瀬名秀明のレビュー一覧

  • 大空のドロテ : I

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    ネタバレ

    ルパン等、実在の人物として描く物語も、現段階では消化不良。ルパンやシャーロック・ホームズは子供の頃に読んだきりで本の題名すら覚えていない状況だから、内容なんてさっぱり覚えていない。ということで、たぶん、あまり楽しめていない。まだ、冒険とか、手に届くところの時代で、そのワクワク感みたいなものは感じるんだけど。

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    2013年09月17日
  • インフルエンザ21世紀

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    読むのに疲れた。難しい。とはいえ、これだけ平易に分りやすく書ける瀬名秀明は凄い。
    地震・津波・パンデミック備えなければいけないものが色々ありますが、インフルエンザという誰にでもかかり、且つ致死的な事態を引き起こすモノを如何に封じ込め、早いステージで終息させるか。まぁ、大変です。
    でもやっぱり、糖鎖の章はお父さんいらないんじゃないかい?

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    2013年04月12日
  • 大空のドロテ : I

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    ネタバレ

    ルパンを絡めた三部作。
    舞台はフランス、ノルマンディー地域。
    大戦前の空が平和だった時代、
    自転車を乗る少年と、飛行機に乗る少女と犬。

    スタジオジブリやボンズがアニメ化したらきっと
    綺麗な作品になりそう。

    膨大な資料と現地視察もあったのかな。
    そういう要素が濃すぎて、いまいち、人物の
    心理描写にのめり込めずに一巻終了。

    これからお宝争奪戦がどう展開するのか期待したい
    ところ。

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    2013年02月05日
  • 大空のドロテ : III

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    登場人物が多くて、地名もグローバルでついて行くのがやっとでした。もっと感動できるのかと思ったけど・・・。

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    2013年01月25日
  • エヴリブレス

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    ネタバレ

    仮想現実と現実が前後しながら二人の恋の話が進む。基本は女性が主人公であり、男は現実世界では希薄な印象があるものの、仮想現実の中ではその世界を形成するのに大きな役割を果たす。また仮想現実の中で再開した人工知能の恋を妨げない様に二度と仮想現実に踏み込まないヒロインは現実の世界で、その仮想現実の世界に命を宿すことに貢献する。最後に二人の恋は仮想現実の中で永遠となるという話ではあるが、肝心かなめの仮想現実の命や、ほうき星の役割など、難解であり分かりにくかった。

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    2013年01月17日
  • 大空のドロテ : I

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    少女が翔び、少年が駆け、ルパンが企む。謎と冒険に満ちた大活劇が、いよいよ開幕!この惹句と表紙を見たらわくわくするよね、初期の宮崎アニメみたいで。確かに飛行の場面と、サーカス絡みの話は面白いけど、肝心のルパンの話が盛り上がりにかけて今ひとつ。次巻に期待かな?

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    2012年11月22日
  • 大空のドロテ : I

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    正直言って、わかりません。

    デマリオン警視総監とか、チェスタトンさんとか・・・・「空洞の針」だの「虎の牙事件」だの、モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンを知らない僕にとっては、何が何やら・・・。

    これから色々と繋がって、解けていくとは思うんですが。
    最後まで一気読みしたいんやけど、と・・・。

    この巻だけじゃ、全然面白くはないので。

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    2012年11月17日
  • 大空のドロテ : I

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    少年が居て、ある日少年は少女に出会う。少女は何者かに追われていて、少年は少女を助けて、冒険の旅に出る。
    よくある設定。少年が飛行機を作っていること、少女には秘密があり持ち物が狙われていること、から、どうしてもラピュタからのナディアからの…を思ってしまう。

    2人の小説家、の対談から、過去に遡り少女と少年の話になる。キーワードは「アルセーヌ・ルパン」

    ルブラン氏のルパンシリーズも、ホームズも馴染みにないので、アレですが。
    知らなくても、物語上、問題はなかったけども…
    話がどう転ぶか、というか、ちょっと読みにくいなぁと思った。
    まだ一巻。これから、謎が出、出尽くした先に…となるのだろうけど、とりあえず、この巻は難解。難解というか。
    まだ、面白いと感じるには材料が少ない

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    2012年11月14日
  • 東大博士が語る理系という生き方

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    この本では,色々な分野で活躍してらっしゃる8人のポスドク・博士課程の方々が,東大に入るまでの経緯や今やっている研究について話しています.学部生・高校生などへのメッセージ性がある本でした.

