瀬名秀明のレビュー一覧

  • インフルエンザ21世紀

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    読むのに疲れた。難しい。とはいえ、これだけ平易に分りやすく書ける瀬名秀明は凄い。
    地震・津波・パンデミック備えなければいけないものが色々ありますが、インフルエンザという誰にでもかかり、且つ致死的な事態を引き起こすモノを如何に封じ込め、早いステージで終息させるか。まぁ、大変です。
    でもやっぱり、糖鎖の章はお父さんいらないんじゃないかい?

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    2013年04月12日
  • 大空のドロテ : I

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    ネタバレ

    ルパンを絡めた三部作。
    舞台はフランス、ノルマンディー地域。
    大戦前の空が平和だった時代、
    自転車を乗る少年と、飛行機に乗る少女と犬。

    スタジオジブリやボンズがアニメ化したらきっと
    綺麗な作品になりそう。

    膨大な資料と現地視察もあったのかな。
    そういう要素が濃すぎて、いまいち、人物の
    心理描写にのめり込めずに一巻終了。

    これからお宝争奪戦がどう展開するのか期待したい
    ところ。

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    2013年02月05日
  • 大空のドロテ : III

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    登場人物が多くて、地名もグローバルでついて行くのがやっとでした。もっと感動できるのかと思ったけど・・・。

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    2013年01月25日
  • エヴリブレス

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    ネタバレ

    仮想現実と現実が前後しながら二人の恋の話が進む。基本は女性が主人公であり、男は現実世界では希薄な印象があるものの、仮想現実の中ではその世界を形成するのに大きな役割を果たす。また仮想現実の中で再開した人工知能の恋を妨げない様に二度と仮想現実に踏み込まないヒロインは現実の世界で、その仮想現実の世界に命を宿すことに貢献する。最後に二人の恋は仮想現実の中で永遠となるという話ではあるが、肝心かなめの仮想現実の命や、ほうき星の役割など、難解であり分かりにくかった。

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    2013年01月17日
  • 大空のドロテ : I

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    少女が翔び、少年が駆け、ルパンが企む。謎と冒険に満ちた大活劇が、いよいよ開幕!この惹句と表紙を見たらわくわくするよね、初期の宮崎アニメみたいで。確かに飛行の場面と、サーカス絡みの話は面白いけど、肝心のルパンの話が盛り上がりにかけて今ひとつ。次巻に期待かな?

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    2012年11月22日
  • 大空のドロテ : I

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    正直言って、わかりません。

    デマリオン警視総監とか、チェスタトンさんとか・・・・「空洞の針」だの「虎の牙事件」だの、モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンを知らない僕にとっては、何が何やら・・・。

    これから色々と繋がって、解けていくとは思うんですが。
    最後まで一気読みしたいんやけど、と・・・。

    この巻だけじゃ、全然面白くはないので。

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    2012年11月17日
  • 大空のドロテ : I

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    少年が居て、ある日少年は少女に出会う。少女は何者かに追われていて、少年は少女を助けて、冒険の旅に出る。
    よくある設定。少年が飛行機を作っていること、少女には秘密があり持ち物が狙われていること、から、どうしてもラピュタからのナディアからの…を思ってしまう。

    2人の小説家、の対談から、過去に遡り少女と少年の話になる。キーワードは「アルセーヌ・ルパン」

    ルブラン氏のルパンシリーズも、ホームズも馴染みにないので、アレですが。
    知らなくても、物語上、問題はなかったけども…
    話がどう転ぶか、というか、ちょっと読みにくいなぁと思った。
    まだ一巻。これから、謎が出、出尽くした先に…となるのだろうけど、とり

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    2012年11月14日
  • 東大博士が語る理系という生き方

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    この本では,色々な分野で活躍してらっしゃる8人のポスドク・博士課程の方々が,東大に入るまでの経緯や今やっている研究について話しています.学部生・高校生などへのメッセージ性がある本でした.

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    2012年09月10日
  • デカルトの密室

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     ロボットを作るときに製作者は「人間らしさ」を求めるが、では「ロボットらしさ」とはなんだろうか?
     なんというか観念的であるという前評判を聞いていたけれど、個人的には面白かった。好き。

     理系であるんだけれども、森博嗣ほど無機質な感じはせず、有機的というか感情が熱い。
     あとがきで石黒浩教授の名前があって噴いた。彼はロボットといえばどこでも出てくるんだろうか……。

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    2012年07月17日
  • 科学の栞 世界とつながる本棚

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    <関心を持った本>
    サブリミナル・インパクト(下條 信輔)
    恐竜はなぜ鳥に進化したのか(ピーター・D. ウォード)
    春の数えかた(日高 敏隆)
    捨てるな、うまいタネ(藤田 雅矢)
    SYNC(スティーヴン・ストロガッツ)
    人類と建築の歴史(藤森 照信)

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    2018年10月31日
  • 第九の日

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     この中に出てくる少年をどうしてもアトムに結び付けてしまう。
     SFというかファンタジーと言うか……彼らの居る現実がどうしても生活に結びつかなかったりする。

