔑んでおきながら、妻になれだなんて……! 「子どもたちを認知してもらうために、裁判に訴えるわ」23歳のベルは震えながら、冷酷な大富豪クリストに宣言した。ベルが幼い頃、母はクリストの父の別荘で家政婦となり、雇主を愛して5人の子を産んだ――日陰の身に甘んじたまま。その母も雇主も亡き今、ベルが父親違いの弟妹と遺され、途方に暮れていたところに現れたのが、クリストだった。隠し子を一族の恥とし、養子に出すよう迫る無慈悲な彼に、ベルは弟妹を守りたい一心でとっさに裁判の話を口走ったのだ。「ならば子どもの面倒はみる。但し、君が妻になるのが条件だ」 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-静寂な修道院から一転、彼女の世界は情熱に染まって……。 修道院で静かに過ごす日々を終え、キャロラインは妹たちを連れて、後見人であるトワイフォード公爵のもとへと向かった。父の喪が明けた今、彼女は新たな人生の扉を開こうとしていた――華やかな社交界にデビューして、理想の花婿を見つけるために。だが、現れた公爵を見た瞬間、キャロラインは目をみはった。父と同じ年頃の男性を思い描いていた彼女の瞳に映ったのは、若く危険なほど魅力的な男性。いったいどういうこと?キャロラインが鼓動の乱れを感じたその刹那、公爵の瞳がきらりと輝いた。無垢な乙女を手に入れようと、甘美で危険な策略を巡らせて……。 ■放蕩貴族に魅せられた、清らかな乙女の初めての恋を描くのは、海外ロマンス市場でも大人気の実力派、ステファニー・ローレンス。社交界デビューするや、華やかなパーティでも舞踏会でも紳士たちを虜にするヒロインが、やがて本当の愛に辿り着きます。 *本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-そばにいるのに愛されないのは、あまりにさみしい……。 社交界デビューしたばかりの19歳のエヴィには、数多の紳士に言い寄られても、とうに心に決めた相手がいた。親友の兄で11歳年上のジェームズ。やがて伯爵となる彼が、遠い国へ旅に出ると知って、エヴィは勇気を出して恋心を打ち明けた。彼が鮮やかな緑の瞳でエヴィを熱く見つめ――熱烈なキスをくれるとは想像もせずに。驚きと喜びに舞い上がるエヴィ。だがその手を握った彼は翌朝、求婚を心待ちにしていたエヴィに何も言わず、旅立った。エヴィは泣き暮らし、心に誓った。もう誰も愛さないし、結婚もしないと。2年後、舞踏会でしつこく言い寄ってくる男に襲われかけたエヴィは、相手の足を撃ち難を逃れたが、悪評が立つ前に形だけの結婚をすることに。花婿に名乗りを上げたのは誰あろう、帰国したばかりのジェームズだった! ■Kindleのベストセラー作家にしてRITA賞ファイナリストという実力派M・ウィリンガムがシェイクスピアの『じゃじゃ馬ならし』にインスパイアされて執筆した作品! 傷心からじゃじゃ馬となったヒロインの、初恋の伯爵との切ない愛なき結婚の行方は?
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-亡き父の決めた婚約者は40歳年上!? 令嬢は男装して旅立つが…… 迫りくる結婚までに、思い出として冒険がしたい令嬢フィービー。 だがなぜか、いけすかない子爵と何度も遭遇してしまう。 日本初登場作家! 〈あらすじ〉 令嬢フィービーは、亡き父親の決めた40歳も年の離れた偏屈な伯爵との結婚が嫌でしかたがない。結婚まであと3カ月と迫ったある日、フィービーは兄のおさがりで男装し、乗合馬車で旅に出た。結婚までには戻るつもりだったが、残りの人生で心の支えとなるような冒険をしたかったのだ。 ところが、追いはぎと争ったときにけがをした彼女を助けてくれた尊大なダムレル子爵は長兄の友人で、素性を知られたフィービーはあっけなく家に帰されてしまう。 フィービーはその後、療養のために妹たちと共に叔母が住むバースへ行くが、ダムレル子爵とまたも遭遇。その後もなぜか行くところに必ず現れる子爵にフィービーはいらだちつつも惹かれていって……。 日本初登場作家のヒストリカル・ロマンス!
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-甘い夢を見た夏。彼は娘の存在を知らない。 8歳のシャーロットは、セクシーなリカルドと恋に落ちた。すべてを捧げ、二人の甘い将来を夢見てすらいた。リカルドの実家を訪ね、彼がイタリア屈指の名家の御曹子であり、ひと夏の情事を楽しんでいただけと知るまでは。しかも彼の母親には品位に欠ける女と蔑まれ、追いだされたのだ。破局ののちに妊娠が判明して、子供をひそかに出産し、8年。いまは不動産会社で働く彼女は大富豪の客のもとへ向かっていた。「これは驚いた」そこにいたのは紛れもない、リカルドだった。平然とした彼の声に、シャーロットの胸はねじれるように痛んだ。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-あの日と同じ――胸の痛みも、あなたへの想いも。 ケイティは聞き覚えのある男性の声に身をこわばらせた。銀行勤めだったジェイゴが、こんなところにいるはずがない。だが、怪我をして運ばれた病院で意識を取り戻したとき、目の前にいた医師は、見紛うことなく元恋人のジェイゴだった。理由も言わず、忽然と去った男だ。しかもそのあとケイティは、階段から足を踏み外して、彼の子を流産していた。あれから11年。いまなお、ジェイゴは魅力的だ。そして皮肉な運命のめぐり合わせに、ケイティは茫然とした。2週間後から、彼女はこの病院で働くことになっているのだ。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ロマンスの巨匠たち~ダイアナ・パーマー傑作選 14 ~触れられるのが怖い。でも、あなたには触れたい。痛みを抱えた心が今、真実の愛によって解き放たれる。 二人が結婚しなければ、牧場は競売にかける――亡きおじたちに遺言を残された、ジリアンとセオドア。幼いころからセオドアを慕ってきたジリアンだったが、その胸には、誰にも言えない痛みがあった。15歳のとき、そして16歳のとき。2度にわたり乱暴されかけた過去のトラウマのせいで、どうしても男性を恐れてしまう。しかも、犯人のひとりが出所し、過去を吹聴し始めたせいで、セオドアにも白い目で見られている気がして……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-結婚式まであとわずか――。でも心は、別の誰かを望んでいた。 富豪との結婚式を目前に控えたザラに届いた、一通の手紙。それは、トスカーナの名も知れぬ実業家からの庭園設計の依頼だった。兄亡きあと塞ぎがちな両親を喜ばせたくて受け入れた愛なき結婚。ザラは仕事を引き受け、ロンドンを後にする。美しい丘陵に抱かれたヴィラで待っていたのは、黒髪の魅惑の男性、金の瞳に炎を宿すヴィターレ・ロッカンティ。広大な庭に夢を描くはずが、ザラの心は彼という名の迷宮に囚われていく。私には婚約者がいるのに……。まるで運命に導かれるように始まった誘惑。ドリーは彼の虜になった。愛を取るか、結婚の義務を果たすべきか悩むうち、彼の残酷なたくらみを知り、ショックを受ける! ■じつは彼が父への復讐のために近づいてきたことに気づく前に恋におちてしまったヒロイン。彼の情熱は真実の愛? それとも復讐の炎なのでしょうか……? 思いがけない相手との恋に落ち、運命に翻弄される三姉妹の姿を描く、ミニシリーズ〈予期せぬプロポーズ〉。第2話『見せかけの花嫁』もお見逃しなく! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-出会いは偶然か、必然か。でもこの恋心は、きっと必然。 父と母を相次いで亡くした看護師クレシダは、心機一転、オランダで老医師の執筆作業を補佐することに。老医師の家へ向かう途中でアムステルダムに立ち寄ったとき、運河の入り組んだ中心街で道に迷ってしまった。すると、青い瞳が美しい長身のオランダ人男性ヒレスに助けられるが、とても無愛想で横柄な彼に、クレシダは苛立ちを隠せなかった。その後、老医師のもとで働き始めた彼女は、思わぬ再会を果たす。なんと、アムステルダムで会ったヒレスが現れたのだ!彼が老医師の仕事仲間と知って呆然とするクレシダに、彼は告げた。「驚いたようだね。だが、あの出会いは必然だったんだよ」 ■傲慢なドクター・ヒレス・ファン・デル・テイレとの再会に心乱れるクレシダ。ある日、インフルエンザに倒れた彼女を優しく看護してくれたのは、他でもないヒレスでした。けれども、目覚めた彼女が目撃したのは、親密そうに並ぶ彼と恋人らしき女性の姿で……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-家庭教師が恋したのは、傷をもつ謎めいたカリブの富豪。 修道院育ちで天涯孤独の家庭教師サラは、カリブ海沿いの港町へやってきた。わずか1カ月間ではあるけれど、この町で大農園を経営する富豪のもとで、彼の亡弟の子供たちを指導するのだ。サラの目前に迎えの車が停まり、顔に傷のある野性的でセクシーな男性が降り立った。まあ、なんて素敵な人!一瞬でサラの心を奪ったのは、雇い主のジェイソンだった。だが屋敷に着くと、彼の妻を名乗る女主人から罵声を浴びせられ、子供たちからは敵意を向けられて、すっかり自信をなくしてしまう。ここに来てはいけなかったの? やがてジェイソンの秘密を知り、サラは彼への想いを募らせるが、事故に巻き込まれ意識を失い……。 ■多くのベストセラー作家からリスペクトされる、伝説の作家アン・メイザーの知られざる逸作をお贈りします。無垢な家庭教師と荒々しい大農園主が数々の障害を乗り越えて結ばれる、クラシックな香りが漂うロマンス! 作家の世界観にぐいぐい引き込まれます。
