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アイヌ童話集
自然や神(カムイ)と自由闊達に交流してきたアイヌの人々。彼らの間に伝わる様々な童話・説話には、アイヌ世界の豊穣が存分に描かれている。はじめてアイヌ文学に触れる人でも親しみやすいお話16編を集めた、珠玉の童話集。 まえがき よもやま昔話 口のきけない子と熊の話 流れてきた子どもの話 鬼が島せいばつの話 雲の船と男の子の話 チャランケの話 砂でつくった鯨の話 おばけ鳥の話 センタカイヌの話 鬼鹿毛どのの話 パナンペ・ペナンペ昔話 鬼のわなの話 金と銀の子犬の話 腹のなかの小鳥の話 オキクルミの昔話 日の女神を救いだす話 ききん魔を救い出す話 神々がざんげ話をする話 生いたちと晩年の話 解説 著者略歴 -
こんにちは、民生委員です。
木村悠史、社会保険労務士。「年金や保険の専門家なんですから、これほど民生委員に適任の方はいませんよ」――地区長にそうおだてられ、長野県松野市の民生委員に委嘱された。民生委員は非常勤地方公務員であるが、給料はいっさいなし、あくまでボランティアであり、担当地区を見回っては「何でもポスト」として住民の様々な悩みを聞いては解決するのが仕事である。「生活費がなくて苦しい」、「借金が返せない」、「親父にボケが始まった」、「買いものに行きたいのにバスがない」、「子供が保育園に入れない」、「隣のじいさんが死んでいるみたいだ」、「高齢者施設に入りたいが、どこがいいのかわからない」……次々と舞い込む問題ごとを解決するために、悩める同僚とともに奔走する!「人は誰でも、誰かのためになっている。誰かを助け、誰かを支え、誰かを喜ばせているからこそ、私たちは生きてゆける」――知られざる民生委員の実態とその苦悩、やりがいと喜びを描く、心あたたまるヒューマンドラマ。 -
オフィスハック
<スーツ男子×バディ×銃撃戦>人事部が悪い社員を社内調整=ぶっ殺す! シリーズ累計150万部「ニンジャスレイヤー」チームが描く衝撃の社内スパイアクション。 【衝撃のスパイアクション開幕!】2018年、東京・丸の内。合併続きで肥え太った大企業T社には「消費者をナメくさっている」事業で稼ぐ社員が誕生していた。彼らの不正が世に出ればT社のダメージは計り知れない。その前に証拠を押さえ部署ごと解体するのが、人事部の特殊部隊「四七ソ=オフィスの死神」の仕事だ。営業から四七ソへ引き抜かれた31歳妻子持ちの香田は、年上の後輩・奥野とバディを組んでいた。ある日、AIをフル活用してパクりブログを運営する部署への社内調整依頼が入る。順調にサーバールームへ侵入した二人だが、突然、武装したコンサルタントに襲撃を受けた!血を流す奥野。はたして無事に任務を遂行できるのか!? -
祈りの朝に
厭世家気取りの青年医師・貴之は、大学病院を追い出され、友人が経営する鎌倉の病院に誘われた。友人の妹・奈津が庭で佇むところを見かけ、一目惚れしてしまう。何とか彼女の気を引こうとする貴之。だが、彼女は聖女のように生きとし生けるものすべてに愛を降りそそぎ、貴之を一人の特別な男として見ることはなかった。それでも、愛を捧げ続ける貴之は、いつしか献身的な情の厚い人間へと変貌していった。ある日、友人から奈津の結核がすでに末期にあり、余命いくばくもないことを告げられると、貴之は、奈津への思いを昇華させるためにあることを決断する……。愛の本質を掴むために煩悶し、魂が光輝く喜びを知った青年の純愛小説。 -
やさしい悪魔
売買春の是非を問う。2002年、教育現場に「性教育バッシング」が吹き荒れた。保守派の老政治家たちが「過激な性教育」に怯え、手をこまねいている内に、教育とは対極にあるはずの性娯楽業界が、間違いだらけの「超過激な性教育」をインターネット界に蔓延らせてしまった。旧売春街のど真ん中、ラブホテルとソープランドとそこに勤める売春婦たちに囲まれて育った徹也。周りの“お姐さん”たちのなかでも、特に徹也を可愛がる松代姐さんに導かれ、少年は大人になっていく。売春街で育ったひとりの少年の成長が、「売春防止法」の是非を問いかける、社会派エンターテインメント小説。 -
病の中で
医師歴7年目の竹田は、越川という終末期を迎えた患者を担当することになる。越川は医師歴50年の大先輩だ。自分の運命を悟っている越川に対して、竹田はどう接すればいいか悩んでいた。ある日、越川は、竹田に今までの医者人生を話し始める。(「越川先生」)企画統括部長の斎木は出世争いの最中、大腸がんを宣告される。治療を続けながら会社に復帰することができたが、社内でのがん患者への風当たりは厳しかった。(「再出発」)老人はがんを患った。衰弱してきても、頑固さは変わらない。妻に先立たれ、息子とも断絶している。しかし、誠実な新米医師との交流で、頑固な老人は次第に心を開いていく。(「老人と新米医師」)日々「生きている」ことを意識するのは難しい。病という孤独を通して、「生」の尊さをかみしめる10編の物語。 -
王子は白馬に乗ってない!
