【感想・ネタバレ】エヴリブレスのレビュー

あらすじ

永遠の世界で、人を愛し続ける切なくも確かなラブストーリー。言葉は呼吸(ブレス)の間にあるってこと、教えてくれたのはあなた。
夏休みはいつまで続く? いつまで私たちは仲良しでいられる? ほら、あそこ、“帚星”…。圧倒的な大きさの渦と虹色の輝き。杏子と洋平、幼い二人が見た目映い光景がその世界に再現される―。“BREATH”と呼ばれるバーチャルワールドと現実世界が奇妙にシンクロする、切なくも確かなラヴ・ストーリー。呼吸が合ったとき、想い出も重なる。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

再読中。
瀬名秀明はいつも読者を置いてけぼりにする。
でも、私はこの置いてけぼり感が好きだ。
少しでもこの本にある何かを感じたい。
彼の本の中にはこの世界で大切な何かが
きっとあるはずだから。

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2013年02月08日

Posted by ブクログ

折り重なるレイヤーの中で生きる登場人物たちに大いに惑わされつつ、元の場所に戻ってきたような気分。
呼吸がないなら、それは永遠で、終わることがないなら、時間は一定方向に流れるものではなく、そうであるならば、時間は円環する。
これが、読んだ第一印象。

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2012年11月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仮想現実と現実が前後しながら二人の恋の話が進む。基本は女性が主人公であり、男は現実世界では希薄な印象があるものの、仮想現実の中ではその世界を形成するのに大きな役割を果たす。また仮想現実の中で再開した人工知能の恋を妨げない様に二度と仮想現実に踏み込まないヒロインは現実の世界で、その仮想現実の世界に命を宿すことに貢献する。最後に二人の恋は仮想現実の中で永遠となるという話ではあるが、肝心かなめの仮想現実の命や、ほうき星の役割など、難解であり分かりにくかった。

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2013年01月17日

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