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-よるべのない彼女に残された道は、悪魔のような富豪にひざまずくこと。 ある朝、アンバーは訪ねてきた男性に叩き起こされ、すぐにアパートメントから退去するよう言い渡された。その男性──実業家コナルが新しい所有者なのだという。頼る人もない彼女は、着の身着のままで家を出るしかなかった。なんとかウエイトレスの職を得て、アンバーが泥酔客の相手をしていると、そこへ突然コナルが現れ、強引に店から連れ出した。私をどうするつもり? 彼のこたえは予想外のものだった。「仕事は用意する。それより僕と一夜限りの関係を結ばないか?」驚きながらもコナルに惹かれ始めていたアンバーは身を捧げるが、彼女が無垢と知り、彼は態度を一変させる。「なぜ黙っていた?」 ■ある日突然、貧しい暮らしへと転落したヒロイン。諸悪の根源のはずのコナルに惹かれて純潔を捧げ、責任を感じた彼から便宜結婚を提案され、受け入れてしまいますが……。シャロン・ケンドリックが描く、せつない愛なき結婚の物語をお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-私は自ら幸せを捨ててしまった。ボスに恋心を打ち明けたばかりに。 「1年だけ、妻になってほしい」冷徹なボス、アレスの突然の提案。1000万ドルと引き換えに、秘書のドリーは契約結婚を受け入れる。だが、契約書に署名した直後、心の奥からこぼれ落ちた愛の告白。アレスは激しく怒った。きみは秘書としての一線を越えた、と。そのまま彼は母国ギリシアへ旅立ち、そして――事故に遭った。7週間後、昏睡から目覚めたアレスからドリーのもとに電話があった。だが、彼は結婚したことも、あの夜の言葉も覚えていなかった。「お願いだ、婚約者として一緒に来てくれ」記憶を失った彼の懇願に、ドリーは揺れる。偽りの愛のはずだったのに、彼のまなざしはあの日よりも優しくて。これはやり直しのチャンス? それとも……。 ■彼と一緒にいられるだけで幸せ――そう信じて、ドリーはボスの故郷ギリシアで婚約者としてふるまいます。でも、愛の告白さえ覚えていない彼の便利な秘書でいるのはつらすぎて……。お金で結ばれた関係でも愛されたい。ただの秘書ではなく、一人の女性として。
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-ビジネスライクな大富豪との妊娠契約。愛など存在しないはずだったのに……。 ずっと胸に秘めていたテイラーの夢、それは、母になること。結婚は求めていないが妊娠したい彼女が考える子供の理想的な父親は、妻亡きあと再婚しないと公言する、知的でセクシーな大富豪ドミニクだ。ある日、彼女は“受胎のためのバカンス”という企画の存在を知った。南国リゾートに1週間滞在し、子を授かることをめざすのだという。テイラーが思いきってドミニクに一緒に参加してほしいと願い出ると、彼はあくまでもビジネスとして契約書を交わすなら、と承諾した。バカンスを終えて妊娠に成功したら、他人同士に戻ることも確認して。これで、すべて望みどおりになりそう! テイラーは喜んだ――魅惑の1週間を終える頃には、彼を本気で愛してしまうとも思わずに! ■情熱的であると同時に美しく詩的な筆致と評される大作家ブレンダ・ジャクソンの大ヒット作を初邦訳! ロマンス小説界の最高峰とされる賞の一つ、アメリカロマンス作家協会のノーラ・ロバーツ生涯功労賞を受賞した作家による、情熱と感動の物語をご堪能ください。
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-愛を知らない大富豪が目をとめたのは、 さえない見た目の下に輝きを隠した宝石で―― 読めばわかる、ロマンスの醍醐味。 婚約者に裏切られたあげく職場を失ったハリエット。 親戚から相続したアイルランドの牧場で再スタートを切ろうとした矢先、所有する馬が隣の豪邸に入り込んでしまう。 そこに現れたのはラファエル――世界的に有名な美貌のイタリア人大富豪だった。 モデルや女優に囲まれてきたはずの彼は、ぱっとしない容姿のうえ、汗まみれのパジャマ姿で飛び込んできたハリエットになぜか興味を抱き……。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ・スペシャルから既に配信されている作品のmirabooks版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-頬を裂かれ、十字架につるされた若い女性。 それは、四騎士になぞらえた連続殺人の始まりだった―― 本格サスペンスシリーズ、開幕! フロリダ州法執行局の捜査官エイミーは、その凄惨な現場を見て言葉を失った。 被害者は全裸で十字架につるされ、頬を切り裂かれたうえに心臓を槍で貫かれている。 儀式めいた方法が多くの謎を呼ぶなか現れたのは、関連事件を追っているというFBI捜査官ハンター。 突然の介入に反感を抱きつつも、彼とパートナーを組み共同捜査を開始したエイミーに、連続殺人の闇が猛然と牙をむきはじめ……。
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-伯爵による“ブラックメイル”――それは、世にも傲慢なプロポーズ。 リーは16歳の夏、端麗な美貌の青年ジルに恋をした。だが彼女の純粋な想いは、ふたりに嫉妬した友人によって汚された。友人が陰でリーの筆跡を真似て、はしたないラブレターを偽造したのだ。当然、育ちのいいジルから軽蔑され、リーの初恋は散った……。それから6年後、リーは出張で訪れた美しい城で、ド・ショーヴィニー伯爵ことジルと偶然の再会を果たす。取引相手が彼だったなんて! 知っていたらここへは来なかったのに!リーの内心の動揺を知ってか知らずか、ジルが衝撃の提案をした。「明日、僕と君は結婚する。妻の座を狙う愛人を追い払いたくてね」さもなくば、“あのラブレター”のコピーを利用するぞ、と脅して――。 ■そのラブレターは私が書いたものではないと、どれだけリーが訴えてもジルは納得しません。飽きのきた愛人を体よく追い払う道具に使おうだなんて、なんて傲慢な伯爵なのかしら! いくら腹立たしくとも、リーに拒否するすべはなく……。1982年の名作ロマンス。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ずっと秘密にしてきた。あの子の本当の父親は……あなた。 大学生のローラは半年前に出会った著名作家リーアムと結ばれたが、直後に彼は仕事でアメリカへ飛び、そのまま連絡を絶った。そして妊娠がわかったときには、彼はすでに女優と結婚していた……。リーアムの息子を密かに産み育てて7年が経った今、ローラの出版社に“新人作家”の原稿が送られてきて、彼女は感づいた。これは新人なんかじゃない、忘れえぬあの人の作品に間違いないわ!会ってみると、相手は案の定、リーアムだった。彼女を抱き寄せ、キスをし、彼は言った。「また会いたい」官能に身を震わせながらも、ローラの頭はNOと叫んでいた。彼と同じ黒髪に青い瞳の愛しい息子を、傷つけるわけにはいかないから。 ■ローラは10歳年上の恋人リーアムに尽くしたあげく手酷く捨てられましたが、再会した彼から、女優の妻との結婚は半年しか続かなかったと聞いて心が揺れます。よりを戻したがっている様子の彼に再び惹かれる気持ちをぐっとこらえ、ローラは去ろうとしますが……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-この子は絶対渡さない――誰にも明かさず密やかに産み落とした、あなたとの絆の証。 「君に会いたいんだ、テス」その一言は、心の奥に封じたテスの記憶を乱暴にかき乱した。プレイボーイとして知られる実業家、ニック――かつて一夜だけ、彼と燃えるような情熱を分かち合った。けれど翌朝、彼は涼しい顔で告げたのだ。“仕事の関係に戻ろう”と。なのに今、なぜ突然こんな電話を?胸に湧き上がるのは期待ではなく、恐れだった。まさか、ニックに知られてしまったの? あの子のことを――誰にも告げず、2カ月前に産んだ彼の子のことを。 ■傲然と光った愛しい男性の瞳に気づき、隠していた秘密を見透かされたように感じて、ヒロインは息をのみ……。家庭の温かさを知らずに育った二人の心の傷が癒されていく過程が丹念に綴られます。巨匠エマ・ダーシーが描く、傷ついた魂の再生物語。 *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-いつか名ばかりの夫が、私を愛してくれますように。 両親に疎まれ、愛を知らずに育った天涯孤独のアビーは、どうしても家族が欲しくて人工授精で子供を授かった。看護師をしながら幼い娘をひとりで育てていたある日、アビーは新任の外科医が友人の兄ニコだと知って驚く。イタリアの名家出身の彼はハンサムだが傲慢で、学生時代、地味で内気な彼女には目もくれなかった。その夜、突然ニコがアビーを訪ねてくると、耳を疑う要求を突きつけた。「きみの娘の父親は僕だ。娘を返してくれ」冗談じゃないわ! 父親が誰であろうと大切な宝物は渡せない。だが、彼が重病に罹り子供をもてなくなったと知った彼女は……。 ■サラ・モーガンの個性が光る、シークレットベビー・ロマンスの登場です。ヒロインが人工授精で授かった我が子の父親は、驚いたことに、かつての憧れの人。娘のため、そして彼のために便宜結婚を選んだはずのヒロインでしたが……。感涙必至の感動作! *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-カナリアは届かぬ愛を今日も歌う。愛する男性の子供を抱いて。 カフェを出たキャサリンは我が目を疑った。ルカ! 3年前、1カ月だけつき合ったイタリア富豪がなぜここに?純潔を捧げ、愛の告白をした私を、彼はあざわらって去っていった。おびえたキャサリンはベビーカーを押し、早足で歩き出した。だがルカがベビーカーの前へまわり、中をのぞきこんだ。とうとう知られてしまった。私が彼の子を産んで育てていることを。妊娠を知らせなかった彼女にルカは激怒し、親権を要求してきた。さらには、子供と一緒に彼の家で暮らすようにとも。私の愛を踏みにじったルカのもとへ戻るなんてありえない。けれど選択の余地はなく、キャサリンは涙を流しながら要求をのんだ。 ■子供の存在を知られ、かつて自分を廃人同然の状態に追いやったヒーローとふたたびかかわることになったヒロイン。生活をともにするうち、彼がかかえる暗く大きな秘密を知ることになり……。感動的な作風で大人気、C・コネリーのシークレットベビー物語です。
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-すべてを失った絶望の夜に、希望の光を宿すことになるなんて。 農場で働くレベッカは、幼い頃からオリンピック選手になることを夢見ていた。ところが練習中に大怪我をして、無念にもその夢を絶たれてしまう。さらに恋仲だった農場主の息子にも捨てられ、どん底に突き落とされた。元恋人の結婚式の夜、惨めで耐えきれず逃げ出したレベッカは、偶然出会ったセオの彫像のような美しさに我を忘れ、一夜限りと誓って身も心も捧げた。さよなら、昨日までの私。ようやく新たな一歩を踏み出した矢先、彼女は妊娠に気づき、しかもセオがギリシアの大富豪だと初めて知って動揺するが、彼から子供のためだと便宜結婚を提案される。本当にそれでいいの? 惑いつつレベッカはエーゲ海へ旅立った。 ■愛らしいヒロイン像と圧倒的筆力で人気急上昇の作家、ロレイン・ホール。今作では、運命の一夜で命を授かったヒロインが結婚へと導かれる、切ないロマンスを描きます。ストレスから早産になってしまったヒロインを心配して付き添うヒーローの姿に要注目!