オトナ女子には、幸せへの選択肢が多すぎる。高校時代の男を忘れられない真奈美は、彼氏がいなかった期間が全くないほど男に好かれるタイプだが、理想が高く結婚に踏み切れない。「一人が一番気が合う」と言う紗英は、結婚をコスパで考えるタイプで、親が持ってくる縁談の話にも消極的。付き合って3年の彼氏がいる由佳は、最近は会ってももらえず、ついに浮気相手と一緒にいるところを目撃してしまう…20代後半の3人の女たちに降りかかる、恋愛に関する数々の試練。これを乗り越えるために女たちが行くのがミツコママの店。幸せになるための葛藤や悩みをミツコママの鋭いアドバイスが解決してくれる。「王子は白馬には乗ってない」「男ってのは、できることなら毎日違う女がいい」「幸せになりたければ、4番目の男を捕まえろ」…他、ミツコママの愛と毒が詰まった至極のアドバイス達が女たちの心にグサリと突き刺さる。オトナ女子必見の恋愛小説。 -
Stay My Gold~永遠の輝き~
美しくしなやかな肉体に、ふたつの秘密を抱える希望(のぞみ)。「彼女」が抱える秘密――それは神秘と孤独に満ちた秘密だった。さらに美しく成長していく自身の肉体に、希望は違和感を持つようになる。母から自身に宿るその秘密を聞き、打ちのめされていたが、とある「少年」流風との出逢いが希望の人生を大きく変える。流風の持つ人懐こく明るい雰囲気に、希望の心には変化が訪れる。流風の存在が心の拠り所となり、孤独から次第に成長していく希望。しかし流風にも悲しい過去があり、心に闇を抱えていた。同じ秘密を持つ2人は、心を通わせていく。そして、いつしか互いに惹かれあうようになるが――純粋な愛にきっと涙する。本格的青春ラブストーリー。 -
美容冒険倶楽部
美容冒険家ブルースは、「若さ」と「美しさ」を永遠に保ちたいという人の顔望に応えるため、日々その素材を求めて世界を駆け巡っている。それが美容冒険家ブルースの仕事である。ある時は、東南アジアのタイの密林地帯にハーブの原料を求め、次にはアメリカのアナハイムで開催されているコスメ展示会でサプリ原料の売込みをする。しかし、世界を駆け巡るために使う交通手段は、車、船、飛行機だが、日本の整備された交通機関とは異なり、さまざまなトラブルに遭遇する。それは苦闘の連続である。それでも、美容と健康、医療に役立つ原料を手に入れるために産地に飛ぶ。ところが、クライアントのある企業の社長から、放蕩息子の教育を頼まれてしまう。その息子を立ち直させるため、アイドル療法やインドの伝統医療アュルビーダなどを体験させて一人前へと導いていく。そんな折、その息子が自家にある秘伝のレシピを売りたいとブルースに持ち込んできた。ブルースは、息子とともに持ち前の得意とするプロモーションを駆使し、大成功を収める。このことをきっかけに、その息子や仲間を集めて、人の永遠の「若さ」と「美しさ」を保つための体験や実践ができることを目的とする「美容冒険倶楽部」を立ち上げることにした。 -
月光
警備会社に勤める主人公・日高猛は国立科学研究所での夜勤中、天女のような男性に遭遇する。彼の名前は天音美月。研究員の一人だ。月の光を浴びながら、天に向かって両手を広げている美月を見て猛は感情に突き動かされるままに、思わず背後から抱き寄せてしまう。最初は驚いた美月だが、純粋でまっすぐな猛と接しているうちに徐々に心を開いていく。猛もまた、儚げな見た目とは裏腹に男勝りな性格の美月に惹かれていった。いつしか二人は、互いを名前で呼び合うほどの親密な関係となる。ある日、猛はひょんなことから美月に想いを寄せる男・田嶋の存在を知る。田嶋は美月に振られた逆恨みから、美月へのストーカー行為を続けているそうだ。そんな矢先に、猛は田嶋が美月の手を引き暗闇に消えていくところを目撃してしまい― -
神様