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    2012年09月10日
  • デカルトの密室

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     ロボットを作るときに製作者は「人間らしさ」を求めるが、では「ロボットらしさ」とはなんだろうか?
     なんというか観念的であるという前評判を聞いていたけれど、個人的には面白かった。好き。

     理系であるんだけれども、森博嗣ほど無機質な感じはせず、有機的というか感情が熱い。
     あとがきで石黒浩教授の名前があって噴いた。彼はロボットといえばどこでも出てくるんだろうか……。

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    2012年07月17日
  • 科学の栞 世界とつながる本棚

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    <関心を持った本>
    サブリミナル・インパクト(下條 信輔)
    恐竜はなぜ鳥に進化したのか(ピーター・D. ウォード)
    春の数えかた(日高 敏隆)
    捨てるな、うまいタネ(藤田 雅矢)
    SYNC(スティーヴン・ストロガッツ)
    人類と建築の歴史(藤森 照信)

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    2018年10月31日
  • 第九の日

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     この中に出てくる少年をどうしてもアトムに結び付けてしまう。
     SFというかファンタジーと言うか……彼らの居る現実がどうしても生活に結びつかなかったりする。

     これもシリーズモノの半ばから読んだのかな?
     こんどは1巻から読もうと思った。

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    2012年06月24日
  • 虹の天象儀

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    まるで宇宙船のようにも見える、不思議な形をした星の投影機。44年間の使命を終え閉館した東京・渋谷の五島プラネタリウムに、不思議な少年がやって来た。「おじさん、プラネタリウムはどんな時代の星でもつくれるんでしょう?昔に吸い込まれそうになったことはない?」―一つの思いが心に刻まれ、昭和20年前後の時代にタイムスリップする感動の物語。

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    2012年05月14日
  • デカルトの密室

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    こんなに凝った構成、人称トリックを仕掛けるには作者の筆力が足りていないように思えるが。随所に挟むのは科学薀蓄ではなくミステリとして面白くなる描写を。何回も読むよりは素直にマンガで読んだ方が多分面白い。5.0

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    2012年04月03日
  • BRAIN VALLEY(上)

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    科学の高みに到達したものは、却って神の存在を信じるらしい。
    その真偽のほどはさておき、科学の目的が万物への疑問を解き明かすものだとしたら、その極みは森羅万象を創造した神を追求することなのかもしれない。

    テーマがとても嗜好するものだったから、楽しみながら読んでいた。
    参考文献にみられるように、情報量が半端ない。なんか勉強している気分。とはいえ、その大半は理解できず…
    理解不足が故か、物語の核心部分をついに把握することが出来なかった。
    結末もモヤがかかっていて、なんか不満に終わった。

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    2012年03月17日
  • 第九の日

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    ネタバレ

    『デカルトの密室』の前と後のお話。
    短編集ですが、一つ一つの話が結構、重いです。
    自由とは一体、何なのかを問い続けた作品群。

    最後の「決闘」は他人の視点だからしょうがないのかもしれないが
    最後としては拍子抜けしてしまった。
    内容が悲惨な割りに、いきなりタッチが軽いというか…

    星は4でも良かったけれど、そこがかなり気になったので
    3にしました。

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    2012年02月21日
  • 科学の栞 世界とつながる本棚

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    小松左京、エジソン、日高敏隆、星新一、ドラえもん… 科学を深める一冊と沢山出会える“ハブ本”である。

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    2012年02月17日
  • パンデミックとたたかう

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    2009年4月にメキシコに始まり世界規模で大流行した新型インフルエンザを中心に、パンデミックとは何かを探る対談集。コンパクトで非常に読みやすい。当時ソウルにある小さな塾で日本語を教えていた。近くの英語スクールが休校になったとの噂を聞き、感染したらどうなるのだろうかとビクビクしながら授業を続けたものだ。外国ゆえ情報が余り入らず、今回この本を読んで初めて知ったことも多い。あれだけ大騒ぎしたのに今は皆がすっかり忘れてしまったようだが、これだけ地球が狭くなった昨今、パンデミックはまさに『今そこにある危機』である。

    関連動画
    『最強ウイルス パンデミック』
    『SARSと闘った男~医師ウルバニ 27日間の記録』
    関連書籍『インフルエンザ21世紀』(読書中)

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    2012年02月24日
  • 虹の天象儀

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    ネタバレ

     急に瀬名英明さんが読みたくなったので読んました。
     今まで読んだのは「BRAIN BALLEY」と「八月の博物館」、あと電子雑誌「AiR」の1巻に載っていた短編。
     今回のは短めの作品でしたが、「夜戦と永遠」の上巻を読み終えた頃でしたので、気軽に読めるこれくらいの長さの作品が丁度良かったのです。
     
     軽い息抜き感覚で読み始めた本書ですが、軽い息抜き的な作品でしたw

     以下、本文の目次です。

    目次
    あらすじ
    タイムスリップは道具立てに過ぎない?
    なぜプラネタリウムなのか
    なぜタイムスリップなのか
    感想


    あらすじ

     主人公はプラネタリウムの機械(天体投影機と言うそうです。)を管理する技師で、ふとしたことがきっかけで戦前の日本に精神だけ飛ばされてしまいます。

     タイムスリップの方法については「八月の博物館」の設定とかなり類似していますが、それはさておき、訳も分からずタイムスリップしたせいで混乱し恐怖します。

     「なぜ俺はこんな状況にいるんだろう」

     ですが、その恐怖も目の前にある天体投影機に夢中になることで和らぎ、戦前であることからそのプラネタリウムと失われた天体投影機「カール・ツァイスⅡ型」(こちらが本命。主人公が管理している投影機の兄弟のような機体)を救えないかと奔走します(主人公はそこが戦火で燃え落ちてしまうことを知っているのです)。