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-華やかで、切なくて、感動的なシンデレラ・プリンセス物語! 仕事でヨーロッパの公国アルプアズーリへやってきたジェシカは、絵葉書のような美しい景色の見える道を運転していた。事故が起こったのは、白く輝く城が見えてきたときだった。ジェシカの車めがけて飲酒運転の逆走車が突っ込んできて、相手は車ごと崖下へ落ち、ジェシカは気を失った。6日後に目覚めたとき、そこは病院ではなく、公国の王子ラウルの居城であることを知り、彼女は驚いた。聞けば、崖から落ちて命を落としたのはラウルの婚約者で、彼が今の地位を保つにはすぐにも結婚する必要があったという。ああ、なんてこと! 私は王子を窮地に追いやってしまった……! ■北米ロマンス界のオスカー賞とも言われるRITA賞を2度も受賞した名作家マリオン・レノックスによる、夢のようなシンデレラ物語。孤児となった幼い皇太子を守るために花嫁が必要なラウルと、白血病で息子を失ったばかりのジェシカの、感動ロイヤル・ロマンス! *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-魅惑の公爵に恋してはいけない。この身では、彼の花嫁になれないから。 病を抱えるローラは子を産める可能性が低いと医師に告げられ、今後の治療の見通しがつくまで恋人探しを休もうと考える。会ってデートはしないものの、気の合う匿名のオンラインデート相手、“ダン”とだけはメッセージ交換を続け、心の癒やしとなっていた。そんなある日、ローラは第13代ブライトン公爵ヘンリーに雇われ、しばらくの間、公爵家の城に滞在して仕事をすることになった。凜々しくハンサムなヘンリーに会って強く惹かれたローラは、多くの共通点があることから、彼こそが“ダン”ではないかと直感する。でもたとえそうであっても、私の彼への恋心は報われないだろう――彼の花嫁は、公爵家の跡継ぎを産める女性でないといけないのだから。 ■J・オースティンを愛する小説家、J・ルイスの日本デビュー作!持病というハンディを負うヒロインが、持ち前の正直でまっすぐな性格で恋と向き合う姿に好感が持てます。相手を大事に思うからこそ一緒にはなれないという、切ない展開に目頭が熱くなる秀作です。
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-「おじさん、ママの彼氏?」「友達さ。ママにはたくさん彼氏がいるの?」 ロンドン郊外で静かに生きるリジーには秘密がある。あの夜、片想いしていた不動産王フィリップと結ばれた瞬間、人生は音もなく、劇的に変わったのだ――。姿を消したフィリップに告げられぬまま、彼との愛の証である息子をひとり育てるリジーの毎日は、秘密と幸せに満ちていた。だが運命は気まぐれに、ふたたび彼をリジーの前へ導く。「もう一度、君をこの腕に抱きたい」唐突すぎる言葉の裏に、彼は何を隠しているの?まさか──息子の存在に気づいて、奪おうとしているの? *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-「何が必要か、決めるのはぼくだ」 サリーは冷酷な父のもとを離れ、大英博物館で働いている。施設にいる病床の母を見舞いながらの生活は楽ではないが、無関心な父の代わりは、サリーしかいなかった。ある日、彼女は父のオフィスで、“買収王”の異名をとる豪腕なイタリア人実業家ザック・デルッカと出会った。彼はまるで獲物を狙うようなまなざしをこちらに向けてくる。いったい、私をなんだと思っているの?その答えは数日後、彼女の最も望まぬ形で明らかになった――買収王が父に要求したのは、そう、娘のサリーだったのだ! *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-「ちなみに、あなたは失礼きわまりない人ですね」 休暇から戻った看護師ジュディスは、書類を見て愕然とした。〈レディ・クレスウェル――白血病の疑い。61歳。近親者、チャールズ・クレスウェル教授〉「ああ、なぜこんなことに!」ジュディスはつぶやいた。この病院に、まさか彼のお母さまが入院しているなんて……。チャールズは、休暇中に出会った礼儀知らずの歴史学者。お見舞いに来た彼と、どうか鉢合わせしませんように!だが運悪くチャールズと再会し、彼の意外な提案に驚かされる。病院を辞め、母の専属看護師として彼の家へ来ないか、と。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-孤独で貧しく、不器量で従順――彼女こそ、私の理想の花嫁だ! 両親を失い、天涯孤独となったメアリーは、遠縁の家で息を潜めて生きていた。誰にも望まれず、必要とされることのない日々。そんな彼女に、ある夜、手を差し伸べたのはハヴロック卿。まばゆい美貌の子爵は、出会ってすぐ結婚を申し込んだ。なぜ私に? 戸惑うメアリーに、彼は静かに語った。異母妹を引き取るため、形式的な妻が必要なのだと。冷静なその言葉の裏に、一抹の誠実さを感じ、彼女は承諾する。誰かの役に立てることが、少しだけ心を温かくしたから。“孤独で貧しく、不器量で従順な娘”――まさかそれが、子爵の望む花嫁だとは知らず……! ■内気で冴えないヒロインが、寂しさばかりの人生に別れを告げられるかもしれないと、一縷の望みを託した結婚。でも夢のような結婚式の夜、見つけた紙切れに書かれていたのは、子爵の信じ難い〈花嫁の条件〉。さて、彼女がお返しにしたためた“夫の条件”とは? *本書は、ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャルから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-もう、妹とは呼ばないで。 恋人に裏切られたサスキアは、傷心を癒すためトスカーナの別荘へ向かった。 悲しみに沈んだままシャワーを浴びていると、浴室のドアが開き、 そこに現れたのは、義理の兄ルークだった。 少女時代、不器量でぽっちゃりしていたサスキアは、 完璧で魅力的な義兄に憧れながらも、なぜか避けてばかりいた。 だが、いつものように逃げ出そうとした瞬間、 彼の灰色の瞳が以前と違う輝きを放っていることに気づく。 向けられたことのない、熱い視線――。 戸惑う彼女の心の中で、新たな感情が芽生え始めていた。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-私を捨てた、愛しい娘の父親との苦い再会。 まだ16歳だったヘレンは、20歳も年上のリードに恋をし、 一夜の甘い夢の果てに、命を宿した。 だが、彼は何も告げず姿を消し、残されたのは残酷な現実だけ。 裏切りに打ちのめされながらも、ヘレンは独りで娘を産んだのだ。 月日が流れた今もまだ、心の傷は癒えない。 あるときヘレンは若い男性と知り合い、彼の実家への招待を受けた。 広大な屋敷で紹介された“父”を見て、しかしヘレンは凍りつく―― リード! 私を弄んで捨てたあの人が、なぜここに? しかも彼は、ヘレンをまるで初対面のように見つめていた。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-見つめる瞳に映るあなた。 気づかないあなたの横顔――。 秋の陽が射す診療所――地味な装いと慎ましい物腰が気に入られ、 受付係に採用されたばかりのマチルダは、運命の転機を迎えていた。 両親との新生活を始めたばかりの小さな村で、彼女の瞳に映ったのは 神々しいほど端整な顔立ちのドクターの姿。 心臓が早鐘を打ちだし、マチルダは初めての恋を知った。 でも母からさえ不器量だと言われ続けた彼女は、 この想いを隠そうと決めた。 自分には男性を惹きつける魅力などないとわかっていたから。 案の定、ドクターはマチルダを一度も見ようとしなかった。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ロマンスの巨匠たち~ダイアナ・パーマー傑作選 13 ~ 「あの夜を、ずっと忘れられないんだ」 6年前のキスの記憶が、ふたりを再び引き寄せる。 久しぶりに帰郷したライダーと再会し、アイビーの胸は高鳴った。 6年前――初めて触れた彼の唇の感触が、鮮やかに蘇る。 一線を越えそうになり、怖くなってまだ純潔だと告白したあの夜、 “気を持たせたくせに”と彼にののしられた。 その後、世界を股にかける建設王となった初恋の人は、 私の人生から遠く離れていった。 今、成長したアイビーの姿を見つめ、ライダーが低く囁く。 「ぼくは、あの夜をずっと忘れられないんだ」 低く甘いその声に、封じていた恋が静かに目を覚ます――。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-あの夜の記憶は失っても、 あなたへの恋心は消えない――。 アヴァは16歳のときから、少し頑固だけれどたくましくハンサムな 親友の義兄、ヴィートに恋い焦がれていた。 ヴィートと初めてキスをした夜、喜びもつかのま、車で事故に遭い、 残酷にも運命の歯車が狂いだす―― アヴァはその夜の記憶を失ったばかりか、 同乗していた親友を亡くしてしまったのだ。 事故の顛末を何ひとつ思い出せないのに、アヴァのせいだと ヴィートに冷たく見られ、3年の月日が過ぎ…… 働くことになった会社での初日、 会議室に入ったアヴァは凍りついた。 その場を取り仕切るボスは、ほかならぬヴィートだったのだ。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-洗練されて優雅な年上のオランダ人。 彼に恋しても、いいのでしょうか。 看護師ジェンマは弟や妹の世話と仕事が忙しく、 恋らしい恋をしたことさえない。 もっともそれは、美男美女ぞろいと言われるきょうだいの中で、 なぜか彼女だけが平凡な顔立ちだからかもしれなかった。 