「私に触れてよ、お願い――。」 同世代の切実なリアルを歌い続ける加藤ミリヤによる、5つの恋愛小説 大好きな男の子は、あたしのピンクの小部屋に来てくれない。形が適さなくて、 ひとつになれないんだって。彼が親友だって紹介してくれたかわいい男の子は、 きっと彼のことを好き。あたしにはわかるんだよ。「ピンクトライアングル」 がりがりに痩せたい。彼が「かわいいよな」と言ったテレビのなかのタレントみたいに。 私は23歳でこんなダイエット施設にきて、いったい何をやってるんだろう? でも彼の心を手に入れられるなら、何だってできるの。「シナモン・シュガー」 私って、異常なのかな? 自分の恐るべき欲に興ざめする。一緒に暮らす肌の奥底 まで馴染んだ彼を捨ててでも、私の声を素敵だと言ったこの精悍な男に身を委ねたいと願うの? 「今夜、一枚残らず脱ぐ準備をしている」 みんなはわたしのことを天使と呼ぶみたい。女の子たちはわたしに頼むの、 「わたしの好きなこの彼の、ハートに矢をうって」って。じゃあわたしは? わたしはどうして彼に矢をうたないの? ぶっきらぼうで不器用な、わたしの王子様。 「羽根のない天使、空を飛ぶ王子。」 退屈にも飽きて、いつもひとりぼっちだったあたしを、壊して新しくしてくれたあなた。 あなたは私の神様。あなたがわたしを救ったように、きっとわたしもあなたを救えるよ。 この想いを受け止めて、お願いだから――。「神様」 愛なんて知らなかった、いらなかった。君に出会っちゃうまでは。 加藤ミリヤ小説第三作は、すべて恋愛をテーマにした書き下ろし短編集。 -
浅き夢見し
AneCanモデル押切もえ初の長編小説! AneCanモデル押切もえが構想・執筆に3年をかけ、すべて自ら書き下ろした完全オリジナルストーリー。新書『モデル失格』が大ヒットとなった著者による、モデル界初の長編小説です。 主人公は25歳の売れないモデル。きらびやかな舞台に立つことを夢見るも、実際には何も行動を起こせず、うまくいかない挫折の日々。空回りするオーディション、業界の甘い罠、ダイエットとリバウンド、後悔だらけの恋愛、ライバルの出現…、数々の試練やネガティブな感情に押しつぶされそうになりながらも、いかにして売れるモデルへと成り上がっていくのか。彼女が見つける、自分だけの未来とは…。 「表舞台で輝く笑顔の影には、他人には見せない努力、葛藤、摩擦…など辛く苦しい裏舞台が必ずある。それがあるからこそ、表舞台に強く立つことができる。夢を追い続けることは大切だけど、大変なんだ」という思いをこめて書き上げた長編小説。 モデル業界のバックステージや、キレイになれるノウハウなど、現役モデルだからこそ描ける細やかな描写に注目してください。人生をあきらめかけている人にこそ読んでもらいたい、新感覚の「モデル小説」です。 -
DRESS シャンパン色の恋
仕事に生きると誓った、40歳の誕生日、磨美子は職場である六本木の外資系ホテルに出社する途中、ヒールを溝に挟んでしまう。彼女を助けたのは、長身で精悍な顔つきのIT企業社長、浩一だった。彼の男臭さに惹かれる磨美子。でも彼は女性に取り巻かれているワーカホリック。「運命の出会い」を信じられる歳でもないけれど、半端でない恋がしたい。逡巡しつつも彼と結ばれるが、本当に彼は私を愛してくれているのか、彼との結婚はありえるのか。気持ちは揺れ――。 波乱に満ちた二人の関係を、都心の超高級ホテル、シャンパンを抜くパーティー、ファッショナブルなレストランやレジデンスを舞台に描く、煌めく恋愛小説。 -
断章のグリム 完全版