     ところが、自分の事情を話し終え、現地での知り合いが出来たところで、主人公はまたタイムスリップします。
     今度は戦後の日本です。貧しい靴磨きの少年に乗り移っていた主人公は、今度は織田作之助というファンの作家がこの時代にいることに気が付きます。彼が死の床にいることも。
     そこで、主人公は織田に会いにいきます。死の床にいた織田と会えた主人子ですが、ここでもまた急にタイムスリップし、今度は現在に帰ってきます。

     そして、どうやら原因を作ったであろう少年と、この現象の種明かしが行われます。
     

    タイムスリップは道具立てに過ぎない?

     本書は二つの軸を中心に物語が進みます。
     一つは題名からも分かるように「プラネタリウム」。
    もう一つは「織田作之助」です。

    主人公の人生に大きな影響を与えたこの二つの要因が、タイムスリップ(とタイムスリップ先での体験)によって主人公の中で再構成されます。

     長年、働いてきたプラネタリウムの閉館の日にそれは起きます。
    主人公にとって一つの大きな区切りになるであろう日に。

    主人公にとって本作のプラネタリウム(五島プラネタリウム)は思い入れの深い場所です。小さい頃から星空に愛着を抱いていた主人公は、その愛着の原因が幼い頃母から聞かれていた南十字星の話だと思い至っています。
    また、学生時代、その南十字星が出てくる映画が出て、驚いたそうだ。それが「織田作之助」の映画であった。それ以来、「織田作之助」にも興味を持つようになったのです。

    本作ではSF作家らしくタイムスリップが物語の重要な要素となっています。しかし、僕にはタイムスリップが主人公の物語を際立たせるための道具に思えるのです。
    つまり、「転機を迎えた男の物語」として考えるとタイムスリップは必然ではないのです。



    なぜプラネタリウムなのか

     プラネタリウムは星空を再現します。星空は宇宙そのものです。ではその宇宙そのものを再現し映し出す天体投影機とは何なのか。

     宇宙の中心であると僕は思います。

     宇宙の中心であるからこそ、作家は、この天体投影機をタイムスリップにおける重要な道具に仕立てたのでしょう。
     宇宙の中心を操作する技師ならば時間を越えても不思議ではないと考えたのでしょう。
     ロマンチックですね。



    なぜタイムスリップなのか

     織田作之助は主人公の好きな戦前の娯楽作家です。
     上述したように織田作之助に興味を持っている主人公は、タイムスリップ中に織田作之助と会います。

     主人公はカール・ツァイスⅡ型を救うために奔走し、織田作之助に会うためにタイムスリップをしました。そして、これら二つの重要な要因と直接出会うことで主人公は人生を再構成しているように見えます。
    (実は始めのタイムスリップではカール・ツァイスⅡ型を救う以外に重要な出会いがあるのですが、それは読んで確かめてみて下さい。)

     そう考えてみると、タイムスリップが初めにあったのではなく「転機を迎えた男の物語」「プラネタリウム」「織田作之助」この三つをドラマチックに構成する上で、必要な道具がタイムスリップであったということが分かります。
    (もちろん作家がなぜこの3つを選んだのかは別の話です。)
     
     戦前・戦後という激動の時代を絡めることで、ただの感動物語ではなく、天体投影機や織田作之助の薀蓄が活きるSF文学になったのだと思います。



    感想

     とまあ、評論めいたことを恥ずかしげもなく書いてしまったわけなのですが、本作はそんなしゃっちょこばった読み方ではなく、肩の力を抜いて物語を楽しむ作品だと思います。
    字数も少ないし、さらっと読めるし。

    今まで読んだ2作と比べても娯楽色が強い作品でした。
    難しい本を読んだ後で、息抜きしたかったということもあって楽しんで読むことができました。

    休み時間とかに読むと丁度良いかもです。

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    2012年01月21日
  • 東大博士が語る理系という生き方

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    ネタバレ

    「東大」とタイトルに入っている本はクソ本ばかりだと思っていたが,この本は初めに前書きで「そうすると企画が通りやすい」という趣旨のことが筆者自身の筆で書かれていて潔さを感じた.(しかしこのタイトルを見て手に取ってみようと思う層はどのあたりなのか.それはたぶん編者が想定しているより上だと思うが.)
    はじめの章で瀬名さんと池谷さんの対談が乗っていて,後半部には現在博士課程に在籍する学生が各々の境遇や研究内容を比較的自由な形で書き連ねている.全部が全部面白いわけではないが,どれも専門外の人間にもわかりやすく書こうと努力していてなかなか楽しめる.

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    2012年01月03日