瀬名秀明のレビュー一覧

  • パラサイト・イヴ

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    薬学部生化学研究所で助手を務める永島利明。突然の妻・聖美の交通事故死が受け入れられず、肝細胞の培養を始めるが、この細胞が思わぬ変化を始まる



    ミトコンドリアに焦点を当てたバイオホラー。。なんでしょうか。
    ホラー要素は後半以降で、それまでは細胞培養であったり、生体肝移植であったりと、科学的な面が強いサイエンスフィクションといった印象。

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    2018年06月10日
  • パンデミックとたたかう

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    パンデミックって、よく映画であるようなああいうパニックのことと思ってたけど違うんだねえ。
    まあ確かに正しいことを言っても多くの人は聞いてくれないってのはそうなんだろうけど、だからと言って恐怖心をことさらに煽るのもアレだしなあと思う次第。

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    2018年05月24日
  • 2030年の旅

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    2030年の世界を描いても、作家さんによってこんなに違うものなのか。面白かった。
    2作目の、あの展開はびっくり。
    小路さんのは、あの作品の続編?その後、というとだよね。こういう設定、嬉しくなる。

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    2018年04月08日
  • 2030年の旅

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    SFアンソロジー。2030年がどのような世界になっているか、それぞれの作家が自由に描いているけれど、だいたい同じような進化過程を辿っているのが面白い。予想がつく近未来だからでしょうか。個人でお喋りする小型AIロボットを携帯しているのが羨ましいです。小鳥型とかトカゲ型とか、はたまたコガネムシ型など。欲しい。トカゲいいな。『狼と香辛料』(アニメ視聴済)の支倉凍砂さん初読みでしたが面白い。ラストの坂口恭平氏のエッセイはどうしても文体が合わず放棄しました。

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    2018年04月04日
  • 2030年の旅

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    山内マリコさん目当てで手に取りました。
    東京オリンピックから10年後の世界。きっとあっという間に訪れるんだろうなー…
    中身はちょっと期待はずれ。

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    2018年03月14日
  • 2030年の旅

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    「2030年」をテーマにしたアンソロジー。オススメは瀬名秀明と坂口恭平。

    恩田陸/小路幸也/支倉凍砂/ 山内マリコ/宗田理/喜多喜久。

    宗田氏は2018年で80歳。

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    2018年01月05日
  • 2030年の旅

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    【収録作品】「逍遙」恩田陸/「144C」瀬名秀明/「里帰りはUFOで」小路幸也/「AI情表現」支倉凍砂/「五十歳」山内マリコ/「神さまがやってきた」宗田理/「革命のメソッド-2030年のMr.キュリー」喜多喜久/「自殺者ゼロの国」(エッセイ)坂口恭平
     喜多喜久の作品以外は、「小説BOC2」2016年7月(中央公論新社刊)初出とのこと。

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    2017年11月21日
  • デカルトの密室

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    「ぼくらの意識は頭蓋骨の中に閉じ込められている。でもインターネットはそうじゃない・・・」ネットに人間の意識をつなげられたら・・・どんな世界が出現するのだろう、個人の肉体に付随した自意識を開放するとどうなるのか・・・

    その心(自意識)が、宇宙を現実化しているのならば、人間は、この宇宙から逃れることはできないのだ・・・など、小説のストーリーには魅力はないが、上記のような問題提議はおもしろい、この様なお話しが好きな方におすすめ(笑

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    2017年10月21日
  • BRAIN VALLEY(下)

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    ネタバレ

    途中までは孝岡と一緒にどうなるのかドキドキしていたのだが、最後は話に置いていかれた感。結局神?はどうなったのか、ハナやラットは何をしたのか、鏡子はこれからどうなるのか、よくわからないまままとめられてしまった感じ。孝岡が神について考える辺りまではすごかったのになぁ。
    結局神?が顕現した理由がいまいちわからず、形態形成場の話は忘れ去られていた。science fictionであるからには、一応の理論付けをしてほしかった。と思ったけど、これはSFでなくホラー?

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    2017年06月16日
  • BRAIN VALLEY(上)

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    ネタバレ

    アブダクションと臨死体験の原因、ハナの脳の動きの測定方法などは、読み返してもやはり難しくてよくわからなかった。雰囲気だけつかんでおけばよいか。
    アブダクションを科学的に説明したと思ったら、まさかの形態形成場仮説で、やはりSFだったかという。しかし、形態形成場仮説は、内容としてはオカルトとしか思えず、グリセリンの都市伝説も眉唾らしいのだが、シンクロ二シティという現象が想像できないかといえば、ありうるような気もしてしまうので、なんとも面白い仮説だと思う。

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    2017年06月15日
  • パラサイト・イヴ

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     最初は、科学知識をちりばめた医療もののサスペンスドラマという感じで手堅く始まるのだけど、途中からあれよあれよという間にものすごい世界に連れて行かれる。そのあたりを、快感と思うか違和感が勝るか、そこが評価の分かれるところだろう。