鬼才・甲田学人が贈る、悪夢のメルヘン完全版。 この世界の怪現象は全て、神の見た悪夢の泡である。集合無意識の海から浮かび上がった悪夢の泡は、個人の恐怖と混ざり合い、歪んだ「童話」となって現実世界に溢れ出す。 凄惨な過去を抱え悪夢と戦う時槻雪乃。普通であることが信条の白野蒼衣。二人は〈神の悪夢〉を滅ぼすため、想像を絶する物語を追い、その悲劇を解き明かしてゆく。悪夢が作り出した『灰かぶり』と『ヘンゼルとグレーテル』。その恐怖と結末は。すべての起源に迫る奇書『マリシャス・テイル』初収録の完全版。 -
偽装婚約、謹んでお受けいたします
1900年代初頭、倫敦。日本の没落令嬢・爽子は、偽の婚約者と共に遠い異国の地に降り立った。 家族を支えるため、何でも屋を営む爽子の元に舞い込んだ「英国での偽装婚約」の依頼。英国貴族の御曹司・セドリックを望まぬ婚約から助けるため、偽の婚約者として海を渡った爽子だが、待っていたのは言葉も文化も違う異国の厳しい洗礼だった。 しかし、持ち前の明るさで困難すらも楽しむ爽子は、閉鎖的な英国上流社会に新風を吹き込み、セドリックと家族の確執をも解いていく。そんな姿に、最初こそ期間限定の関係と思っていたセドリックも次第に惹かれていき――。 英国貴族の御曹司と運命を変える、国境を越えたシンデレラロマンス開幕! ■□■□■□■□■□■□■□■□ 登場人物 花村爽子(はなむら・さわこ) 没落した家を支えるために何でも屋を営む没落令嬢。とある目的のために渡英を画策していたところ、偽装婚約の依頼を受けた。明るく前向きな性格で、どんな壁も笑顔で乗り越える。 セドリック・エヴァンズ 英国貴族の御曹司。家族との確執から日本に逃げてきていたが、勝手に決められた婚約を破棄するために爽子とともに帰国することに。性格はやや捻くれているが、愛するものには一途。 -
プレデター
都市再開発計画の名のもとに首都が七つのゾーンに区切られ、格差社会化が進む2032年の日本。web情報誌の記者・明海和(あけみ・かず)は、独自に子ども狩と人身売買の取材を続けていたところ、カササギと名乗る人物に突き当たる。和が待ち合わせ場所に行くと、そこに現れたのはまだ10代の男性だった。彼は、これ以上取材を続けると「殺されますよ」と警告する。なぜ、子どもたちの取材をすることが危険なのか? なぜ、国際的なモデル都市でストリートチルドレンが生まれるのか? 和は、自身の父も“闇の子どもたち”の取材をしていたことを明かすが・・・・・・。ジュブナイル小説の名手による新たな代表作誕生!! 格差社会の闇に切り込む、ディストピア長編。 -
黄金旅程
装蹄師の平野敬は、北海道の浦河で引退した馬の世話をする養老牧場を営んでいる。敬が注目している馬・エゴンウレアは日高の小さな栗木牧場生産の最高傑作と言われるが、気性が荒く、プライドも高い馬で誰もが調教に手を焼いていた。以前エゴンに装蹄したことのある敬は、初めて彼に触れた時、間違いなく超一流の資質を秘めた馬だと確信していた。敬は、覚醒剤所持で服役していた元騎手で幼馴染の和泉亮介の才能を信じ、エゴンの乗り役を頼むことに。調教を重ねるうち、エゴンが自分の意志で走る姿を見せ始める。エゴンに人生を託した人々の想いは、二勝馬脱却への奇跡を呼び起こせるのか――。直木賞受賞第一作。 -
王朝奇談集
海岸に流れ着いた巨人、蹴鞠に精進した人のもとに現れた鞠の精、白狗の妻となった女、吉祥天女像と交わった男、天狗の幻術くらべ、安倍晴明、紫式部、花山天皇、西行法師……、『日本霊異記』『今昔物語集』『宇治拾遺物語』などの代表的な説話集から歴史書『大鏡』、紀行文『海道記』にいたる平安・鎌倉期の17作品から精選された珠玉の82編を収める。ファンタジーにユーモア、時には能芸や和歌を語る奇談の数々は、奇想天外、摩訶不思議、多情多恨、絢爛華麗、抱腹絶倒。稀代のアンソロジストが流麗な現代語訳で遺した美しくも哀れな古典幻想文学の花束をどうぞ! -
終の盟約