     これもシリーズモノの半ばから読んだのかな?
     こんどは1巻から読もうと思った。

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    2012年06月24日
  • 虹の天象儀

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    まるで宇宙船のようにも見える、不思議な形をした星の投影機。44年間の使命を終え閉館した東京・渋谷の五島プラネタリウムに、不思議な少年がやって来た。「おじさん、プラネタリウムはどんな時代の星でもつくれるんでしょう?昔に吸い込まれそうになったことはない?」―一つの思いが心に刻まれ、昭和20年前後の時代にタイムスリップする感動の物語。

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    2012年05月14日
  • デカルトの密室

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    こんなに凝った構成、人称トリックを仕掛けるには作者の筆力が足りていないように思えるが。随所に挟むのは科学薀蓄ではなくミステリとして面白くなる描写を。何回も読むよりは素直にマンガで読んだ方が多分面白い。5.0

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    2012年04月03日
  • BRAIN VALLEY(上)

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    科学の高みに到達したものは、却って神の存在を信じるらしい。
    その真偽のほどはさておき、科学の目的が万物への疑問を解き明かすものだとしたら、その極みは森羅万象を創造した神を追求することなのかもしれない。

    テーマがとても嗜好するものだったから、楽しみながら読んでいた。
    参考文献にみられるように、情報量が半端ない。なんか勉強している気分。とはいえ、その大半は理解できず…
    理解不足が故か、物語の核心部分をついに把握することが出来なかった。
    結末もモヤがかかっていて、なんか不満に終わった。

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    2012年03月17日
  • 第九の日

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    ネタバレ

    『デカルトの密室』の前と後のお話。
    短編集ですが、一つ一つの話が結構、重いです。
    自由とは一体、何なのかを問い続けた作品群。

    最後の「決闘」は他人の視点だからしょうがないのかもしれないが
    最後としては拍子抜けしてしまった。
    内容が悲惨な割りに、いきなりタッチが軽いというか…

    星は4でも良かったけれど、そこがかなり気になったので
    3にしました。

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    2012年02月21日
  • 科学の栞 世界とつながる本棚

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    小松左京、エジソン、日高敏隆、星新一、ドラえもん… 科学を深める一冊と沢山出会える“ハブ本”である。

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    2012年02月17日
  • パンデミックとたたかう

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    2009年4月にメキシコに始まり世界規模で大流行した新型インフルエンザを中心に、パンデミックとは何かを探る対談集。コンパクトで非常に読みやすい。当時ソウルにある小さな塾で日本語を教えていた。近くの英語スクールが休校になったとの噂を聞き、感染したらどうなるのだろうかとビクビクしながら授業を続けたものだ。外国ゆえ情報が余り入らず、今回この本を読んで初めて知ったことも多い。あれだけ大騒ぎしたのに今は皆がすっかり忘れてしまったようだが、これだけ地球が狭くなった昨今、パンデミックはまさに『今そこにある危機』である。

    関連動画
    『最強ウイルス パンデミック』
    『SARSと闘った男~医師ウルバニ 27日間

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    2012年02月24日
  • 虹の天象儀

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    ネタバレ

     急に瀬名英明さんが読みたくなったので読んました。
     今まで読んだのは「BRAIN BALLEY」と「八月の博物館」、あと電子雑誌「AiR」の1巻に載っていた短編。
     今回のは短めの作品でしたが、「夜戦と永遠」の上巻を読み終えた頃でしたので、気軽に読めるこれくらいの長さの作品が丁度良かったのです。
     
     軽い息抜き感覚で読み始めた本書ですが、軽い息抜き的な作品でしたw

     以下、本文の目次です。

    目次
    あらすじ
    タイムスリップは道具立てに過ぎない?
    なぜプラネタリウムなのか
    なぜタイムスリップなのか
    感想


    あらすじ

     主人公はプラネタリウムの機械(天体投影機と言うそうです。)を管理する

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    2012年01月21日
  • 東大博士が語る理系という生き方

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    ネタバレ

    「東大」とタイトルに入っている本はクソ本ばかりだと思っていたが,この本は初めに前書きで「そうすると企画が通りやすい」という趣旨のことが筆者自身の筆で書かれていて潔さを感じた.(しかしこのタイトルを見て手に取ってみようと思う層はどのあたりなのか.それはたぶん編者が想定しているより上だと思うが.)
    はじめの章で瀬名さんと池谷さんの対談が乗っていて,後半部には現在博士課程に在籍する学生が各々の境遇や研究内容を比較的自由な形で書き連ねている.全部が全部面白いわけではないが,どれも専門外の人間にもわかりやすく書こうと努力していてなかなか楽しめる.

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    2012年01月03日
  • 東大博士が語る理系という生き方

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    自分とあまり歳の変わらない大学院生や研究員が語る理系の生き方。8人の方が、それぞれの研究内容と研究者になろうとした経緯などを順に紹介していく形式だが、分野が似たり寄ったりのところが多いし、文章うまくないなと思ったり、ちょっとがっかり感はあった。
    ただ、それでもそれぞれの人の研究に対する熱い気持ちにはあこがれる。自分が博士に進む予定はほぼないんだけど、進路を考える上で参考になった。

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    2011年12月21日