あらすじ
失われた王の記憶を巡り、進められる王とプフの勝負。王は“円”に反応したウェルフィンの下へ。そして追い詰められたウェルフィンの一言が、王の記憶を呼び覚ます。一方パームが語る、王に使った爆弾の正体とは!?
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匿名
最期
メルエムとコムギの最期は穏やかで優しいもので、自然と涙が溢れました。
キメラアント編が終わり、次は会長選挙編!
今後の展開も楽しみ!
Posted by ブクログ
なんというか、蟻の話のラストが衝撃的過ぎて、うまく言葉になりません。
……そういうオチなんだ……と。
何の疑問も持たず、あんなにたくさんの人を虐殺して、あんなに大勢の人を殺したのに。
最後の最後が、そんなオチだとは思わなかった……。
なななななななんで、あたし、これ読んで泣きそうになってるのー!!
びっくりした。
もうすぐ自分が死ぬかもしれないってプフの能力もユピーの能力も同時に手に入れた最強の王様が最後の最後に向かった先は、たった一人の少女の下で。
たった一人の少女もまた、その王様と共に殉ずることを厭わなくて……
何で、何で、最後だけそんなに簡単に綺麗に終わってしまったのだろうか……。
結局一番ひどいやつだったのは誰だったんだろうね……。
蟻は、人間の能力を手に入れたことで、殺戮能力と知能を得て。
知能を得た蟻は、すべてをわが手中に収めようとした。
自分の分だけではなく、他人の分まで。
でもそんな大それたことをしようと考えたのは、人間の知能を手に入れたから。
そして、その人間の知能を使って、人間を選別にかけて、より強い能力を手に入れようとした。
けれど、すべての能力を手に入れ、最強の蟻となった王が向かった先は、たった一人の少女の下で。
自分が先が長くないと知ったら、その少女の下で死ぬことを選んだ。
なんでかなー、なんでかなー。
蟻が人間を食して最初に手に入れたのは、人間のもっとも醜い部分で。
その蟻が、人間と接したり、仲間同士で接したりするうちに最後に手に入れたのは。
人間の醜くない部分だったんだ……つらい。
結局のところこれって、どういう育てられ方をするかによって善悪の判断ってすべて決まってしまうってことなのかしら? なんて難しいことも考えちゃったりして。
冨樫せんせーにいいように手玉に取られてる気がして、「ギリリ」。
でもこの結末を迎えるまでには、何もかも失われるモノの方が多すぎたとは思う。
でさ。
もう一つ言うんだったら、何もの中途半端放置の謎とか放ったらかしで、ここで終わったら綺麗だったのに……ってちょっと思っちゃった。
後日談的に始まった流れに、元気になったゴンが映って、それでサヨナラでもよかったんだと思ってしまったのに、新しい話が始まるんですね。
また長い旅になりそうです。
これっていつ終わるんですか……?(言っちゃダメ)
なんか、イルミが物騒なこと言い出してて、お姉さんは気が気ではありません。
でも、あんまりにも綺麗な終わりすぎて、ゾルディック家のもう一人の兄弟のことなんか忘れてたわー。
ていうか、やっぱり弟なのねー。
いよいよ「アルカ」が出てくるのかー……と思ったら、楽しみなような出てきてくれなくてもいいような……。
悩みどころですね。
アリ編決着
想像とは違う方向だった。
これはこれで、とは思うが、決め手が念でなかったというのがちょっとなぁ。
ハンター関係なくなっちゃったというか。
Posted by ブクログ
長期休載したりもしますが、連載するとジャンプの売上が変わるという恐ろしい作品。グリードアイランド編までの見事な完成度。
キメラアント編はちょっとがっかり。インフレしすぎ。
ラストは泣けます。
アルカ、ナニカ編は何でもありになってきて冨樫どーしたって思った。
良くも悪くも続きが気になるな〜。
Posted by ブクログ
ハンターとなったゴンの冒険 30巻。
キメラアント後始末。
長かったキメラアント編もやっと終わり。
30巻のうちで、10巻以上も費やしている。
1エピソードとしては、随分な長さだ。
大勢死んだし、取り返しのつかないことにもなった。
話の展開を考えると、グリードアイランド編で、始まりの島からの手がかりが一旦途切れて、では一度ハンターのお仕事をやって成長を見せよう、という構成にとれなくもないのだが、その結果が会長が死ぬぐらいの大仕事で、ゴンは完治の怪しい半死半生。
書きさえすれば、冨樫さんは面白い話を作ってくれるとは思うのだが、私が漫画を読めるあいだに、本当に着地してくれるのか。
それが気がかりになってくるのですよ。
キメラアント編も、
ハンター×ハンターの1エピソードとしては正直行き過ぎだろうと思うのだけど、ああ、やはり、面白かったのですよ。
あんな生まれのキメラアントが、あのような形で進化して、圧倒的に強大な敵になって、風呂敷を広げすぎたのでないかと思ったら、予想外に叙情的に畳む。
なかなかできることでは無いです。とは思うのですが、やはり不安なのです。
ちゃんとした結末が、見たいと思うと。