村山早紀のレビュー一覧

  • 春の旅人(立東舎)

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    村山早紀さんとげみさんのコラボ。

    紫色と藍色に輝くのは黄金の星。
    その中心に青年と亀、彼らのバックには満開の桜の木という…なんとも優美な表紙の絵。

    3つの短編はとても優しい。

    「花ゲリラの夜」綺麗で強い薔薇のようなさゆりさんは、私を散歩に誘うと町中に種をまく。
    知らぬ間に咲いて誰かが喜んでくれたら幸せな気分になる。
    そう、花は誰かを幸せにして、誰かに勇気を与えてくれるのかもしれないと思う。

    「春の旅人」遊園地で見かけたおじいさんから聞いたのは、若い頃に北極星から来た亀と話をしたこと。
    この星で生まれて宇宙へと旅立つ、同じこの星で生まれた、地球のきょうだいと呼ばれたことを。
    まるで夢のよ

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    2023年09月12日
  • 魔女たちは眠りを守る

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    目に見えない存在を信じる事は、とてもあたたかく平和をもたらす事なのだと思いました。
    生きる年月がとても長い魔女。それに比べたら人間の生きる時間はとても儚い。けれども、時の流れの中でたくさんの命が理不尽にも奪われる過去がある。それでも魔女は手を差し伸べ、いつの時代も見守り祈っている。安らかな夜が訪れるように、と。
    魔女を見たことはありませんが、その存在はいると思う。いると思う。それだけでも、何かに守られている気がするのは、もしかしたら魔法なのかなと信じたいです。

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    2023年09月10日
  • 春の旅人(立東舎)

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    ネタバレ

    優しい気持ちになれる本
    挿絵がタイプすぎて、パケ借りして読んでみたら、お話も可愛くてじんわりあったかくなった。

    最後の詩がすき

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    2023年08月11日
  • その本の物語 上

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    上読み終わったとこやけど既に好き。ルルーの成長や悩みや楽しさに思わず感情移入する。素直で可愛いルルーが好きでルルーみたいな魔女に会いたい。150年前の話が悲しいけど温かくて好き

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    2023年08月07日
  • 約束の猫

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    これは人前で読んだらアカンやつ(T0T)寝る前に読んだけれど…特に子猫が…。・(つд`。)・。そんな(←どんなだ(^^;))猫の短編集(=゚ω゚=)みんな強く生きていってほしい!

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    2023年07月14日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    桜風堂物語のファンタジー部分スピンオフ短編集。
    むしろ、「星をつなぐ手」以降の月原一整・透少年・「風猫」藤森正太郎・沢本来未、そして多分の卯佐美苑絵 のカフェ書店についての続編があってもいいのではないか。本=書店を愛する人びとの温かい作品群である。

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    2023年07月21日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    桜風堂番外編。

    まさに「夢ものがたり」

    ほわっと楽しめました。

    最初の透とその友達2人の冒険もなんかいいなあ、と思いながら読みましたが、都会で人間関係うまくいなかなかった人が田舎で自分を取り戻すーかどうかは田舎出身の私にはちょっとひっかかりました。
    「都会では、空気が読めない善人は、嫌われてしまうこともあるのだ。」
    これは田舎も同じ。そして、都会なら逃げ場もあるけど田舎にはない。

    そんな現実はともかく、桜野町はあくまでも架空の町。夢を見させてくれる町。
    読んでいる間は現実を忘れて、どっぷり夢の世界にはまって幸せな気持ちに。

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    2023年05月30日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    『桜風堂ものがたり』の続編。
    作者さんとしては、当初考えていた物語を二冊にわけて刊行することになったようなもの、だとのこと。

    『桜風堂』ファンとしては、同じ登場人物が出てくることに喜びを感じました。(特にやはり月原一整!)

    月原一整が引き継ぐことになり、いろいろな問題点を解決してくれる仲間が登場するのも悪くはなかったですが、この本では、イベントの発案から当日までの流れの部分がよかったです。自分自身、去年、あるイベントに携わって大変だった経験があるからだと思いますが。

    本屋さんにあまり足を運んだことがない人にこそ読んでほしいかな。

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    2023年05月29日
  • 桜風堂夢ものがたり

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    夢ものがたり。

    最後が少し戸惑ったけど
    どれもやっぱりあったかくて良いお話。
    このシリーズに出会えてよかった!
    まだ出てきてない人達のお話も読みたいな。

    アリスで始まり、アリスで終わった。
    優しい人たちがたくさんだ。
    心地良い。

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    2023年05月29日
  • 百貨の魔法

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    優しい世界 村山さんの描く世界はいつも優しく、思いやりに満ちている。
    こちらの小説も例に漏れず、思いやり、慈しみそして望郷の念に満ちている。
    かつて、百貨店に行くときはおめかしし、最上階のレストラン街で緊張しながらスプーンを動かし、屋上の遊園地ではどの子もよそ行きの顔を忘れて遊んでいた。
    そんなことを懐かしく思い起こさせてくれると同時に、人と人の温かさ、良い思い出の持つ力強さを感じさせてくれる。
    そして、奇跡を起こすのは、実は名もなき人たちの誠実な毎日なのだ、と気付かされる。
    世知辛い世の中で、この小説を読むと癒され、明日も頑張ろう、私にできることをしようという気持ちになれる。