そんなジェンマに、ある日、転機が訪れる。 隣家に滞在するオランダ人教授ロスに闘病中の妹の看病を頼まれ、 折しも失業したジェンマは専属看護師としてオランダへ飛んだ。 そこで、ロスの一家と親しい若者からデートに誘われた彼女は、 生まれて初めてのことについ舞い上がってしまう。 ロスがその様子を気遣わしげに見守っていることも知らずに……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-久しぶりに再会した幼なじみに、 なぜか胸がときめいて……。 今月も妊娠していなかった──34歳のスカーレットは、 いまだ運命の人に巡り会えず、せめて子供だけでも欲しくて、 人工授精を受け続けていた。でも今日は幼なじみのジョンが、 海外から戻ってくる。彼の前では明るく振る舞わなくては。 気を取り直し、ジョンを迎えに行ったスカーレットは、 セクシーで男らしく変貌した彼に思わず目が釘付けになった。 本当にジョンなの? あのいたずらっ子だった昔が嘘のよう……。 つい彼に心を開き、うっかり悩みを打ち明けたスカーレットは、 彼のひと言に射貫かれて、心臓が止まりそうになった。 「僕がきみの子供の父親になるよ。ただし……人工授精ではなく」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-あの日のプレイボーイが、 愛妻家になって帰ってきた!? 安心してください、妊娠は間違いでした―― 結婚式当日、そう綴った置き手紙を残し、ロウリは涙をこらえて 花婿アダムの前から姿を消した。おなかの子は彼との愛の証だ。 だがそう告げても、彼が私を愛してくれることはなかった。 ロウリの罠に嵌められたと言い放ち、冷たく背を向けたのだ。 あれから2年。ロウリは幼い娘を独りで育てていた。 つましくも幸せで穏やかな日々がずっと続くと思っていたある日、 偶然町中でアダムにでくわし、娘の存在を知られてしまう。 我が子とかかわりたいという意外な彼の申し出に、ロウリは驚き、 心が揺れた──まだ彼を愛している。でも彼を信じていいの? *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-わたしたちの思い出は消えてしまっても、 感情は消えていないはずよ。 ルーシーが目を開けたのは病院のベッドで、付き添っていたのは、 義理の家族の天敵である、アントニアディス家の長男タナシスだ。 彼は、自分たちは婚約していると言ったが、彼女に記憶はない。 6年前、ほんの一瞬の出会いで惹かれた彼が、わたしの婚約者!? 事故で頭を打ち、この2カ月間の記憶を失ったのだ。 ルーシーの義理の家族とタナシスの家は海運業を営んでいるが、 両家の不仲から投資家たちが手を引きはじめた。 ふたりの結婚は両家の関係の修復を見せるための契約でしかないはず。 なのに、病床のルーシーに献身的な姿を見せるタナシス。 ルーシーは彼に愛されていると実感するが――。
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-“本物の恋”なのに、言えることは ただ一つ――私を、愛さないで! 嘘よ! 一生、子供が産めないなんて……。 フェイはあまりに無情な医師の宣告に目の前が真っ暗になった。 瀕死の重傷から生還し、つらいリハビリにも耐え抜いた。 でも未来への希望が消えた今、何を支えに生きていけばいいの? 心を閉ざし、笑顔まで失ってしまった妹を心配したフェイの兄が、 鮮やかなブルーの瞳と白い歯がまぶしい親友カイを連れてきた。 彼は持ち前の明るさと豪胆さで、フェイの凍えた心を溶かしはじめる。 だがカイの存在が大きくなればなるほど、フェイは怖くなった。 子供好きの彼に、私はもう子を望めないのだとは言えない。 だから、彼に愛される資格なんてない……。彼女の頬を涙が伝った。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-片想いと片想いをつなぐ、 史上最高に愛おしいキューピッド! 大学院で学びながら、9カ月前からナニーとして働くクレア。 経済的に困窮する両親や既婚の姉たちを見て育ったため、 これからいい仕事に就いて自立した人生を送るのが長年の夢だ。 雇い主のヴィクは竜巻で妻を亡くしたシングルファーザーで、 幼い一人息子のジェレミーはクレアにとてもなついている。 クレアもジェレミーをまるで我が子のようにかわいく思い、 また、ヴィクに対しても出逢ったその日から密かな恋心を抱いていた。 そんなある日、ジェレミーが何者かに誘拐されるが、 クレアはヴィクと協力して救出に成功し、心の絆を深める。 しかし、彼女が長年の夢を叶え、ここを出ていく日が近づいていた……。
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-甘い微熱に、身をまかせて……。 ローリー・フォスターほか、真夏の太陽より熱い極上の3編で紡ぐアンソロジー! 生真面目な教師ナタリーには秘密がある。 それは、セクシーな隣人ジェットと夜ごとベッドをともにしていること。 恋心をひた隠し、あくまで体だけと割り切ったふりを続けていたけれど、休暇旅行が二人の関係を一変させて――。 『昼の顔、夜の顔』ほか、シングルマザーが常夏の島で新たな自分を見つける『プライベート・バカンス』、未亡人と無骨な保安官の禁断愛を描いた『誰にも言わないで』の3編を収録。 *本書は、MIRA文庫から既に配信されている『彼女たちの麗しき恋事情』を改題した新装版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-目覚めたらそこは、ジェイン・オースティンの時代だった!? 21世紀の独身男×19世紀の壁の花。200年の時を超えた契約結婚の行方は? 注目作家が贈る、話題のタイムトラベル・ロマンス 交通事故に遭い意識を失ったプロホッケー選手のタック。 目覚めた彼を助けてくれたのは古めかしいドレスを着た可憐な女性リジー。 なんとそこは、200年前の英国だった! 作家志望の令嬢リジーは19世紀のマナーを知らないタックに振り回されながらも、 自分を社交界の壁の花ではなく対等な存在として扱ってくれる彼に心惹かれていく。 だが便宜上行ったはずの契約結婚が思わぬ波乱を招き……。
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-結婚したいのは、あなた 母の決めた縁談を破断にすべく奔走する令嬢が 恋した相手は、兄の親友で”お目付け役“――。 大好評〈ワーシントン〉シリーズ 〈あらすじ〉 父が亡くなったため一年遅れで社交界デビューした公爵令嬢ルシンダは、初めてのシーズンを楽しむつもりでいた。だが、ロンドンから早く領地に戻りたい母親は、手っ取り早く旧友の息子クォーンドン侯爵との縁談をまとめようとしていた。侯爵は悪い人ではないが、ルシンダの趣味である乗馬が嫌いで、本の趣味も違う。結婚する未来は描けなかった。そこでルシンダは一計を案じる。彼に、自分よりもっとふさわしい花嫁を見つけ、破談にしてもらおうと。 花嫁探しを決意したルシンダは、兄からお目付け役頼まれたエリオット伯爵ジェラルドに作戦を打ち明ける。ともに行動するうち、趣味がぴったりと合うジェラルドにルシンダは惹かれていくが、彼はまじめに役割をこなすばかりで……。 一方、実はジェラルドも密かにルシンダに想いを寄せるようになっていたが、彼女が好きなのは自分ではないと誤解したまま、感情を隠してお目付け役をつとめていた。すれ違ってしまったふたりの気持ちは? そしてルシンダの”計画“の行方は――?大好評〈ワーシントン〉シリーズ
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-傲慢富豪に赤ん坊を奪われるくらいなら、いっそ私が、愛されぬ花嫁になる―― 姉夫婦が里帰り出産のために乗った飛行機が墜落したという報道が……!悲報に動揺するモーガンの前に、波打つ黒髪の男性が現れた。アレックス・ハモンド! 姉の義兄で、一族の企業を経営する大富豪。姉の結婚式で会っただけだけれど、傲慢さが強く印象に残っている。一縷の望みをかけ、モーガンはきいた。「姉夫婦は生きているの?」アレックスはきっぱりと否定したが、子供は生きていると告げた。姉は墜落後に息子を産んで息を引き取ったのだという――モーガンとアレックスに幼い命を託して。アレックスは自分が育てると言うが、モーガンにそのつもりはなかった。魅力的だけれど冷たい彼に、大事な赤ん坊を渡すわけにはいかないわ! ■USAトゥデイのベストセラー作家C・モーティマーの名作! ひとまずアレックスと英国へ渡ったモーガンは、亡き姉が高慢で意地悪な義母や義妹とうまくいっていなかったことを知ります。しかも親権問題を解決するため、アレックスに愛なき結婚を提案され……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-「君はぼくのタイプじゃない」ハンサムで尊大な隣人に心を弄ばれ――。 世界を股にかけて活躍する、敏腕社長マッカラム――数カ月前に彼の秘書になったマデリンは、不在ばかりの社長の顔を、実はまだ見たことすらない。それでも仕事にやりがいを感じ、忙しく過ごしていたある日、隣の家にカルという男が住みはじめた。長身でハンサムなカルは獅子を思わせる威圧感を漂わせ、初対面から、マデリンが自分を誘惑したがっていると決めつける。とんだ言いがかりに憤慨し、彼を避けようとするマデリンだが……。 ■出す作品すべてがヒット作! 希代のベストセラー作家ダイアナ・パーマーが描く、一度読んだら虜になってしまう傲慢なヒーロー像とうぶなヒロイン像は今作でも健在。振り回される恋をご堪能あれ! *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-身重の私を見捨てたあなたを、なぜか憎むことができなくて……。 