瀬名秀明のレビュー一覧
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一部ご紹介します。
・「そうか...。そんなことになるとは思いもよらなかった。わしのつくったアムとイムはいい子なのに...。その子孫がな...」
「わしは母星の人間社会に絶望してこの星へやってきたが、人間そのものにはまだ希望を捨て去っていないつもりだったよ。
だからこうして、アムとイムをヒト型...続きを読むmac -
小中学生のころに読みふけっていた、手塚治虫の『ブラック・ジャック』が、現代に実在したら、という想定で描かれた作品です。
AI医療や冷凍睡眠とiPS細胞、安楽死についてなど、昨今の医療テーマを扱っているだけでなく、原作のストーリーをしっかりと踏まえた物語になっていることや、ドクター・キリコなどの登場...続きを読むPosted by ブクログ -
この春公開されたドラえもん映画「新・のび太と鉄人兵団」にあわせて、企画された小説です。ノベライズは、「パラサイト・イブ」の瀬名秀明。彼自身ドラえもんマニアということで、映画では説明し足りなかったところを、うまく補足し、さらに自分自身でオリジナルストーリーを作り上げて、原作の世界観を損なわないように、...続きを読むPosted by ブクログ
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脳内の秘密にも迫りつつ、エンターテインメントとしても非常によく出来た作者渾身の一冊
臨死体験をした人たちが、天国であったりアブダクションにあったりする理由が、論理的かつ精緻に描かれているのが印象的。Posted by ブクログ -
そもそも面白い話だし、プラス若干の理系要素・星野スミレとにんきひとしが絡む話。ジュドが自動修復するというオリジナル要素。
面白かった。Posted by ブクログ -
この本とってもよかったです。
科学書の書評集なんだけど、とにかく読んでいると読みたくなる本がたっくさん。
ドッグイヤーをしていったら、気づけばほぼすべてのページの角を折ってました。読み終わったときは角っこが異様に分厚くなってしまった。
この本なにがよいかというと、読むべきベストセラーとか名著...続きを読むPosted by ブクログ -
通勤時に読んでたので、駅着いちゃって、ちょっ?!どうなるの?って、思いながら読み進めてました。
前巻ではほぼわからなかった謎が表に出てきて、でもまだまだわからないまま。早く先が読みたいPosted by ブクログ -
リメイク映画「新・のび太と鉄人兵団」の公開に合わせての
企画本なのでしょうが、その企画の結果、こんな素晴らしい
作品が読めた事がまず嬉しいです。瀬名秀明というSF作家が
自分の看板を背負いつつも、その看板以上のドラえもんに対する
愛で書き上げた名作と言えると思います。
ドラえもんを通して教...続きを読むPosted by 読むコレ -
世界の終わりとハードボイルドアイランドとかと同時期に読んだ記憶があります。
人間の脳内。そこは海底、宇宙などと同じく人間の探査が及ばない未開の地。 科学考証に唸らせられつつ楽しく読んだなぁ。Posted by ブクログ -
ソーシャルメディアに感想なんて書かなくていいんだ、独りでひっそりでいいから、すぐに絶版になってしまう科学書をはやく保護して楽しもう、という本。出版からちょっとだけ時間が経ってしまったので、絶滅種が増えているかもしれません。
この本の毒の無さ、と言うといやらしいですね、よいものをすすめようとする真っ...続きを読むPosted by ブクログ -
昔から大好きだったドラえもん。この映画も何度も見返したもの。ドラえもんを見てるからこそわかる事、懐かしくあの時の事だ!と思い出される小説ならではのそれぞれの登場人物の心情まで楽しく読めた。次作もでてくれる事を期待!Posted by ブクログ
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非常に良かった。読みたい本が一杯。
・森博嗣の半熟セミナ
・匂いの人類学
・だまされる視覚 錯覚の楽しみ方
・人を動かす秘密のことば
・リスクにあなたは騙される
・クロスロード・ネクスト
・迷惑な進化
・増補 iPS細胞
・矢野真千子の訳本
・史上最悪のインフルエンザ
・楽しい気象観察図鑑
・雪の結...続きを読むPosted by ブクログ