ある晩、内科医の輝彦は、妻・慶子の絶叫で跳ね起きた。元医者の父・久が慶子の入浴を覗いていたというのだ。久の部屋へ行くと、妻に似た裸婦と男女の性交が描かれたカンバスで埋め尽くされていた。認知症を確信した輝彦は、久が残した事前指示書「認知症になったら専門の病院に入院させる。延命治療の類も一切拒否する」に従い、父の旧友が経営する病院に入院させ、弁護士の弟・真也にも、事前指示書の存在を伝えた。長い介護生活を覚悟した輝彦だったが、ほどなくして久は突然死する。そこには医師同士によるある密約が隠されていた。――医師の兄と、弁護士の弟は、真相にたどり着けるのか? 命の尊厳と向き合う傑作長編。 -
かくりよ領事館の料理番
父を失い天涯孤独になった咲良は、ひょんなことからあやかしの世界・かくりよに迷い込んでしまう。辿り着いたのは人とあやかしの世界の境を守る領事館。帰るには関守の黒狼様・昴の力が必要だが、彼は重度の人間嫌いらしく、咲良は正体を隠して領事館の厨房で働くことに! ガレット、ムニエル、ローストビーフ。咲良の真心こめた絶品洋食でのおもてなしは、頑なな妖たちの心を解きほぐし様々な問題を解決へと導く。そんな咲良の献身に、昴も徐々に心惹かれていき……。 美味しいワインと洋食で心も体も満たされる、和風溺愛ロマン開幕! ■□■□■□■□■□■□■□■□ 登場人物 上條咲良(かみじょう・さくら) かくりよに迷い込んだ人間。都会のレストラン勤務の経験を活かし、洋食とワインの知識で神々やあやかしたちをもてなす。 昴(すばる) 人とあやかしの世界の境を守る関守の黒狼。上條家が祀る大口真神社の神でもある。過去の因縁から人間嫌いと有名。 -
佐渡絢爛
本屋が選ぶ時代小説大賞(第14回)、日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞(第13回)のW受賞作! 世界遺産となった佐渡を舞台に描くスペクタクル満載の痛快時代ミステリ! 血塗れの能面が佐渡の闇を呼び覚ます 千両箱消失、落盤事故、磔の死体――怪事件の現場に残るのは血塗れの能面「大癋見(おおべしみ)」。 佐渡を揺るがす謎と因縁に、振矩師の静野与右衛門と、一見、ぐうたら侍と思えた天下の素浪人・間瀬吉大夫が挑む。佐渡の未来を左右する大普請「南沢惣(みなみさわそう)水(みず)貫(ぬき)」開鑿は、成功するのか!? 友情、確執、大罪が交錯する濃密時代ミステリ! ◎第14回本屋が選ぶ時代小説大賞の選考の際の、各書店員さんのお言葉。 「謎解きあり、青春あり、恋愛あり、チャンバラあり。 時代小説好きなお客様には、間違いなくお勧めできる1冊です」 (さわや書店 外商部兼商品管理部 栗澤順一) 「登場人物たちがとても魅力的で、誰も彼もみんな大好きって思った作品です。 推しを見つけて盛り上がれる濃厚な時代ミステリーでした」 (精文館書店 中島新町店 久田かおり) 「ミステリー仕立てで面白く読みました。 特に吉太夫の人柄が魅力的ですね。著者の佐渡への愛も伝わってきますね」 (旭屋書店 船橋店 北川恭子) -
あと5分だけ、きみと。 特別でない日常の、10の恋の短編集
「あと5分だけ――。」 日常の何気ない瞬間に隠された、ささやかな10編の恋愛ストーリー。 本書は、雨の日の相合傘や深夜のコンビニ、屋上で分け合うイヤホンなど、私たちのすぐそばにある「きゅんとする瞬間」を切り取った特別な10篇の恋愛短編集です。どこから読んでも心がじんわりと温まり、どこか懐かしく、愛おしい感情が胸いっぱいに広がります。 1話あたり約5分で読めるため、忙しい日々の隙間時間にもお勧め。読み終えた後には、いつもの見慣れた景色がいつもより少しだけ明るく、輝いて感じられるはずです。 【こんな方におすすめ】 ・忙しい日々に、ほっと息がつける優しいときめきを求めている方 ・朝の通勤・通学時間や、就寝前のひとときにサクッと読める小説を探している方 ・初恋のドキドキや片想いの切なさをもう一度味わいたい方 ※本書は、『あと5分だけ、きみと 5分で読める、心温まる10の恋物語』の修正版です。 -