アビーは4年前の離婚を機に、片田舎の村で画廊を経営しながら、幼い息子と暮らしていた。ある日、予期せぬ訪問者が現れる──元夫のギリシア人実業家ニックだ。子どもをなかなか授かれずにアビーが悩んでいるのを尻目に、彼は愛人のもとへ通っていた。家を飛び出した彼女はその直後、身ごもっていることに気づき、ニックに告げるが、彼は我が子と認めず離婚を申し立てたのだ。今さら私と息子に何の用があるというの?驚いたことに、ニックは自分と瓜二つの幼子を確認すると、強引に再婚を迫ってきた。償いがしたいと言って。彼への想いを断ち切れず、アビーは受け入れてしまうが……。 ■ギリシア富豪の夫に我が子の存在を否定され、追い払われたヒロイン。再婚後に彼の父親が亡くなり、ようやく隠されていた彼の苦悩を知ることになりますが……。ジャクリーン・バードらしい、王道のドラマティックなロマンスをお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-白鳥になれたと思っていたけれど、まだ醜いあひるの子だった……愛なしでは。 ビアンカは法律事務所に呼ばれ、余命わずかなイタリアの資産家が存在を知らなかった姪の彼女に会いたがっていると言われて仰天した。父の顔を知らず、早くに母を亡くしてずっと貧しかった私が?叔父の邸宅で熱烈に歓迎されて、ビアンカは家族の愛を初めて知り、幸せを噛みしめた――そこにルカが結婚相手として現れるまでは。叔父は自分の死後を考え、子爵の彼を姪の夫にしようと考えたらしい。ビアンカは冗談ではなかった。6年前、ルカは私を残酷に切り捨てた。“貧乏育ちの君と、貴族の僕では住む世界が違う”と言って。ところが、ルカは二人きりになるなりビアンカの唇を奪って……。 ■人気作家J・ジェイムズによる、これぞまさにジェットコースターロマンス!な傑作をお届けします。病身の叔父を思うと、自身を捨てた子爵ヒーローとの結婚話を断れなかったヒロイン。けれど、まだ彼への想いを断ち切れていなかったことに気づくのでした。
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-あの夏、あなたに見せた素顔は、けっして嘘ではないと信じてほしい。 イリンカはロンドンで突然誘拐され、ヴェネチアへ連れてこられた。そこで待っていたのは、何世紀も続く名門の富豪ザーゴだった。3年前の夏、イタリア旅行中のイリンカは彼と出会って恋に落ち、純潔を捧げて、夢のような数週間を過ごした。だが彼に求婚されて急に怖くなり、別れも告げずに逃げ出したのだ。「僕の妹が恋人との仲を裂かれて泣いている。きみの仕業だな?」変装の専門家であるイリンカには秘密を守るべき仕事依頼もある。口を開かない彼女に、話すまで屋敷でメイドとして仕えるよう、ザーゴは厳しく言い渡した。嘘でしょう? 一日中一緒に?今度こそは逃さないと彼に熱く見つめられ、彼女は身を震わせた。 ■その高い変装技術を買われ、富裕層の顧客から様々な依頼を受けているヒロインは、偶然にもヒーローの妹のトラブルにかかわることに。メイドとして彼の屋敷で暮らすうちに、封印した想いが再び溢れて……。ケイトリン・クルーズらしい軽妙洒脱なロマンスです。
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-秘密で産んだ赤ん坊を見つめ、あなたを想わない日はない……。 ジュリアは秘書として、妻として、世界中を飛びまわる実業家の夫マックスを支え続けてきた。クリスマスも新年も関係なく、くる日もくる日も仕事に明け暮れて。こんなの……幸せじゃない。そう訴えても、夫は聞く耳を持たなかった。とうとう耐えきれずに家を出たあとで、妊娠に気づいた。でも、子供はいらないと言っていた彼には打ち明けられなかった。1年後、ジュリアは独りで双子の赤ん坊を育てていたが、今でも本当はマックスが恋しくて、枕を濡らす夜もあった。父を知らずに育つ娘たちを思うと、悲しみで胸が潰れそうになる。そんなジュリアの前に、ある日突然、怒りに満ちたマックスが現れた! ■ジュリアは幸せな結婚とはどんなものか、マックスと一緒に考えたいと心の底から訴えたのに、秘書でもある彼女がそんなことで仕事を放棄するなら“契約違反”だと冷たく返されてしまい……。シークレットベビー&夫婦の愛の復活を描いた名作をお贈りします! *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-私はただのベッドの相手?愛される妻には決してなれないの? ジェインはダンの妻として世界中を飛びまわっていたが、やがて“携帯用ベッドの相手”のような自分に嫌気が差し、2年前から別々の道を歩き始めた。「僕が必要になったら連絡してほしい。必ず駆けつけるから」何を言うの、私たちは終わったのに――そう思っていたが、ジェインは今、ダンを頼るほかない窮地にあった。やっとのことで捜しあてた彼は、なんと地球の裏側にいた。久しぶりに聞くセクシーな声が答える。「僕らはすぐ行くよ」僕らですって? そのとき、電話口で甘いはしゃぎ声がして――!? *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ボス&秘書ロマンスの決定版!もう忘れてしまいたい恋なのに、彼の秘書にまた戻るなんて、いや! 2週間前に転職して、探偵事務所に入ったキット。なのに、前の会社の社長ローガンが押しかけてきて、もう一度秘書として職場に戻ってくれと言うのだ。わたしを首にしたくせに、今さらなによ!キットはローガンを愛していたが、彼がつき合い始めた女性の悪い噂を彼に告げて、怒らせてしまったのだ。今、ローガンは、放浪癖のある母親がまた行方不明になったとキットに母親捜しを頼みたいと言う。複雑な想いで捜索を開始したキットだったが……?
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-気まずい再会から始まる、シークレットベビー物語! 姉夫婦の訃報を受け、イタリアへ向かったキャリーは、遺された双子の子供たちのことが心配でならなかった。これまで姉夫婦の子として育てられてきた双子はじつのところ、キャリーと、義兄の弟である大富豪パオロの子供だった。9年前、姉の結婚式でパオロと出逢い、その晩純潔を捧げた。だが、女性を本気で愛したことのないプレイボーイの彼は、感極まって愛を告白する彼女をせせら笑い、去っていったのだ。今、パオロとの再会に、キャリーの胸は潰れそうだった――パオロは、双子が彼と私の子供だとは、まだ知らないから……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-働き者のシンデレラが、傲慢富豪のせいで、クビに?! 仕事を掛け持ちするクローディアは、昼間はホテル付きの秘書。日によってホテルのオフィスで働くこともあれば、宿泊客の要請で臨時の秘書を務める場合もある。今日は、最上階のスイートルームに滞在する客の臨時秘書だ。ボスとなる客は世界的な億万長者エリス・ルフェーブル。“彼はトラブルそのもの。気をつけて”と忠告されていたが、クローディアは早くもトラブルに巻きこまれる。部屋に入るなり、一方的にエリスから言い渡されたのだ!「今夜は、きみもここに泊まるように」 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-過去をなくした美貌の貴公子を巡る、煌びやかなダイナミック・リージェンシー! アマンダは見慣れない部屋のベッドで目を覚ました。隣には緑色の瞳をした長身の見知らぬ男性が横たわっている。うっとりするほどハンサムなその男性は笑みを浮かべ、こちらに身を乗りだしてきた――。いったい、何が起こったの?アマンダはびっくりしてベッドから落ちた瞬間、すべてを悟った。この美しい男性と乗り合わせた馬車が横倒しになって地面に激突したとき、彼はわたしを抱き締めてくれていた……。大変! そのまま気絶したわたしたちは、夫婦と勘違いされたのだわ。評判に傷がつくことを恐れ、アマンダは男性の妻を装い、宿を出ようとした。ところが――彼は記憶喪失に陥っていたのだ! ■Jと刻まれた金の指輪をはめた、優美な物腰の男性をジェイと名づけ、仕事を見つけてあげたヒロイン。ある日ジェイは、彼女に劣情を抱く男が襲いかかり間一髪のところを助けようとして頭を殴られた拍子に記憶を取り戻しますが――その正体は驚くべきものでした! *本書は、ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャルから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-名門の夫を望めない孤児の私が、王子様に恋してしまうなんて――。 亡き母の出自を知るために、三つ子姉妹はロンドンへ向かっていた。道中、宿で次女イゾベルが中庭を散歩していると、金髪の男性が現れた。「おお、黄金のアフロディーテよ!」芝居がかったしぐさで一礼する。酔っているらしい。イゾベルは唇を引き結んだ。「通してください」「キスと引きかえでどうだ? ぼくはプリンスだ」質素な服のせいで、メイドだと思われたのだ。「プリンスはキスを迫ったりしませんわ」イゾベルは慌てて逃げだした。不躾な人! でもとてもハンサムだった。数日後、彼女はあろうことか、ロンドンの王妃の謁見の間で彼と再会する。彼――クラウディオ王子は三つ子姉妹の顔を見比べ、イゾベルに言った。「はじめまして」と、意味ありげな表情で。ああ、私ったら、本物のプリンスになんてことをしてしまったの! ■RITA賞受賞作家キャサリン・ティンリーの『子爵と出自を知らぬ花嫁』に続く出自不明の三つ子姉妹“ベルたち”を描く3部作の第2話です。爵位のある夫との結婚など夢のまた夢だったのに、正真正銘の王子様が、次女イゾベルを見初めて――!?
