瀬名秀明のレビュー一覧

  • 第九の日

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     「メンツェルのチェスプレイヤー」「モノー博士の島」「第九の日」「決闘」の4編。いつものとおりよかった。やっぱり私は彼のファンかもしれない。本作も完成度は低いと思う。しかし、いいんだよなぁ。

     これは「デカルトの密室」の続編らしいので、ぜひともそっちも読みたいと思う。

     人口庭園に植えられた本物の花、自然庭園に備え付けられている造花。なんか、どっちがどっちかわからないような、そんな感じがする作品だった。とても満足。彼は新時代のアシモフだね。

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    2011年09月03日
  • デカルトの密室

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    切り口がいつもの脳なんたらじゃなかったから新鮮
    まあ人工知能の話なんだけどw
    誰視点か考えながら読むのも面白かった

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    2011年07月27日
  • 虹の天象儀

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    ネタバレ

    うつくしく、きれいなはなし。
    八月の博物館と類似したにおいのするタイムスリップもの。心に染み入る、暖かなお話。

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    2011年05月29日
  • インフルエンザ21世紀

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    防疫の最前線を紹介しつつ、ウイルスの正体、変異のメカニズムから、危機管理のあり方、我々の意識の持ち方まで、広範な専門家に取材してウイルスと人間社会の明日を見据えた著者渾身の一冊。

    [ 目次 ]
    第1章 二一世紀のパンデミック(二〇〇九年四月二四日(金) 進藤奈邦子
    同日 押谷仁 ほか)
    第2章 糖鎖ウイルス学の挑戦(三六年ぶりのアウトブレイク;一九七一年と現代の接点 ほか)
    第3章 ディジーズ・コントロール(家禽と人が共生する場所;H5N1ウイルス感染爆発 ほか)
    第4章 時間と空間と呪縛を超える(一〇〇年をつくる;感染症は終わらない対話 ほか)
    第5章 想像力と勇気(正当にこ

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    2011年04月17日
  • パラサイト・イヴ

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    専門用語が多かったけど、それゆえにリアリティーがあり大変楽しめた。ホラーが強調された部分は怖かった。

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    2019年01月16日
  • 東大博士が語る理系という生き方

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    学生時代に戻りたくなってしまう本だなぁ…。大学の勉強(研究)って、楽しかったなぁと懐かしくなりました。
    ジェネリック医薬品の話とか、よく知らなかった語句の背景を知れたのもよかったです。
    ちなみにこの本の文系版もあったらいいのになぁ…。

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    2010年10月17日
  • BRAIN VALLEY(上)

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    専門用語が難しくて、最初読むのがつらかったですが、面白かったです。霊と宇宙人が同じだってのがすごいです。

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    2010年10月03日
  • 東大博士が語る理系という生き方

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    内容紹介
    東大の博士たちはいかにして科学者になったのか? 若き研究者8人の生の声が聞こえる一冊。瀬名秀明氏と池谷裕二氏の対談も収録。

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    2010年09月28日
  • 虹の天象儀

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    他愛のないSFなんだけど、素直に胸を打ちます。

    瀬名さんは本当にロマンチストなんだと思った。

    「八月の博物館」もけっこう好きです。

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    2010年06月07日
  • BRAIN VALLEY(下)

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    タカオカの同僚メアリーや動物学者真奈美に迫る危機。
    上巻に引き続き息をもつかせない展開でぐいぐい引き込まれますが
    ハッピーEDとはいえないので読後はちょっと凹みます。

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    2010年02月22日
  • デカルトの密室

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    SFとミステリーと哲学(主にデカルト)がこれでもかってぐらいに楽しめる本。

    この世界に興味がある人、刺激が欲しい人にオススメ。

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    2009年11月19日
  • BRAIN VALLEY(上)

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    パラサイト・イヴと同様に、結構面白かった。まぁ感動するとか、そういう類の面白さではなく、一回読む分には十分面白い作品。たまには違う嗜好で、サイエンス系の小説を探しているときにはおススメ。