     僕は、どちらかといえば違和感が勝った方かもしれない。「まさか、それはないだろう。だったら笑うけど」と思ってたことが、小説内で本当に起こっていったから。まして、ラスト近くになると想像を遙かに超えて、読み始めたときとまったく別の物語になってしまった印象さえした。「ドクターX」を見ていたら、いきなり「昭和版仮面ライダー」になってしまったような。「びっくりしたなあ、もう」という感じである。

     まあ、でもそんなのは、僕の個人的な先入観から始まったことであり、ジャンル分けなどはあまり意味のあることではなく、仮にジャンルに縛られた読もうとしたとしても、その区分を強引に近い筆力で飛び越えたことに感心するべきなのだろう(同じような感じを、昔「総門谷」でうけたことを思い出した)。それにしても、「びっくりしたなあ、もう」である。

     おもしろかったかと言われれば、まあまあおもしろかった。最後の方のドドドドと「やってくる」感じも、気持ちがよかった。でも、小説の世界にどっぷり浸れたかとか、ページをめくる手が止まらなかったかとか聞かれれば、それほどでもない。意欲作ではあるけれど、小説としての完成度を言えば、一流とは言えない感じがした。第1作なのだから、そうかもしれない。アイデアと知識が先行していて、どうも理詰めになりすぎるからかもしれない。

     なによりも、もう一つ登場人物に感情移入ができない。みんな、「役割を果たすために存在している」感が強いからだろう。「人間なんてそんなもの」というのが、小説のテーマの一部でもあるのだろうけれど。

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    2016年12月21日
  • パラサイト・イヴ

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    私が高校生の頃に映画館でやっていました。
    主演は柳葉敏郎と葉月里緒奈でした!
    葉月里緒奈さんの妖艶さがイブらしさを出し切っていたような気がします。

    さて、本作品は脳死による腎臓移植の問題点についての前編

    ミトコンドリアの叛乱による後編となっており、医療、生物学、ホラー及びSFと様々な要素を含んでおります。

    ミトコンドリアイブのセリフに、主人公以上に色々な意味でドキリとさせられたのは私だけでしょうか?

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    2016年08月17日
  • 大空のドロテ : III

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    なんかもう一つのルパン作品を見ているような終わり方だった。
    らしいといえばらしいが、もうちょっとみんなのそれぞれが見たかったかな〜。

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    2018年11月25日
  • 大空のドロテ : II

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    まずます面白くなってきた

    作者は、飛行機を自分で操作する感動を伝えたかったのかな

    最終巻を早く読みたい

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    2018年11月25日
  • 東大博士が語る理系という生き方

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    20代後半から30代前半の東大出身の博士(博士課程在学中も含む)8人が、東大に入るまでの道のり、現在の研究テーマ、科学者をめざす若者へのメッセージなどを語っている。
    自分は文系なので、理系の人の生き方を知るという点で興味深かった。特に、堀部直人氏の「科学の世界地図をつくる」のが科学者の醍醐味であるという指摘や鞍馬彰義氏のインフルエンザ治療薬を例にした創薬のステップの説明が印象に残った。

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    2015年12月23日
  • パラサイト・イヴ

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    凄いとは思う。
    これだけ専門性の高い知識と
    ホラーを織り交ぜられて。

    でも…なんか気持ち悪くて好きじゃない。
    救いがない感じが後味悪い・・

    同じような話しで一般ウケするのは
    東野さんの変身かなぁ・・

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    2015年10月18日
  • デカルトの密室

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    さすが科学者作家瀬名秀明という感じです。凄い作品だというのは判るんですが、私にはちょっと難しすぎました。ある程度理系の素養が無いと厳しいかなあ。

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    2014年08月24日
  • デカルトの密室

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    SFミステリー。
    久々に、分量も内容も濃い小説でした。
    人間と機械の境界は何か。そんなのは考えてもわからなかった。
    森博嗣『すべてがFになる』を思い出す内容も少々。

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    2014年07月09日
  • 新生

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    あまりの斬新さと難解さのため、素直な小説としての評価は難しいけれど、瀬名さんの深い想いはやはり心を打つし、感銘を受ける。毎回の新しいビジョンの提示はSFの王道と言えるのかもしれない。
    小松左京さんへのオマージュと著者自らが語る本作たち。
    「果てしなき流れの果てに」を読んだ時の感情が甦った。

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    2014年04月23日
  • 新生

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    読み進めるにつれ、小松左京へのオマージュが濃くなっていく。作者がSF作家クラブの会長に就任したあたりから、作品の文系SFへの傾倒が目立っていたが、本書はその到達点であるように思える。小説を一冊仕上れば、テーマとして取り上げた事象の啓蒙書が一冊書けるはずという作者の持論でいけば、あとがきにも触れられていたとおり、小松左京の諸作と本書との関連についてのべた啓蒙書のようなものが書かれるべきと思われる。しかしながら、出来れば、次は、別の系統の作品を読んでみたい。

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    2014年04月07日