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-〝世界一の花嫁〟への指令は――? とうとう独りぼっちになってしまった……。三つ子の姉と妹が結婚し、取り残された気分のパイパーが、寂しさをなんとか仕事でまぎらわせていたある日、オフィスに突然の来訪者が――。旅先で出会った、スペインの名門一族の御曹司ニックだ。美しい黒髪と鋭い瞳が圧倒的な魅力を放っている。あのとき私を冷たく拒絶しておきながら、今になってなぜ?茫然としているパイパーに、ニックは唐突に言った。「親が決めた政略結婚を阻止したい。僕の花嫁になってほしい」 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-いまだ断ち切れぬ、義兄(ルビ:あに)への想い。 突然、病室に現れた義兄モーガンの姿にセリーナは茫然とした。セリーナの事故の知らせを聞きつけて、やってきたという。母が再婚したとき、セリーナはまだ12 歳だった。孤立しがちな彼女を年の離れた義兄だけが気にかけてくれ、その優しさに触れるうちに、次第に彼を好きになってしまった。後ろめたい思慕を隠そうとしたのに、いつしか知られてしまい、17 歳のセリーナは悩んだあげく、家を出たのだ――二度と義兄に会わないと決めて。もがき苦しむセリーナに、モーガンが低い声で突きつけた。「きみを家に連れて帰る」 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-隠し続けた秘密――この子は、あなたの子。 17 歳の夏、“愛している”という言葉を口にしたのはどちらが先だったか、フィリッパはもう思い出せない。両親を亡くし、厳しい伯母になじめなかったフィリッパと、愛に飢えた名家の子息スコットは磁石のように惹かれあった。でも、この身分違いの恋が成就しても誰も喜ばない……。そう諦めたフィリッパが、お腹の子を他の男性の子だと、彼に偽らなければならなかったとき、どれほど苦しかったか――しかし、それはまだ苦しみの序章にすぎなかったのだ。いまや大富豪になったスコットが、彼女の前に現れるまでの。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ロマンスの巨匠たち~ダイアナ・パーマー傑作選12 ~傷だらけにされても、愛さずにいられない初恋の男性(ルビ:ひと)――。 暴力的な夫との離婚、娘の財産狙いで起こされた親権訴訟――最愛の娘を奪われるかもしれないという不安に追いつめられ、マギーは誰も信じられなくなっていた。疲弊しきった彼女は心の傷を癒やすため、少女時代を過ごした牧場へとむかうが、そこには、さらに心をかき乱す存在が待ち受けていた。かつて想いを寄せた、兄のように優しかったゲイブ……。しかし、ゲイブへの淡い初恋の思い出は無残にも打ち砕かれる。「休暇をお望みなのか、それとも養ってくれる男か」再会した彼はそう言って、なぜかマギーに軽蔑の眼をむけた。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-「使用人には興味がない」と言った初恋の彼からの、7年後のプロポーズ。 貧しい家族の窮地を救うため、ポピーは夢をあきらめて、母の奉公先の領主館で家政婦として働いていた。だがある日、金目当てに母が不祥事を起こし、激怒した主にくびを言い渡されてしまう。ポピーが必死に許しを請うと、奇妙な要求を突きつけられた。「きみの家族を救う代わりに、ぼくの偽の花嫁になるんだ」なぜ私が? 16歳のとき彼とは住む世界が違うと思い知らされ、恋心を打ち砕かれたのに。ポピーは千々に乱れる思いでうなずいた。だが彼に婚約中は本物の恋人らしくベッドを共にしようと言われても、頑なに拒んだ。彼は私を愛していない。私がまだ彼を愛していても。 ■普通の庶民の娘と結婚するよう祖父に焚きつけられ、家政婦の娘ポピーを選んだガエタノ。ところが久しぶりに再会した彼女に冴えない少女の面影はなく、すらりとした脚の長い美人に成長していました。ついにポピーは初夜に純潔を捧げ、彼の子を宿しますが……? 今作では、普遍の大人気テーマ、“醜いあひるの子ヒロイン”が、華麗なる変身を遂げます! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている『領主を愛した代償』を改題したハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-タバサの髪に触れ、彼は言った。「頑固なシンデレラだね」 働き者の看護師タバサは、平凡な顔立ちにひっつめ髪。意地悪な継母とその連れ子で美人のリリスにいつもけなされ、自分の見かけのことはよくわかっていたが、気にしたことはなかった。オランダ人医師、マリウス・ファン・ビークと出逢うまでは。有能かつハンサムで優しい彼に、タバサは生まれて初めて恋をした。ある週末、リリスの誕生パーティのため実家へ赴いたタバサは、狭い部屋に追いやられ、着る予定のドレスも妨害されて着られなくなった。けれど、彼女が継母とリリスに奪われたのは、それだけではなかった。タバサがバルコニーに出ると、そこにはリリスが男性と一緒にいた――ああ、継母が言っていたリリスの“お相手”が、マリウスだったなんて! ■タバサがパーティのために新調したドレスは、リリスのドレスと色が同系という理由で、理不尽にも継母から却下されてしまいました。そんな彼女と二人きりになったマリウスは「月明かりのタバサ、すごくきれいだ」と褒めますが、彼女はお世辞としか思えなくて……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-どうか気づいてほしい。私もこの子もあなたを愛していると。 その夜、メイドのレイニーは雇い主である伯爵夫人に従って、舞踏会に出席していた。そこでありえないことが起きる。世界的な億万長者カシウスからダンスに誘われたのだ。陶然としたレイニーが気づいたときには、彼のペントハウスにいた。「僕がきみに喜びを与えられなかったら、1千万ドルやろう。だが喜びを味わえたなら、きみに僕の子供を産んでもらう」驚くべき賭を持ちかけられ、無垢なレイニーは動揺したが、彼女の仕送りを待つ故郷の盲目の父と病弱な祖母のため、カシウスに純潔を捧げてしまう。レイニーは夢にも思わなかった。まさかその一夜で、喜びどころか小さな命まで授かろうとは。 ■ヒーローとの賭に負け、彼の花嫁になったヒロイン。愛のない結婚だと割り切ったはずが、心を開いた彼から哀しい過去を打ち明けられ、しだいに惹かれ始めて……。ジェニー・ルーカスらしい、愛らしいヒロインを思わず応援したくなる、せつないロマンスです。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-この結婚は甘い罰──暴君を愛してしまった私への。 両親を事故で亡くし、住む家を失ったサラ。すがる思いで一度も会ったことのない母方の祖母を訪ねると、思いがけず優しく温かく迎え入れられ、心から安堵した。だがそんな彼女を訝しげに見る男性がいた。実業家ルークだ。サラの亡きいとこの夫である彼は、祖母を肉親のように慕っており、転がり込んできたサラは財産目当てに違いないと蔑んできたのだ。ある日、祖母が病で倒れ、ルークは態度を翻してサラに求婚した。祖母を安心させるためだけの結婚? 愛もないのに?昼は冷酷、夜は熱く責め立てる暴君のような夫に翻弄されながら、妻となったサラの愛情は深まり、やがて彼の子を身ごもって……。 ■ロマンスの女王、ペニー・ジョーダンの知られざる逸作をお贈りします。孤児から大富豪へと昇りつめたヒーローと、早くに両親を亡くし、異母弟や継妹と身を寄せ合って苦労を乗り越えてきたヒロイン。便宜結婚の先に二人が見つけた真の愛とは……? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-愛していたはずの記憶がないまま、貧しいシングルマザーは皇太子の花嫁に。 生活苦の中、報酬のいいパーティで給仕をしていたエデンは、カルタナのアザール皇太子にいきなり逮捕されそうになった。罪を犯したと言われるが、彼女にはまるで心当たりがなかった。翌日、エデンが息子と出かけて自宅へ帰ってくると、またしてもアザールが護衛の者とともに現れ、彼女を尋問した。我が子と皇太子を見比べて、エデンはとてつもない真実に気づく。事故で記憶を失い、息子の父親が誰なのかわからなかったけれど、この子はアザールにそっくりだし、銀色の瞳も同じだ。まさか……私の子供はカルタナの皇太子の子供なの? ■実力派M・ブレイクによる絢爛豪華にしてドラマチックなミニシリーズ〈愛と銀の瞳の王位継承者たち〉が始まります! 王子だった我が子の権利を守るため、皇太子ヒーローとの結婚を受け入れるヒロイン。だが彼はヒロインを親友と浮気した女と決めつけて……。
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-「ぼくとエロイーズは結婚します」まさか……うそでしょう? ジャングルの王さながら野性的で、光り輝くばかりの堂々たるオーラ。17歳のエロイーズは、兄の親友でギリシアの大物実業家コンスタンティン・ガラニスに、一瞬で恋をした――。だが兄が事故死し、6年後、生活は困窮を極めていた。強欲な継父に学費も生活費も奪われ、今は母の連絡先もわからない。ある寒い日、妖精の扮装をして高層住宅でのアルバイトに出向いた彼女は、エレベーターで凍りついた。憂いをおびたハンサムな横顔――コンスタンティンだわ! 驚きつつペントハウスでのディナーに誘ってくれた彼に、エロイーズは悲惨な身の上を語りだす。気づけば彼の胸に抱かれ……。 ■悲惨な境遇に身を落としたヒロインを案じたヒーローは、冷酷な彼女の継父に関係を問われるや、突然、婚約宣言をして――!? 恋愛体質のヒロインの母、ヒロインをいじめる小悪党の継父など、強烈なキャラクターの登場人物たちがストーリーを彩ります。
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-おなかにそっと手を当てる――命の神秘と、傲慢富豪に思いを馳せて。 ダーシーはバーでウェイトレスとして働いていたある夜、特別なものを感じた男性客ジェフとめくるめく夜を過ごした。複雑な家庭で育ち、高校を中退して16歳で独り立ちした彼女は男性に対して警戒心が強く、ジェフとの一夜は自分でも予想外だった。さらに予想していなかったのは、小さな命を身ごもったこと。今、ダーシーはそれを伝えに、実業家である彼の会社へやってきた。だが、つわりに襲われた彼女を見て事態を察したジェフが冷淡に告げた。「ぼくの責任だから、厄介事は自分で片づけるよ」“厄介事”だなんて、父親になることを望んでいないということね?じつは彼には結婚を考えている女性がいるなど、彼女は知る由もなく……。 ■原書の読者からキュートでユーモラスなストーリーが高く評価されている本作は、苦労人ヒロインと大富豪ヒーローの予期せぬ妊娠物語です!
