瀬名秀明のレビュー一覧

  • 小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団

    ”神”の苦悩と決断

    一部ご紹介します。
    ・「そうか...。そんなことになるとは思いもよらなかった。わしのつくったアムとイムはいい子なのに...。その子孫がな...」
    「わしは母星の人間社会に絶望してこの星へやってきたが、人間そのものにはまだ希望を捨て去っていないつもりだったよ。
    だからこうして、アムとイムをヒト型...続きを読む
  • 八月の博物館

    博物館の楽しみ方

    一部ご紹介します。
    ・博物館の歴史とは、見せ方の歴史に他ならない。いかに人に心地よく見せるか。いかに効果的に、わかりやすく、楽しく、面白く見せるか。いかにびっくりさせるか。一つの絵から、興味がわき、いろんなことが繋がる。この目に見えない繋がりが面白さを惹き起こす秘訣。
    繋がりを示すのが見せ方。美...続きを読む
  • ポロック生命体
    瀬名秀明の本を初めて読む。薬学博士というから、人工知能の技術に関して、かなり核心をつかみ出す能力がある。人工知能をテーマにして「負ける」「144C」「きみに読む物語」「ポロック生命体」の4短編。人工知能が人間らしく将棋を指すとはどういうことか?人工知能が小説を書くことによって、小説の本質とは何か?本...続きを読む
  • パラサイト・イヴ
    もうかなり前の作品であるにもかかわらず、読んでいる間は色あせることのない迫力に包まれていたように感じる。
    この作品は、性や肉の表現が生々しく、また言いようのない怖さも感じる。
    それらに目を背けたくなる気持ちもあるが、登場人物それぞれが作品内に息づいているように感じ、本を読み進める糧になったように思う...続きを読む
  • 小説 ブラック・ジャック
    小中学生のころに読みふけっていた、手塚治虫の『ブラック・ジャック』が、現代に実在したら、という想定で描かれた作品です。

    AI医療や冷凍睡眠とiPS細胞、安楽死についてなど、昨今の医療テーマを扱っているだけでなく、原作のストーリーをしっかりと踏まえた物語になっていることや、ドクター・キリコなどの登場...続きを読む
  • 小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団
    この春公開されたドラえもん映画「新・のび太と鉄人兵団」にあわせて、企画された小説です。ノベライズは、「パラサイト・イブ」の瀬名秀明。彼自身ドラえもんマニアということで、映画では説明し足りなかったところを、うまく補足し、さらに自分自身でオリジナルストーリーを作り上げて、原作の世界観を損なわないように、...続きを読む
  • 2030年の旅
    未来がどんなん?に興味があったのと、恩田陸につられて購入。
    いろんな作家の短編集なので、好き嫌いはあるかも知れないけど、
    恩田陸 逍遥
    支倉凍砂 AI情表現
    山内マリコ 五十歳
    喜田喜久 革命のメソッド
    が面白かった。

    2030年にもなって、ヘイSiriとか言ってるのは、かなり時代遅れらしいw
  • パラサイト・イヴ
    ホラーは好きじゃないけど、これは心に残っていて保存用に買いました。最後がバッドエンドなのもわりと好きです。今日も体の中でミトコンドリアが元気に活動しています。ああ心がざわざわする…
  • BRAIN VALLEY(上)
    脳内の秘密にも迫りつつ、エンターテインメントとしても非常によく出来た作者渾身の一冊
    臨死体験をした人たちが、天国であったりアブダクションにあったりする理由が、論理的かつ精緻に描かれているのが印象的。
  • 小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団
    そもそも面白い話だし、プラス若干の理系要素・星野スミレとにんきひとしが絡む話。ジュドが自動修復するというオリジナル要素。
    面白かった。
  • 科学の栞 世界とつながる本棚
    この本とってもよかったです。
    科学書の書評集なんだけど、とにかく読んでいると読みたくなる本がたっくさん。
    ドッグイヤーをしていったら、気づけばほぼすべてのページの角を折ってました。読み終わったときは角っこが異様に分厚くなってしまった。

    この本なにがよいかというと、読むべきベストセラーとか名著...続きを読む
  • 大空のドロテ : II
    通勤時に読んでたので、駅着いちゃって、ちょっ?!どうなるの?って、思いながら読み進めてました。

    前巻ではほぼわからなかった謎が表に出てきて、でもまだまだわからないまま。早く先が読みたい
  • デカルトの密室
    ヒト型ロボットが実用化された社会。ロボット学者の祐輔と進化心理学者の玲奈は、ロボットのケンイチと共に暮らしている。三人が出席した人工知能のコンテストで起こった事件から、悪夢のようなできごとは始まった。連続する殺人と、その背後に見え隠れする怜悧な意思が、三人を異世界へ引き寄せる――。人間と機械の境界は...続きを読む
  • パラサイト・イヴ
    高校生の頃読んでドキドキしたのを覚えています。生物の授業がたのしくなりました。フィクションが現実のフィクションのようなものと科学反応するとこういう作品ができるのだ。
  • 小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団

    リメイク映画「新・のび太と鉄人兵団」の公開に合わせての
    企画本なのでしょうが、その企画の結果、こんな素晴らしい
    作品が読めた事がまず嬉しいです。瀬名秀明というSF作家が
    自分の看板を背負いつつも、その看板以上のドラえもんに対する
    愛で書き上げた名作と言えると思います。
    ドラえもんを通して教...続きを読む
  • パラサイト・イヴ
    売れた理由もよく分かるよね。 クリスクロス、ブレインバレー、パラサイトイブ・・ 一気に瀬名秀明の小説を読みまくった高校時代でした。 知的好奇心を満たしつつSFを楽しめる。 そのリアルと虚構の境目がいいんですよね・・
  • BRAIN VALLEY(上)
    世界の終わりとハードボイルドアイランドとかと同時期に読んだ記憶があります。
    人間の脳内。そこは海底、宇宙などと同じく人間の探査が及ばない未開の地。 科学考証に唸らせられつつ楽しく読んだなぁ。
  • 科学の栞 世界とつながる本棚
    ソーシャルメディアに感想なんて書かなくていいんだ、独りでひっそりでいいから、すぐに絶版になってしまう科学書をはやく保護して楽しもう、という本。出版からちょっとだけ時間が経ってしまったので、絶滅種が増えているかもしれません。

    この本の毒の無さ、と言うといやらしいですね、よいものをすすめようとする真っ...続きを読む
  • 小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団
    昔から大好きだったドラえもん。この映画も何度も見返したもの。ドラえもんを見てるからこそわかる事、懐かしくあの時の事だ!と思い出される小説ならではのそれぞれの登場人物の心情まで楽しく読めた。次作もでてくれる事を期待!
  • 科学の栞 世界とつながる本棚
    非常に良かった。読みたい本が一杯。
    ・森博嗣の半熟セミナ
    ・匂いの人類学
    ・だまされる視覚 錯覚の楽しみ方
    ・人を動かす秘密のことば
    ・リスクにあなたは騙される
    ・クロスロード・ネクスト
    ・迷惑な進化
    ・増補 iPS細胞
    ・矢野真千子の訳本
    ・史上最悪のインフルエンザ
    ・楽しい気象観察図鑑
    ・雪の結...続きを読む