雪の中で、知らないはずの君に拾われた
会社を辞めて、ひとりで訪れた雪の国。 その旅は、空港でひとりの青年に呼び止められた瞬間から、少しずつおかしくなり始める。 「簡ユキリンさん??お迎えに来ました」 発熱で動けない幼なじみの代わりに現れたのは、 なぜか自分のことを知っている、見知らぬ男だった。 やさしい笑顔。 近すぎる距離。 そして、当たり前のように向けられる視線。 「写真より、少し痩せてるね」 ??どうして、私のことを知っているの? 知らない街で、 知らないはずの誰かに、 少しずつ距離を詰められていく。 これは、 雪の中で始まる?? 少し不穏で、やさしい恋の物語。 ※本作は白瀬しろの個人誌作品の電子書籍版となります。 -
あと5分だけ、きみと 5分で読める、心温まる10の恋物語
「あと5分、この幸せが続けばいいのに」――。 忙しい日常の隙間に、そっと寄り添う心温まる10の恋物語。 本書は、片道の電車内や休憩時間にさらりと読める「5分間の恋愛体験」を詰め込んだ短編集です。 雨の日の相合傘、深夜のコンビニ、放課後の図書室など、どこにでもある日常の中に隠れた「きゅん」とする瞬間を、10篇の短編物語でお送りします。 一話完結なので、どこから読んでも大丈夫。初恋の甘酸っぱさや片想いの切なさに触れることで、読み終えた後はいつもの景色が少しだけ明るく見えるはずです。慌ただしい日々に、優しい潤いとトキメキをチャージしませんか? 【こんな方におすすめ】 ・通勤・通学中や就寝前に、手軽に短編小説を楽しみたい方 ・最近ドキドキが足りない、日常に癒やしとトキメキが欲しい方 ・切なくて心温まる、等身大の恋愛ストーリーが好きな方 あなたにとっての「大切な5分間」が、ここから始まります。 -
竜血の一族
北の鉱山を舞台に、圧倒的筆致で綴られた哀切な昭和ロマン 昭和13年、北海道東部――鉱山技師の那須野寿一は、巨大な水銀鉱床と地図にない村を発見する。〈フレシラ〉という名のその集落には、謎めいた一族が暮らしていた。 鉱夫となったフレシラの若者アシヤ。寿一の息子で、水銀に魅せられた源一。太平洋戦争、朝鮮戦争特需、水俣病の公害問題……昭和の動乱に翻弄された二人の青年と数奇な一族の波瀾万丈を描く、壮大かつ幻想的な大河ミステリー。『竜血の山』改題。 【目 次】 第一章 赤い岩 ―昭和13年 第二章 水飲みたち ―昭和17年 第三章 不死身の鉱夫 ―昭和18年 第四章 冷たい山 ―昭和24年 第五章 ある母子 ―昭和26年 第六章 人間の血 ―昭和34年 第七章 湖底 ―昭和38年 第八章 飛ばない鳥 ―昭和39年 第九章 きらめく水のほとり ―昭和43年 〈巻末対談〉今村翔吾×岩井圭也 -
HUGH’s ADVENTURE
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小江戸川越で生まれたヒュウさんは、詩や文学に親しみながら、若い頃から冒険心を持ち、故郷を離れることを決意した。高校時代には中央アジアへの興味をかき立てられ、大学では谷川岳や北アルプス穂高岳の岩壁登攀に熱中。社会に出てからは、海外ビジネスに携わり世界143カ国を飛び回り、多くの国と地域を旅したが、その結果、最も素晴らしい国は日本であることを再確認した。中央アジアへの憧れは少年時代からあり、探検家の物語に強く影響を受けた。世界を旅し続けたヒュウさんは、日本国内でも四国遍路の巡礼を完遂し、次にはスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す予定だ。ヒュウさんは冒険心を持ち続け、長年にわたる海外ビジネスの経験から、積極的に世界を飛び回り、人生を楽しんできた。人生を全力で生きるヒュウさんは、今は八ヶ岳山麓に移住し、家族と共に豊かな生活を送る一方、今を生きる若者たちにも、新しい冒険を求めるよう願っている。本書に綴られたヒュウさんの人生哲学は、若い世代にもしっかりと伝わり、人生を一度切りで生きる大切さを学ぶきっかけとなるだろう。 -