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4.5「今度こそ、その手を離さない」 きみを失って、灰色になった世界。 11年後、数奇な巡り合わせが止まった時間を動かし始め――。 シャロン・サラ最新作! その日報じられた山岳遭難者の名に、ハンターは耳を疑った。 レイニー・メイズ――11年前に姿を消した、最初で最後の恋人。 家族の猛反対にあいながらも結婚を誓った矢先、彼女はハンターの前から姿を消し、 彼は失意のまま故郷とこれまでの人生を捨てたのだった。 そして今、ハンターは彼女の窮地を救うため、ひとり現地へと向かっていた。 「必ず君を守る」というかつての約束を今度こそ果たすために。
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-19世紀、倫敦(ロンドン)の貧民街。 背徳の伯爵は、無垢な天使に心奪われて――。 罪深いほど官能的な、至高の愛の物語。 背徳の街ロンドンで悪名を轟かせる伯爵マシュー。 放蕩の限りを尽くしながらも、女と愛に絶望していた彼を変えたのは、看護師のジェインだった。 暴漢に襲われ目を負傷した彼の身も心も癒してくれた天使の声――その面差しを一目見たいと再会の約束を取りつけるも、現れたのは地味で愛想のない赤毛のレディ。 驚き戸惑うマシューだったが、秘密の逢瀬を重ねるうち、固い蕾は香り高くほころび始め……。 *本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品の新装版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-純真な恋心は、報われたとたん、氷水を浴びせられて……。 9歳年上の逞しい隣人カルに密かに恋する18歳のアメリアは、危険な任務で重傷を負った彼を世話するうちに絆を深めていった。だが気がかりなのは、カルに執心している名家の令嬢の存在だった。アメリアを敵視する令嬢は、不穏な言葉で彼女の胸をかき乱した。「カルはあなたと遊んでいるだけよ。今のうちに楽しんでおくことね」そんなある日、最愛の祖父が急逝して家も人手に渡ることになり、涙するアメリアを慰めてくれたのは、カルだった。その夜に彼と結ばれ、これからは幸せが訪れると思われた矢先、カルは急に冷たくなって、例の令嬢を連れて祖父の葬儀に現れた。あのふたりは親密な仲だったのだ。これは彼からの絶縁状ということ……。アメリアは失意のまま故郷を去った――その身にカルの子を宿して。 ■生まれ育った町を離れ、亡き祖父の妹と暮らすことになるアメリアですが、そこで思いもよらなかったまさかの衝撃的出来事が――! もう再び結ばれることは永遠にないように見えたふたりの恋のゆくえは? 〈テキサスの恋〉の関連作です。
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-不自由や病を乗り越えた娘に、愛の壁が――感涙必至のシンデレラ・アンソロジー! ■脚が不自由だったヒロインと、白血病を患っていたヒロインが主人公のドラマティックなシンデレラストーリー2編を収録。人生の試練を乗り越えた先には、愛の試練が待ち受けていました。ヒロインの苦労を知る前と知った後のヒーローたちの変化にご注目ください。
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-1巻1,089円 (税込)数百年の時を超えきらめく、永遠の愛。 中世からヴィクトリア朝まで、 3編のウエディング・ストーリーを収録した豪華絢爛アンソロジー! 没落の道を回避するため、米国鉄道王の娘と結婚した公爵ジャスティン。 異彩を放つ風貌で“怪物公爵”と呼ばれる彼は、美貌の妻に心を開けず、情熱を抑え込む夜を送っていた。 けれどある日、彼女から思いもよらない告白をされ――『公爵の憂鬱な夜』ほか、 戦に翻弄される騎士とレディのドラマティックな求婚劇『憎しみに満ちた再会』、 放蕩侯爵と令嬢の期間限定の夫婦生活を描く『七夜の契り』の3編を収録。
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-美人の長女と可愛い三女、そして壁の花の次女。 植物学者公爵の花嫁に選ばれたのは―― 引っ込み思案な妻と研究に夢中な夫の いっぷう変わった結婚生活が始まる……!? ☆日本初登場作家! 〈あらすじ〉 三姉妹の誰がボーブルック公爵夫人になるのか――。社交界はその話題で持ちきりだった。 兄の死により、期せずして公爵となった植物学者のアレックス。研究にしか興味はないが、公爵の義務としてすぐにでも結婚しなくてはならない。父が生前、跡取り息子とアバーフォース伯爵家の娘の誰かを結婚させると約束していたため、三姉妹の中からひとりを選ぶことに。候補はしっかり者で美しい長女ハリエット、天真爛漫な末っ子キティ。そして、顔も知らない次女ラヴィニア。 だが、それとは別にアレックスは、いとこの結婚式で出会ったある令嬢のことが気になっていた。彼女は眼鏡をかけ、結婚式前だというのにこっそり本を読んでいて、社交が好きではないという。舞踏会で再会すると、今度は鉢植えの陰に隠れていた。 実はいっぷう変わったその令嬢こそ、伯爵家の次女ラヴィニアだった――。こうして皆の予想を裏切って、アレックスはラヴィニアに求婚する。彼女とならば、面倒な社交を避け、植物の研究に没頭できると思ったのだ。ところが、結婚生活は思いもかけない方向へと進んで……。 日本初登場作家のヒストリカル・ロマンス!
