瀬名秀明のレビュー一覧
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これは「デカルトの密室」の続編に位置する物語。未読の人はそちらから先に読むべきである。と、読んでいて思った。レナと祐輔とケンイチの物語を、瀬名さんはひどく愛している。愛しすぎて、時には読者を置き去りにしてしまいがちになる(笑)。瀬名さんの永遠のテーマである「心」の問題に真正面から取り組み、科学・工学・宗教・文学といった様々な側面が、すべて人の「心」に向かっているものだと、向かうべきものだということを認識させられる。
僕はこれを読んで思った。誰かを想い、誰かを求めることこそが「心」と呼ばれるべきものなのではないか、と。たとえヒトであっても、それがなければ「人」とは言えない。有機物でできあがったロ -
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ネタバレ[ 内容 ]
防疫の最前線を紹介しつつ、ウイルスの正体、変異のメカニズムから、危機管理のあり方、我々の意識の持ち方まで、広範な専門家に取材してウイルスと人間社会の明日を見据えた著者渾身の一冊。
[ 目次 ]
第1章 二一世紀のパンデミック(二〇〇九年四月二四日(金) 進藤奈邦子
同日 押谷仁 ほか)
第2章 糖鎖ウイルス学の挑戦(三六年ぶりのアウトブレイク;一九七一年と現代の接点 ほか)
第3章 ディジーズ・コントロール(家禽と人が共生する場所;H5N1ウイルス感染爆発 ほか)
第4章 時間と空間と呪縛を超える(一〇〇年をつくる;感染症は終わらない対話 ほか)
第5章 想像力と勇気(正当にこ -
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ヒト型ロボットが実用化された近未来。
ロボット学者の尾形祐輔と進化心理学者の妻・玲奈は、子供型ロボットのケンイチと暮らしていた。
祐輔は、副業で小説を書いていて足が不自由のためにアイボット(電動式の車椅子)に乗っていた。
三人は、人工知能のコンテストに出席するためにメルボルンに・・。
祐輔は、玲奈とケンイチより三日早く編集者と一緒に会場に来た。
コンテストの参加者の名前を見ると中学の時に出会った、人形のように表情が無い天才の美少女の名前があった。ここ十年事故にあって以来名前すら出てこなかったのだが・・・。
会場に入るとそこでその彼女と出会う。
その出会いは、事件の始まりだった・・