八月の母
『イノセント・デイズ』を今一度書く。そして「超える」がテーマでした。僕自身はその確信を得ています――早見和真 長い間歪み続けた愛や母性の歴史、地層のように積み重なる闇に確かな兆しを探し続けた。神なるものへの幻想と呪縛を解き放つ祈りとその熱に、心が確かに蠢いた。――池松壮亮(俳優) 私も命を繋いでいく役目を担うのだろうか。微かな光と絶望に怯えながら、夢中で読み進めた。どうしようもない日々に、早見さんはいつだって、隣で一緒に座り込んでくれるんだ。――長濱ねる(タレント) 自分の奥底に隠しておきたい暗い何かをわかってくれている、という書き手がこの世に一人でもいること。そのことに救われ、気持ちが軽くなる読者は少なくはない。――窪美澄(小説家) 容赦などまるでない。「母」にこだわる作家が、母という絶対性に対峙した。確かなものなど何ひとつない世の中で、早見和真は正しい光を見つけようとしている。その試みには、当然異様な熱が帯びる。――石井裕也(映画監督) ラストに現れるヒロインの強い覚悟と意思の力に、私たちは元気づけられる。辛く暗く苦しい話だが、そういう発見があるかぎり、小説はまだまだ捨てたものではない。――北上次郎(書評家)(「カドブン」書評より抜粋) 八月は、血の匂いがする――。愛媛県伊予市に生まれた越智エリカは、この街から出ていきたいと強く願っていた。男は信用できない。友人や教師でさえも、エリカを前に我を失った。スナックを営む母に囚われ、蟻地獄の中でもがくエリカは、予期せず娘を授かるが……。あの夏、あの団地の一室で何が起きたのか。嫉妬と執着、まやかしの「母性」が生み出した忌まわしい事件。その果てに煌めく一筋の光を描いた「母娘」の物語。 -
ロストワールド
バブルの寵児ともてはやされた不動産王の夫と八年前に離婚し、現在は脚本家として働く沢野瑞枝。 夫はバブル崩壊後にすべてを失い、失踪してしまったため、一人娘・日花里の養育費も払われないままだった。 あるとき、年下のプロデューサーの奥脇から、瑞枝自身をモデルに「バブル期をドラマに描かないか」という依頼を受ける。 夫との出会いや結婚生活など、自らを切り売りするようなオファーに躊躇っていた瑞枝だが、娘からの励ましを受けて仕事に挑み始める。 執筆中に当時のことを振り返る中で、ずっと会っていなかった元夫の影が現れ、離婚以来音信不通だった夫の親友と再会し、 さらには自身のドラマに出演する人気俳優が接近してきて…。 一人の女性、そして家族の再生を描く傑作長編! -
ギークス ~警察署の変人たち~
頭は切れるのに人間関係に難アリな 警察署勤務のギーク(=賢いオタク)たちが井戸端会議で事件解決!? フジテレビ木10ドラマ、 新感覚の謎解きエンターテインメントを完全ノベライズ! 警察署の鑑識官として働く西条唯(29)は、優れた記憶力と、物事の細部を即座に把握できる高い証拠分析能力の持ち主。そんな西条の日課は、心理分析のプロで産業医の吉良ます美(35)、地理に精通した交通課員の基山伊織(28)と、お決まりの居酒屋で職場や人間関係の愚痴に花を咲かせること。頭は切れるのに、仕事でもプライベートでも人間関係に難がありすぎて何かとこじらせているギーク(=賢いオタク)な彼女たちのもとに、署の刑事らが頭を悩ませているという事件の話が飛び込んできて……。
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