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-最高の読後感をお約束する、年の差ロマンスの名作! 10代の少年ニッキーに対するレイチェルの感情は、憐れみと、母性にも似た慈しみ以外の何物でもなかった。ロンドンのナイトクラブで歌う25歳のレイチェルは、ニッキーがすっかり自分に夢中だと知ってはいたけれど、孤独な少年の心を思うとむげに突き放すこともできずにいた。ニッキーは石油王マーク・ハモンドの跡継ぎで、聞くところによると、マークは冷酷無慈悲な大実業家らしい。ある朝、そのマークがレイチェルの前に現れた。そして、青みがかった黒髪に青い瞳の大富豪は傲慢に言い放った!「息子から手を引くには、いくら欲しい?」 ■読者の方からの熱いリクエストにお応えして、大作家シャーロット・ラムの名作が復活! レイチェルと傲慢富豪マークはまるで水と油のようですが、ぶつかり合ううち、彼女の心にはしだいに惹かれる気持ちとそれを抑えようとする思いが交錯し始め……。
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-家も頼りも未来も失った元令嬢は、血も涙もない大富豪に拾われ……。 父と婚約者を同時に事故で亡くしたアンドレアは、残された借金を返すため屋敷を手放さざるをえなくなったうえ、傲岸不遜な辣腕実業家ライナスの秘書になるしかなかった。けれど、次々に恋人を替えて独身貴族を謳歌しているボスを、アンドレアはなぜか嫌いになれずにいた。不幸のどん底でうちひしがれる私に救いの手を差し伸べ、励ましてくれたのは、ライナスだったから……。あるとき出張先のスコットランドで猛吹雪に見舞われたアンドレアは、ボスと小さな宿で2晩を過ごすことに。しかもシングルベッドの寝室で!不安しかない。27歳を目前に、私はまだ男性を知らないのだから……。 ■Amazonランキング第1位を記録するなど、今なお絶大な人気を誇るUSAトゥデイのベストセラー作家キャロル・モーティマー!そんな彼女がハーレクイン・レーベルで書いたボス秘書ロマンスを《キャロル・モーティマー・コレクション》からご紹介します。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-けっして結ばれない身分違いの王の子を宿して――。 レイラが亡き母から受け継いだパリの香水店に、ある日、黒髪のハンサムな威厳ある男性客が訪れた。金融界の大物にしてサン・クロワの王、プレイボーイとして有名なアリックスだ。獲物を狙うような彼の熱い視線に、レイラは困惑した。母を捨てた父と同じ裕福な美貌の男性には絶対心を許してはだめ。だが翌日から始まったアリックスの誘惑――高価なドレス、ディナー、プライベートジェットでのベネチア旅行。一夜だけなら夢を見てもいいの? レイラはついに彼に身を委ねた。やがて思いがけない妊娠に気づき……。 ■愛人をとっかえひっかえする愛を知らないヒーローが、誰も愛さない理由を知ったヒロインは……? ハーレクイン・ロマンスの不動の人気作家アビー・グリーンの、とびきりドラマティックでゴージャス、そしてロマンティックな気分を味わえる逸作です! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-薔薇の罠にかかった惨めな私を、いつかあなたは愛してくれるの? スージーのみすぼらしい部屋に、目も覚めるほどハンサムな男性が100本の薔薇を抱えてやってきた。「金目当ての女性はお断り。結婚にも興味はない。だが、なぜかきみに興味がある」セルジオ・ブージ──世界的企業を率いる大富豪の彼とは、2週間前にレストランで出会い、熱く誘惑されたものの、財産狙いの下品な女だと決めつけられ、追い返されたのだった。今さら何を言っているの? 失礼すぎるわ。スージーは怒ったが、 彼の魅力に抗えず、愛のない秘密の関係を受け入れてしまう。2カ月後、スージーは思いがけずセルジオの子を身ごもった。彼の義務感からの求婚に喜びは一瞬で消え、虚しさが募って……。 ■冷たい家庭に育ったヒロインが何より求めているのは、愛し愛されること。夫となったヒーローに片想いしたままの結婚生活にピリオドを打とうとしたとき、奇跡が起きて……。キャシー・ウィリアムズが描く、心を揺さぶる切ない名作ロマンスです。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-仇敵との結婚は、家族を救うため?いいえ、心に嘘はつけない。 リンナはギリシア富豪アサン・アカキオスに依頼され、彼の別荘で結婚式の料理を担当することになった。じつはリンナはアカキオス父子を憎んでいた。彼女の父親を辱め、破滅させたからだ。それでも料理は彼女の人生そのもの。拒む理由はなかった。ところが式の直前、アサンは花嫁を彼の父に奪われてしまう。リンナはそのとき初めて、この結婚が契約結婚で、以前から父子が反目し合っていたと知った。そしてアサンから、驚くべき提案を告げられた。「代わりにきみが花嫁になればいい」彼女の家族の汚名をそそぎ、借金も肩代わりするからといって。私が悪魔の花嫁に? なぜかリンナの胸は密かにときめいて……。 ■幼いころは家族ぐるみの付き合いもあったヒーローとヒロイン。互いに抱いていた淡い恋心も、いつしか運命の荒波に翻弄され、思わぬ展開に。2023年に日本デビューを果たしたロレイン・ホール。愛らしいヒロイン像と圧倒的筆力で要注目の作家です!
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-あなたに言えない3つの秘密。病気のこと、子供のこと、そして愛。 イギリスの田舎町にイタリア富豪ドラコがやってきたとき、ジェーンは驚愕した。児童養護施設で育った彼女は、生活費を稼ぐために3つの仕事を掛け持ちしていた4年前、ドラコに見初められ、夢見心地でプロポーズを受けた。しかし病気が見つかり、結婚式当日に彼から逃げ出したのだった。恥をかかされたドラコが怒り、私を許せないのは当然だ。ジェーンは申し訳ない思いとともに彼を忘れていない自分に気づいた。今の疲れた顔ではドラコは私だとわからないかもしれないけれど。その背中では赤ん坊がすやすや眠っていた……。 ■ヒロインは美しいトスカーナの大邸宅でイタリア富豪ヒーローの魅力にあらがえず、ふたたびベッドをともにします。“不肖の花嫁”の汚名をぬぐえないまま……。USAトゥデイのベストセラー作家K・ローレンスの切なくドラマチックなロマンスをご堪能ください!
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-最愛の夫だった――陰で裏切られていたと知るまでは。 3年前、ジョアンナの幸せだったはずの結婚生活は、夫の浮気相手が現れ、妊娠したと告げたことで破綻した。心の片隅に居座る彼の影が消えなくて、それからずっと胸が苦しかった。そして今、彼女は元夫のロリーが社長を務める会社を訪れた。もし彼と再会しても冷静でいられたら、私はつらい過去を乗り越え、新しい未来に向かって歩きだせると思えるはずだから。けれど、事業に成功して確かな自信をまとったロリーを見たとたん、ジョアンナの胸は情けないほど高鳴り、頬も赤く染まった。だが、ロリーはかつての別れ際を思い起こし、蔑むように言い放った!「あのとき、あれほど誇り高く拒んだ金を、今さら欲しくなったのか?」 ■お金のために結婚したのでも、離婚したのでもないと答えたジョアンナが、別の人と再婚すると知らせたとたん、ロリーの顔色が一変。「ぼくをもう愛していないかどうか知りたいなら、はっきりさせてあげるよ」そう言って、彼は巧みに元妻の唇と理性を奪って……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-命より大切な息子が、白血病だなんて……! 生花店を営みながら10歳の息子ニックと暮らすマロリーは、ある日、息子が白血病と診断され、無慈悲な運命に胸が潰れそうになった。すがる思いで治療を受けに病院を訪れた際、主治医の名を知ったマロリーは卒倒しかけた――ケント・バーガー!この11年間ずっと忘れようと努めてきた、息子の実の父親の名前だった。ケントとは11年前の夏に惹かれ合って結ばれ、ニックを身ごもった。だが、学会のためミラノのホテルに滞在中のケントに電話すると、彼はすでにチェックアウトし、しかも女性と一緒だったと知らされた……。でも今、真実は明かせない。話して担当を降りられたら困るのだ。ニックの命を救うには、優秀なケントの腕が絶対に必要なのだから! ■大人気のシークレットベビー・ロマンス! 創作コンテストで数々の受賞歴を誇る実力派作家ローナ・マイケルズが本邦初登場。マロリーはケントと息子が似ているので、周囲に、誰よりケントに親子関係を気づかれないか不安でたまらず……。珠玉の感動物語です。
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-「君とよりを戻したい」まさか……彼は息子の存在を知って――? 19歳の清掃員ビリーは、勤め先の高級アパートメントで倒れていたギリシア富豪ギオを助けたことがきっかけで、彼に恋をした。だが身も心も捧げ尽くしても、情事の相手以上にはなれなかった。ギオは良家の女性と結婚してしまったのだ。絶望の中、彼女は姿を消した――。ところが2年後、ギオが予告もなく家の玄関先に現れる。「離婚したから、君とよりを戻しに来た」なんて身勝手なの。ビリーは即座に拒んだ。足元で無邪気に笑うギオに似た幼子を、必死に彼の目から隠しながら。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-作家が憧れる名作家の大ヒット作、待望の文庫化! 天涯孤独のセアラは資格も持たず、仕事が見つからずにいた。そんなとき、幼いころ会ったきりの遠縁の叔母から手紙が届き、叔母の話し相手にならないかという誘いを受けることに。列車を乗り継いで到着した館は想像以上の大邸宅だったが、一つだけ影があった――叔母の若き愛人らしきジュードの存在。黒髪に憂いを帯びた瞳、謎めいた美貌の彼は傲慢だけれど、うぶなセアラはいけないと思いつつも惹かれずにいられなかった。ただ、彼が叔母と話しているのを立ち聞きしてしまったとき、セアラのことを“いけにえ”と言っていたのが気がかりで……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-愛人なんかじゃいられない――おなかにいる、この子のために。 タラが世界的なホテル王マックスに見初められて1年。最近、忙しい彼と会える時間はわずかなうえ、いつもベッドの中。つまり私は、ただの都合のいい愛人なの……?このところ吐き気に悩まされていたタラは不安に襲われる。じつは妊娠していたのだ。もしも彼に知られたら、産まないよう迫られるかもしれない。怯えて家を出たタラを、マックスは金の力で強引に捜し出し、なんと結婚を申し出た!結婚よりも本物の愛が欲しいタラは、条件を出す。1週間、一緒に特別な時を過ごすこと――体には指1本触れずに。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-“あなたみたいな家の子なんて”不当に格下扱いされた壁の花の物語。 放蕩伯爵デベン卿、30歳。いよいよ、跡継ぎが必要になってきた。久々に舞踏会へ足を運んで妻にふさわしい相手を見つけようとしたが、蜜に群がる蜂のように玉の輿狙いの令嬢ばかりが寄ってくる。うんざりした彼が大広間からテラスに逃げだしたところ、妖精のような娘、ヘンリエッタと出逢った。田舎から出てきたばかりの彼女はロンドン社交界から冷遇され、テラスの鉢植えの陰で涙に暮れていたようだった。デベン卿はヘンリエッタを妻にしようと心ひそかに決め、放蕩者として悪名高い彼を警戒する彼女に問いかけた。「きみを助けてやる。光り輝く社交界の華になりたくないか?」 ■リージェンシーの旗手アニー・バロウズの大ヒット作! ヘンリエッタは植木の陰に隠れて泣いていたため、社交界デビューに定められた白いドレスには苔で汚れたしみ、乱れた髪には枯れ葉が。けれど、ほかの令嬢と違って邪気のない彼女に、伯爵は興味を持ち……。 *本書は、ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャルから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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