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    2009年11月05日
  • デカルトの密室

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    とっつきにくい本かもしれない、と敬遠していたが、実際に手にとって読み始めるとその世界の広がり、提示しているテーマに魅せられてどんどん読み進めることができた。もっとも主題はよくわからないところも多い。グレッグイーガンに似ているのかも。またこのテーマは森博嗣のと同じという気もする。

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    2018年10月14日
  • デカルトの密室

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    ヒト型ロボットが実用化された近未来。
    ロボット学者の尾形祐輔と進化心理学者の妻・玲奈は、子供型ロボットのケンイチと暮らしていた。
    祐輔は、副業で小説を書いていて足が不自由のためにアイボット(電動式の車椅子)に乗っていた。
    三人は、人工知能のコンテストに出席するためにメルボルンに・・。
    祐輔は、玲奈とケンイチより三日早く編集者と一緒に会場に来た。
    コンテストの参加者の名前を見ると中学の時に出会った、人形のように表情が無い天才の美少女の名前があった。ここ十年事故にあって以来名前すら出てこなかったのだが・・・。
    会場に入るとそこでその彼女と出会う。
    その出会いは、事件の始まりだった・・

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    2009年10月07日
  • BRAIN VALLEY(上)

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    脳みそー!!
    私は脳の働き、とか進化、とか遺伝子、とかを詳しく説明してくれる本が大好きです。(でもあんまり難しくないやつ)
    でもってストーリーも面白くてなおかつ真実みがあれば言うことなし、かな。
    そしてパラサイトイヴの時も思ったのですが、作者はクライマックスで理科系から文科系に頭を切りかえるくせがあるのか、表現を誇張するあまり真実みが薄くなっている気がします。まあ好みなんですが。
    ハナのシーンでは文科脳で感動しました。本気で。

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    2009年10月04日
  • BRAIN VALLEY(上)

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    脳と哲学に興味を持っている人向け。SF作品の中でもかなりマニアックな部類に入るのではないかと思う。かなり好き嫌いが分かれるはず。

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    2010年01月03日
  • BRAIN VALLEY(下)

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    BRAIN VALLEYの下巻。これはねぇ、上下巻セットで読まないとね。
    ただ、読んだ後、頭がぼぅっとします...。それもそのはずで、
    この巻末に掲載されている文献の量たるや!約500本以上...。
    こんなに読んだのか!っていうことと、どんだけ頭がいいんだこの人!!っていうコトに驚愕でした(ソコかよ;

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    2009年10月04日
  • BRAIN VALLEY(上)

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    瀬名英明のバイオサスペンスホラー。パラサイト・イブが良かったと思った方、こちらも必ず楽しめます。やっぱりSFホラーは科学の描写が詳細でなければ面白くない。科学の中での人間という存在について考えさせられます。

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    2009年10月04日
  • 虹の天象儀

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    閉館されるプラネタリウム。私の前に投影機を見せてくれと現われた少年。時代を超えて、思いは伝わる・・・。

    話は面白くてどういう展開になるのか気になったし、クライマックスは泣きそうになった。でもちょっと短いので、もう少しボリュームが欲しかった。

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    2009年10月04日
  • 第九の日

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    一万人の第九2025、いやー
    蒼井優凄かったですねぇ、女優による朗読
    力強い発声に痺れました。あ、歌は毎年良いですね
    毎年素晴らしい合唱を聴けて本当にfreude

    瀬名秀明による「デカルトの密室」の姉妹作
    4編の連作
    その中の年末の第九コンサートの十日間の不思議が語られる表題作が圧倒的
    連想ゲームのように語られた一つ一つが哲学的な方向へ。とても独創的なロボット物です

    ロボットのフィルターを通して自意識というものをこねくり回して考えたような展開

    今年もあと少し、正月の為に大量に本を購入したのでおせち食べながら読みます。これもfreude

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    2025年12月20日