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    2025年12月18日
  • コンビニたそがれ堂 小鳥の手紙

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    百貨の魔法の番外編を読む前に一旦休憩して
    百貨の魔法を読みました。
    その方がとても楽しめました。
    夢をみること、信じることのできる人になりたい。

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    2023年05月11日
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち

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    ネタバレ

    クリスマスイブの夜に住む場所も仕事も失った主人公の茜音が、カーレンという少女に出会ったことをきっかけに、洋館のアパートかなりや荘の住人になります。

    かなりや荘の住人たちは皆心のどこかに傷を負っていますが、互いに寄り添い合って暮らしています。自分が大変な時でも他人を思いやる優しい住人たちに、心が温まりました。

    繊細な性格の母を持ち苦労の多い人生を送ってきた茜音が、自分では目指そうと思わなかった漫画家になるという夢に向かうところまででこの巻は終わりました。
    自分に自信が無かった茜音が才能を見出され、未来に目を向けていく様子に胸が熱くなりました。

    続巻があるので、まだ深掘りされていない住人のお

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    2023年03月16日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    ネタバレ

    幕間2〜ケンタウロスとお茶を
    とても染みました。
    編集者に夢を釣り餌のようにされて、自分の大切なケンタウロスのお嬢さんを漫画の中で死なせてしまった来未の苦しさは、読んでいて辛かった。
    大切な夢や想いを、自らの手で汚さざるをえなかったことで、自分自身をも責めていた来未が悲しかった。

    来未が桜風堂に一歩踏み出すことができて本当に良かった。

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    2023年03月11日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    「桜風堂ものがたり」の続編です。
    前作で話の中心となった作家・団先生の小説「四月の魚」
    たくさんの人々を動かし、小さな書店を何とか立て直した月原一整ですが、今作は時代小説の人気作家
    高岡源の小説で奇跡が…
    奇跡起こりすぎですけどいいんです‼︎
    町の人が全員良い人すぎですけどいいんです‼︎
    それがこのシリーズの良いところ(*´∀`*)

    悪い人ひっとりも出ません笑
    素直に癒されてください。

    そんな人にオススメです♪

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    2023年02月22日
  • 約束の猫

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    初めての作家さんでしたが、短編なので読んでみようと思い手を取りました。
    猫たくさんの話。なんだか心が暖かくなるような気がしました。
    他の作品も探してみようと思います✨

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    2023年02月22日
  • 桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫)

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    ありきたりな感想ですが、感動しました。

    時代が進むに連れて廃れてしまう業界、業種は残念ながら現実であり、この先も良くいえば『新陳代謝』、悪く言えば『淘汰』されていく未来。
    そんな中でも多くの人に知って欲しい。埋もれて欲しくない。忘れないでと訴えかけたい何かがあり、本作はとある『本』がその題材でした。

    その『本』のために多くの人が自分たちに出来ることを諦めずにやり遂げ、永く愛される『本』へと育ててくれた。その想いに胸を打たれました。

    書店と百貨店の人達の想いに、著者と女優の絆に、書店員の勇気に、何度かウルッとしました。

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    2023年02月19日
  • 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

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    続編から読んでしまったけど面白い!
    桜風堂書店に来るまでに何があったのかが気になるので、前編も読みたい。
    「店長がバカすぎて」を読んですぐだったこともあり、書店が舞台の小説の面白さをより感じられた。

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    2023年01月15日
  • 魔女たちは眠りを守る

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    『百貨の魔法』に続き、村山作品二作目。ちょっぴり悲しくも、優しさ溢れる作品でほっこりしました。特に第5話「サンライズ・サンセット」が好き。

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    2023年01月08日
  • コンビニたそがれ堂 星に願いを

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    おすすめの作家さんを紹介してもらって手に取った本。どこかのレビューで「純粋すぎるくらいに純粋なストーリー」というのを見たことがある気がして、読もうか迷っていたが、手に取って大正解だった。どこか暖かく、懐かしい文体が読んでいて本当に幸せな気持ちにしてくれる。奇をてらった突飛な展開はないが、それでもこんなに物語にも引き込まれるのは、著者の繊細な言葉選びがなせる技だと思う。これから他の作品を読むのが本当に楽しみだ。

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    2023年01月02日
  • 魔女たちは眠りを守る

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    ☆4.5

    以前「風の丘のルルー」を読んだ事があるのですが、そんなルルーのお話を思い浮かべながら本作を読ませて頂きました。
    とても切なくて…涙が流れてしまう場面もありましたが、読んで良かった!出会えて良かった!と思えた素敵な作品です。
    私が住んでいるこの街のどこかでも、魔女が見守っていてくれたらいいなぁと思いました❁⃘*.゚

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    2022年12月14日